オーガニックのグルテンフリー パスタ「フェリチア」
パスタの本場南イタリアのグルテンフリー専門メーカー「アンドリアーニ」のオーガニック・グルテンフリーパスタ
近年、「グルテンフリー」という言葉をよく耳にするようになりましたが、
そもそもグルテンとは何かご存知でしょうか。
グルテンとは、小麦・ライ麦などに
含まれるたんぱく質の成分の一部です。
パンや麺などに粘りやモチモチ感を生み出す重要な成分ですが
そのグルテンに対するアレルギー反応や
セリアック病(celiac disease)などが
欧米を中心に広まっています。
そのため、グルテンを含まない
「グルテンフリー」の食品が注目されるようになってきています。
グルテンフリー専門のパスタメーカー「アンドリアーニ社」
アンドリアーニ社は、南イタリアのプーリア州にあるグラヴィーナ・イン・プーリアで2004年に、アンドリアーニファミリーによって創業されました。
プーリア州と言えば青の洞窟が有名ですが、グラヴィーナ・イン・プーリアも、カステル・デル・モンテ(デルモンテ城)や、アルタ・ムルジャ国立公園などの美しい景色が広がる地。
そんな美しい土地で、現在でも創業者のアンドリアーニ氏と2人の息子が経営に携わり、6000平方の広大な敷地で、オーガニックの原料を使い、添加物を一切使わないヘルシーなグルテンフリーパスタを生産して、世界中へ数多く販売しています。
フェリチア(felicia)の特長
小麦粉は一切もちこまない徹底した品質管理
グラヴィーナ・イン・プーリアにあるアンドリアーニ社の工場は、小麦粉は一切持ち込まない、完全グルテンフリーの環境です。
最新の設備と厳しい品質管理のもと、グルテンフリーの基準値20ppmを大きく下回る10ppm未満で生産されています。原料輸送時から貯蔵庫、生産工場など、いたるところまで徹底した品質管理が行われています。
また、生産されたパスタは、必ず各ロットごとにグルテン含有のテストがなされ、厳しい検査に合格した商品だけが、さらに厳しい管理下で梱包され出荷されています。
グルテンフリーの基準値
2013年8月、アメリカのFDA(Food and Drug Administration アメリカ食品医薬品局)が、グルテンフリーの表示基準のガイドラインとして、グルテン含有量が20ppm未満※と定められました。それに伴って、各国々でグルテンフリー商品の表示基準値として採用されています。
※日本の基準はヨーロッパよりも厳しく、10ppm未満となっています。フェリチアのパスタはその厳しい基準もクリアしています。(10ppm=0.001%)
ppm=parts per million(パーツ・バー・ミリオン)
100万分のいくらかの割合を示す数値です。
原料へのこだわり
- 厳選されたオーガニックの原料使用
- 添加物一切不使用(原材料は表示の穀物のみ)
- 遺伝子組み換え原料不使用
認証
アンドリアーニ社は、IFS(国際食品規格)、BRC(英小売協会)の認証を取得しており、またイタリアでは、イタリアセリアック協会、イタリア政府・健康省の認定、およびアメリカ・カナダ・スペインなどのグルテンフリーの公式認証、Bioオーガニック認証を取得しています。
BRC
IFS
Bioオーガニック認証
イタリアセリアック協会
イタリア健康省 グルテンフリー食品
アメリカ グルテンフリー認証機構
カナダセリアック協会
ラインナップ
- 四穀ブレンドパスタ
トルティリオーニ・
フジッリ -
四穀は、コーン・米粉・そば粉・キヌア他にはなかなかない、スーパーフードとして人気のある穀物のキヌアを使った、栄養素の高いパスタです。それぞれの原料の味わいのバランスが取れていて、何度食べても飽きない味の人気のパスタです。
- 玄米パスタ
ペンネ・
フジッリ -
とくにもちもちの食感が特徴です。身近なお米100%なので、イタリアンとしてだけでなく、和食や鍋など、どんな料理にも使える万能パスタです。
- そば粉パスタ
ペンネ・
フジッリ -
日本でも馴染み深いそば粉を100%使い、たんぱく質とミネラルが豊富なパスタです。原料のそば粉は、クレープなどで日常的にそば粉を消費する、お隣のフランス産のそば粉を使用しています。
パスタの形状のお話
ひとくちにパスタと言ってもいろんな形がありますよね。 棒状だったり、ネジネジだったり、ちょうちょの形だったり…。 ここでは、フェリチアの3つの形状のパスタについて少しお話したいと思います。
- ペンネ
-
ペンの形をしたパスタです。リガーテ(側面に筋が入っている)と、リッショ(ツルツルしている)があります。
※フェリチアのペンネはリガーテです。 リガーテはソースのからみがいいので、濃いソースにもよく合います。唐辛子入りの辛いトマトソース「ペンネ・アラビアータ」が有名ですね。
- フジッリ
-
ネジネジの形のパスタです。ネジの部分にソースが入りこむことで、舌にソースが直接接触することが少なく、どんなに重いソースでも軽く感じるのが特長です。いろいろなソースに合うので使いやすいのですが、特に味の濃い野菜やペースト系のソースに合わせることが多いそうです。ドレッシングやマヨネーズであえたサラダとして登場することも多いですね。
- トルティリオーニ
-
やや太めの筒状のパスタ。外側の筋は斜めに入っています。茹でてソースをからめたり、グラタンにも相性がいいパスタです。
グルテンフリーパスタのおすすめレシピ
なすとにんにくの創作四穀パスタ
米なすを使えば、そのままお皿にしてしまう、見た目にも喜ばれるパスタ。なすとにんにくのシンプルな味付けが、この四穀グレーンパスタの味わいをより楽しませてくれます。
材料(4皿分)
- 四穀グレーンパスタ(トルティリオーニ)320g
- 米なす 3個
- にんにく 1片
- タマネギ 中1個
- 食用花 適量
作り方
- 縦に2切りにした2個の米なすを、皮をつけたままのにんにく1片と一緒に170℃のオーブンで加熱します。火が通ったら、形が壊れない程度の厚みを残し、ナスの果肉をくりぬきます。
- 残りの米なすを、切らずに250℃のオーブンで2時間焼きます。フォークで皮に少し穴をあけて、火を通りやすくします。焼き終わったら、果肉と皮を分けます。
- 取り除いた果肉をまとめ、オリーブオイルと塩で味付けします。
- パスタを4分ほど茹で、水を切り、ナスの果肉と合わせ、①のくりぬいたナスのお皿へ入れます。
- (4)をグラタン皿にのせ、4分焼いたら、出来上がりです。お好みで食用花で色添えしてください。
- ポイント:オーブンで焼くことで、ほんのりスモークされたような仕上がりになり、食欲を誘います。
かぼちゃとアーティーチョークの野菜パスタ
ビタミン豊富な野菜を使ったパスタです。お子様でも食べれるかぼちゃの甘さが美味しい野菜ソースです。
材料(4皿分)
- そば粉パスタ(フジッリ)250g
- アーティチョーク 200g
- かぼちゃ 100g
- ネギ 1本
- EVオリーブオイル
- 塩
作り方
- フライパンで、スライスしたネギをオリーブオイルで炒める。かぼちゃとアーティチョークは、沸騰したお湯で火が通るまでゆでる。
- かぼちゃを小さい角切り、アーティチョークは小さく切り、(1)のフライパンに入れ、野菜の煮汁を出す。
- パスタを気持ち少なめの塩で、アルデンテに茹でる。
- 茹で上がったら、湯切りをし②のフライパンに移し、軽くあえて出来上がり♪
- ポイント:瓶詰のアーティチョークの場合は、一緒に入っているハーブなどを上手に落としてから、かぼちゃの自然な甘さを出すようにしてください。
森の木こり風パスタ
キノコとジャガイモのピューレが、玄米パスタのモチモチ感と合わさって、満足感あふれるパスタです。
材料(4皿分)
- 玄米パスタ(ペンネ)320g
- そら豆 300g
- マッシュルーム 250g
- アスパラガス 200g
- ジャガイモ 80g
- タマネギ 中玉 1/4
- にんにく 2片
- EVオリーブオイル
- タイム
- 塩
- 岩塩
作り方
- 沸騰したお湯に塩を入れて、そら豆、ジャガイモ、タマネギを茹でます。火が通ったら皮を取り、まぜ合わせてマッシュポテトを作るようにピューレ状にします。
- マッシュルームをEVオリーブオイルとにんにくで炒めます。火が半分と負ったところで、アスパラガスのあたまを入れ、その後(1)のピューレも入れます。
- パスタをアルデンテに茹で、茹で上がったら、(2)でつくったピューレと野菜を混ぜたものを一緒に入れ、強火で軽く炒めます。
- お皿に盛りつけ、タイム、オリーブオイルと岩塩で味を調えて、出来上がり。
- ポイント:最後の岩塩はヒマラヤソルトなど、ミネラルの豊富な塩がおすすめです。