弐百余年の伝統を受け継ぐ古式製法 丸中醤油(マルナカ醤油)
100年樽で長期間仕込み!安心かつ美味しい! まさに伝統の醤油
醤油を仕込む杉樽は、
今では作る職人が居ないと言われるほど貴重な物。
弐百年伝統の蔵には、良質の醸造菌が今も尚棲み付いており、
酵母菌や麹菌が活発に醤油を醸っております。
古式製法にてじっくり醸造、職人の手によってによって生まれたのが、
昔ながらの醤油「丸中醤油(マルナカ醤油)」です。
味・香り・まろやかさが数倍にも増した本物の醤油は、
体のコンディションを整える大切な働きもしてくれるのです。
※完熟のめどは気温・天候の影響を大きく受けます。
古式製法にて長期醸造、職人の手が作る純正丸中醤油(マルナカ醤油)
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1.仕込み
丸中醤油(マルナカ醤油)は創業200年。
今では作る職人がいないといわれる杉樽や、杉桶を100年以上も使いつづけております。蔵の醤油の味の決め手となる麹菌・酵母菌はこの伝統の杉樽や杉桶に住み付いています。目に見えない数多くの麹菌・酵母菌・乳酸菌などの微生物の働きによりその蔵の醤油の味がかもし出されるのです。丸中醤油(マルナカ醤油)の味は、この伝統の宝により作られ仕上がっています。
代々受け継がれた伝統のこの古い杉樽や杉桶は、日本の古式天然醸造(熱を加えない自然に発酵を任せた醸造)を守る為、大事に使い続けていかなければなりません。
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2.攪拌
職人の手による撹拌作業です。いくつもの丸い杉桶の隅に白く見えているのが麹菌・酵母菌・乳酸菌(以下もろみと言います)です。
このもろみは、春・夏・秋・冬と四季折々違った表情を見せ、働き(動き)にもかなりの変化を見せます。この桶の中に長い櫂を入れ、空気を送り込んだりもろみの状態を落ち着かせたりする撹拌を行います。この撹拌作業は、夏は約4日に一度、冬は20日に一度行いますが、たくさんある桶でもろみの状態を見ながらの作業は、なかなかきつく、そして気が抜けない作業です。このいくつもに分かれている桶はそれぞれ「桶ぐせ」と言われるように状態が微妙に違っており、今日はどうかともろみに語りかけながら良く仕上がるよう丹念に心がけられています。
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3.搾り
長期熟成もろみを使いこんだ麻布(絞り袋)にて搾ります。この麻布は袋状になっており、もろみを入れたいくつもの麻布を重ねて圧力をかけ、搾ります。その後「おり」を取り除く作業を経た清澄な搾り立てが「生醤油」です。
もろみを袋入れにして自然体でたれ出した状態で(もろみを袋入れした翌日)圧搾を始めます。始めは軟体動物の様にくねくねと扱いにくいものですが、圧力板を上に載せ圧力を加えていくうちにだんだんと袋に入ったもろみも堅くなっていきます。
全体の2/3程度まで下がってきますと液体の出が少しずつ悪くなります。さらに「押切」と言って袋を積み替え、圧力を加えます。油圧機で圧搾を行いますが手仕事なので、生醤油が出てくる状態・袋の状態・圧搾機の状態等いつも目にいれて作業をします。
すると、これらのそれぞれの仕事中にもろみ・体型・液体等がかたりかけてきますから、そのつど手を加えて液体(生醤油)が気持ちよく出てくる様に作業を行います。この間、圧搾機のポンプを押す回数は実に7,000回にもなります。仕上がった生醤油はもろみの圧搾前に比べますと実に80%の部上がりになります。 -
4.瓶詰め
すべての工程は、職人の手によって行われます。機械化部分はほぼ皆無です。
瓶の中でも麹が生きており、王冠はこだわりのコルク。打詮ですら手で行います。「こんな貴重な蔵は日本でも他にはないでしょう」と、他の知名度のある醤油やさんをいくつも見られたことのある人が、丸中醤油(マルナカ醤油)の蔵を見ると、必ず言うのだそうです。
注目! 丸中醤油(マルナカ醤油)のおいしさの秘密に迫る3つのQ&A
Q1 原材料はなにを使っているの?
国内の食料自給率は増える傾向ではありません。今年は小麦9%・豆類6%です。外国から入ってくるものは輸送に耐える為ポストハーベスト他の心配があります。丸中醤油(マルナカ醤油)では先々代より、口に入るものは安心できるものを使いたいと、原材料は大豆も小麦も安心できる国産原材料しか使いません。
全ての樽に仕込まれた大豆と小麦の生産者は管理されています。
塩は、塩田で作った天日塩使用。
水は、ミネラル豊富な石灰岩・花崗岩が多い、鈴鹿山脈の伏流水を使用しています。
Q2 どうしてそんなに長く仕込むの?
熟成には、とても手間がかかりますが、なんといっても味・香り・まろやかさが倍の年月をじっくりかけることにより数倍もの美味しさになります。丸中醤油(マルナカ醤油)は、この味でないと純正として認めておりません。
ちなみに他社では長期といっても長くて1年半です。
食事養生的にも、仕込みの期間が長ければ長いほど陽性の気質がまし、おいしいだけではなく体のコンディションを整える大切な働きをします。
Q3 衛生面は大丈夫?
保健所の見解によれば醤油は塩分が多いため殺菌作用があり、通常、食品などで心配な大腸菌・サルモネラなどは発生せず、食中毒は考えられません。
丸中醤油(マルナカ醤油)では、麹菌・酵母菌・乳酸菌その他の善菌を使用した食品を扱っているという事で、蔵にあがる職人は三人に限っています。もちろん体調がすぐれない時は蔵に上がることは厳禁です。また、毎日蔵に上がり目視チェック・香り・異物の混入のチェック他、また手洗いなどの基本から、検査所にての(一般・成分)分析もかかしません。
国産原材料なのに遺伝子組換えが混ざると言ったのまぎらわしい現状もありますが、原材料を栽培契約で厳しくチェックしている丸中醤油(マルナカ醤油)における遺伝子組換えの検査はもちろん陰性です。
長期醸造の丸中醤油(マルナカ醤油)のゆずれないこと
◆再利用できるビン、職人が顔を出す裏ラベル、パッケージにもこだわってます
0.9Lビンは、(Rマーク)リユースビンを使用しております。これは、各自治体の回収先でもリユースビンなのではねられ、洗って再利用するものです。
また、0.9Lキャップは環境キャップといいまして、開封が簡単で使いやすいヒンジキャップです。さらに使用後、簡単にビンからすぽっとはずれるという画期的なものを採用いたしております。(ついこの前までは堅いキャップでした)はずし図を裏ラベルに記載しています。
今、使い捨ての消費の世の中になっていますね。従来マルナカで長く使用しておりましたミツカンの0.9Lリターナブルビンもワンウェイに切り替わり手に入らなくなりました。(循環型社会形成推進基本法で洗って使うほうが良いとの見解が出たにもかかわらず・・悲しいですね)
また1升ビンにつきましては、ビンは茶ビンですから酒屋さんで(青などの色ビンは引き取りません)5円ぐらいで引き取ってくれますし、(安くなりましたね)いずれも循環して、また丸中醤油(マルナカ醤油)のようなメーカーが使うのです。キャップはコルク栓です。(コルクはとても高いのです)
裏ラベルで特に私が気に入っているのは丸中醤油(マルナカ醤油)の造り手の職人3人が積み上げた樽をバックに、そろって自信の顔を見せているカラー写真です。(最初、顔を載せるのをいやがっておりましたが説得しました。)「私達が、純正醤油を造っております。蔵は古い伝統の麹菌がびっしりついており、その諸味で長期間、昔ながらの手づくりをしています」との説明入りです。
ゆず醤油 VS しょうが醤油 簡単料理レシピ!
◆ゆず醤油、しょうが醤油で簡単お料理レシピ
柚子しょうゆ
余計なものを一切加えない、純粋原料の香り高い柚子しょうゆです。
酢は一切加えず、純粋ゆずエキスと本みりんを加えました。丸中醸造醤油を基本に、少々手を加えて醤油の味を壊さず、だしなどの余計なものを一切加えずシンプルに作り、他にはない美味しい醤油に仕上げました。
ゆずさっぱりうどん
材料(4人分)
- うどん・・・4玉
- 青ねぎ・・・適量
- 海苔・・・適量
- 大根おろし・・・大さじ3~4×4人分
- 柚子しょうゆ・・・大さじ2~3×4人分
作り方
- うどんを茹でる。
- 茹でたうどんを熱いうちに器に盛り、大根おろし、柚子しょうゆをかけ小口きりした青ねぎと海苔をちらす。
白菜の柚子しょうゆ漬け
材料(2人分)
- 白菜・・・3枚
- にんじん・・・5cm
- A
柚子しょうゆ・・・大さじ3
酒・・・大さじ3
みりん・・・大さじ3
唐辛子・・・1本
作り方
- Aを鍋に入れひと煮たちさせ冷まし漬け汁を作る。
- 白菜を適当な大きさに切り,にんじんは細切りにする。
- 唐辛子は種を取って2つに割る
- 2と3を漬け汁に漬け、1~5時間おく
- 軽く漬け汁を絞り、器に盛りゆずを飾る
ゆず風味おすまし
材料(4人分)
- かまぼこ・・・4切れ
- はも(なければ鶏肉)・・・小さめ8切れ
- 三つ葉・・・4枚
- 片栗粉・・・適量
- だし汁(四季彩々和風だしもどうぞ)・・・800cc
- 塩・・・適量
- 柚子しょうゆ・・・適量
作り方
- だし汁をとる。
- 小さめに切ったはもに片栗粉をつけ、さっとゆで湯切りしておく。
- かまぼこは見栄え良く飾りきりしておく。
- 1でつくっただし汁を火にかけ沸騰したら塩と柚子しょうゆを味を見ながら入れていく。
- お椀に2のはもと三つ葉、かまぼこを入れそこに沸騰した4を注ぎいれる。
揚げサーモン大根おろし合え
材料(4人分)
- サーモン・・・4切れ
- 青ねぎ・・・適量
- 片栗粉・・・適量
- 油(えごま油がオススメ)・・・適量
- 柚子しょうゆ・・・大さじ1.5×4人分
- 大根おろし・・・大さじ2×4人分
作り方
- サーモンの骨抜きをし、一口大に切る。
- 1のサーモンに片栗粉をつける。
- 油を熱し、2を揚げる。
- 揚げたサーモンを熱いうちに皿に盛り大根おろしをかけ、柚子しょうゆをかけ小口きりにした青ねぎをちらす。
生姜しょうゆ
余計なものを一切加えない、純粋原材料の香り高い生姜しょうゆです。
丸中醸造醤油を基本に、少々手を加えて醤油の味を壊さず、だしなどの余計なものを一切加えずシンプルに作り、他にはない美味しい醤油に仕上げました。
蒸しなす
材料(2人分)
- なす・・・3本
- A
生姜しょうゆ・・・大さじ1
酢・・・大さじ半分
豆板醤・・・少々
作り方
- なすはヘタをとり、ラップでくるんで電子レンジで4分加熱し粗熱をとる。
- すを食べやすくさき、合わせたAで和える。
もやしと人参の和え物
材料(4人分)
- もやし・・・1袋
- 人参・・・2分の1本
- すりごま・・・適量
- 生姜しょうゆ・・・適量
作り方
- 千切りにした人参ともやしをさっと茹でる。
- 茹であがった1にすりごまと生姜しょうゆを混ぜ合わせる。
鶏肉のマヨネーズ焼
材料(4人分)
- 鶏肉・・・400g
- マヨネーズ・・・大さじ4
- 生姜しょうゆ・・・小さじ4
- ブロッコリー・・・適量(付合わせ程度)
作り方
- ひと口大に切った鶏肉をフライパンで焼く。
- マヨネーズと生姜しょうゆを混ぜ合わせ、1の鶏肉にぬり、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼く。
- 茹でたブロッコリーを付合わせる。
豚肉の生姜焼
材料(4人分)
- 豚肉・・・800g
- 生姜しょうゆ・・・50cc
- みりん・・・50cc
- 油(えごま油がオススメ)・・・適量
作り方
- 生姜しょうゆ50ccとみりん50ccをボールにあわせておく。
- 豚肉を一口大に切り、1のつけ汁の中に30分ほどつけておく。
- 熱したフライパンに油をひき、2の豚肉を焼く。
豆腐チャンプル
材料(4人分)
- もめん豆腐・・・2丁
- 豚バラ薄切り肉・・・150g
- ピーマン・・・3個
- 削りかつお・・・1袋(3g)
- 塩、こしょう、油・・・少々
- 酒・・・大さじ1
- 生姜しょうゆ・・・大さじ2
作り方
- 豆腐の水気をよく切り、縦半分にして1cm幅に切り、片栗粉をまぶして表面をきつね色になるように焼いて、一旦取り出す。
- ピーマンは縦半分にし、斜め1cm幅に切る。
- 豚肉は食べやすく切る。
- 油を熱し、豚肉の色がかわるまで炒める
- 4に豆腐を戻し、調味料を回し入れる。
- 器に盛り、削りかつおをのせる。