プレマシャンティ®からの贈り物【天然100%のビーポーレン(みつばち花粉)とカヌカハニー】
量が限られた自然の恵みをあなたとあなたの大切な人たちへ
プレマシャンティ®は、繋がりのなかで生まれます。
それは人であったり、自然であったり、商品であったりします。
ご紹介頂いたご縁を辿って各地を旅するうちに、その土地だからこその出会いもあります。
その土地でしか、その時期にしか出会えない味。
皆さんにご紹介したいけれど、生ものであったり、作る量が限られていたりと、私たちがお預かりするには難しい商品も決して少なくありません。
また作り手を身近に感じて初めて、より深い味わいが生まれる商品もあります。
プレマシャンティ®の開拓チームが、各地を巡り、作り手の目を見て、言葉を交わして惚れ込んだ数々を、桜のカードを添えてお届けします。
ビーポーレンのスペシャリスト「ポーレン・ネイション(PollenNation)」
「ポーレン・ネイション(PollenNation)」は、ニュージーランド南島のネルソンに拠点をおくビーポーレンのスペシャリストです。ミツバチを愛するオーナーのJezebelさんとScottさんは、ネルソンの森の中に巣箱を置き、わが子のように毎日巣箱を見守っています。極力ストレスの少ない環境で養蜂する努力を怠らず、巣箱の周りの環境にも気を配り、はちみつや花粉を取り出す際には、ミツバチを傷つけないよう丁寧にとりあつかい、ミツバチにとっても必要な花粉を取りすぎないように気を配っています。
ネルソンは、近隣に特徴の異なる3つの国立公園を擁する自然の豊かな街であると同時に、ニュージーランドで第9番目に人口密度の高い街といわれます。周囲を険しい山に囲まれたネルソン・タスマン地区に位置し、手つかずの森林やタスマン湾に面した美しい海岸線に恵まれたこの街は、通称「サニー・ネルソン」とよばれるほど、ニュージーランドでもっとも日照時間が長い場所なのだとか。また豊かな自然には、ニュージーランド在来の動植物が、ひとが移住するよりもずっと昔の面影を残しながら、人々の営みを見守っています。「ポーレン・ネイション(PollenNation)」の蜜蜂たちは、この広大な自然公園の中を自由に飛び回って暮らしているのです。
世界で最も厳しい入国検疫制度を持つ国
ニュージーランドは、世界で最も厳しい入国検疫制度を持つ国として知られていますが、それもひとえに在来の動植物たちとともに暮らし続けるためでもあります。大きく制限されるのは、外からの持ち込みだけではありません。化学合成された農薬資材や、蜜蜂への薬剤投与など、生態系を崩す恐れがあるとされる多くのものの使用が制限されています。ビーポーレンやハニーは、有機認証ですか?と尋ねられても、「認証はありません」とお返事するしかありません。
自然公園は、原生林。農薬をもともと必要としていないうえに、「生態系を崩さない」というニュージーランドの人々の確固たる意志が安易な薬剤の持ち込みや使用を許さないという社会の中では、
「有機認証かどうか」よりも
「誰がつくっているのか」が
より大きな意味をもっています。
量が限られた自然の恵みだからこそ
「ポーレン・ネイション(PollenNation)」のJezebelさんとScottさんの隣人として、庭を隣り合わせ、家族で日々交流しながら暮らしてきたバンマンサム一家。子どもの頃から、JezebelさんとScottさんご夫妻の子供たちとともに育ったフロリスさんは、現在、日本でKORUを立ち上げ、ニュージーランドの文化とともに、彼がともに育った「ポーレン・ネイション(PollenNation)」のハニーやビーポーレンを扱っています。
「ポーレン・ネイション(PollenNation)」のビーポーレンは、2018年にニュージーランド最大の養蜂企業団体組織であるApiculture New Zealandのコンテストでゴールドメダルを受賞するほど、国内でも高い評価を得ています。ニュージーランド国外にも十分自信をもって紹介できる作品ですが、KORUのバンマンサムご夫妻は、それ以上にオーナーのJezebelさんとScottさんが、そして彼らと縁のあるニュージーランドの養蜂家たちが、人と、自然とどう関わっているかを伝えようとしています。高い品質を支えるのは、あくまでも人であり、人となりであることを、日々の暮らしの中で感じているからです。
四季の移り変わりによって、微細に変化するビーポーレン。
そして、年に一度、毎年10~3月の花が咲くころにだけ収穫される
カヌカのはちみつ。
量が限られた自然の恵みだからこそ、心許せる大切な人にしか託せないとJezebelさんとScottさんから、KORUのバンマンサムご夫婦に託された「ポーレン・ネイション(PollenNation)」の代表作。
そして弊社からプレマシャンティ®を愛してくださる皆様へ。
あなたとあなたの大切な人たちへのおすそ分けです。
マヌカにそっくり?カヌカのはちみつ
「カヌカ」は名前だけでなく、その姿も「マヌカ」の木とよく似ています。
その類似性は、1983年まではカヌカとマヌカは植物分類学のうえでは同じ属に分類されていたほどで、これを極端に単純化するなら「マヌカとカヌカは基本的な構造や性質がほぼ共通している」と判断されていたと理解できます。基本的な構造とは、例えば姿形。カヌカの花とマヌカの花を比べると、まるで2枚の絵の間違い探しをするように似た姿をしており、普段見慣れないひとに別々に写真を見せたなら、その違いは簡単にわからないかもしれません。
現在、カヌカ(学名Kunzea ericoides クンゼアエリコイド/通称ホワイトティーツリー)はクンゼア属に分類され、クンゼア属の中でもたった1種だけニュージーランドにしか生育しない固有種とされています。通常5メートルほどの高さのマヌカ(学名Leptospermum scoparium レプトスペルマム・スコパリウム/通称ギョリュウバイ、ネズモドキ)に比べて、カヌカは30メートル近くまで成長しますが下の方には枝がつきません。また花はというと、マヌカが1センチ程度で大きな花弁とこじんまりとしたおしべを持つのに対し、マヌカは花弁よりも長いおしべをもっているためか全体が大きく見えます。諸外国ではニュージーランドの固有種のように受け取られているマヌカは、実はオーストラリアから持ち込まれたという説もありますので、その点でもマヌカとニュージーランドの固有種であるカヌカには違いがあるとも云えます。
カヌカもまた昔から、マオリ族が痛みの緩和や皮膚の病気、安眠のために利用してきた植物です。これまでの研究結果では、マヌカに劣らないほどの抗菌作用や栄養価が認められ、昔からニュージーランドのひとびとに愛用されています。
マヌカにカヌカ、ニュージーランドの四季の花が凝縮したビーポーレン
ビーポーレンとは、みつばちが集めてきた花粉です。近年その潜在力により、美容や健康を気にかける多くのひとたちの間で話題になっています。全身が細かい毛でおおわれているミツバチがはなからかなへと密を集めていく際に、自然と花粉が身体につきます。これを集めたものが花粉団子、つまりビーポーレンです。日本の標準的なお米である中粒米よりも、一回り小さい粒状で色合いは、ミツバチが採取してきた花の種類によって異なります。
植物が次に命を繋ぐために生み出す花粉は、パワー満載。蜂は自身が健やかで働き続けるために、それ以上に次の世代を育てるために、またローヤルゼリーを生み出すために花粉を必要としているのです。