プレマ・宮古島プロジェクトオリジナル
「宮古島産 黒糖」
ミネラル豊富、栄養満点。農薬や化学肥料を使わず栽培されたサトウキビを原料に使用しています。
宮古島プロジェクト「宮古島産 黒糖」は
販売終了いたしました。
ご愛顧ありがとうございました。
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自宅にある鍋を使って、約15分で黒糖作りが体験できる「おうちで黒糖チャレンジ」ぜひ、親子で黒糖蜜からキャラメル、飴、黒糖に変化する様子をお楽しみください。
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農薬や化学肥料を使わずに栽培された
ミネラルたっぷりのサトウキビを、糖度の最も高くなる時期に収穫。
鮮度を最大限保ち、不純物の少ない状態で搾汁し、
昔ながらの釜炊き製法によって職人の手で丁寧に仕上げました。
上地克冶さんが作る黒糖
「小さい頃、大切に大切に食べた黒糖の味は、今でも心に残っています。“今では幻となったあの本物の風味を、日本中に発信したい…”。そんな思いから、私は幻の黒糖づくりに挑戦してまいりました」と話す上地克冶さん。その想いの源について語っていただきました。
研究に研究を重ねてできあがった黒糖です。
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松本の“黒糖”を「見て」「聞いて」「味わって」
今回、宮古島プロジェクトからお届けするのは、職人の技術が光る昔ながらの釜炊き製法で丁寧に作られた黒糖です。以前、同じサトウキビ(同じ搾汁液)・同じ鍋を使って作られた2種類の黒糖を食べさせてもらう機会がありました。実際には、火加減の調整で炊き上げ時間を変えただけだったそうですが、仕上げ方によって黒糖の品質は大きく異なることを知って、非常に驚いたのを覚えています。
しょうが黒糖エッセンスの製品開発を並行して進めていたこともあり、宮古島に赴任して以来、色々な黒糖を食べ比べましたが、地元の人が「この黒糖はしょっぱい」「この黒糖は苦い」と表現されるのを聞き、はじめは驚きました。ミネラル分を多く含み、滋味に溢れた深みのある味わいの黒糖は表現も複雑になるのですね。私も徐々に違いを理解・表現できるようになってきています(先日、農業体験に来ていたお客様2人の前で自信満々で利き黒糖をしたところ、1/2の的中率で、散々な結果を残してしまいましたが・・・)。
黒糖の釜炊き職人さんは、長年の豊富な経験を下に勘を働かせて品質管理されているので、私が見て・感じることができるのは、今のところ、ほんの一部にしか過ぎないと思いますが、一番初め、釜の炊き上げ段階での丁寧な灰汁取りが、美味しい黒糖を作るための重要な因子であることは間違いなさそうです。また、複数の鍋の温度管理が工程上で非常に重要なキーポイントであることも確かです。【釜の火加減】と【一番釜~三番釜まで段階を追って順次送っていくタイミングや量】でコントロールしておられるようでした。また、固める段階の見極めも非常に大切な工程で、温度や粘度に加えて、鍋底から沸き立つあぶくの大きさや沸き上がり方も判断材料のようです。
石灰を入れてpHコントロールして固めますが、サトウキビの糖度に合わせた石灰のさじ加減も長年の経験がなせる技。入れすぎると苦くなるそうです。
何はともあれ、食べればわかる。職人技術は凄いです。
福原清雄さんが作る黒糖
福原清雄さんの黒糖はご自身でつくり上げた薪窯でできあがります。福原さんは、生まれも育ちも宮古島。10代後半からの約20年間、大工の経験もお持ちで、どうりで窯作りの腕もいいわけです。職人気質で、大変な働き者。時々見せる笑顔は優しさと強さを融合したような島特有、“おじい”の笑顔です。
薪の窯で炊く黒糖は格別です
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福原さんの黒糖(薪)は2種類あります
味には好みがあるのでどちらをお薦めする訳ではありませんが、それぞれの製品の背景にある違いを知って、 物語も含めて丸ごと味わっていただければ幸せです。
わたしたちが“7年モノ”と呼んでいる「無施肥自然栽培7年目の畑で採れたサトウキビ」は、2年間、植え付け・灌水・肥培・除草など、通常必要とされるすべての管理作業をせずに栽培された、まさに「無農薬、無肥料、無除草、不耕起(耕さない)」の自然農法家として知られる福岡正信さんもビックリ?!であろう「あるがままのサトウキビ」。株は3年前に植えた株から分けつ株が出てくるのに任せて育ったものです。
こんな畑があったのか!
こんなサトウキビがあったのか!
実際に、7年もの間、こんな“あるがまま”を許された畑
見つけようったってそう簡単に見つけられるもんじゃない。
こんな畑から収穫作業しているのは僕たちぐらい…。
地元の人は、「よくやるもんだ」と半分尊敬、半分呆れ顔といったところ。
でも、無肥料・自然栽培に魅力を感じる僕たちが「品質目線」で観てみると
決してキビ自体は悪くない。
それどころか同じような極上の履歴を持ったキビと出会える人はまずいない。
たとえそんなびっくりキビを見つけられても、その畑から収穫し、
黒糖に加工するような変わりもの?物好き?はまずいない。
なぜなら、畑は誰も入りたくないぐらいの雑草(クサ)ボウボウ。
草を掻き分け・なぎ倒さないと、どこにキビがあるのかわからない。
倒したキビにも若すぎたり年老いて枯れかけていたりと
不健全なものも多く含まれているから
その中から健全なキビを仕分けるのは至難の業。
ただでさえ、キビ刈りは重労働で嫌う人が多いのに
通常の手刈りと機械収穫では数十倍作業工数が違うのに
僕らのこの畑での収穫工数は通常の手刈りの更に2倍!
でも…出会ってしまった運命のサトウキビ。
数値化できる糖度(ブリックス)を測ってみても、20度、十分満足の高品質!
作物の生命エネルギーを測定する機械はないけれど
どう考えたって、その凄まじさは、この畑の状態を見ればわかる!
なんてったって7年間、台風銀座の宮古島で
暴風にも負けず、焼け付くよう強烈な日差しにも耐え抜き
水なし干ばつも乗り越えて、あるがまま・・・。あるがまま…。
あの自然農法家で有名な
福岡正信さんもこれにはビックリするはずだ。
運命のサトウキビに出会ってしまった僕たちは
生命力に満ち溢れた美味しい宮古島の産物を
ぜひとも皆さんに届けたくて
人でもモノ(作物)でも畑でも、一期一会を大切に
掴んだチャンスは逃さずに、ただひたすら丹精込める。
本気の挑戦、今日も続く。
宮古島プロジェクトリーダー松本克也
プレマスタッフが現地に行ってきました
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島尻地区のマングローブ林は約1mもの入り江に広がり、宮古諸島でもっとも大規模な群落があることで知られています。宮古島に分布するすべての種類のマングローブが観察できるそうで、植物地理学研究の上からも重要な場所と言われています。
マングローブは、常緑低水一高木の一群を示す総称です。熱帯・亜熱帯地方の海岸や河口の淡水と海水が入り混ざる汽水域の泥土に生育します。マングローブ林は「海の森」とも言われ、土壌の流出を防ぎ、海を健やかに保つ働きがあります。さまざまな生き物が暮らしており、野鳥やシオマネキ、カニ、ハゼなどを見ることができ、長い歴史の中で自然のバランスを保ち合いながら、多様性を育んできた豊かな場所です。
その土地を静かに見守る島があります。島尻港から約4km北に浮かぶ「大神島」。周囲2.75kmほどの小島で交通機関や宿泊施設はなく、キャンプなども禁止されています。島内には、小さな集落が少しあるだけで、集落以外はほとんどが「聖地」となっているため、むやみに立ち入ることができない場所も多くあります。また、秘祭「祖神祭(ウヤガン)」は、島外の人は見ることを許されていません。「神秘の島」とも呼ばれるひとつの所以がそこにあります。このように、マングローブの林に隣接し、神聖なる島にいつも見守られている清浄な土地で、福原さんの黒糖づくりは行われます。
いろいろな黒糖があるなかで、【これだけ恵まれた清らかな土地】×【薪窯炊き】×【無施肥自然栽培の サトウキビ】という条件がそろった黒糖は、なかなか出会えない逸品ではないでしょうか。美味しい黒糖、 縁起の良い黒糖、こころのこもった黒糖…幸せ感満載です。
美味しい黒糖を作りたい
黒糖づくりの全工程
- 丹精込めて作っています
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美味しい黒糖ができあがるまでの基本的な工程をご紹介します。
※以下、上地克冶さんの加工所の様子です。 -
サトウキビの収穫方法は、【手刈り】【ドラム(脱葉機)】【ハーベスター】の3通りがありますが、プレマ宮古島プロジェクトの「宮古島黒糖」は、【手刈り】で収穫しています。手刈りの手順としては、1. 梢頭部を切る 2.手オノにより地表部から切り倒す 3.葉をはぎ取る 4.トラックに積んで製糖工場へ運ぶ、という順序になります。
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収穫したサトウキビを圧搾して糖液を搾り取ります。
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一番釜という大きな釜にキビ汁を移し、不要物をすくった後、沸騰させます。次に、石灰を加えて丹念にアク抜きをします。110度の二番釜に移し、徐々に水分を蒸発させゆっくりと煮詰めていきます。この炊き上がりの瞬間の見極めが難しいといいます。130度の三番釜で最後の濃縮を行います。香ばしい芳香が立ち上がります。
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煮詰め液を、仕上げ釜に移し、撹拌します。丁寧にかきまぜながら温度を下げていくと、アメ色の艶が出てきます。ねっとりしたら、型どり機に移し常温まで十分に冷まし、固形にします。
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冷えて固まってきたら、適度な大きさに割って…美味しい黒糖のできあがりです!
わたしたちが大切にした素材の力
- 美味しい黒糖を作りたい
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プレマ宮古島プロジェクトの黒糖づくりで大切にしたものは「素材の力」です。また、ただ単に素材そのものだけへ目を向けるのではなく、今置かれているサトウキビ栽培の現状から未来を見据えたトータル的な視野も大切にしました。
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- ●農薬・化学肥料を使わず栽培
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農薬・化学肥料不使用で育てられたサトウキビはミネラルが豊富で、黒糖に加工しても旨みが違うと言われています。
黒糖づくりが盛んな宮古島ですが、原料のサトウキビはほぼ100%、農薬や化学肥料を使う慣行農法で栽培されています。しかしながら、「安心・安全で、美味しく、健康に寄与するもの」を作ってお届けしたい、「嬉しい・楽しい」という喜びを多くの皆さんと分かち合いたいと願いから、栽培方法は、農薬・化学肥料を使わないことを前提としました。2013年は、ご縁をいただいた農家様より、譲っていただいた※貴重なサトウキビ(農薬・化学肥料を使っていない)で黒糖を作りましたが、2014年に向けて、プレマ宮古島プロジェクトを推進する農業生産法人(株)オルタナティブファーム独自のサトウキビ栽培を一から始めています。
※収穫作業から(株)オルタナティブファームが請負う形で譲っていただきました。長年に渡る農薬・化学肥料の使用によって地力を失ってしまった土地で、農薬や化学肥料を使わずに作物を栽培するのは困難だと言われています。また、慣行農法からの転換には3~5年程度必要とも言われています。良好な有機質に富んだ肥沃な土地を作っても、なお、収量は速効性の化学肥料を使った慣行農法になかなかかないません。購入する側として、「高い生産性で、栽培してほしい」と願うのは当然のことですが、効率・経済性至上主義の行き過ぎによって、食の安全・安心が揺らぎ、地球の土壌・水質汚染を引き起こしてしまっているという現実もあります。
「ひ孫の代まで考えた300年事業」として、農業のあり方を考えると、おのずと栽培方法の選択肢は絞られます。つまり、農薬や化学肥料を使わない栽培ということになるでしょう。このような農法に取り組む先輩農家さんは、「目と手と足が農薬の代わり」と言います。慣行農法に比べ、大変な手間がかかり、生産性も高くない栽培法で作物を作ることは、農業経営の観点からすると、とても厳しいものです。(株)オルタナティブファームが推進する、このサトウキビ栽培においても、理想と現実の難しさを実践から痛感せざるを得ません。改めて、プロジェクト発足当初に掲げたモットー、「ご支援くださるお客様と一緒に作っていくプロジェクトでありたい」を思い出します。皆様のご支援、応援こそが、プロジェクトの推進力になっていることは間違いありません。
- ●丁寧な手刈り
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手刈りと比べると、機械での収穫は何十倍も速く作業ができますが、高い品質を確保するためには、手刈り以外の選択肢はありませんでした。収穫の時期は、糖度の高まる3月後半を狙いました。
サトウキビの茎の中で糖度が高く、黒糖加工に向いているのは、地際近くから梢頭部と呼ばれる新芽部分の下端部までの、甘いジュースがぎっしり詰まった部分です。黒糖の品質を低下させないために、サトウキビを一本ずつ見て糖度の低い部分は切り落とします。畝に沿って分決・株出ししたキビは、生え際高さが多少違っていますが、機械収穫では一本一本の高さ調整ができません。
サトウキビの葉っぱや根っこ近くに付着した土は、黒糖の品質劣化に繋がるため、丁寧に落とします。機械収穫ではやはり人手作業のような細やかで丁寧な作業はできません。
サトウキビは生き物です。切り倒した時点でサトウキビの生命は絶たれ、傷口から発酵(腐敗)が進みます。初期に乾燥が進み、1週間程経つとカビが生えてきます。黒糖の品質に影響が出ることは言うまでもありません。だから、なるべく傷口を少なく、梢頭部と地際近くの2箇所にみを落として加工所へ持ち込むのがベストです。しかし、機械収穫では構造上の制約で、2m以上の長いサトウキビも約30cmのサイズに短く切り刻んでしまいます。
- ●旬を逃さず加工
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刈ったサトウキビは、なるべく早く黒糖に加工するのが鉄則です。とはいうものの、サトウキビの手刈り作業は大変な重労働で、相当な時間とエネルギーを必要とします。
できるだけ新鮮なうちに黒糖へ加工できるように
1)作業人数を確保して作業を集約する
2)予め梢頭部カットと葉落としを終わらせておく
3)切り倒したキビは乾燥防止のためにキビの葉っぱを被せておく
ということに気をつけました。サトウキビの搾汁液は発酵力が非常に強く、朝に絞ったサトウキビジュースが、夕方にはすっかり酸味が出て、味が変わってしまいます。絞った搾汁液は直後に黒糖へと加工しました。このようにして、キビを刈ってから最長4日以内というごく短い期間で黒糖加工を完結させることができました。
手間と工夫を重ね、新鮮さを保ちながら完成させた黒糖は、自信をもって皆様にお届けできる仕上がりです。ただ、作りたての温かい黒糖をその場で食べるのが一番美味しいことも事実です。来期はサトウキビ収穫体験・黒糖加工体験のイベントを企画する予定ですので是非ご期待ください。
~私たちキビ刈隊員が大切にしたかった思い、長年の経験を重ねた加工職人が込めた思い~ 黒糖の背景にあるス トーリー丸ごと味わってみてください。
見直される自然栄養食品 「黒糖」の力
黒糖の歴史
- 黒糖の歴史
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●江戸時代初期に中国から
●小さい島々に残る黒糖づくり
※黒糖の歴史に関する文章:一般財団法人食品産業センター HPより引用
砂糖の種類
- 黒糖とは(砂糖の種類)
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一口に「砂糖」と言っても、さまざまな種類があり、大きく分けて「分蜜糖」と「含密糖」の2種類があります。一般市場でよく見かける上白糖、グラニュー糖、三温糖はすべて「分蜜糖(製造の過程で砂糖の結晶のみを分離したもの)」に分類されます。これら3種類の違いは精製の度合いによります。
一方、黒砂糖に代表される「含蜜糖(糖分の分離精製をしていないもの)」は、サトウキビの搾り汁に石灰を加え、煮詰めて結晶化させたものを言います。 -
砂糖 含密糖
栄養成分が豊富分密糖 原料のさとうきびを圧搾機にかけ、汁を絞る
蜜ごと煮詰める原料のさとうきびを圧搾機にかけ、汁を絞る
絞り汁を遠心分離機にかけて蜜を振り分け、砂糖の結晶だけを取り出す
画像 農林水産省HPより
嬉しい黒糖の力
- 健康を意識するあなたへ
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黒糖には、さまざまな素晴らしい力があります。健康を意識する人たちにぜひおススメしたい食品です。
具体的にどんなメリットがあるのかについてご紹介します。 -
こんな特徴があります
ミネラルやビタミンが豊富
特に、カルシウムとカリウムの含有に優れている
ビタミンB1やB2や、ナイアシン、パントテン酸などのビタミンB群をバランスよく含有
ポリフェノール、オクタコサノール、ラフィノースなどの嬉しい成分も含有
健康を意識する人々に人気のあるアルカリ性食品上白糖、グラニュー糖、三温糖などに代表される「分蜜糖」にはミネラルもビタミンもほとんど含まれていないのに対し、「含蜜糖」である黒砂糖は、カルシウム、カリウム、ナトリウ、マグネシウ、マンガン、リン、亜鉛、鉄、銅といったさまざまなミネラルが豊富です。中でも、カルシウム240mg(100g中)、カリウム1,100mg(100g中)という数値は特筆すべき点です。また、ポリフェノール、オクタコサノール、ラフィノースなどの嬉しい成分も含まれています。さらにビタミンB1やB2、ナイアシン、パントテン酸などのビタミンB群がバランスよく含まれています。健康を意識する人々には人気のあるアルカリ性食品です。
○黒糖の力が一目瞭然! 成分比較表 (文部科学省 食品成分データベースより)
食品
成分エネルギー ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄 亜鉛 銅 ヨウ素 セレン クロム モリブデン ビタミンB1 ビタミンB2 ナイアシン ビタミンB6 ビタミンB12 葉酸 パントテン酸 単位 kcal mg mg mg mg mg mg mg mg μg μg μg μg mg mg mg mg μg mg μg 黒砂糖
(黒糖)354 27 1100 240 31 31 4.7 0.5 0.24 15 4 13 9 0.05 0.07 0.8 0.72 (0) 10 1.38 上白糖 384 1 2 1 Tr Tr Tr 0 0.01 - - - - (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) 三温糖 382 7 13 6 2 Tr 0.1 Tr 0.07 - - - - Tr 0.01 Tr (0) (0) (0) (0) グラニュー糖 387 Tr Tr Tr 0 (0) Tr Tr 0 0 0 0 0 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) はちみつ 294 7 13 2 1 4 0.8 0.3 0.04 0 0 1 0 0.01 0.01 0.2 - (0) 1 0.05 メープルシロップ 257 1 230 75 18 1 0.4 1.5 0.01 4 0 5 2 Tr 0.02 Tr Tr (0) 1 0.13
※表示される値は、可食部100g当たりに含まれる成分を表す。
※μgは、百万分の一グラムを表す。
※「Tr」とは、Trace(トレース)の略。微量を意味し、成分が含まれてはいるが、最小記載量に達していないことを示します。 -
こんなときにおススメです
忙しい時
イライラしがちなとき
効率よく作業をしたいとき
集中力をアップしたいとき黒砂糖は、吸収が早く、忙しいときにもおすすめです。それは、黒糖が2糖類という単純構造であることがひとつの理由です。さらには、白砂糖とは違って糖質の分解を補助する成分も一緒に含んでいるので、効率よく糖をエネルギーに変換できると考えられます。余裕のないとき、イライラしがちなとき、集中力をアップしたいとき、仕事の効率を上げたいときなどにぜひ召し上がってみてください。
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こんな特徴があります (白砂糖と比べて)
カロリーが低い
体に負担をかけにくい
微量栄養素が豊富ダイエットの敵として「甘いもの」を思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。しかし、白砂糖に比べ黒糖はカロリーが低く、甘さもしっかりあり、黒糖独特なコクもあるので食べると満足感があります。ダイエットをしていると甘いもの絶ちなどでイライラしたり、栄養バランスが偏ったりしがちですが、栄養豊富な黒糖はバランスよく栄養を取りながら、必要な糖質も同時に得ることができます。黒糖は白砂糖より体に負担をかけにくく、腹もちがよく、それに伴い食事量を抑えることも期待できます。その他にも、黒糖には、健康に嬉しいさまざまな成分が含まれています。
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こんなとき女性の味方です
冷えが気になるときに
女性特有のお悩みに
美容やダイエット対策 (腸内環境の整備)東洋に伝統的な考え方で、黒糖(アルカリ性食品)は白砂糖(酸性食品)に比べ、カラダを冷やしにくいと言われており、女性特有の悩みに期待できます。また、黒糖は腸内環境を整える力をもつともと言われています。
味しい召し上がり方
楽しみ方いろいろ
サトウキビの搾汁液を煮詰めただけの
シンプルな黒糖は滋味に溢れた深みのある味わいを誇ります。
是非ご賞味ください。