迷えるあなたのレスキュー隊、プレマシャンティ「マルラオイル」
髪の毛の先から手足の爪先まで日々のお手入れをグレードアップ
肌なじみの良さ。 さらっとした、肌触り。 さわやかな香り。
使ったひとにだけわかる感動は
毎日のお手入れが楽しみになる感動です。
髪の毛の先から、手足の爪先まで、全身に、
日々のお手入れをグレードアップする
プレマシャンティ「マルラオイル」。
神様の贈り物~至高の植物油~
神様の木「マルラ」
マルラとは、サハラ砂漠よりも南、アフリカ大陸南部に自生するウルシ科の植物(樹木)です。ひとくくりにアフリカ大陸南部といっても、地球の陸地面積の約20%を占める「アフリカ」を、5つの地域にわけたうちのひとつですから、その面積は広大です。熱帯雨林気候からサバナ気候、砂漠気候、ステップ気候、地中海性気候とほぼすべての気候区分がそろうといわれる「アフリカ」にあっても、大陸南部は、最南端の一部を除き、ほぼ全域が乾燥帯に属しています。年間の降雨量が250~500mm、砂漠近隣は250mm以下といいますから、下手をすると台風時期の東京の月間降水量と変わらない量の雨しか降りません。また降り注ぐ紫外線量も半端なく、世界気象機関(World Meteorological Organization:WMO)によると、UVインデックスの8~10(非常に強い)・11+(極端に強い)地域に属しているようです。
乾燥が激しく、灼熱の太陽が降り注ぐこの地には、ルイボス、ソーセージノキ、ハニーブッシュ、アフリカンチェリー、ケープアロエに代表されるアロエ属、ボエゴーやブッコと呼ばれるアガストマ属など、この土地にしかない個性的な性質を持つ植物や、南アフリカ大陸を原産とする植物が数多く育っています。アフリカ大陸に昔から育つ植物のほぼ8割が、民間療法や暮らしの知恵として活用されてきたというのですから驚きです。マルラも例外ではなく、古来から民間療法に役立てられるだけでなく、マルラの実の核を圧搾して得た油は、今もなお、ベビーオイルにマッサージにと日常的に使われているようです。「アフリカの植物油の宝」とも呼ばれているとか。
また驚くほど豊富な栄養分を蓄えるマルラの木は、「神様の木」とも呼ばれています。黄色い果皮に覆われた甘酸っぱい果汁を含んだ白色の果肉は、自然の豊かな恵みです。そのまま食されたり、発酵させてビールのようなアルコール飲料にされたり、「アマルーラ」というリキュールの醸造につかわれたりしています。クルミのような固い殻に覆われた種もまた、ナッツのような風味で好まれており、食用にされたり、油の原料にされたりしています。マルラの実は、人間はもちろん動物たちも大好きです。特に象は、実だけでなく、樹皮や枝も食します。樹上で熟した実は、動物たちも美味しいと知っているらしく、様々な動物が実を狙ってやってきます。象のような大きな動物は、実を食べたいあまりに、マルラの樹ごと倒したりもするのだとか。完熟しアルコール発酵が始まった実を食べたガゼルや象などが、マルラの樹の足元で酔っぱらう姿が目撃されるのだそうです。
また南アフリカでは結婚式の前日に実を清める儀式をマルラの木の下で行うことから「結婚の木」という呼び名もあり、神聖な木として、大切にされていると聞きます。
マルラをはぐくむ国、ナミビア
世界最古の砂漠のひとつとして知られるナミブ砂漠。あんず色の砂が続くこの砂漠の名は、現地のことばで「何もない」に由来します。その面積は50,000キロ平方メートル、ほぼ北海道と同じ大きさです。国土の約1割をナミブ砂漠に捧げた国、ナミビア共和国が、プレマシャンティ・マルラオイルの故郷です。
面積は日本のほぼ2.2倍。大部分が乾燥・砂漠気候帯に属し、年間を通じ極端に雨が少なく、灼熱の太陽が降り注いでいるといいます。地理的には南半球の中緯度地域に属するので、夏と冬の区別があります。北半球の中緯度地域に属する日本とは、季節は全く真逆なので、極端に単純にいうと、日本で雨が多い5月~10月がナミビアでは雨が少なく、日本で雨が少ない12月~3月がナミビアの雨の時期とも言えます。ただ日本との大きな違いは、12月~3月の雨季以外はほぼ全くといってもいいくらい雨がふらないこと。そして春夏の乾季には、クラッカーやチップス菓子の袋を開封し、全開にしたまま放置しても、湿気る気配はないうえに、洗濯物も数時間でカラカラに乾くそう。あまりに日差しが強くて帽子は手放せないのに、朝晩は摂氏0度まで冷え込む日も少なくないのでフリースやダウンジャケットも必要な過酷な自然環境所以か、「ひとのいない土地、何もない土地」と訳されることもある「ナミブ」そのままに、アフリカでも最も人口密度が低い国のひとつでもあります。
アフリカ大陸には、この土地にしか生息しない固有の動植物が数多くいるといわれますが、ナミビアもまた例外ではありません。ナミブ砂漠には、生きた化石とも呼ばれるウェルウィッチア・ミラビアス、1年間水がなくても育つといわれるアロエディコトマ、湿気を極端に嫌う多肉植物ユーフォービアなどの植物が育ちます。また大西洋岸にそって、南アフリカ共和国からナミビアに共和国にかけて伸びる半砂漠地帯カルー地方は、地球上でもっとも豊かな何千種という多肉植物相が見られる「最後の楽園」であり、摂氏50度以上の気温上昇にも耐えられるという多肉植物が群生するなかで、固有の爬虫類、無脊椎動物が生息しています。ナミビアはまた、アフリカ固有の唯一のペンギン「ケープペンギン」の生息地でもあります。氷のイメージが強いペンギンですが、ケープペンギンは摂氏30度を超える環境でも暮らせるという、おそらく唯一、雪や氷とは無縁のペンギンなのです。
このような非常に個性あふれる土地で育つのが、マルラという植物です。
「マルラオイル」の自己紹介!
名称 | マルラオイル、Marula oil |
---|---|
学名 | Sclerocarya birrea |
科名 | ウルシ科 |
抽出部位 | 仁(種の内側、芽になる部分) |
抽出方法 | 低温圧搾法 |
精製 | 未精製 |
色 | 黄色 |
香り | フルーティ(ほとんどない) |
飽和脂肪酸 約19.1% | |
---|---|
ステアリン酸 | 約7.3% |
アラキジン酸 | 約0.6% |
パルチミン酸 | 約11.2% |
一価不飽和脂肪酸 約75.7% | |
オレインパルミトレイン酸 | 約0.1% |
オレイン酸 | 約75.1% |
エルカ酸 | 約0.1% |
イコセン酸 | 約0.4% |
多価不飽和脂肪酸 約29.5% | |
リノール酸 | 約4.4% |
α-リノレン酸 | 約0.2% |
トコフェロール、ステロール、フラボノイド、プロシアジニン、ガロタンニン、フラバン-3-オール なども含有 |
※International Journal of Agricultural and Biological Engineering:September 2012
世界的な知名度はないけれど、「マルラ」が生育する地域では、伝統的に食糧として活用されてきました。実を食するだけでなく、種を割り、仁(種の芯)を圧搾すると、酸化耐性に長け、長期保存に優れた高品質な油がとれます。伝統的にと一言でまとめても、人類発祥の起源ともされるアフリカ大陸での「伝統」は想像を絶する長さです。起源を紀元前2000年(約4000年前)にまでさかのぼるという民族が、サハラ砂漠以南を移動してきた経路に、マルラの生息域が深くかかわっているというのですから驚きです。
現在では、経済的な側面からも、マルラの樹が注目を集めています。12月から3月に野生のマルラの樹から集められた実は、樹の生息地域の人たちにとっての収入源でもあります。わずかな期間に持ち込まれた実が、加工場に持ち込まれ、多くの原住民の収入源にもなっています
※出典:H.O. Kojwang、Forest Outlook studies in Africa(FOSA)、October 2000/The Food and Agriculture Organization)
一般的に知られている役割
- オレイン酸(オメガ9)
- 人の皮脂にとても似ているため皮膚刺激性が少なく、角質への浸透性が高いといわれる成分です。また保湿力が高く、乾燥や紫外線から肌を守り、ダメージを防ぐ力があるともいわれます。
- リノール酸(オメガ6)
- 体内では合成することのできない必須脂肪酸で、肌になじみやすく、肌を水分や油分の蒸散から守り、柔軟にする働きがあるとされます。
- パルチミン酸
- 持続性が高い保湿、バリア機能のサポートに寄与する飽和脂肪酸の一つで、乾燥を防いで、肌が荒れにくくする等の効能があり、年齢肌に最適です。
- ビタミンE(トコフェロール)
- 若返りのビタミンとも呼ばれ、脂質が酸化するのを防止する高い還元力化をもつビタミンです。ウイートジャムオイル(小麦胚芽油)が、代表的なビタミンEが豊富なキャリアオイルとして知られています。紫外線からのダメージに負けない肌に導きます。
- ビタミンC
- 還元作用が強く、年齢肌にダメージを与える乾燥や紫外線対策に役立つとされます。
- ステロール
- 肌荒れ防止作用があり、肌を強くし、柔らかく保ちます。
- プロシアニジン
- ポリフェノールの一種で、還元作用、抗アレルギー作用に優れているとされます。肌に透明感を与える力が期待されているポリフェノールです。
- フラボノイドカテキン
- ポリフェノールの一種で、強い還元作用があります。
快適に使い切る工夫~エアレスポンプ~
最初は「無臭」だと思っていた植物性の化粧オイルに、だんだん、香りが変わってきた、あるいは、鼻を突くような不快な香りが混ざり始めるという経験はないでしょうか?
開封してから数週間、あるいは数か月たっているようであれば、それはオイルが「酸化」した香りかもしれません。 顔用に使う化粧オイルは、否が応でも嗅覚の要である鼻に近づいてしまいます。また一度、顔についた香りは、しばらく、決して短すぎない時間、嗅覚にまとわりついて離れません。そのため、普段から香りに特に敏感な方でなくても、「いつもと違う香り」や「不快な香り」は感じやすい状態にあると考えられます。
好みにあった快適な香りであれば、気持ちもほっとほぐれますが、一般的に「酸化臭」と呼ばれる香りは、万人受けするような香りではありませんし、むしろ鼻を突く不快な香りだといえます。アルガンオイルやローズヒップオイルなど、それなりの対価を払って手に入れたオイルで美しくなろうというのに、「酸化」!この響きは、決してうれしくはありません。
最後の一滴まで、精神的にも美しく、
健全に、使い切れるオイルが欲しい!
プレマシャンティのマルラオイルには、工夫があります。純度100%のマルラオイルを、日々の暮らしで使いやすく、最後まで快適にお使いいただける「エアレスポンプ」という工夫です。
「エアレスポンプ」とは?
プレマシャンティ マルラオイルのボトルは、外側からぱっと見ただけでは、普通のプッシュポンプと違いがありません。ですが、透明なボトル本体の内側に目をむけると、プッシュポンプ式であたりまえにある「細く長い管(チューブ)」がありません。
吸い上げるための「細く長い管(チューブ)」を使わないこと。
これがエアレス式ポンプの特徴です。
通常、スプレーでもポンプでも、中の液が減ったら重力に従って液面が下がり、ボトル上部の空気層の体積が増えていきます。そのため、「細く長い管(チューブ)」は、ボトルの底に落ちていく液体を最後まで吸い上げるために必須です。対してエアレスポンプは、中の液体が減ると重力に反して底が上がり、ボトル上部の空気層の体積はほとんどかわりません。プッシュポンプの反対側に出ている「吸引口」という短い管が、直接液面から液体を吸い上げます。
エアレスポンプは、ポンプを押す(「ポンピング」といいます)とボトル底部のピストンが吸い上げられ、内容液が押し上げられられるという特殊な構造をしています。つまり、ポンピングにより外気がボトル内部にほとんど取り込まれないため、液面が常に新鮮な空気に触れる可能性が非常に低いのです。
※お届け時点で、液面から吸引口から離れていることがあります。数回ポンピングを繰り返すと、ボトル内部の空気が抜け、吸引口が液面に届いてオイルが吐出します。
化粧用として販売されている植物オイルの中には、ビタミンEが豊富な小麦オイルなどを添加して、酸化スピードを鈍らせる工夫をしているものや、アロマオイルを混ぜて香りが気にならないようにしているもの、また容量を極端に減らして使い切りにしているものなど様々です。プレマシャンティのマルラオイルは、マルラオイル100%のままで、使い切るまでボトリング時点の使い心地や快適さを持続できるように、また経済性と利便性を極力高めるために、化粧用オイルでは定番の30ml容量のまま、特殊なエアレスポンプでお届けしています。
使ってみました、マルラオイル
※個人の感想です。効果・効能を示すものではありません。
「続けられる」お手入れでないと…
石鹸で洗ってそのまんま の時期が長かった私、プレマシャンティ開拓チーム 横山も、肌の状態が気になるようになり、ここ数年、本腰をいれてお肌の手入れを考えています。 だからといって、じっくり時間をかけて手入れをしようとは思ません。こと美容となると、何事も長続きしない私にとって、「続けられる」お手入れでないと意味はなく、必然的に1)短時間、2)シンプル、3)お金がかからない が何よりも重要。それに加えて、効果的で体感を伴うなお手入れ方法。効果が感じられなければ、次に続く動力は生まれません。
私にとってのベストのお手入れは…
私にとってのベストのお手入れは、今は、オイル+化粧水。化粧水は、ダマスクローズの蒸留水だったり、ハーブの蒸留水だったり、ホワイトティウォーターだったり、季節と気分と体調によって変わります。肌が疲れているなと感じた時には、肌にすうっと浸透するダマスクローズが心地よく、たっぷりとフェイスマスクにしみこませて、お風呂上がりや朝時間のあるときに、ローションパックにしたりもします。香りがよいので、内側からとろんとなります。肌に湿度を与えたら、オイルを追加。化粧水の前にオイルを使いブースターにという声もありますが、私にはその使い方が向いていないのか、はたまた「ブースターオイル」としてお勧め頂くオイルが合わないのか、オイルはもっぱらあと使いです。
美容オイルの海を漂流した後に・・・
オリーブオイルに始まり、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、ヘンプオイル、ココナッツオイル、ローズヒップオイル、アルガンオイル、タマヌオイル、お茶の実オイル、しその実オイル・・・枚挙にいとまがないとはこのことで、今まで使った美容オイルの名前をあげ始めたら、きりがありません。国内外問わず、知名度の高いエッセンシャルオイルの作り手たちが、品質の高いキャリアオイルをたくさん紹介していますから、植物性の油は種類が豊富。おかげで驚くほどたくさんの植物オイルを、好奇心に任せて得心がいくまで試せます。
あれこれ試した挙句に、落ち着いた「定番」が・・・
価格的にためらいなく使える「ホホバオイル」、「バオバブオイル」は困ったときのレスキュー隊、過酷な冬と乾燥のひどい移動時の機内は「アルガンオイル」か「馬油」。
けれども移動が増えたり、生活が不規則になったり、暮らしの環境がかわったりすると、この「定番」がすっかり無力になり、解決策を求めまた漂流がはじまります。けれど「このマルラオイル」との出会いで、すべてが変わりました。
「オイルの使い分け」をするのは、心底馬鹿馬鹿しい!
マルラ1本あれば、OKなのです
肌へはすーっと馴染むし、べたべたしません。
空調冷暖房の効いた部屋では、いつもはバリバリに乾燥してつっぱるのに、マルラオイルを定番にしてからは、肌が突っ張りにくくなりました。
油なのに、使った後、半日くらいは「しっとり」とした感じが続きます。
顔ももちろんなのですが、手の甲と首は続けて使うと劇的!です。
水仕事をした後に、ハンドクリーム?シアバター?
マルラがあったらOKでしょう?と言いたくなります。
マルラの実には、ビタミンCがオレンジの8倍だとも聞きました。
肌の質に近い成分が含まれているとも聞いています。
ですが私、あくまでも体感を優先します。
気持ちよく、使えます。使うと、もちもちしっとりです。
弾力が増してキメが整ったように感じています。
「プレマシャンティ マルラオイル」
使い続けたいから、ご紹介します。