プレマシャンティ®からの贈り物 「もぐもぐ&豊潤」だし
四季を通じて、我が家に必須のだしパックがこれ。「豊潤なだし」と「もぐもぐだし」です。
プレマシャンティ®は、繋がりのなかで生まれます。
それは人であったり、自然であったり、商品であったりします。
ご紹介頂いたご縁を辿って各地を旅するうちに、その土地だからこその出会いもあります。
その土地でしか、その時期にしか出会えない味。
皆さんにご紹介したいけれど、生ものであったり、作る量が限られていたりと、私たちがお預かりするには難しい商品も決して少なくありません。
また作り手を身近に感じて初めて、より深い味わいが生まれる商品もあります。
プレマシャンティ®の開拓チームが、各地を巡り、作り手の目を見て、言葉を交わして惚れ込んだ数々を、桜のカードを添えてお届けします。
だしが旨い!料理上手の「もぐもぐ&豊潤」だし
プレマシャンティ開発チーム 横山です。
四季を通じて、我が家に必須のだしパックがこれ。
「豊潤なだし」と「もぐもぐだし」です。
冷たい麺が美味しい季節には、煮切りみりんと醤油を同量沸騰させて、ひとつぽーん。温かい汁物が美味しい季節や鍋料理の季節には、お鍋に湯をたっぷり沸かして、ひとつぽーん。簡単で、便利。面倒なことは一切考えずに、おだしや液体だしつゆが欲しい時には、この子たちさえ手元にあれば、いつでも、自家製の、我が家の味がだしから楽しめてしまいます。
お味噌汁やうどんにおだしが欲しい時には、眠る前や出かける前に1パックを水に入れ、帰ってきてから火にかけるだけ。残っただしは、保存容器にいれておけば次の日にも使えます。みりんを煮きって、醤油とあわせて沸騰直前まで温めたところにだしパックをひとつ入れておけば、我が家の味の「液体調味だし」が出来上がります。作り方は単純なのに、お醤油の味ひとつ、みりんの味ひとつで、うんと趣が変わるのが不思議です。気温の高い夏場に、冷たい麺を沢山召し上がるご家庭には、我が家オリジナルの麺つゆだって、たっぷりつくれてしまいます。空気が冴える季節にお鍋料理をするのなら、鍋に沸かした湯の中にひとつ放りこみ、具材と一緒にぐつぐつ煮てください。具材が煮あがった頃に旨いだし汁になるのはもちろん、終盤には素材の旨みと相まった、飲みだしたら止まらない至極の「旨いだし」が出来上がります。そのうまさと云ったら、おつゆだけ飲み干してしまいたくなるほど。締めのうどんやお雑炊には、おだしが残らないかもしれません。
乾しいたけの目利きが選んだ、だし素材
「豊潤なだし」も「もぐもぐだし」も、生みの親は株式会社武久さんです。
九州産の乾しいたけを専門に取り扱って、80年以上の歴史を持つ武久さんは、厳しいチェックを受けたものしか立ち会えない熊本や大分の入札所で、ずらっと並ぶ何百という原木乾しいたけの中から、品質の高い商品をプロの目で選び抜き、自社工場で手選別した後、お客様にお届けしている乾しいたけの目利きです。武久さんの目利きの技が、直球で体感できるのがプレマシャンティの乾しいたけたち。肉厚で旨味が強く、大分と熊本のそれぞれの味わい特性をもった、「味わう乾しいたけ」が、舌を豊かに肥やしてくれます。
乾しいたけが「甘い」こと、ご存知でしょうか。
例えば同じ品種の人参でも、土によって、産地によって、育てるひとによって、味が異なると聞いても、皆さんあまり驚きません。恐らくそれは、大なり小なり、体感としてご存知だからです。ですがこれが菌類(きのこ類)となると、えのきはえのき、しめじはしめじ、しいたけはしいたけと、どれをとっても味は同じと云われる方が大変多いのです。私もそのひとりでしたから、武久さんの乾しいたけとご縁を頂いて、はじめて「乾しいたけに味の違いがある」と知りました。そして植物性100%の液体だし「プレマシャンティ 萬福精進だし」を設計する途上で、「武久さんの乾しいたけは、味が違う」という事実を客観的に知りました。
萬福精進だしの製造元 日東醸造さん曰く、「武久さんの乾しいたけは、甘くて味が濃い。
だし素材の配合も、調味料の配合も、武久さんの乾しいたけにあわせて全部考え直さないとダメです。」
グアニル酸という旨味のもと、乾しいたけ。
社長であるお父様が仕入れてこられる極上の乾しいたけを毎日食しながら、味覚を、感性を育ててきた武久景子さんが、全身で熟知している自社の乾しいたけの特性を生かし、体にしみこむ滋味深いだしをと考えたのが「豊潤なだし」であり、「もぐもぐだし」です。
ひと目でわかるシンプルさ
「豊潤なだし」も「もぐもぐだし」も、素材はたった3つです。
- 武久さんが選んだ甘く旨味の濃い乾しいたけ。
- 煮干し特有の魚臭さが抑えられ、味わい上品で旨味濃いだしがとれる大分県 佐伯のいりこ。
- 北海道の天然の真昆布。
これらの素材が、外包装からも見えてしまいます。
昆布はさすがにカットしてありますが、いりこも乾しいたけも、あるがまま。メッシュのパックから透けて見えます。このパックに分量の水を注いで、一晩浸水させればだし汁が出来上がります。(お好みで火を入れると、濃いだしになります。)だしをひいた後の具材たちは、ひと手間かけて佃煮にすれば無駄なしです。
料理の基本は、だしと云われます。旨いだし汁が出来上がれば、お料理が上手になるとも云われます。
昆布にかつお、さば、いわし、いりこ、乾しいたけ。
干したり、寝かせたり、カビをつけたり、いぶしたりと、旨味を熟成・凝縮してあるだし素材は、それだけでもう十分、濃い旨みや豊潤な香りをもっています。この旨みや香りをひきだして、水にうつすだけの「だし汁」なのに、それぞれの素材によってだしの取り方も違えば、素材のなかでも産地によって、時期によって、大きく風味がかわるので、「旨いだし汁」をつくるのは難しいと云われてしまいます。
考えれば考えるほど難しくなり、苦手意識が出てしまうだし汁をシンプルにし、働く親の視点から考えられた「豊潤なだし」と「もぐもぐだし」は、家族で心と身体を養う食卓を囲みたいという一心から生まれた「本物」のだしパックです。