地産原料を使ったナチュラル化粧品「BOTANICANONボタニカノン」
鹿児島県大隅半島で、「食の宝庫」鹿児島の資源を最大限に活かすべく生まれた化粧品シリーズ。
植物由来成分100%&アルコールフリー・ケミカルフリーで敏感肌の方にも◎
ようこそ、約4000種の植物が織りなすボタニカルワールドへ。
「BOTANICANON(ボタニカノン)」とは、
“BOTANICAL(植物)”と“CANON(輪唱)”をかけ合わせた造語。
大隅半島のさまざまな植物が、
まるで輪唱を奏でるように幾重にも折り重なる様子が表現されています。
ボタニカノンの商品は全品、
植物由来成分100%、アルコールフリー・ケミカルフリー。
その豊かな大自然を最大限に活かすべく、
限りある資源を持続可能な形で採取し、日々真剣にものづくりと向き合っています。
ボタニカノンについて
ボタニカノンは、鹿児島県の南大隅町という日本最南端の地で生まれました。
南大隅町は、亜熱帯気候と温帯気候が混在した地域です。
透き通る深い蒼の海、約4000種もの植物たちが群生する原生林の山々、錦江湾に沈む美しい夕日・・・どこを見ても大自然豊かな場所。ボタニカノンの工場からほど近い「佐多岬」や「雄川の滝」は、観光名所にもなっています。
そんなすばらしいロケーションの中、ボタニカノンは、動植物の息吹を感じながら、素材を活かし奏でる感覚でひとつひとつ丹精込めて作られています。
2016年の発売以来、鹿児島県特産品コンクールでの受賞や、メディアなど各方面で取り上げられています。
閉校となった小学校跡地を工場に
ボタニカノンを作るのは「株式会社ボタニカルファクトリー」。
閉校となった「登尾小学校」の一部をリノベーションし、製造工場としています。
ここで、ハーブウォーター(蒸留水)やアロマオイル、植物エキスの抽出など、原料づくりから製品までを一貫生産しています。
株式会社ボタニカルファクトリーのモットーは、
「お肌にも環境にもやさしい、ナチュラルコスメの本質を追求する」商品づくり。
鹿児島の資源を最大限に活かせるよう、農家や自治体と協力し、地産地消、地方創生に寄与できることを目指して、日々ものづくりに励んでいます。
SDGsへの取り組みも積極的におこなっています。
ボタニカノンのコンセプト
「ボタニカルファクトリー」を直訳すると、「植物の工場」。
ボタニカノンは、植物の声を聞き、植物の息吹を感じ、植物のエッセンスと人のお肌とを調和させ、地球にも人にもやさしい商品であること、肌が求めているものであること、家族みんなで使えることを大前提としています。
「植物由来成分100%でアルコールフリー・ケミカルフリー」を基本とし、以下のコンセプトを掲げて商品開発に取り組んでいます。
口にできるもの以外は使わない
ボタニカノンの商品開発では、実際にお肌につけて試してみるのはもちろんのこと、商品テストの際には必ず「舐めて」確認するそう。(真似はしないでください)
ボタニカノンのスキンケア商品は、食品に近い処方になっており、品質保持期限が設定されているものもあります。
日頃、食事でオーガニックであることや食品添加物に気を遣うように、スキンケアの成分もしっかりと意識したいものですね。
防腐剤のお話
天然の化粧品をつくるうえで、防腐力は非常に重要です。
ボタニカノンは全品に合成の防腐剤を使用していません。
抗菌や防腐対策として、柑橘系エキスなどを用いて品質を保持しています。
ボタニカノンで使用している柑橘系のエキスは、エコサート・オーガニック認証を取得。
柑橘系防腐エキス(マンダリンオレンジ果実エキス、ビターオレンジ果実エキス、オレンジ果皮エキス)の「光毒性(フロクマリン)」「リモネン等の刺激」などについてもテストしています。
ボタニカノンができるまで
ボタニカルファクトリーでは、地産原料を使い、ハーブウォーターやアロマオイル、植物エキスの抽出などの原料づくりから化粧品商品化までを一貫生産しています。
アロマオイルの抽出には、特注の常圧水蒸気蒸留器を使用。
原料植物を蒸留釜に入れて水蒸気を送り込み、植物の精油を蒸発させた後、その水蒸気を冷やして精油を採ります。
残った蒸留水が、水溶性の芳香成分を含むハーブウォーターです。
大自然が生み出す植物たちのカノン
ボタニカノンに使われている原料は、大隅半島に自生する亜熱帯気候の植物や、近隣の契約農家から仕入れた無農薬、自然栽培の植物です。
タンカン、パッションフルーツ、辺塚ダイダイ等は、規格外農作物を積極的に買取りすることで、近隣農家と助け合う商品づくりを目指しています。
主な地産原料
ボタニカノンは、全商品に必ず一部は鹿児島県産の原料を使用しています。
月桃 |
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佐多岬近辺で農薬不使用で契約栽培しています。 ポリフェノールや、肌にツヤを与える成分アルブチンを含有しているハーブです。 |
芳樟(ホウショウ) |
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日本最古のハーブ園である指宿市の開聞山麓香料園で採取。 クスノキ科の植物で、リナロールという芳香成分を多く含んでいます。 |
ホーリーバジル |
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佐多岬近辺で農薬不使用で契約栽培しています。 肌荒れを防ぎ、皮膚を健やかに保つ成分が含まれています。 サンスクリット語では「トゥルシー(比類なきモノ)」。 |
ケセン |
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和製シナモンとも呼ばれる、甘い香りが特徴の植物。葉と枝から精油を採ります。 鹿児島ではこのケセン(ニッケイ)の葉を団子に包んだ「ケセン団子」が郷土菓子として有名。 |
ローゼル |
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工場の敷地内で、農薬不使用で栽培しています。 真っ赤な萼には、ビタミンCやクエン酸、リンゴ酸など、体に良いとされる成分がたくさん含まれています。 |
ダイダイ |
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ダイダイは、シトラスの原種と言われています。 果皮からアロマオイルを抽出して、香りづけとして使用しています。 |
レモングラス |
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佐多岬近辺で農薬不使用で契約栽培しています。 蒸留水はハンドクリームのベースとして、乾燥末をソフトスクラブ剤として石けんに配合。 |
パッションフルーツ |
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毎年6月から8月まで南大隈町で農薬不使用で栽培。 果実をまるごと水蒸気蒸留して贅沢なフルーツ化粧水に。 |
タンカン |
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毎年1月から4月まで南大隈町で出荷される「タンカン」。 まるごと水蒸気蒸留します。タンカン果実水、タンカン果皮ともに広く使用されます。 |
スイカズラ |
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南大隈町の野生種からエキスを抽出。 紫外線によるダメージからお肌を保護してくれます。 |