古来、豊富な栄養から仙人の食べ物と称されてきた松の実
五葉松の一種で大きな松かさをつける松の種子、それが松の実です。脂肪、ミネラル、ビタミンB1、B2、B6、E、食物繊維が豊富
古来より仙人の食べ物として親しまれた松の実!
前菜や間食にどうぞ!
五葉松の一種で大きな松かさをつける松の種子、それが松の実です。
脂肪、ミネラル、ビタミンB1、B2、B6、E、食物繊維が豊富です!
松の実ってどんな味がするの?
見た感じや触った感じでは、ちょっと堅くて、コリコリしているのかな?とも思ってしまいますが、食べてみると以外にやわらかく、しっとりとしています!
やわらかいと言っても決して歯ごたえが無いわけではなく、ほどよい噛み心地があります。
中には癖があると感じる方もいるかもしれませんが、きっとおいしくいただけると思います。
松の実の食べ方は?
一日あたり3~20g程度を食前食後を問わず、そのままおやつとして、また、料理に混ぜたりしてお召し上がりください。
食する量に上限はありません。継続的に少量でもかまいませんので、お召し上がりください。
毎日、10~20粒程度そのまま召し上がるのも、もちろん効果的ですが、お粥やスープに入れて煮込む事により、うまみと栄養素がスープにとけ込み、むらなく栄養素を取ることができます。
松の実
松の実とは食べられる松の種子
松の実とは、食用の松の種子のことです。ヨーロッパの「ナッツ・パイン」や中国の「華山松」、朝鮮半島や日本の「朝鮮五葉」、メキシコの「インディアンナッツ」、アメリカの「アロカビアン」などと呼ばれています。
高さが30メートルにもなる高い木で、日本では北海道、信越、東海地方の高山にわずかにあります。種子は松かさの鱗片(りんぺん)の内側についている胚乳で、茶色の薄皮を被っているため、受粉させて栽培することが非常に難しいので、高価な食材です。
松の実は栄養満点!
松の実は、脂質が全体の約6割を占め、そのほとんどが不飽和脂肪酸です。必須脂肪酸のリノール酸や松の実以外からは抽出できないピノレン酸などを含んでいることから、健康をサポートすると注目されています。
還元力のあるビタミンEも非常に多く、鉄、ビタミンB1も植物性食品ではトップクラス。カリウム、ビタミンB2、亜鉛も多く含んでいます。
仙人の食べ物!?
英語ではパインナッツやパインシードと呼ばれており、古くは聖書にも記述があるとか。
イタリアでは「ピニョリ」と呼ばれ、パスタや肉料理に利用されています。
中国では、古くから長く食べ続けると、仙人になると言い伝えがあり、現在でも健康滋養サポートの目的で料理やお菓子に使われています。
また、寒い地方でとれる松の実ほど、エネルギーが強いとされています。