極太の沖縄ビーグでつくられた「寝ござ」
クッション性の高い希少な沖縄丸いぐさの底力。安全性にこだわった国産自然素材で備長炭縁・無地縁・キッズ縁の3種から選べます。
畳専門店のこだわりの選りすぐり品
ふわっとさらっと心地よい日本古来の自然素材に包まれて
寝苦しい夜もこれ1枚で爽やかに解消です
ゴザの上に寝ると、さっぱりとした感触で、熱がこもらず、体感温度が下がると言われています。
寝ござは古来より日本人が利用してきた知恵の詰まったアイテムであり、
特に、暑い夜などには、快適な睡眠をサポートしてくれます。
寝ござはその性質上、長時間、直接肌と触れ合うものです。
つまり、必ず安全性を考慮しなければなりません。
渡辺一三畳店の寝ござは、最低限の農薬と、有機肥料栽培、無着色のイグサを選んで使っています。
節電しながら快適睡眠
暑さ対策できるさわやか寝具
夏がやってきたら…
節電、節電とよく耳にしますが、夏の節電対策にお困りの方はいらっしゃいませませんか。あるいは、暑いのはいやだけれど、エアコンは苦手で、極力、使用を控えたいと考えているため、毎年、熱帯夜続きの寝苦しい夜に困っているという方はいらっしゃいませんか。そんな方に、ぜひご紹介したい夏のアイテムが「寝ござ」です。
「寝ござ」とは
「寝ござ」とは、イグサの栽培が盛んな九州・中国地方を中心に昔から愛用されてきた、暑い夏を凌ぐための快眠グッズです。最近では、「サマーシーツ」と呼ばれることがあり、都心を中心に寝苦しい熱帯夜を快適に過ごす夏の定番品になっています。天然素材であるイグサの香りやその働きにより、蒸し暑い中でもサラッとした感覚で快適におやすみいただけます。
エアコンに頼りすぎず 体に優しい涼しさを
畳の原料である「イグサ」は、日本人にとって、とても馴染みのある素材です。
この「イグサ」は、高温多湿の日本の夏に非常に適した素材です。イグサの表皮には気孔があり、外部の湿気を吸い取り「なかご」というスポンジ状の中身に水分を蓄えます。乾燥時には逆に、蓄えた水分を放出します。この働きにより湿度が一定に調節されると考えられます。
ですから、「夏の夜もぐっすり快適に眠りたい」ですとか、「エアコンをなるべく控えたい」という方には、イグサのシーツ、すなわち、寝ござが大変おすすめと言えます。暑くて汗ばむ季節でも、エアコンに頼りきることなく、体に優しい涼しさで眠ることができます。また、また、寝ござはその構造上、体との密着部分を少なくすることで、シーツや敷き布団だけではこもりがちな熱を逃がすこともできます。
熱帯夜など夏の夜の寝苦しさと深部体温の関係
人の体は、夜になって室温が下がっていくことに伴い、深部体温(身体の内部の体温)が自然と下がることで眠くなるという仕組みを持っています。
熱帯夜でなかなか寝付けないのは、室温が高いことにより、深部体温の放熱がうまくいかなくなるからです。また、体温を下げようと脳は発汗を促進する信号を出しますが、深部体温が下がるまではその信号を出し続けるので、汗も止まらず寝苦しさが増大してしまいます。
つまり、寝具を工夫して体温の放熱を助けてあげると、エアコンの使用をおさえても寝付きが良くなり、睡眠不足の解消にもつながるというわけです。さらには、節電に加えて、一石二鳥ですね。
この夏、寝ござを活用してみましょう
昔は赤ちゃんのあせも防止にも寝ござがよく使われていました。寝ござはシーツの代わりに、ベッドや布団の上にそのまま敷いて直接その上に寝るものですが、肌ざわりがどうしても気になる方は、吸湿性の高いシーツを寝ござの上に敷いて寝てもいいでしょう。使い方は皆さん次第、夏のラグとしてお使いいただいてもいいでしょう。基本的には、長時間、体に直接触れているものですから、国産の着色していない、減農薬のものがおすすめです。
寝ござのあれこれ
どんな寝ござが快適だろう
世間一般にある寝ござ
一度、寝ござを使ったことがある方はご存知かもしれませんが、「“寝ござ”ってあまり使い心地がよくない」「こんなもの?」「いざ寝てみるとにおいが…」という感想を持つ方も少なくありません。
世間一般で売られている寝ござの種類には、
- 中国産のたたみ表(※)を使ったもの
- 高級だが、国産か中国産か明記がないもの
- 国産の高級なもの
- ビニールや化学素材を利用したもの
などがあります。
※畳表(たたみおもて)…畳の上表面を覆っているゴザのこと。
- 【中国産のたたみ表を使っている場合】
- 非常にバサバサしています。たたみ表の香りはせず、防虫燻蒸(ぼうちゅうくんじょう:常温で気体の状態で作用させて殺虫・殺菌をする薬剤)のにおいがすることもあります。このにおいで気分が悪くなることがあり、寝ていてもペタペタとした感じがします。
- 【国産高級品でも、通常いぐさを使っている場合】
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国産品であれば、ツヤ、コシ、安全性は確かなものが多いです。しかし、高級になればなるほど、織り方が密になり、それが通気性の悪さにつながります。また、織りが密になるとゴザ自体に硬さが出てきます。この硬さは寝心地の悪さを引き起こします。ゴザに包まれている感覚で寝ることになり、体が痛くなることもあります。
極太沖縄ビーグで作られた「寝ござ」の特徴
畳専門店ならではの開発
さまざまな素材での使用感を試したのちに選ばれたもの
渡辺一三畳店は畳専門店です。中国産の安いものから、国産の高級品まで、目積おもて、琉球おもて、化学おもてなど、さまざまなたたみ表で寝ござとしての使用感を試しています。その中から一番いい使用感があった、極太沖縄丸いぐさ(沖縄ビーグ)を使い、寝ござをつくりました。
ザクザクとした織りなのでゴザが硬くありません。人が寝ても弓なりにならず、寝ている体の形へと柔軟にフィットします。
素材は、国産(沖縄産)で、有機肥料と減農薬で栽培されたイグサを利用しており、たたみ専門店として自信を持ってご提供できる仕上がりになっています。
- ご存知ですか?寝ござは洗えます
- 「寝ござは、シーツなどと違って、洗うことができないから衛生的ではない」と考える方もいらっしゃるようですが、ゴザは畳と違って水洗いできます。少し汚れてきた、あるいはペタペタしてきたと感じたら、水をザァーっと流してブラシなどをかけてから、陰干ししてください。きれいになると同時に、適度に水分を含み、クッション性も回復します。
ここが他とは大きく違う
通常市場に出回ることの少ない「沖縄ビーグ」を使用
沖縄ビーグで作られた寝ござは快適そのものです。その理由を詳しく解説します。
1 通常のイグサよりも約2倍太い「国産沖縄丸いぐさ」を使用
現在市場に出回っている寝ござよりも、もっと快適で機能性の高い寝ござを作るために、太さが通常のイグサよりも約2倍太い「国産沖縄丸いぐさ」を使用してござを織りあげています。このイグサは非常に生産量が少なく、通常、市場に出回ることの少ないイグサです。この素材で寝ござを織り上げることによって、今までよりも目が粗く、厚みのあるゴザを作ることができました。
2 通気性が非常によく、体温を逃がしやすい
目が詰まった寝ござは、高級感はあるものの、通気性が非常に悪くなります。その点、沖縄丸いぐさで織ったゴザは、ザクザクした織りあがりで通気性が非常に良好です。また、この織りあがりが、寝たときに、体との接地面積を減らし、体温を上げにくくしてくれます。
3 厚みが通常のものの約2倍でクッション性抜群
右の写真は、織りあがったゴザの断面の様子です。上は通常のゴザ、下は沖縄丸イグサで織ったゴザです。これらに縁(へり)をつけると寝ござになりますが、両写真を見比べると、厚みの差が歴然で、沖縄丸イグサのほうが約2倍の厚みがあります。実際に寝てみると、通常のゴザは紙に寝ているような感覚で、ゴザ自体に快適さがありません。熱もすぐにこもりがちです。一方、沖縄丸いぐさで作ったゴザは、肉厚のものに寝ているようなやわらかさがあり、しかも温かいのに涼しいような感覚になります。
やわらかい感じがするのは、イグサ一本一本の内場輪にあるクッション素材(綿部)が非常に多いからでしょう。水分の吸収力も断然、違います。
縁(へり)にもこだわり
備長炭入り繊維を織り込んだ縁をつけた寝ござをご用意しています。リラックスを促すマイナスイオンのはたらきがご家族の健康生活を応援します。
※寝ござの縁は備長炭縁、無地縁、キッズ(子供用)縁の3種類をご用意しています。無地縁、キッズ(子供用)縁には、備長炭は入っていません。ゴザの部分はみな同じ(沖縄丸びーぐ)です。縁のタイプによって価格が異なります。
- 備長炭の特性
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- 冬は暖かく、夏はサラッと爽やか
遠赤外線放射による温熱効果はよく知られていますが、逆に夏も放熱による効果でサラッとした涼感があります。 - 心と体を癒す
マイナスイオン発生もいわずもがな。爽快感のある癒しです。 - 優れた回復力
日光にあてたり、洗濯後、乾燥させたりするだけで、心地よい使用感が復活。長く使えます。 - ダニやカビへの対策
繊維に吸湿性があり湿度調整を行うと考えられます。そのため昔から、ダニやカビ、その他衛生対策として使われてきました。
- 冬は暖かく、夏はサラッと爽やか
その違いは一目瞭然
実際に、沖縄ビーグの寝ござと、スーパーで売っていた寝ござ(1,000円)を比べてみました。やはり、1,000円の寝ござは、イグサが著しく粗悪です。沖縄ビーグの寝ござは、これ以上ないというほどにモコモコ感がありますが、1,000円の安価なものは、ペッタリとしていること、一目瞭然です。
雑誌でも紹介されました
ハイセンスな雑誌にも、渡辺一三畳店の寝ござが紹介されました。