しあわせぐるぐる「宮古うずまきそば」
厳選した国産小麦で作った麺に、宮古島のカラフルな天然食材を練り込んだ、にしばるやー工房のぐるぐる麺
「しあわせの輪が、ぐるぐるぐるぐる右回転」
これが、カラフルでハッピーなおそばのヒミツ。
おそばを食べるだけで、誰もが幸せになれるとしたら、こんな素敵なミラクルの輪に加わらない手はありません。
今日はどの色にしようかと、そのときの気分を探りながら麺を選ぶ楽しみ。
ゆであがった麺の、より艶やかに発色した自然の色を目で味わう楽しみ。
お口の中で「つるんっ」と転がりながら、噛みしめるほどに広がるおいしさを堪能する楽しみ。
「今日も一日、とってもしあわせだねぇ」と、みんなで分かち合うしあわせの輪が、
たくさんの楽しみの先であなたを待っています。
しあわせエネルギーがいっぱいの「うずまきそば」
宮古島の城辺(ぐすくべ)という地域にある小さな製麺所「にしばるやー工房」。ご主人の西原利芳さんは、奥様の由恵さんと二人三脚で、オリジナル麺を手作りしています。宮古島で麺といえば「宮古そば」ですが、西原さんが作る乾麺は、普通の宮古そばではありません。
厳選した国産小麦で作る麺に練り込むのは、宮古島あるいは沖縄県でとれるウコンやゴーヤ、ドラゴンフルーツなどといった色鮮やかな健康食材たち。赤、緑、黄色・・・と、それぞれの天然食材がもつ、カラフルで元気いっぱいのエネルギーがぎっしりと詰まった麺なのです。
もちろん、原材料にはとことんこだわり、保存料や着色料といった添加物や化学調味料などは一切使用していません。健康的な食、安全な食に、ちょっとした「彩り」を加えたい皆さまに、「しあわせエネルギー」をもれなく&たっぷりとお届けします。
工房裏の畑で採れるバタフライピーの花からは青色の麺が生まれます
など、生命力あふれる自然の素材を、ぎゅうっと詰め込んだとびきりカラフルで、ま・あ・る・い、宮古島発のおそばです。
国産の材料を使用し、宮古島の素材が引き立つように、シンプルに&まじめに、ひとつひとつ手作りされています。宮古そばのようなかけそばとしてだけでなく、パスタやつけそば、やきそばなど、いろいろなアレンジでおいしくお召し上がりいただけます。
宮古島色をした個性豊かなおそばたちを、ぜひご賞味ください。
世界中に広がれ「しあわせぐるぐる!」の輪
私たちが訪れた、宮古島の「にしばるやー工房」は、ちいさな雑貨屋さんを併設していました。ご主人の西原さんにうかがったところ、つい最近、麺作りをご主人にバトンタッチした奥様が、手作りの雑貨や自然食品などをそろえたお店を始められたのだそうです。
西原さんご夫婦が大切に育ててきた『ぐるぐる麺』(宮古うずまきそばは地元の皆さんから「ぐるぐる麺」と呼ばれているそうです)のこと、そして、この宮古島で自分たちらしく生きていくということについて、弊社中川がインタビューします。
にしばるやー工房 西原さん氏へのインタビュー
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ご主人は宮古島のご出身とお聞きしていますが、奥さまのご出身はどちらですか?
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嫁は岡山です。僕は高校を卒業してから大阪の専門学校に行っていたんですけど、そのときに結婚して、その後岡山で断裁機などの刃物研磨の仕事に就いていました。
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そこから宮古島に戻られたきっかけは?
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譲り受けた製麺機は、西原さんと同じ年齢なのだそう!
はじめて二人で宮古島に里帰りしたときに、うちの母親が嫁に一緒にそばをやらないかと話を持ちかけられたことがきっかけですね。
もともとは別の人が、薬草蕎麦として売られていた、今のそばの原型となる麺作りをやっていて、その人から母親が機械や権利を引き継いだんです。当時は母親も忙しくて機械もお蔵入りしていたのですが、せっかく良いものがあるのにもったいないと、母親の誘いで嫁が「先に行っとくね」って感じで、僕よりもひと足先に宮古島に来ることになって(笑)。僕も遅かれ早かれ、宮古に帰って農業をしたいとは思っていたんですけど、唐突でしたね。
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そういう風にもの作りをすることになるという予想はあったんですか?
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僕も嫁も元々もの作りをしていましたからね。いろいろ勉強もしていたし、そういうことが楽しいんです。宮古島に帰ってきて最初は、製麺所を作るところからはじまりました。車庫だった所を自分で改造したりして。
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宮古島の人はセルフ改造ってよくやりますよね。
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楽しいんですよね。嫁の親父さんが電気工事者だったので、いろいろ教わりながら手探りでやっていきました。機械もボロボロだったんです。僕と同じ昭和56年生まれの30歳ですから。でも、僕は元々いろんな機械の研磨をやっていたので、経験してきたことに無駄はなかったですね。
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すべてがお膳立てされていたようですね。奥さまはこのそばと出会う前、やりたいことはあったのですか?
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いえ、特になかったようです。だからほんとに良いきっかけだったんですよ。母親の一言がなかったら多分今の生活はないと思います。
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ご主人はいずれ農業をしたいと思っていたとのことですが、麺作りを誰かに任せて、ご自身は農業をしようと思うことはありませんか?
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今はお店作りが楽しくてたまらない!奥様の由恵さん
3年はこの仕事をやります。最初の3年は嫁が麺作りをして、僕は親父の手伝いで農業をやっていたのですが、それがある程度落ち着いたので今度は僕の番です。嫁は今、別のもの作りに熱中しています。フェルトを使ったり、アクセサリーを作ったり、ウィンドチャイムを作ったり、いろいろ好きなようにやっていますよ。
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奥様のお店の名前は『のーがらちむから』(宮古の言葉で「なんでもかんでも」の意)
子どもさんが4人いらっしゃって、お互いにその自由度があるのは良いですね。お店もお持ちですが、自然食がベースというより、どちらかというとそういう風に手作りされたものが並ぶ感じですか?
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そうですね。周りにもすごくクオリティーの高いものを手作りしている人がいるんですよ。それをオモテに出さないのはもったいないし、その人の魂的な輝きを遮ることになるから、その活躍の場を作りたいと思っています。
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これだけものが溢れていて、量産されたものを安く買える時代でも、一針一針の世界のものの方が求められる気がしますね。
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もの作りをしていて分かるんですけど、手作りって心が入るじゃないですか。
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あきらかに違いますよね。たとえば、中国の工場で量産されたぬいぐるみとかも、手作りといえば手作りでしょうけど、作る人の自由裁量が入っているとか、好きなように作れるとかいうのは、別物ですよね。
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やっぱり自分の好きなことをやっていると輝けるし、それが周りにも広がります。それが分かっているから僕たちは好きなようにやっているんです。
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その感覚というのは、ご自身の麺作りにおいてはどうなのでしょう?
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「しあわせぐるぐる・・・」おまじないをかけながら丁寧に右回し
僕たちは麺を作るとき、「しあわせぐるぐるめんぐるぐる」といいながら作っているんです。うずまきそばのパッケージを考えているときに、何というか・・・上とつながって降りてきた言葉なので、これはすごく良い、波動のある言葉だということが分かりました。だからこの言葉を見てみんなクスッと笑ってくれるんですね。笑うってことが大事です。
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マントラ入りなんですね。
うずまきそばもインスタントラーメンも円形に成形された乾燥麺ですが、うずまきそばを見たときの感じとインスタントラーメンを見たときの感じは、あきらかに違っていて、まったく別物なんですよね。ちなみにどういう動きで作っているのでしょうか?
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「しあわせぐるぐる・・・」と、右に回しながら整えます。宇宙のうねりが右回りなので、波動的な右回りを意識しています。それぞれの麺は手作りですから、形は少しずつ違いますが、必ず右回転のエネルギーが入っています。
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最後になりましたが、このうずまきそばの本質って何なのでしょうか?
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由恵さんのお店でも、もちろんうずまきそばが主役です
この麺に関わってくれた人に、「しあわせぐるぐるめんぐるぐる」という幸せのうずを広げてほしいです。これをお土産に買った人がいたとして、それを友達にあげて幸せが広がったり、その家族、彼氏や彼女が食べてまた幸せが広がったり、どんどん、どんどん、幸せを広げてほしいです。
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幸せのスパイラル麺ですね。ありそうでなかったものだと思います。自然食の業界には、そういうスピリチュアルな発想を持っている人はたくさんいて、お菓子には特徴あるものがたくさんあるのですが、こういう麺は未だ出会ったことがありません。自然とか健康とかに特化したものはいろいろあっても、人を楽しませるというものがないんですよね。 よく引き合いに出す話ですが、自然食を実践される方って、元々子どもさんがアトピーやアレルギーであることが多いんです。それで、おじいちゃんおばあちゃんのところに行ったときとか、ご近所とかからおやつをもらうことがあると、子どもは体に良いとか悪いとかは関係なく、みんなと一緒に喜んで食べるじゃないですか。でも、お母さんがそのことを責めてしまうと、食が恐怖と結びついてしまうので、良くならないのです。
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おやつをあげた人の気持ちを素直に受け止めて、喜んで食べる子どもの気持ちに良いも悪いもないんですよね。実は子どもが一番分かっています。食べるというすごく大事なことを、偏らずに、楽しめるかどうかだと思います。
食べるという大切な行為に、「健康的」「おいしい」そして、「楽しい」「しあわせ」という要素までぎゅうぎゅう詰めに盛り込まれたのが、西原さんのうずまきそば。子どもたちもお母さんも、ご家族皆さんで「幸せな食卓」をたっぷりとお楽しみくださいね。
カラフルに楽しむうずまきそばレシピ
きれいなピンク色。おいしくなぁれ!
手にしたとたん、ウキウキわくわくしてくるうずまきそば♪
今日は何色のおそばにしようかな~、どの味がいいかな~、なんて迷うのも楽しみのひとつですね。
茹でるだけでも良し、炒めても良し、かけそばにしても、もちろん良し。色とりどりの麺とあふれる愛情で、いつもの食卓が虹色に輝きます。お好きな麺で、いろんなお料理をぜひお楽しみくださいね。
しあわせ3食つけめん
コシを楽しむなら、ざるめんが1番!さ~どれから食べようかな。お箸も3点ぐるぐる~しあわせぐるぐる~。
- 【材料(3人分)】
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- 宮古うずまきそば3種(お好みの宮古うずまきそば)
- つけ汁(だし汁100cc、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ2)
- 薬味(お好みで)
- 【作り方】
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- 沸騰させたお湯で、ぐるぐる麺を1種類ずつ茹でます。 冷水で洗い、ざるに上げておきます。
- つけ汁の材料を小鍋に入れ、沸騰する直前で火を止め冷まします。
- お好みの薬味とともにどうぞ。
ぐるぐる~っと右回りで茹であげましょう♪
ジェノベーゼ
バジルペーストと和えて、おいしいパスタに変身!ほど良い平麺がソースに良くからみます。クリームパスタやスープパスタにしてもおいしそう。
- 【材料(1人分)】
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- 宮古うずまきそば ウコン(1玉)
- バジルペースト(小さじ2)
- オリーブオイル オルチョ・サンニータ(小さじ1/2)
- 松の実(適量)
- 塩・コショウ(適量)
- トマト(適量)
- バジルの葉(トッピング)
- 【作り方】
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- 松の実はフライパンで良い香りがするまでから煎りしておきます。
- 茹でたぐるぐる麺にオリーブオイルをからませます。
- バジルペーストで和え、塩・コショウで味を整えます。
- パスタをお皿に盛り、カットしたトマト・松の実・バジルの葉をトッピングしてできあがり。
バジルペーストの作り方
バジルの生葉(80~100g程度)、にんにく(1片)、松の実(大さじ2)、オリーブオイル(1/2カップ)、塩(小さじ1)をフードプロセッサーにかけます。瓶などに詰め替えて、冷蔵庫で保存します。バジルペーストは作り置きしておくと便利ですね
へうげ味噌を使ったかけそば
かけそばにしてもやっぱりおいしい!野菜のうまみもぎゅっと詰まって、心も体も温まる一品です。麺と野菜はお好きなものでどうぞ。
- 【材料(2人分)】
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- 宮古うずまきそば ゴーヤ(2玉)
- だし汁(600cc)
- へうげ味噌(大さじ3)
- 大根(3cm程度)
- 人参(3cm程度)
- ごぼう(1/2本)
- 万能ねぎ(トッピング)
- 【作り方】
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- 麺は茹でておきます。
- ごぼうはささがきにし、水につけておきます。大根と人参は半月切りまたは、いちょう切りにします。
- 小鍋にだし汁を沸かし、ごぼう・にんじん・大根を入れます。
- 野菜が柔らかくなったら味噌を溶かし入れ、味を調節します。
- どんぶりに麺を入れ、野菜と汁をかけてできあがり。
お好みでねぎやごま、刻みのりをトッピングしてもおいしいですよ。
茹であがった麺は手際よくざるにあげて・・・
アジアン焼きそば
ピンクの麺がとってもきれい!賑やかな一皿になりました。いつもの焼きそばも、麺を変えるだけでガラッと気分が変わりますね。
- 【材料(1人分)】
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- 宮古うずまきそば ドラゴンフルーツ(1玉)
- もやし(1/4袋)
- にら(3本)
- 厚揚げ(適量)
- にんにく(1/2片)
- カボス(トッピング)
- ごま油(小さじ1)
- 魚醤(小さじ1/4)
- ナチュラルクック(小さじ1/2)
- しょうゆ(小さじ1)
- 塩・コショウ(適量)
- 【作り方】
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- 麺を茹でざるにあげておきます。
- もやしは水で洗い、ざるにあげて水気を切ります。にらは3cm程度に切り、厚揚げは一口大に切っておきます。
- フライパンにごま油とみじん切りにしたにんにくを入れ、火にかけます。にんにくの良い香りがしてきたら、もやし・にら・厚揚げを入れさっと炒めます。
- 茹でた麺を加え、魚醤・しょうゆ・塩・コショウで味を整えます。
- 器に盛り、お好みでカボスやレモンを絞ってどうぞ。
茹でたての麺をフライパンにさっと投入!
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パスタでもなくうどんでもなく独特の食感です。つるっと感ともちっと感がほど良いバランスで、麺が口の中で楽しそうです。和洋どちらにも合いますが、染まりきる風でもなく、懐かしいけど新しい感じがする麺です。
個性はありつつも、主張し過ぎないので使いやすいと思います。主食としてだけでなく、ちょこっと使いでおかずにもいけますね。
麺のつるんとした食感が良く、うどんほど粉の味が重くないので、和風洋風問わず色々なアレンジで楽しめますね。
辛いもの好きなので、島唐辛子の入った麺も気にいっています。
島唐辛子入りのオレンジ色の麺は、ぱっと見たところニンジンかな?と思ってしまいますが、食べると結構ぴりぴりと刺激があります。子どもにはちょっと辛すぎるかもしれませんが、ペペロンチーノにしたらおいしそうです。
うずまきそばは、私も子どもたちも大好きです。
かけつゆにしてもおいしくいただけるのですが、噛めば噛むほど甘みが出てくる味わい深い麺なので、個人的にはパスタや焼きそばなど、しっかりと噛みしめながらいただく汁気の少ない麺料理のほうが、より「しあわせ」感を満喫できるように思います(笑)。
先日は塩焼きそばにしたのですが、具材に水分が足りなかったせいか、茹でた麺をフライパンに加えて炒めているあいだに、麺同士がべたついてくっついてしまいました。
ちょっと食べにくいなぁと思いながらも、味はとてもおいしかったので、子どもたちも何もいわずパクパク食べてくれました。
というのも、口に入れるとくっついていた麺がさらりとほどけて、つるつるっとした食感がしっかりとよみがえるのです。ほんとうに不思議な食感です。