「生き物全てに優しい」にとことんこだわる
幸せの食材を作るベストアメニティ取材!

健やかな生活の根本は食事から。あの「雑穀米」のパイオニア、ベストアメニティ社に突撃取材です!

きっかけは「人間も食べられるペットフード
体においしい食材について、じっくり考えよう!
人間が食べてもおいしいペットフード」を作る会社

こんにちは!プレマ制作スタッフの田中康子です。


↑「佐々田嬢、ペットフードを
食べる」の図。

「人間が食べてもおいしいんです!」

このキャッチコピーは、わがプレマホームページでもHIT数急増中の「アニマルワン」のペットフードのことなんです。
商品ページをご覧になった方も多いと思いますが、冒頭から、プレマスタッフ佐々田嬢がオイシソーにかじっているのがなかなかインパクト大ですね。

詳しくは「アニマルワン」の商品ページへ

きっかけは、ある日プレマ社に顔を出した私に、中川社長がいつものようにいきなりの一言。

中川社長 「田中さん、これオイシイんですよ」

???
オイシイですよ、と差し出されたものはペットフード。

田中 「いや、中川社長これペットフードって…」

中川社長 「うん。ペットフードは人間が食べれるもんじゃない!という先入観があるでしょう。そこなんですよね。よく考えるとおかしいと思いませんか?同じ動物なのに、人間が食べたらヤバイんですよ。」

あ…ホントそういえばそうですよね。

中川社長 「考えてみればこの世の中、ペットも人間も食糧事情はとんでもないことになっているんです。身体や健康のことを本当に考えたものがあまりにも少なく、利益のことだけしか考えない。でも、この会社はペット・人間どちらの健康も根本から考えようという非常にアツイものを持って取り組んでいるんですよ!」

そう、中川社長が差し出したペットフードこそが、さまざまなこだわりをもった「食」の研究をしているベストアメニティ株式会社のグループ会社、「アニマルワン」のペットフードだったのです。
人間でもが食べてもおいしい!という雑穀入りの豪華な内容。これこそが無秩序に拡大していくペット業界の救いの手になるやもしれない、というスゴイものだそう。

中川社長 「田中さん、いろんな話が聞けると思います。福岡に飛んでください!」

ふ、福岡???九州じゃないですか!日本ですけど海外ですよ。

中川社長 「このペットフードは、いろんな意味で凄く伸びる、いや、ペットたちのために伸びなければいけない商品なんです。頑張って下さい!」

やってきました、久留米!

ということで、行ってきました、福岡、久留米。プレマの制作スタッフになって始めての遠出になります。同行していただくのは穏やか、ほのぼの川井先生。

久留米駅に降り立った瞬間、空を見上げると…いやー、空が広い!!高い建物がとても少ないんですね。
建物が所狭しと上やら横やらギュウギュウに建ちならんでいる大阪の風景を見慣れている私にとって、とても新鮮な感じがしました。
久留米といえば松田聖子さんやチェッカーズの出身地でも有名。この広い広い青空を毎日眺めながら将来への夢を膨らませていたのでしょうか。

ベストアメニティ インタビュー

グループ会社がなんと7つ!!


内田 弘社長。
後ろのポスターもご本人です。

さて、今日お伺いするベストアメニティ株式会社。中川社長が熱く語っておられた、ペットが本当に健康になるためのペットフードを研究している株式会社アニマルワンをはじめ、様々な方面から「正しい食事」を追求し、私たち人間の健康を考えたこだわりの良質食材を多々扱っておられます。

今回は、念願のペットフードの工場見学と、雑穀米を中心とした健康で安全な食品づくりのこだわりを内田社長から直々に聞くこと、両方が実現!
そして、そのお話の中には、私たちの食生活の歪みやペット業界の裏の大変ショッキングな内容も。大変深く重い問題を私たち現代人は背負っていることが分かりせられる取材となったのです…。


内田社長の隣は、アニマル・ワン
古賀主任

大阪から福岡まで2時間半。福岡から久留米まで30分。久留米から車で30分でベストアメニティ株式会社に到着しました。
内田 弘社長とアニマルワンの古賀さんにお話を聞かせていただくことになりました。
後から聞けば、この内田社長、日本を飛び回っている大変忙しい方らしく、めったに会社にいらっしゃらないとのこと。なにせ、ベストアメニティ株式会社は雑穀をキーワードに、

  • 有限会社一日一膳
  • 株式会社アニマルワン
  • 有限会社ベストビルディング
  • 株式会社こだわりもん工房
  • 株式会社とんでんなか
  • 株式会社パーソナルコンタクト

と6つのグループ会社をもち、その全てを仕切るのですから、体がいくつあっても足りない状況なはずです! そんな中でなんと私たちは2時間近くのお時間をいただくことができました。おお!ラッキー!

「雑穀米」ブーム産みの親

ベストアメニティさんといえば全国的に有名なのが雑穀米。

普通のお米に少量入れて炊くだけで美味しい「雑穀米」はもちろん、アニマルワンさんのペットフードにも、8種の雑穀が入っています。今でこそアレルギー対策や健康維持を考える方の間で常識となっている雑穀米ですが、 この「雑穀米」という言葉、実はベストアメニティさんの商標登録だったのです!
何種類もの穀物をミックスするという古代食を蘇らせ、ブームを起こした本家本元なのです!

実は私、このプレマ社の取材以前にもベストアメニティの雑穀米は知っていました。というのも、以前健康食品会社に勤めていたり、自分自身なかなか激しいアトピーの持ち主だったりで、いろんなアレルギー対策の商品とのかかわりが多いのですが、このベストアメニティの「雑穀米」はそんなアレルギー体質にとても大切な栄養価がたくさん入っているだけでなく「とてもおいしい」と知る人ぞ知る有名商品で、いろんなところで紹介されているのです。私がはじめてベストアメニティさんの雑穀米を口にしたのは十数年前。それからずっと、数多く出回る現在でも雑穀米ブームの中で、その良質さと美味しさで抜群の売り上げを誇るベストセラー商品です。


まずは、雑穀米とペットフードとのつながりからお聞きすることから始まりました。

田中

「雑穀米を利用して、ペットフードを作ろうと思ったきっかけはなんなんでしょうか」

内田

「今、ペット業界では動物の病気が深刻なんですよ。アレルギーや肥満体質など、ほぼ人間と同じですよね。私自身、ミニチュアダックスフンドを飼っているんですが、皮膚炎になったり、体調を崩したりととにかく弱い。で、ある日、ふと気づいたんですが、買ってきたペットフードの袋を開けて1ヶ月たっても、エイジレスなどの作用で全然カビないんですよね、これが。」

田中

「うーん、異常ですよね。食べ物がそれだけの長期間カビないというのは…」

内田

「これで、よくよくペット業界を調べてみると、とんでもない世界だということがわかったんです。」

川井
&田中

「と、とんでもない世界??」

放置されているペット業界

内田

 「ペットフードの規定というのはあってないようなもので、まず、添加物や着色料などの表示義務がないんですよ。しかも、材料は、腐ってなかったらOKという程度なんですね。原料の肉なんかは、病気になって死んだ家畜の肉をタダで引き取らしてもらって、それを強い殺菌剤につけて殺菌し、使っている場合もあるんです」

…菌は殺菌されるとしても、その強い殺菌剤は残りますよね。うーん、原料の時点でそんななんですか…。

内田

「そして、よく「国産」と書いてありますが、作るのが外国でも、袋に詰めるのが日本だったら、『日本製』になるんです。それがまかり通ってしまうのが今のペット業界の実情なんです。しかし、私が声を大にして言いたいのは、犬や猫は騙せても、飼い主は騙せないぞ、と」

…えらい事になっているんですねえ、ペット業界…。

内田

「人間も、犬も猫も同じ生き物ですから、考えてみたら当然ですよね。からだにいいものを食べたら健康になるし、毒を食べたら体を壊す。犬や猫というのは、人間の赤ちゃんと同じなんです。腎臓や肝臓は、成人の大人の10分の1の機能しかないんですよ。そんなデリケートな生き物に、半分腐ったような、体に悪い添加物がいっぱい入ったものを毎日食べさせているんですから、そりゃあ病気の一つや二つ、出てきても仕方ないです」

田中

「結構ゾッとしますね。犬や猫をわが子と思って可愛がっている人って多いでしょう。自分の子どもにそんなものを無意識に食べさせているとなると…」

内田

「毎日少しずつでも食べれば、どんどん蓄積されていきますからね」

川井先生も、眉をひそめながら同意します。

川井

「この世の中、日常で使うもので、知らず知らずのうちに体に悪いものを使用していると言うことが多すぎます、本当に…」

思わず取材の場に重い空気が流れます。

いいものは必ず認められる。雑穀米がおしえてくれたこと


真剣に聞き入るプレマ田中

株式会社アニマル・ワン主任・古賀順子さん。

ひたすら熱い内田社長
内田

「提供する側も正しい情報を流すのが当然の義務だし、それを受ける側も、判断する目を持っておかなければ大変なことになる、という時代ですよね。ただ、ペットフードの実情は、けっこう知られているんですよ。ただ、あまり深刻に受け取られていない、というか知っていても知らないふりをしている場合が多いんです。まあ、毎日のことですから、やはり安価で楽なものがどうしても助かる、少々のことは気にしない、ということでしょう」

川井

 「そうですね。私たちプレマスタッフがいつも考えているのはそこなんです。正しい情報を流して、とにかく原料や制作工程を自分たちで見たり、商品を使ってみたりして、そしてスタッフ自身がいいもの、と太鼓判を押した商品だけを掲載する。提供する側が責任を持って正しい知識を公開する、というのは本当に大事ですよね」

内田

「おっしゃるとおりです」

私も、古賀さんも大きくうなずきます。

内田

「しかし、先ほども申し上げたように、やはり毎日のものですから、圧倒的に安価なものに人気が集中するのが現状です。ただ、それ合わせてうちのペットフードもどんどんコストを下げてまで大量生産しようとは思わない。原料へのこだわりは絶対捨てたくはないんです」

雑穀米を開発、販売した時、「いいものは少々高くても、時間をかけて浸透していく」ということを実感したそうです。

内田

「雑穀米も最初東京で展示会をした時は、普通の白米よりも高いということもあって誰も見向きもしないで通り過ぎていくんです。でも、これだけいいものなんだからどうしても食べてもらいたい。そこで試食をしてもらったら、今まで通り過ぎていったお客様がどんどん戻ってきて おいしい、おいしい と笑顔で食べてくださった。結局その日雑穀米は完売しました。うれしかったですねえ。そして、一度発注してくれたお客様は絶対続けて買ってくださるんです。商品の質がよければ時間をかけてでも必ず売れる、と実感しました。アニマルワンのペットフードも、質には絶対的に自信がある。 なので、世間から必要とされる日が来る、と強く確信しています。」

力強く内田社長は語ります。そのために、そしてペットたちの健康のために、できるだけ努力と研究を重ねて量産はしていく方向らしいのですが、なかなかそうも行かない理由が。質の向上を求めるがゆえに原料集めが大変なんだそうです。

内田

「とにかく、人間が食べるものの中でもかなり高価なものばかりを原料として使っていますからねえ」

そうなんです。アニマルワンの商品ページでも原料が公開されていますが、8種類の雑穀をはじめ、野菜やチキンなども国産の安全かつ高品質のものばかり。

田中

「いろんな原料を吟味したり作り方の工程を試していくのにかなり時間がかかったんですか」

内田

「あっはっは!そりゃ失敗、失敗の連続でしたよ。雑穀を中心に、人間も食べることのできるペットフードを、と研究を始めてから5年間、まるまる試作、失敗の繰り返しでしたね。原材料にしても機械にしても思ったように流れを作るまでとにかく大変でした。」

本当にいろいろな苦労があったらしく、思わずアニマルワンの古賀さんも苦笑。
うーむ、やはり、いいものを産み出すのには手間と時間がかかるようですねえ。

試作を重ねるごとに原料が自然に高品質になっていく!

社長自ら身を乗り出して資料の説明。熱い心意気に感動です!

田中

「失敗、というと例えば猫や犬が食べてくれなかったり、とかですか?」

内田

「もちろん、それもありましたけどそこまで行くのにまず大変でした。特にドライはね、あの形にするまでに本当に試作の繰り返しで」

田中

「あの、コロンとした形にするのって大変なんですか」

内田

「そうなんです。まずは材料のつなぎが問題でした。粘り気がね、なかなか出ないんです。かといって、余計な混ぜ物をしてつないだら、今までのペットフードと変わりなくなってしまう。で、たどり着いたのが人間の世界でもかなりの高級品の、北海道産の小麦『春豊』。この小麦がですね、非常に粘り気が出ていいんです。これがつなぎとなって、生地がまとまってくれました。あとはあの形を作る機械ですが、これもいろんなものを試しましたねえ。あと、サクサク感。」

田中

「サクサク感??」

内田

「先ほど言われたあの『コロン』とした形に膨張させて、サクサク感も出すわけです。今の犬や猫、とくに猫は、もう市販されているドライフードの食感に慣れているものですから、サクサクっとした歯ざわりのほうが断然食いつきがいいんです。で、あのサクサク感なんですが、普通は膨張剤を使っているんですが、それは絶対使いたくない。なので、卵白や天然の重曹などを使って膨張させています。このように、いろいろ作っていくうちに、最適なものをそれぞれ探していると、自然に材料が高品質になっていくんです。みんな驚きますよ、『これだけの材料なにに使うんだ』『ペットフードだ』『えっ、人間が食べるのでもかなりのものをペットフードに使うのか』って(笑)」

川井

「しかし、よくよく考えてみれば、人間と同じ生き物なわけですから、当然のことなんですよね。ペットだからランクを落としたものを与えていいというのはおかしい」

内田

「うちのペットフードを売るときに言うんですが『人間の方も、体調の悪い人はうちのペットフードを食べてください、体調がよくなりますよ』と。(笑)本当に美味しいんです。」

そうそう。佐々田嬢も絶賛しておりました。今日、川井さんから一つソフトタイプを資料と一緒にもらいましたので、思い切って食べてみましょう。 ポン菓子を湿らせてぺったりとした小判型にしたような感じですね。においはあまりしません。
よしっ、思い切ってひとかけら口にほおりこみました。

(恐々)もぐもぐ…。…う、うまいッ!!(感動!!)

いや、驚きました。実はそんなに期待していなかったんです。(ゴメンナサイ)美味しいとかではなくて、まあ食べれるぞ、ぐらいかなと。
意外です。これ、マジでおやつにいいです。 田中、取材中だというのにモグモグと食べ続けます。

田中

「び、びっくりするほど美味しいですねえ!」

内田

「そうでしょう(笑)」

田中

「人間のおやつ用に売っても売れるんじゃないでしょうか。健康にもいいし、満腹感もこれ一つでかなり得られると思いますし」

内田

「そうですね。いいかもしれません。うちの社員なんかもおやつがわりに時々食べてますから(笑)」

さて、話はペットフード完成までの苦労話に戻ります。

川井

「先ほど、最初は猫や犬の食いつきも悪かった、という話がありましたが、やはり最初は食べてくれなかったんですか」

内田

「そうですねえ、犬はしばらくしたら食べてくれるんですが、猫がなかなか」

田中

「動物って、ニオイで食いつくんですかねえ。ペットフードって独特のにおいがしますし」

内田

「そうですね。ちょっとくさいでしょう。今まで、そういうキツイニオイがついているものを食べていますので、うちのペットフードは見向きもしてくれなかったですね。ところが、ある猫を飼っているお得意さんが、『うちの猫は新しいペットフードをやって最初3日間は絶対手をつけない、けれど猫も馬鹿じゃないから、それしか出ないと分かったらいつのまにか食べてるよ』と言って、うちのをまとめ買いしていってくれたんです。ああ、そうなのか、と思いました。で、うちのペットフードを食べはじめると、ほかのを食べなくなります」

田中

「へえ!!やはり分かるんですね。」

内田

「うちのペットフードを食べて、ほかのペットフードを食べるともどしますよ。体が添加物などをうけつけなくなるんですね。ただ、市販の安価のペットフードを食べているペットたちが、うちのペットフードを食べ始めるときには、下痢をする場合があります。今までの食事との差でやはり体が反応するんですね」

ああ、それ分かります!人間でもそうですよね、漢方薬や健康食で、始めの一時期、ちょっと体調を崩す場合がありますね。それを通り越したらグッと体調が戻るという。

内田

「すぐ下痢もおさまって、どんどん体調がよくなっていくのが分かりますよ。今、ペットでも人間と同じようにアトピーや肝臓などの病気が流行っていて、すぐ病院にいって薬をもらう、という風になるんですが、その前に一度『食事』を見直していただきたいですね。せっかく病院に行って治してもらっても、家に帰って同じペットフードを食べているんじゃ結局また病気になってしまう。堂々巡りですからね」

川井

「そうですね、わがプレマのHPのアニマルワンさんの商品ページ、獣医さんからも注目を浴びていますよ」

内田

「うちも問い合わせが多いですね。ぜひ、うちのフードを食べてどんどん病気を治してほしいです。

雑穀を基本に生まれてきた「こだわりもん」商品

奥にあるのはこくでーる。手前はこくでーる挿入後のお茶。

ペットフードでこれだけ美味しいならば、人間用(?)に作られた商品もさぞ美味しいことでしょう…。
いやー、是非食べてみたい!!

田中

「ペットフード以外に、人間が食べるものでも、雑穀米を中心にいろいろな食品を出されているんですね」

内田

 「そうですね。雑穀というものから枝がドンドン広がって面白いものができています。そうそう、これは驚きますよ!」

内田社長が満面の笑みで黄金色の液体が入っている可愛いボトルをテーブルにちょん、と置きました。

川井

「調味料ですか?」

内田

こくでーるといって、料理でもなんでもこれをひと垂らしするだけで素材の味がぐぐん!と引き立つんですよ。今までの調味料というのは素材の味にのっかる、というか新しい風味をつけてしまって結局素材の味を隠してしまう場合が多いんですが、これは素材の味そのものがクローズアップされるんです。」

田中

「これも雑穀が入っているんですか」

内田

「雑穀はもちろんですが私は魚醤が好きで。すごく魚のうまみが凝縮されていて美味しいんですよね。ただどの料理にも合うとは限らないんです。」

川井

「ベトナムにも同じようなものでニョクマムというのがありますが、ニョクマムはけっこうなんにでも合うんですけどねえ」
うーん。実は私も若かりしころ、玉子焼きを焼くのに醤油がなかったので魚醤を入れてしまい物凄く生臭くなって食べられなかったという苦い経験があります。「醤油と魚醤とは全く別物なんだ!!」と知った瞬間でした…。

内田

「それで、うちの雑穀と、あとコクを出すために焼酎をブレンドしてみたんです。そうして出来たのがこのこくでーるなんですが、本当に一滴垂らすだけで本当に料理が美味しくなりますよ!!味を変えるのでなく、本来の素材の味を引き出すものなので料理だけでなく、飲み物などなんにでも入れてOK、全ての味がランクアップするんですよ。」

飲み物…。川井先生と私は同時に出されているお茶へ視線を落としました。

田中

「か、川井さん、入れてもらいましょうか…」

川井

「そうですね、やはり実際に味わうのが一番でしょう」

内田社長に「お願いします!」と湯飲みを差し出す二人。こくでーるが一滴ずつ、それぞれのお茶に垂らされます。

ごっくん…

田中

「あれ?味はそんなに変わらないのですが舌触りがとても柔らかく感じますねえ!」

内田

「そうでしょう。アミノ酸もたっぷり含んでいるのに体にもいいんです。一本、小さいのを持ち歩いてコンビニのお弁当やカップラーメンに入れてもいいですよ」

商品を語る内田社長は本当に楽しそうです。
こうして、どんどん雑穀を中心とした健康食材が増えていくんですね。
本当に楽しみです!


ふと気が付けば、約束の1時間をとっくにオーバーしてなんと2時間が過ぎ去っていました。 お忙しい内田社長の貴重な時間を…!!川井先生と私は非常に恐縮してしまいましたが、内田社長は笑顔で雑穀米を中心とした大きなお土産の紙袋を下さりながら

「また来てください」

とおっしゃってくれました。なんて人柄の大きな方なんでしょう。
すっかり内田社長のファンになってしまいました。

しかし、内田社長のお話やベストアメニティがつくる商品は、私達が本当に現在の食生活を軽く見ていることに気づかされます。
気づかないふり、知らないふりをしていても体は嘘をつけません。それがアレルギーなんでしょうね。

「薬を飲む前に食生活を直しなさい。病気なんてそれで治ってしまいますよ」

よく世間でもいう言葉ですが、実際に自分が病気を患い、食生活で復活した内田社長が言うととても説得力がありました。

最高品質ペットフードはこうして作られる!工場見学


消毒、消毒…

さあ、とうとう工場で実際に作られているところを見学に行くことになりました。ベストアメニティからさらに車で一時間弱移動、工場に到着しました。

当然ながら「食品」を作っているところなので、マスクやヘアキャップ・手袋などの装着はもちろん必須。上着を脱ぎ、シャープペンシルなどは禁止。水道で手を丁寧に洗い、アルコールで消毒…と、徹底的に清潔にしてから工場に入ります。


川井先生、似合ってます

案内してくれるのは製造部製造2課主任の杉本雅浩さん。なんと空手の達人だそう。非常にマッチョな、笑顔のいい方です。
「では、工場をご案内しますね」

様々な機械が、ぐるりと役割順に並んでいます。当たり前のことですが、中は清潔そのもの。塵一つ落ちていません。みなさん、黙々と作業をしていらっしゃいます。
ひと工程終わるごとに、1回1回、機械を丁寧に拭いている姿が印象的です。

では、日本一美味しい(と言い切ってしまおう!)
ペットフードの作り方大公開!

原料あってのペットフード!倉庫には高品質のものがぎっしり。

工場内より少し低い温度に設定された倉庫に、これからペットフードになろう、という高品質の原料たちが所狭しとぎっしりつまっています。(左) いろんな材料が粉になっているのですが。これが名前の書いてあるバケツに移されて工場に並びます。(右)いやー、それにしても、粉末になっているとはいえ、それぞれ国内様々な地域から取り寄せた極上の品ですぞ。これがどのようにペットフードに化けていくのかはお楽しみ、オタノシミ…

原料を混ぜる

きれいでしょう。小麦粉や雑穀、野菜やしいたけの粉末を機械で一気に混ぜます。時間にして15分。様々な色が混ざり合うのを見るのって楽しいですね。思わず見学者一同、「ほおー」と混ざるさまをじっと見てしまいます。(右上)
混ざり終わったら、ケースに詰め込み「よいしょっと」と肉に混ぜる機械に運びます。これがけっこう重そう。また機械が高いところに配置してあるからよけい。
大変そう。みなさん、力持ちですねえ。(右下)

原料を混ぜる2

粉とチキンを混ぜます。このチキン、けっこうグロテスクに置いてあるんですが、 嫌なにおいがしないんですよね。色もどす黒くなく、「ああ、いいチキン使ってるんだなあ」とひと目で分かります。
そして、材料が混ざるまでやはり15分。途中で水を混ぜるのですが、ここが職人技。季節によって湿気も変わってくるので、作っているときの湿気を察知し、水の入れ具合を微妙に変えなければならないらしいのです。こういうところ、機械には任せられませんね。

伸ばして切る

原料が混ざりきると、とうとう「あの形」にします。ペットフード独特の丸い円柱の形ですね。
専用の機械で伸ばされます。それを食べやすい大きさ、ということで犬用は1cm、猫用は5mmにカットされます。
「最近、室内犬が増えていますので、小さな犬用に大きさを考えているところなんです」
と杉本さん。

乾燥

さて、とうとう乾燥です。ここで、原料の15%まで水分を飛ばします。最終的には、これを会社に運び、ラストの10%まで水分をとばし、あの「サクサク」感たっぷりのアニマルワンドライフードができるというわけです。
「この状態でももちろん食べることができますよ」
うんうん、ホカホカ・サクサクしておいしい!

工場見学で本当に感心・感激したのはみながこの「正しいペットフード」を作っている、ということを誇りにおもっていることでした。


工場見学が終わって、ハイポーズ!

「機械にまかせきらずに、人間の感覚が必要なところは人間がする。気温や湿度など、今の季節ならどうだろう、とどうしても微調整がいる場面っていうのはありますからね。ペットや飼い主たちに健康をおとどけする、という大切な役割を持つペットフードですから、きちんと、いいものをつくっていきたいですね」

と答える杉本管理者はもちろん、小さな体でいっしょうけんめい商品を運んでいる工場の女の子に話を聞くと、本当にニコニコと笑顔で 「いいものができるよう、頑張ります!」 と答えてくれました。

やはり、きちんとした信念や、いろんな考えに基づき、良質のものを突きつめて作っているところというのは、社員皆さんの表情に「いいものをつくっている」という自信と誇らしさがあり、取材をしているこちらまでが嬉しくなるほどです。 忙しい中、工場のご案内ありがとうございました!!

帰路にて…ベストアメニティの雑穀や有機野菜を使ったレストランに潜入!

内田社長の話、移動時間の車内での古賀さんとのペット界の雑談、工場見学…。本当に充実した取材でした!

さて、ベストアメニティ株式会社さんは、アニマルワンをはじめ様々なグループ会社があります。その中に「自然食レストラン」があり、福岡に何軒かあるというのです。

「では、ぜひ帰りに晩御飯を食べに寄りましょう!!」

私と川井先生は、ウキウキと福岡天神のイムズビルに入っている「キャトルセゾン旬」に向かいました。
この「キャトルセゾン旬」は、原料や建物の中までベストアメニティの会社と同じく、「居心地のよさ」に徹底しています。
そのこだわりは、下のとおり。本当にうれしくなるほど細部にまで気をつけていらっしゃいます。これと同じくらいのこだわりが、アニマルワンのペットフードにもされているんですね。美味しいわけです。

ご飯
お米は無農薬・減農薬米使用。三潴特産の「ハト麦」「大豆」を主体に八種類の国内産雑穀米をブレンドしたもので栄養価満点!
野菜
日本ならではの四季を感じさせる旬の無農薬・有機野菜の素材を野菜の持つ旨みをを生かした味付けで。
味噌
国内産大豆・米・麦・自然塩・緑黄色野菜カルシウムと羅臼昆布のだし汁を使用し、手間隙かけて常温でじっくり天然熟成を続けた、生きている手造り味噌です。
浄水することでミネラルウォーターになりますが、それから備長炭の入っている容器に入れることで味をまろやかにしています。
お飲み物・お茶
サービスティーとして、ミネラルいっぱいの穀物をバランスよく配合した爽快雑穀茶をお楽しみいただけます。有機栽培の豆のみを使用したコーヒーやドリンクも。(コーヒーが美味しい!!)
ミネラルバランスのよい自然塩を使用し、天然酵素を配合した今までにない塩を使っています。天然酵素を使用することで浸透性が高く、解けやすいので、塩を控えても美味しく料理ができるんです。
砂糖
奄美大島のサトウキビから採れた島ざらめ糖は、サトウキビ独特の風味を損なわないで、豊かな味わいを楽しめます。また、ビタミン・カルシウムなども豊富。体に優しい砂糖です。
備長炭
強力な脱臭効果があり、ミネラル補給や中性水を弱アルカリ性にするなど様々な効果を持つ備長炭を、店内の四隅につけたり、床下・座布団の中に入れています。
九州各地の窯元と契約し、当店のために特別に「気」のエネルギーとして200カラットのダイヤモンドパウダーをブレンドし焼いた、オリジナル食器を使用しています。
壁・壁紙
壁には人体に害を与えるといわれるホルムアルデヒドを発散しない、人体に優しいけいそう土を使用し、中に雑穀とハーブの一種のレモングラスなどを混ぜ込んでいます。そして壁に貼られている和紙には、ホタテの貝を粉末にし、混ぜることで消臭効果もあります。
床にももちろん、体に優しいけいそう土を使用し、ダイヤモンドパウダーを混ぜ込んでいます。
テーブル
テーブルには日本古来からある楠(天然防虫効果)を使用し、ニスは人間が舐めても大丈夫な天然オイルを使用しています。

新幹線の時間を気にしながらの夕食なので、できるだけ早く出していただけるものをチョイスします。
川井先生は菜食主義なので「プチベジタリアンコース」私は「雑穀フレンチコース」。

二つとも豪華で安い!!しかも美味しい!!
川井先生などは、
「私が今まで食べた自然食レストランの中で一番美味しいです」
と満面の笑みでたいらげていきます。

プチベジタリアンコースはゴマ豆腐や豆腐ハンバーグなど豪華。雑穀フレンチもクレープやカルパッチョなど、どれも繊細で美味しいものばかり。しかも、最後に出たコーヒーまで有機!!これ、コーヒー大好きで味にはかなりうるさい私でも大満足の美味しさでした。

見よ、この豪華な料理!ハズレが一つも無し。全てが美味!

「いやー、大阪にもできてほしいですね」
川井先生、この美味しさを日記にも書いてしまいました。
いやー、しつこいようですが本当に美味しかったです。
ぜひ、関西進出を!おまちしています!

「ベストアメニティ株式会社・インタビューを終えて

予定以上のお時間をいただき、
ありがとうございました!

とにかく、「澄んだ空気」を感じた取材でした。社員の皆さんが本当に気分よく働いていらっしゃるんですね。「自分たちはいいものを作っている」という自信と誇りを、一人一人に感じます。
また、「健康・健康といっておきながら自分の会社の環境を整えていない、と気づいて壁紙や床など、すべてなおしたんです」 と内田社長がおっしゃるように、床・壁紙なども「キャトルセゾン旬」と同じように人体に害を与えないよう、細工を施してあり、快適そのもの。 社員の皆さんの明るい表情にも納得、です。

これからの社会で、こうありたい、こうすべきではないか、ということをいち早く考え、会社全体で実際に行動していらっしゃるという理想的な風景を見ることができたような気がします。

ベストアメニティ株式会社さんの商品はペットフードだけでなく、これからどんどんとわがHPにもアップされる予定!みなさん、乞うご期待!

最後になりましたが、ベストアメニティ株式会社内田社長、アニマルワンの皆さん、本当にありがとうございました。

●クレジットカード決済の本人認証サービス(3Dセキュア2.0)について
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