無農薬・無化学肥料!話題の秋摘み番茶
長らく生産者と産地限定のお茶とされてきた秋摘み番茶は、スッキリとした味わいと渋みをもつ日常的な味わいのお番茶です。
お彼岸(9月)の頃、初夏にも似た爽やかな気候が続く一時期に刈り取られる収穫量の少ないお茶を丁寧に釜炒りしています。太陽をよく浴びて更に大きく育った茶葉は、冬を越すために栄養分を沢山蓄えエネルギーに溢れています。この頃の茶葉は、最上とされる一番茶よりもポリサッカライドという多糖類を多く含んでいるだけでなく、水出しても美味く頂ける貴重なお茶です。水出しするとあっさりとした味わいが、熱いお湯で抽出すると程よくタンニンが出た爽やかな味わいが楽しめます。
その日の気候や収穫されたお茶の葉がもつ水分量などを見極めて炒り上げる釜炒りの工程は、職人の経験と感覚、そして勘がすべてです。茶葉の微妙な色あいの違いを見分け、釜から立ちのぼる煙や香り、炎の様子を観察しながら調整する火加減の見極めひとつで仕上がりが全くかわります。
原材料:有機茶葉(国産)
製造日からの開封前賞味期間 :360日
美味しいお召し上がり方
急須に適量茶葉を入れ、沸騰したお湯を注ぎ、好みでしばらく抽出してから注ぎわけてください。
水出しの場合
茶葉30gに水約1Lを注ぎ入れ、冷蔵庫で一晩(4時間以上)置きます。
※12時間以上経過すると美味しさが損なわれますので、茶葉は必ず取り出してください。
原材料には、化学合成された農薬や化学肥料、除草剤を一切使わず育てた茶葉を使用。茶畑に生える雑草は、こまめに手で摘み取ります。傾斜のきつい山肌を這うようにして広がる茶畑を、畝に添って少しずつ手で雑草を摘み取る作業は決して楽ではありませんが、誰もが毎日ごくごくと飲める日常のお茶には、余計なものは一切不要との思いから、生育から釜炒りまでお互い信頼しあえる関係の中で一貫して生産しています。