カナダ・フローラ社製 ウドズ・オイルブレンド&MCTオイル
オメガ3&オメガ6を2対1のバランスで配合「ウドズ・オイルブレンド」と中鎖脂肪酸で構成されている「MCTオイル」
健康になりたいあなたへ 正しいオイルの新常識
正しいオイルの知識があなたを健康にする
衝撃的なクッキングオイルメーカーの発表
ウド・エラスムス博士
(Udo Erasmus, Ph.D.)
脂質栄養学の権威 ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)で生化学、遺伝子学の修士号を取得。オイルと健康の関係を研究して『脂肪と油』を著し、栄養学博士号を取得(1986年)。この本を増補した『Fats that Heal,Fats that Kill』が北米の大ベストセラーに。講演やインタビュー、テレビ出演などで世界各地を飛び回り、現代病と油の関係について啓蒙活動を続けている。
「体内で発がん性物質になる恐れのある成分が含まれている。」
これは、それまで健康的なクッキングオイルとして売り出されていた製品に対する製造メーカーの発表です。この衝撃的な内容に私たちは耳を疑いました。みなさん記憶に新しいニュースではないでしょうか。
問題となった成分は「グリシドール脂肪酸エステル」
「グリシドール脂肪酸エステル」は「油のにおいを除くために加熱する工程で、副産物としてできた成分」であり、体内で分解されると、発がん性物質「グリシドール」になる可能性があるものです。メーカーの分析によると、この「グリシドール脂肪酸エステル」が当該クッキングオイルには一般的な食用油の10~182倍、含まれていたというのです。
ウド博士が「危険な油は過熱がつくる」と警鐘を鳴らす
脂質栄養学の世界的権威で、今回ご紹介する「ウドズ・オイルブレンド」の開発者:ウド・エラスムス博士は「加熱や精製、化学物質の添加など、現代のオイルの製造法には問題が多い」と話します。
「コストをかけず効率よく大量生産する」「消費期限をより長く延ばす」などの目的から、食用油は一般的に、さまざまな化学処理を加えて製造されているのですが、食用油の製造過程において、「高温の過熱は厳禁」とのこと。なぜなら「油を高温で加熱すると、自然界には存在しない不自然な分子構造に組み変わってしまう」からです。
ウド博士は次のように警鐘を鳴らし続けます。
脂質栄養学の世界的権威のウド博士が「油(オイル)」を語る
辛い病の経験が「オイルと健康」という生涯をかけた自分の研究テーマに
若いころ味わった辛い体験、それは身体が思うように動かず重度の体調不良に陥ってしまったという経験です。医師にもサジを投げられるほど状態は悪く、自分で必死に治療法を模索しました。可能性として考えられる原因は、当時、趣味のガーデニングに熱中したことにより生じた「農薬中毒」でした。
身体に不要なものをオイルでとりのぞくというアイディア
私は、大学で生化学を専攻したこともあり、有害化学物質は体脂肪に溶け込む性質がある点に着目しました。そこで植物のタネを搾り、いろいろなオイルを摂ってみたところ、それまでの不自由から解放され、健康を回復したのです。この体験が元となり、「オイルと健康」というテーマが私のライフワークになっていったのです。
2005年、長年の功績が認められ、カナダ健康食品協会(CHFA)より殿堂入りの栄誉を授けられる。
タネの栄養を豊富に含んだ新鮮なオイルをとることは、健康を維持するうえで不可欠です。なかでも、人の体内ではつくることができず、食事からとるしかない、きわめて重要なオイルが必須脂肪酸のオメガ3(※1)とオメガ6(※2)。これらは、生命維持に欠かせない栄養素です。必須脂肪酸が欠乏すると、さまざまな不調を招くことになります。これが「必須」の意味するところです。言うまでもありませんが、粗悪な食用オイルの摂取は、健康のためには避けるべきでしょう。
※1 亜麻仁油(フラックス油)やイワシ、サンマといった魚などに含まれる脂肪酸。アルファ・リノレン酸が代表的。
※2 コーン油、ひまわり油、サフラワー油(紅花油)などに含まれる脂肪酸。リノール酸が代表的。
健康になる「正しいオイル」とは、原料がもっている有用成分をしっかり保ち、化学物質をいっさい添加せずにつくられているものを言います。そのためにも、植物油の原料がオーガニックであることは大切です。
同時に、「どのように製造されているか」ということも見落としてはならない非常に重要なチェックポイントとなります。低温で搾っただけで精製されていないオイルには、タネなどに含まれる植物ステロールという成分が入っており、体内環境のバランスを調整する働きや、身体に不要なものを減らし、欠かせないものを増やす働きがあります。
長年にわたり、年齢・人種の異なる多くの人々を対象に調査研究した結果、もっとも健康に貢献するオイルはオメガ3とオメガ6であり、その摂取比率は2:1がよい、という結論に達しました。
同様に、脳もその60%が脂質です。約60兆個もの人間の細胞の膜は、油でできています。ですから、正しいオイルを理想的なバランスで摂ることは、健康維持に大きく貢献します。
知っておきたい脂肪酸のこと
体内では作れない必須脂肪酸
脂肪酸の分類と特徴
脂肪酸の分類と特徴についてご紹介しましょう。脂肪酸はまず、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分けられます。
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【飽和脂肪酸】
固まりやすい油。主に動物性です。人間の体温程度の温度ではサラサラとは流れず、食べすぎると「ドロドロ」の原因になります。また、体内で糖質と脂質からいつもつくられています。【不飽和脂肪酸】
固まりにくい油。ほとんどが植物性脂肪で、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられます。一価不飽和脂肪酸がオメガ9(オレイン酸)。オメガ9は体内でつくることができる脂肪酸です。多価不飽和脂肪酸のオメガ3(アルファ・リノレン酸)とオメガ6(リノール酸)が必須脂肪酸。体内でつくることができず、食事から摂らなければいけない栄養素です。
脂肪酸の分類と具体例
脂肪酸 | |||
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飽和脂肪酸 固まりやすい 動物性のものが多い |
不飽和脂肪酸 固まりにくい 植物性のものが多い |
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一価不飽和脂肪酸 体内でつくることができる 脂肪酸 |
★★★必須脂肪酸★★★ 多価不飽和脂肪酸 体内でつくることができず 食事から摂らなければいけない脂肪酸 |
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オメガ9 (オレイン酸など) |
オメガ3 (アルファ・リノレン酸など) |
オメガ6 (リノール酸など) |
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・バター ・ヘッド ・ラード ・牛や豚の脂身 ・ショートニング ・マーガリン ・ココナッツ油 ・綿実油 など |
・オリーブオイル ・キャノラー油(菜種油) ・品種改良でオレイン酸量を多くしたひまわり油やサフラワー油(紅花油) ・ピーナツ油 ・米ぬか油 ・パーム油(やしの実油) など |
・亜麻仁油(フラックス油) ・イワシ、サンマなどの魚の油 ・しそ油 ・えごま油 など |
・コーン油 ・ひまわり油 ・サフラワー油(紅花油) ・綿花油 ・大豆油 ・ゴマ油 ・くるみ油 ・アーモンド油 など |
厚生労働省の「食事摂取基準」にも登場した「オメガ3」と「オメガ6」
2005年から、厚生労働省の「食事摂取基準」にも「オメガ3」と「オメガ6」が登場しました。その基準は以下の通りです。
種類 | 量 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
オメガ3 | 目標量 | 2.6g以上 | 2.2g以上 |
オメガ6 | 目安量 | 11g | 9.5g |
ここで注目すべきはオメガ3の摂取量は「目標量」、オメガ6は「目安量」で記されている点です。「目安量」というのは「ほどよい量をとりましょう」という意味に対し、「目標量」とは「意識的にとりましょう」という意味が含まれています。比率は、オメガ3 : オメガ6 = 1 : 4 といったところ。このわずかな数値と割合を目標にしなければいけないほど、私たちは「オメガ3不足」であることがわかります。
肝心なのは質とバランス
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先に述べたとおり、オメガ3もオメガ6も、体内ではつくることのできない必須脂肪酸です。酸化・劣化していない新鮮な油から、栄養が壊れていない良質なものを摂ること、両方をバランス良く摂ることが大切です。
【オメガ3は「意識しないと摂ることができない」栄養】
オメガ3が摂取しづらい理由が2つあります。
1つは、オメガ3の供給源である亜麻仁油やしそ油、えごま油などを含む食品が少ないこと。
2つめは、非常にデリケートで酸化・劣化しやすいため、流通や保管が難しいこと。
このように、必須脂肪酸であるにもかかわらず、意識的に摂取しなければ、簡単には取り入れづらい栄養素です。【オメガ6はとりやすい栄養素であるものの・・・】
毎日の食事で摂りやすい栄養素です。コーン油やごま油、紅花油などおなじみの油に多く含まれ、パンやマヨネーズなどの食品にも含まれているからです。そのため、これらの油は「摂りすぎ」に注意が必要です。
一時期、「リノール酸」は身体に不要なものを減らすので、「飽和脂肪酸」の代わりに「リノール酸」を使えば良い、と盛んに宣伝されたことがあります。しかし、その当時、ひとつ大切なことが知られていませんでした。身体に不必要なものを減らしてくれると同時に「欠かせないものも一緒に減らしてしまう」ということです。今では「リノール酸」ばかりを多食すると、健康作用を失いかねないと言われています。
それでは「リノール酸」は食べない方が良いのでしょうか。そうではありません。からだが「リノール酸不足」になると、様々な健康上のトラブルが起ることがわかっています。そればかりか、「リノール酸」にはもうひとつ重大な役割があるのです。体内で、「ビタミンF(詳しくはガンマ-リノレン酸やアラキドン酸とも呼ばれる)」を助ける原料になっているということです。「ビタミンF」はからだの働きを調整するホルモンになる栄養素です。
ウドズ・オイルブレンドをおすすめできる理由
良質の必須脂肪酸は、新鮮な絞りたての油から
油ほど原材料と製造方法が大事な食品はない
油は生鮮食品です。とくに必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6はデリケートで、「劣化の激しい脂肪酸」。だからこそ、ウドズ・オイルブレンドは時間をかけ、効率が悪くても、必須脂肪酸にダメージを与えず、守る方法で搾られています。また、栄養価と美味しさ、新鮮さを最大限に引き出すためのさまざまな工夫と細心の注意が払われています。
【カナダ・フローラ社の自社農場で農薬不使用有機栽培された原材料】
原材料は、カナダ・フローラ社の自社農場で農薬不使用有機栽培された植物の種子や穀物です。具体的には亜麻仁(フラックス)を主原料に、ひまわり、ごま、米胚芽、米ふすま、オーツ麦芽、オーツ麦ふすま、ココナッツオイルに含まれる中鎖トリグリセリド、月見草場裏、大豆レシチン、天然ビタミンE(トコトリエノール)を使用しています。
【低温でゆっくり搾るだけの製造方法】
風味も栄養も壊さないためにフローラ社独自の「低温圧搾法」で採油しています。この方法は採油効率が悪く、搾りかすに油分が残りますが、そのぶんタネ本来の栄養価が高く残り、風味のある油をとることができます。低温でゆっくり搾っただけの、いわばタネの「フレッシュジュース」です。
仮に採油効率を高めようと高温で加熱し、油を搾る「高温圧搾法」(※)で採油してしまうと、油は熱に弱いため、酸化が進んでしまい、さらには、大事な栄養素の脂肪酸が、不自然な油の分子構造を持つ「トランス型」に変わってしまいます。自然界に存在しない油に、分子レベルで組み換えられてしまうのです。
※高温圧搾法・・・一般的な食用油はこの方法で作られています。精製や漂白、劣化を防ぐための処理など、いくつもの工程を経て製造されています。さらに、残りカスに溶剤を加え、ぎりぎりまで油を搾ることもあります。
ウドズ・オイルブレンド
一般的なオイル
【鮮度を保つさまざまな工夫と管理】
鮮度を保つために、以下のような工夫と管理をしています。
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光と外気を完全に遮断
油は本来、生鮮食品。光・熱・酸素によって劣化・酸化するため、ウドズ・オイルブレンドの原材料は、圧搾機に投入されたあと一度も機械から出ず、光と空気にさらされることなく油が搾られ、ビン詰めまで完了します。 -
製造過程の温度管理
人間の体温より低い35度以上にならないように温度管理された場所で搾られています。 -
茶色いびん詰と冷凍でのお届け
ウドズ・オイルブレンドを茶色のビンに詰め、箱に入れ、冷凍でお届けするのも鮮度を保つための工夫です。
【安全性の徹底で、余計なものは一切排除】
消費期限を延ばすための保存料の添加や化学処理は一切していません。
生で食べるおいしいオイル
おいしい召し上がり方
ウドズ・オイルブレンドを毎日おいしく召し上がっていただくために
1日に、体重23~25kgあたり大さじ1杯(15ml)が適量です。体重50kg前後の方なら、大さじ2杯を目安にお召し上がりください。1日にたくさん召し上がるより、毎日続けることのほうが大切です。
いつでも結構です。毎日の習慣にできるよう、「毎朝飲む」「食事と一緒にとる」など工夫してください。
お食事と一緒に摂るとより効果的です。
・炒める、揚げるなど加熱用には使用できません。
・調理後の料理に加えることは大丈夫です。
・スープやおみそ汁に加えてみてください。
・豆腐にかけたり、パスタにかけたり、和洋どちらにも合うオイルです。
・しょうゆやバルサミコ酢などとも、非常に相性がよく、混ぜるだけで、おいしいドレッシングになります。
・塩やスパイスと一緒にサラダにかけるだけでもおいしくいただけます。
・パンにつけたり、野菜ジュースに入れたりしてもおいしいです。
常温では保存できません。未開封でも、必ず冷蔵庫(長期の保存は冷凍)で保管してください。“食卓に出しっぱなし”にはしないで、使うたびに冷蔵庫から出し入れをしてください。また、開封後は60日以内にお召し上がりください。
ウドズ・オイルブレンドをつかった簡単レシピ集
これはおいしい!栄養満点のとっておきレシピ
植物のタネがもつ豊富な栄養素をまるごと摂っていただきたいから、化学的な加工を一切せずに、細心の注意をはらって完成させた「ウドズ・オイルブレンド」。
パンにつける、味噌汁にたらす、パスタにあえる以外にも様々なお料理に加えることで、おいしくいただけます。
オクラとゆばのサラダ
オクラのねばねばと、ゆばのモッチリとした食感が、新鮮な一品です。
わさびじょう油とウドズ・オイルブレンドで、さっぱりしているのにコクのある深い味わいを楽しめます。
<作り方>
ラタトゥーユ
トマトの甘みと酸味がお野菜にしみこんだ、美味しいスープです。
ウドズ・オイルのコクが加わって、さらに味に深みが増します。パンをひたして食べても美味しいですよ。
<材料4人分>
- 玉ねぎ・・・1個
- 完熟トマト(種をとる)・・・1個
- なす・・・2本
- 黄パプリカ・・・半分
- 赤パプリカ・・・半分
- ズッキーニ・・・1本
- かぼちゃ・・・少々
- ニンニク・・・1片
- 天然だし・・・適量
- 塩、こしょう・・・適量
- ウドズ・オイルブレンド・・・適量
<作り方>
ゴーヤの和えもの
ゴーヤの苦みとウドズ・オイルのコクが相性ピッタリのヘルシー料理です。シャキシャキな歯ごたえがたまりません。
<材料4人分>
- ゴーヤ・・・1本
- じゃこ・・・大さじ2
- ポン酢・・・適量
- ウドズ・オイルブレンド・・・大さじ1~2
<作り方>
- ゴーヤを薄く切って、塩をまぶす。ワタ(白い部分)をきれいにとれば苦味が抑えられます
- [1]に熱湯をかけて、お湯を切る。
- じゃこはフライパンで水分を飛ばし、カリカリにする。
- [2]と[3]をあえ、ポン酢と『ウドズ・オイルブレンド』をかける
ウドズ・オイルブレンドをつかった簡単ドレッシング
玉ねぎドレッシング
<材料>
・玉ねぎ…小1個
・酢…2/3カップ
・ニンニク…2片
・粒黒こしょう…小さじ1
・ウドズ・オイル…大さじ6
<作り方>
玉ねぎは粗く刻んで、ほかの材料とともに保存ビンにいれ、ハンドミキサーで全体が白くなり、とろりとするまでかく拌する。
中華だれ
<材料>
・ニンニク、しょうが…各1片
・長ネギ…1/2本
・青唐辛子…4本
・しょう油…大さじ1.5
・ウドズ・オイル…大さじ1
<作り方>
香辛野菜はみじん切りする。しょう油と『ウドズ・オイルブレンド』を加えて出来上がり。
ポン酢ドレッシング
<材料>
・だし汁…30cc
・柚子またはかぼすの絞り汁…70cc(かんきつ類は他にすだち、夏みかんなどを使ってもOK)
・しょう油…25cc
・メープルシロップ(てんさい糖でも)…大さじ1/2
・ウドズ・オイル…1/2カップ
<作り方>
すべての材料をかく拌する。
<材料>
・ウドズ・オイル…3/4カップ
・卵黄…1個
・塩、こしょう…適量
・レモン汁…小さじ2
・酢…小さじ1
<作り方>
卵黄に塩、こしょう、レモン汁、酢を入れて、ブレンダーで混ぜる。
混ぜながら、ウドズ・オイル1/4カップ分をスプーンでを少しずつ入れる。マヨネーズっぽく固まってきたら、残りのウドズ・オイルを入れてよく混ぜる
完成したら、すぐに冷蔵庫へ入れる。
ウドズ・オイルブレンドご愛用者のお声
私の常識を変えたウド博士
桐島洋子
(きりしま・ようこ)
1937年東京生まれ。
文藝春秋に9年間勤務したあと、フリーのルポライターとして海外を放浪。70年に作家デビューし、72年には『淋しいアメリカ人』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。痛快な育児論、女性論、旅行記で人気を集める。現在は年の3分の1をカナダのヴァンクーヴァーで過ごし、晴耕雨読の暮らしを楽しむ。
「油をお飲みなさい」というウド博士の第一声には耳を疑った。ダイエットは勿論、健康のためにも、できる限り油の摂取を控えるというのが数十年頭に染み付いてきた常識中の常識だったのに、こともあろうに栄養学の大先生から油を飲めと言われるなんて、これは悪い冗談だろうか、それとも逆説的論法というものだろうか。だいたい、ウド・エラスムスなんて名前からして変わっている。ウドといえば私の頭に浮かぶのは酢味噌和えや赤出汁だ。ウドの皮のキンピラも美味しい。ウドの大木という言葉もあるけれど、これはあまりいい意味ではないらしい。
しかしウド博士もヌーッと背の伸びた、かなりいかつい大男である。「ダヴィンチ・コード」の映画に出てくる戒律の厳しい修道院のガウンでも着せたら似合いそうに禁欲的な風貌だが、眼は優しく微笑んでいるし、話し始めると剛直な論理に潤滑油のようなユーモアがたっぷり絡んで、どんどん説得力を増していく。
そうなのか、多くの油が健康の敵であることは確かだが、生命維持に不可欠な必須脂肪酸であるオメガ3とオメガ6はしっかり味方につけなければならないということなのだ。しかし体内で自然に生成されない必須脂肪酸は食物から摂取するしかないし、オメガ3の良質なものを十分に摂るのは難しい。それでウド博士が研究を重ねて選び抜いた最良の種子原料をブレンドすることによって、理想的なバランスで必須脂肪酸を確保できる画期的な食養油が完成したのだ。(実はこれははじめ食用油と書くつもりだったが、パソコンで入力したら最初に食養と出たので、あ、この方が正しいじゃないかと思って、そのままにした)
そういえばヴァンクーヴァーの自然健康食スーパーで、必ず冷蔵庫の中に並べてある特別扱いの油があることが以前から気になっていた。ウド・オイルという名前だが、まさかあのウドを絞ったオイルではないだろう、西洋にも「ウド」という名の植物があるのだろうかと思ったりしたものだが、これはウド博士が調合したオイルということだったのだ。
ウド博士は除草剤による重度の中毒で医者に見離されたとき、自己流で油による解毒に成功したという体験があり、それをきっかけに研究にのめりこんでいったというだけに、「油と健康」にかける情熱は半端ではない。彼の熱弁に圧倒されて、実はしぶしぶウド・オイルを飲み始めたのだったが、一週間もたたないうちに手の甲がつややかになり、それがどんどん身体中の皮膚にひろがって行った。身体の内部は眼には見えないが、何かしゅるしゅると血の巡り気の巡りがよくなっている感じがあり、明らかに体調がいい。
昨年はカナダのフローラ社を訪ねて、ウド・オイルの製造工程や、原料を生産する畑を見学したが、明るい陽光の中を、いささかの濁りも淀みもなく清々しく流れる川に沿って歩くような、実に気持ちのいいツアーだった。ここで生まれた油なら、やはりこのように気持ちよく身体の中を流れていくのだろうという、爽やかなイメージが湧いて来た。
ウドズ・オイルブレンドに関するよくあるご質問
私の常識を変えたウド博士
中鎖脂肪酸で構成されているMCTオイル
「MCT(Medium Chain Triglycerides)」とは、“中鎖脂肪酸(C6・C8・C10・C12)”で構成されている中鎖油脂のことで、自然界ではココナッツなど、ヤシ科の植物や乳脂にしか含まれていない天然成分です。
ちなみにオリーブオイルやキャノーラ油などの一般的なオイルのほとんどは“長鎖脂肪酸”で構成されています。長鎖脂肪酸は一度、貯蔵されてから必要に応じて分解されますが、中鎖脂肪酸は短時間でエネルギーになるので、体のエネルギー源として最適なのはもちろんのこと、蓄積されにくいのが特徴です。
「MCTオイル」は、これらの特長を生かして、ボディメイクやアスリートのエネルギー補給として活用されています。
MCTオイルもフローラ社の理念に基づいて
- 原料の栽培方法
- インドネシア、フィリピン原産、土壌と環境を保護するサスティナブルな方法を取り入れたオーガニック農園で栽培されたオーガニック、遺伝子組み換えでない新鮮なココナッツのみを100%使用しています。
- 原料の収穫方法
- 動物保護の観点から、コスト削減のためのサルなど動物を利用せず、100%ヒトの手作業だけで収穫したココナッツを使用。また、みだりな伐採等や乱獲などを行わないという、熱帯雨林の環境破壊にも配慮しています。
- 製造方法
- 製造工程では溶剤等の化学物質を一切使用せず、遠心分離による低温抽出法を採用し、効率が悪くても余計なものを入れない使わない、1986年から受け継がれているFLORAの理念に基いた伝統的なオイル製法に則って作られています。
おいしいお召し上がり方
通常のココナッツオイルとは違い、MCTオイルは無色透明・無味無臭なので、出来上がった料理や飲料にまぜるだけで簡単に、無理なくプラスできます。1日に小さじ1杯から始め、大さじ1杯を目安にお召し上がりください。
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エコミルや有機発芽玄米ギャバライスミルクにかけて
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豆汁グルトにかけて
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サラダにかける
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スープやみそ汁に
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コーヒーやジュースに
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ヨーグルトやスムージーに
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パンやクラッカーに
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炊飯時、お米に加えても。
【ご注意】
MCTオイルは、加熱調理には不向きです。出来上がったお料理にかけてお召し上がりいただくことをお奨めしています。
フロー・エッセンス+
心身を清らかにする北米先住民のハーブエッセンス
ウドズ・オイルブレンド
必須脂肪酸のオメガ3と6を理想のバランスでブレンド
MSM クリーム/パウダー
歳のせいだとあきらめないで。階段が平気に、散歩も楽しめる
ベジ・シリカ
シリカの健康効果を「確実」に高める驚異のミネラル
OPCグレープ+
ビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍以上の還元力
サンブ・ガード エルダーベリー+
寒い時期、体の調子が気になる前兆に3種のハーブとビタミンC
ビヨンド・グリーンズ
十数種類の植物を非加熱乾燥したホールフード
MCTオイル
中鎖脂肪酸で構成されるオイルで理想のボディに
リラックス・エッセンス
毎日ゆとりない心とからだを、ゆっくりほぐす、やすらぎハーブ