天然ハーブ100% ソープナッツを原料にした多目的洗剤 「エコ洗い」
食器や調理用具洗い・掃除、洗濯、食器洗い機や貴金属洗浄もこの洗剤ひとつで対応できます。
「エコ洗い」は販売終了いたしました。
ご愛顧ありがとうございました。
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オーガニック農法で育った原材料を洗浄成分とする、エコフレンドリーな家庭用洗剤シリーズです
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ドイツのソネット社が独特の製造方法で生産した、環境と人にやさしい洗浄剤です
「木の実」のパウダーだけで?
100%天然のこんな多目的洗剤がほしかった
ソープナッツ(ムクロジ)という木の実だけでできた洗剤、それが「エコ洗い」です。
弱酸性で、人の肌にも、環境にもやさしいシンプル&ナチュラルが魅力です。
「我慢のエコ」ではなく、「楽しくエコ」がモットーのエコノワが、
インドから直輸入した高品質のソープナッツ(ムクロジ)を微粉砕して使いやすく加工し、
洗濯・食器洗い・掃除などに使える洗剤として製品化しました。
「エコ洗い」の原料は天然の界面活性剤を多量に含むソープナッツ
インドやネパール原産の「ソープナッツ」
エコ洗いってなに?
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『エコ洗い』は、英名でソープナッツsoapnut(石けんの実)という木の実の果皮を乾燥させ粉にしただけのものです。
ソープナッツには、天然の界面活性剤であるサポニンが多量に含まれており、上質なソープナッツであれば、水やお湯の中に実をそのまま入れてかき混ぜると簡単に泡が立ちます。
インドやネパールでは、昔から石鹸として洗濯などに使われており、インド伝承のウェーダにおいても重要な役割を果たしてきました。油を溶かす力が非常に強いため、もともとは、金を洗う洗剤として利用されていたという歴史があります。
水を入れたペットボトルの中に、ソープナッツを数粒入れてシェイクすると、サポニンの力でこんなに泡が立ちます。
ソープナッツとは?
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【ソープナッツ】はインド・ネパールなどに広く自生する木、ソープナッツツリー(石けんの実のなる木)の実です。
インドでは『リタ』、日本では『ムクロジ』と呼ばれています。木の高さは10~15mほどで、実は直径2~3cmほどになります。
果実には多くのサポニンが含まれています。鳥や虫にとっては苦手な成分でもあるため、ソープナッツには農薬を使う必要が一切ありません。肥料なども必要ないため、まったくの自然な栽培ということになります。
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ソープナッツはもともと黄緑色ですが11月頃の収穫後、乾燥させると、このように茶色くなります。
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この実を割ると、中に黒くて硬い種があります。
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種以外の部分を粉砕機で粉にしたものが『エコ洗い』です。
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上質なソープナッツであれば、お水やお湯の中に実をそのまま入れてかき混ぜると簡単に泡が立ちます。
「エコ洗い」で実際に洗ってみましょう
使い方いろいろ 楽しいエコ洗い
洗濯に
ナッツの場合
1)ナッツを付属の洗濯用バッグに5~6粒程度(約10g~15g)入れて口を縛る。
2)洗濯物と一緒に洗濯機の中に入れて一緒に洗濯する。
※一袋で3~4回程度繰り返し使えます。
※すすぎのときも、ソープナッツ入りの袋を入れたままで大丈夫です。
パウダーの場合
1)パウダーを大さじすりきり1 杯(約10~15g)程度入れる。
2)通常通り洗濯する。
※汚れの度合いが大きい場合は、多めにパウダーやナッツを入れていただくと落ちやすくなります。
※つけ置きすると、汚れは落ちやすくなりますが、白色の衣類などには実の茶色が付着する可能性がありますので、ご注意ください。
※蛍光増白剤などの化学薬品は一切入っていませんので、白い衣類をより白くすることはできません。
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- Q:柔軟剤はいれなくてもいいのですか?
- A:柔軟剤をいれなくても、ふんわり仕上がります。
- Q:ウールやシルクなどのおしゃれ着も洗えますか?
- A:エコ洗いは弱酸性なので、デリケートなおしゃれ着も安心して洗えます。
- Q:お湯と水、どちらが良いですか?
- A:お湯で洗うほうが、汚れは落ちやすいですが、水でも問題ありません。
食器洗いに
食器洗いにも素晴らしい洗浄力を発揮するエコ洗いですが、通常の洗剤と使い方が少し違います。スポンジにそのまま、パウダーを振りかけてもほとんど泡は立ちません。一度洗い桶の中に水溶液を作って、その中で洗ってください。やさしい泡なので、すすぎも簡単!弱酸性で手にやさしく、敏感肌の方でも安心してお使いいただけます。
1)桶の中に、ナッツを数粒、あるいは、パウダーをティースプーン1 杯入れてください。
2)次に、水(またはお湯)を加え、かき混ぜて泡立てます。
3)洗い桶の中で、食器を洗い、最後にすすぎます。
※汚れにより、エコ洗いを入れる量を調節してください。
※フライパンや鍋など汚れがひどい場合は、パウダーをそのままふりかけ、スポンジやたわしでこすってください。
※汚れの落ちが悪くなったら、水溶液を新しく作りなおしてください。
食洗機に…
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※全てにおいて、使用量は目安です。汚れや状況により、使用量を増減してください。
- パウダーをティースプーンにすりきり1 杯(1g)程度入れます。
- あとは、通常どおり使用してください。
※異物を探知する高性能の食洗機をお使いの場合、ナッツタイプのものをそのまま使うと動かない可能性がありますので、食洗機には、パウダーのほうをおすすめしています。通常、食洗機ではなかなかピカピカにならないガラス食器も、ピカピカになります。
※食器洗い乾燥機の機種によっては食洗機専用の洗剤の使用を推奨している場合があります(取扱説明書等でご確認下さい)。エコ洗いはメーカー推奨の専用洗剤ではございませんので、ご自身の責任のもとでご使用ください。また、エコ洗いの粉末には完全に溶けない繊維質があり、それが「異物」と認識されてエラーになる(動かない)場合もございますのでお気をつけください。
貴金属に…
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※全てにおいて、使用量は目安です。汚れや状況により、使用量を増減してください。
- パウダーに少量の水を加え、ペーストを作ります。そのペーストで貴金属を磨き流水で流します。※必要であれば、歯ブラシなどでこすってください。
- パウダーを薄めた溶液の中に一晩浸け置き洗いをする方法もあります。
家の中や車も…
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※全てにおいて、使用量は目安です。汚れや状況により、使用量を増減してください。
- バケツに水を入れ、パウダーをティースプーン1 杯程度入れます。その水溶液を、床・トイレ・ガラス・家具・車などのお掃除にお使いください。冷蔵庫内がスッキリきれいになったという喜びの声もいただいています。
エコ洗いについての質問にお答えします
ソープナッツについてもっと知りたい方のために
ソープナッツの豆知識
日本でのソープナッツ
古来より日本でも使われてきた【ムクロジ】
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ソープナッツは日本でも【ムクロジ】として知られています。インド同様、日本でも、古来より石けんとして使用されていました。それ以外にも、強壮など健康面でも役立てられ、様々な用途で馴染みのあった植物です。
日本では羽子板の羽根の玉や数珠に
ムクロジは漢字で〔無患子〕と書きます。読んで字のごとく、子どもが患わない(=病気をしない)という意味です。
ムクロジの種は黒くとても硬いのですが、日本ではその種を羽子板の羽根の玉や数珠にも使っています。
仏教とムクロジの関係
仏教で使う数珠は、現在さまざまな原料で作られていますが、元々は釈迦が『もし、煩悩・業苦を滅し去ろうと欲するならば、ムクロジの実、百八個を貫き通して輪を作りなさい。それを常に持って、一心に佛法僧三宝の名を唱えるごとにムクロジの実を繰るということを繰り返しなさい。そうすれば、煩悩・業苦が消滅し功徳が得られるであろう』と説かれたそうで、数珠はムクロジで作るのが本道というわけですね。現在でも日本のお寺でムクロジが植えられているのをよく見かけるのはそのためです。
ソープナッツの種類
ソープナッツには、2種類あります。
apindus trifoliatus (small soapnut)
小さいソープナッツ
主に南インド産のソープナッツ
sapindus mukurossi(big soapnut)
大きいソープナッツ※こちらをエコ洗いでは使用
主に北インドやネパール産のソープナッツ
日本に自生するムクロジ
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日本に自生するムクロジは、「大きいソープナッツ」のほうです。品質がより良いのはこちらのムクロジ種と言われています(【エコ洗い】で原料として使用しているのもこちらの種類です)。両種類ともに、sapindus と付いていますがこれは〔sapo=石けん〕と〔indicus=インドの〕が語源ですので、まさにインドの石けんというわけです。
欧米では当たり前の洗剤
欧米ではオーガニックショップやナチュラルショップに
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ソープナッツは、欧米のオーガニックショップやナチュラルショップなどで、エコ洗剤として普通に販売されており、大変人気があります。一方、日本ではまだまだ認知度が低く、あまり知られていません。欧米では、ソープナッツから種を取った状態のものをそのまま販売しており、それをコットンの袋などに入れて、洗濯などに使うことがほとんどです。
日本でのニーズに合わせたソープナッツパウダー
日本ではそのような使い方では使いにくいと思われる方も多いため、エコ洗いはソープナッツを微細なパウダー状にして販売しています。とはいえ、ナッツのほうが経済的なので、エコノワでは、パウダー状のものと、ナッツ状のものとの両方を販売しています。
エコ洗い誕生物語
エコノワの武藤花緒理社長による現地訪問記
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~エコノワとは~
エコ(ロジー)のワ(輪)を広げたいという思いと、エコ(ロジー)で、平和(ワ)な世の中にしたいという願いを込めた社名です。英語表記のeconoixは、ecology(エコロジー)とnoix(ノワ=フランス語でクルミのこと)の造語です。物理学者ホーキング博士の著書で宇宙をクルミに例える話があります。宇宙(クルミ)の中の奇跡の星である地球。その中で生きているということ忘れないために、econoix(エコノワ)という表記にしました。
エコ洗いは手間暇かけて大切に作られています
エコ洗いの原料、ソープナッツ(ムクロジ)はインドから運ばれてきます。エコ洗いとして使用するのは、実の部分だけなので〔種〕は取り除かなければなりません。質の悪いソープナッツ(粉のものの多くはこの状態で出回っています)は、〔種〕もそのまま粉にするのでとても茶色いのですが、エコ洗いはソープナッツの〔種〕を丁寧に取り除き、更に細かく細かく粉砕して、ふるいにかけていますので、茶色というよりベージュっぽい色をしています。
現地のソープナッツ工場訪問
さて、ではいったいどのようなところで、どのようにして、この原料が作られているのでしょうか。
現地レポートをお届けします。
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日本からインドの首都ニューデリーまで、航空機で約8 時間。さらにニューデリーから1 時間ほど車で走ったところにエコ洗いの原料となるソープナッツの工場があります。
まずは、〔種〕が入ったままの麻袋に入れられたソープナッツが作業所に運ばれます。
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薄暗い作業所の中で、数人の女性がソープナッツをレンガで割り、中から種を取り出していました。
私が訪ねた時は数人だったのですが、多い時は20 人ぐらいの人がここに集まるそうです。話を聞くと、小さな子どもがいる家庭は、子どもを置いて(あるいは連れて)ここまで来られないので、自宅でこの作業をしているそうです。 「自宅での作業も見たいか」と聞かれたので、『勿論!』ということで、その場にも連れて行っていただきました。
ナッツを割る女性たち
自宅の庭先で作業をしている女性たちです。
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ナッツを割る女性たち
どうやって、ナッツを割るのか見てみましょう。
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1)まずは、レンガなどでナッツをガツンと割ります。
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2)次に、中から〔種〕を取り出します。この時にできる限りナッツの形そのままにすることが大切なのだそうです。
最後はこんな風になります
見事に実と種に分かれました。
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みなさんが、せっせと割ったソープナッツは、また麻袋に入れられ、会社が買い取るそうです。ナッツタイプの洗剤として販売されるものは、このまま販売用の袋に詰められます。パウダータイプの洗剤として販売されるものは、ここから粉末へと加工します。それを日本でさらにふるい、もっと微細なパウダーに仕上げていきます。それがエコ洗いです。
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ソープナッツから取り出された大量の〔種〕。これらはすべて廃棄処分なのだそう。
昔は数珠に使われていたそうですが、何か他に利用価値はないものかと、少々もったいない気がしました。
笑顔の子どもたちが増えていくことを願って
最後に、こちらは、ソープナッツの加工をしているところにいた子どもたちです。ナッツの加工を1 ヶ月すれば、最低限、家族が食べていくことはできるとのこと。田舎の村から出てきている人たちもたくさんいて、ナッツ割りが貴重な収入源になっているようです。子ども達の笑顔がエコ洗いによって増えていくことを願っています。
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