楽しい!おいしい!美しい!「たなつもの」シリーズの魅力をレポート

選りすぐり国内産100%で品揃え抜群。いのちの力が溢れる素敵な「たなつもの生活」。

都内でのワークショップにも参加してきました
知れば知るほど、嬉しいことたくさん。
自然とあふれる笑顔の食卓。
あなたにおススメしたいたなつのもの生活!
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たなつものシリーズの魅力
栄養満点!おいしく美しい「たなつもの」たち


応援団は弊社おなじみのマクロビオティック料理家 中美恵先生&トリプルまきさん
メッセージをいただきました


おいしい、嬉しい、美しいを楽しむ たなつもの生活
キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡 バラエティーに富む雑穀料理 とっても簡単イチオシの雑穀料理とスイーツ


株式会社GNSの本社を訪問
【インタビュー】 GNSさんに聞きました
【工場見学】 実際に工場内を見せていただきました


楽しくおいしく学ぶワークショップ
からだに効く自然派ご飯「玄米と雑穀編」
からだに効く自然派ご飯「オイル編」

たなつものシリーズの魅力

たなつものシリーズの魅力 2012年より弊社で販売を開始した株式会社GNSの雑穀やオイルの数々。
なんといっても、GNS社が提供する『たなつものシリーズ』の魅力は、「徹底した安全管理」「国内産100%」「品質の良さ」にあります。また、「たなつもの(種のもの)」の品揃えも抜群です。
今回は、プレマスタッフの岸が、雑穀のよさ、楽しみ方をはじめ、GNS社本社訪問やワークショップの様子などをレポートします。

栄養満点!おいしく美しい「たなつもの」たち

まずは、GNS社が提供する「たなつものシリーズ」の種類、食べ方、特徴を一挙にご紹介します。
「たなつもの(種のもの)」には良質な炭水化物や脂肪やタンパク質が含まれています。さまざまな微量栄養素も多く含まれ、特に食物繊維、ミネラル類、ビタミンB群の豊富さは注目すべき点です。「たなつもの」は大きさ、形、色、味わいがそれぞれ異なり、種類も多く、見た目も華やか。おいしくて豊かな食卓に一役も二役も買ってくれる、たくさんの可能性を秘めた食材と言えるでしょう。

たなつもの(雑穀)の健康的メリット

たなつもの(雑穀)の健康的メリット
「ダイエット」時に活躍します。
栄養バランスの偏りがちなダイエット時に活躍する食材です。
噛みごたえがあるのでよく噛む必要があり、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぎます。
「美肌づくり」に力を発揮します。
雑穀を食事に取り入れると、手軽に栄養バランスが整うことにより、美肌づくりの条件も整えてくれます。
お肌の新陳代謝を良くし、美肌や健康肌へと導く栄養成分が豊富です。
「便秘解消」&「デドックス効果」があります。
雑穀には、腸の動きを活発にしたり、不要物を排出したりする力があります。
雑穀に多く含まれる不溶性食物繊維は、水分を含むと腸内で何倍にも膨れあがり、排便を促します。

選りすぐり国産原料100%色とりどりの鮮やかな美しい「たなつもの」たち

雑穀
もちきび 黍団子やリゾットに。もちちの食感とほのかな甘み。 もちきび 血中の善玉コレステロール濃度を高める力があると言われています。
高きび 高きびハンバーグなどひき肉の代わりに。適度な弾力の食感。 高きび ポリフェノールの一種であるタンニンを豊富に含んでいます。
もちあわ 粟団子やリゾットに。もちもちの食感とほのかな甘み。 もちあわ 血中の善玉コレステロール濃度を高める力があると言われています。
ひえ 水煮してシチューやリゾットに。ふんわりとしてクリーミーな味わい。 ひえ 血中の善玉コレステロール濃度を高める力があると言われています。
発芽玄米 噛むほどに増す旨味。栄養豊富なホールフーズ。 発芽玄米 アミノ酸の一種であるギャバが、玄米の芽に豊富に含まれています。
そばの実 水煮してスープやリゾットに。蕎麦の実丸ごとで蕎麦の香りを。 そばの実 ポリフェノールの一種であるルチンが豊富に含まれています。
はとむぎ 水煮してスープやリゾットに。適度な歯ごたえ、プチプチの食感。 はとむぎ デドックスや利尿作用、皮膚の保湿作用があると言われています。
アマランサス パンやクッキーにも使えます。栄養豊富で丸ごと摂取。 アマランサス 雑穀のなかでも群を抜いて栄養価が高い、南米原種の雑穀です。
もち黒米 餅やおはぎ、赤飯に。もちもちの食感、古代米の力。 もち黒米 皮にポリフェノールの一種のアントシアニンを多く含みます。
もち赤米 餅やおはぎ、赤飯に。プチプチの食感、古代米の力。 もち赤米 皮にポリフェノールの一種のタンニンを多く含みます。
煎り荏胡麻(えごま) ご飯やサラダにそのままふりかけて。擦ってあえ物やドレッシングに。サクサクの食感。シソの香ばしさ。 煎り荏胡麻(えごま) 必須脂肪酸α-リノレン酸が豊富に含まれています。
煎り大豆 パンやクッキーにも使えます。香ばしさ引き立つ濃厚な甘み。 煎り大豆 良質なたんぱく質が豊富で、大豆イソフラボンを含みます。
丸麦 水煮してスープやサラダに。プチプチの食感。麦の香りを。 丸麦 良質の食物繊維を多く含みます。
TANA-TSU-MONO
(オリジナルブレンド)
栄養と美味しさの15種類Bestブレンド。癖がなく、もちもち、プチプチの食感。 TANA-TSU-MONO(オリジナルブレンド) ビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく摂取できます。
豆&粉
極小黒豆 ごはんに混ぜて炊いて。濃厚な甘みあり。外は黒く、なかは緑の小さな黒豆。 極小黒豆 アントシアニンと大豆イソフラボン成分を含みます。
大豆 ご飯に混ぜて炊いて。煮豆、豆腐、豆乳づくりに。粒が大きく甘みがある。 大豆 良質のたんぱく質が豊富で、大豆イソフラボンを含みます。
そば粉 蕎麦の風味と香り。手打ちそば、そばがき、そばクレープに。細引きタイプ。 そば粉 ポリフェノールの一種であるルチンが豊富に含まれています。
小豆 ご飯に混ぜて炊いて。赤飯、煮豆、餃子に。甘みが強く、色鮮やか。 小豆 小豆ポリフェノールは、アントシアニン、タンニンの一種D-カテキンが多く含まれています。
黒豆 ご飯に混ぜて炊いて。煮豆、炊き込みご飯に。粒が大きく甘みがある。 黒豆 アントシアニンと大豆イソフラボン成分を含みます。
小麦全粒粉 小麦の風味、栄養丸ごと。うどん、団子、パン作りに。石臼引きで甘みがある。 小麦全粒粉 小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたもので食物繊維、ミネラル、ビタミンがバランスよく摂取できます。
玄米
有機玄米コシヒカリ 循環型有機栽培米。自社の油粕を肥料にして栽培。 有機玄米コシヒカリ 白米粒より、ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く摂取できます。
有機もち玄米こがねもち 循環型有機栽培米。自社の油粕を肥料にして栽培。 有機もち玄米こがねもち 白米粒より、ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く摂取できます。
もち赤米 夕焼けもち ご飯に混ぜて。お餅に。もちもち、プチプチの食感。 もち赤米 夕焼けもち 皮にポリフェノールの一種、タンニンを多く含みます。

応援団は弊社おなじみのマクロビオティック料理家 中美恵先生&トリプル“まき”さん

メッセージをいただきました

たなつものシリーズはその道のプロたちが、太鼓判を押しています。これらの皆さんは、GNS社の理念、品質、安全性はもちろんのこと、会社を任されている廣田専務、廣田常務(ご兄弟)、お二人の「誠実で実直な仕事への姿勢」を高く評価し、「思わず応援したくなった」という方々ばかりです。
皆さん、それぞれにお料理、健康、各方面で大活躍中!のご多忙な毎日にもかかわらず、「GNSさんの応援なら喜んで!」と快くメッセージを寄稿してくださいました。

中 美恵 先生

中 美恵 先生
キレイになるマクロビ料理研究家
1961年兵庫県出身。マクロビオティックとの出会いで得た自身の経験、スクールで教える経験を活かし、食でキレイ・健康になる手法を提唱。マクロビオティックを日常に取り入れやすく紹介し、健康・美容・癒しなどさまざまなシーンでの活用法を提案している。主宰するクッキングサロンでは、料理、理論とも、マクロビを身に着けたい人のあらゆるニーズにきめ細かく応えている。ココロとカラダを癒し、キレイになるオリジナルレシピは2000以上。安心して食べられる食材、カフェ、米作り体験ツアーなどのプロデュースも手掛ける。多く女性に支持され、雑誌やテレビ、ラジオ、講演など幅広く活躍。「キレイになるマクロビ教室」など著書多数。
公式HPはこちら http://nakamie.net/

~未来の子供達に素敵な地球を残していくひとつの方法~ 中 美恵 先生私は製品を選ぶ時、「きちんと作られているか」、「人の健康や幸せに寄与するものか」、そのお買いものが「地球全体の調和に繋がるか」に加え、「どんな人がその製品を扱っているか」を大切な選択基準にしています。お料理は作り手によって、味もエネルギーも大きく変化することを毎日のお料理教室の中で体感しています。同様に、製品もどんな人がどんな思いで作り、販売しているのかによって大きく違います。
GNSの廣田専務・常務ご兄弟は、有機栽培をする農家さんが少ない頃から農家さんを訪ね、有機栽培へのシフトを提案。農家さんたちと二人三脚で歩んでこられました。食べる人が健康になること、農作物を作ることで土地が元気になり地球がより良くなることを思いながら。しかも、さりげなく当たり前のように…。ほんとうに頭が下がります。油を自社で丁寧に絞るのも美味しくなるから、質を壊さないから、日本の伝統製法を受け継いでいきたいからと…。
たなつものシリーズは、私たちが忘れてはいけない「自然の恩恵に感謝する気持ち」をも思い出させてくれます。このような製品を支持していくことは、未来の子供達に素敵な地球を残していくひとつの方法だと思います。とても安全でどの製品よりも美味しく、他には類をみないものたくさんのたなつものシリーズをわたしは皆さんにオススメします。

柴田真希 さん

柴田真希さん
管理栄養士 (株)エミッシュ代表取締役
1981年、東京出身。女子栄養大学短期大学部卒業後、集団給食、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わる。栄養の知識を習得したが、自身は便秘解消には至らず、27年間便秘と付き合うことに。しかし、「雑穀」とめぐり会い、なんとたったの3日で便秘を解消。雑穀の持つ魅力を学び、これを取り入れた「自分らしい理想的な食事」「お料理の楽しさ・素晴らしさ」を伝えるべく、雑穀のブランド「美穀小町」を立ち上げる。現在は、NHKお料理コーナーの番組出演はじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムの掲載と、雑穀料理家として幅広く活躍中。2012年12月「簡単! 美腸レシピ」 (エイムック)、2013年1月「女子栄養大学の雑穀レシピ」(PHP出版)を出版。
公式HPはこちら  http://ameblo.jp/makitchen/

~全てがあってこんなに美味しいのだと、身を持って実感~

柴田真希 さん

GNSさんと知り合ったのはもう5年ほど前の展示会でした。雑穀が大好き、ただそれだけで雑穀のメーカーさんをいろいろと見る中で、廣田さんご兄弟のお人柄もあり、たなつものの大ファンに。
どのような農家さんがどんな苦労を重ねて、この愛情あふれる小さな雑穀を作っているのかを知りたいと言ったところ、実際に畑を案内してくださり、わたしも畑仕事をお手伝いさせていただきました。汗水流して、手作業で作ってくれている農家さんの愛情。そして、それを新鮮な状態で保管し出荷前に殻をむき鮮度を保つ努力を重ねてくださっているGNSさんの愛情。全てがあってこんなに美味しいのだと、身を持って感じました。
震災後も厳しい状況下でありながら、しっかりと基準を作り、前を見て動いていらっしゃいます。たくさんナイーブな問題もありますが、大切なのは「大丈夫だろうか」と神経質になるよりも、大切なのは雑穀のような野性味にあふれる食材を食べることで 体内免疫を高めることだとわたしは考えます。安心して、美味しく雑穀ごはんを食べて健康・キレイになりましょう!

柴田真希 さん

中島まきさん
料理研究家&健康セラピスト エステサロン「salon Coo」オーナー
1972年生まれ。愛知県瀬戸市出身。
外資系証券会社勤務を経、3カ月のインドの旅の後、エステ、マッサージの技術を学び、2010年サロンをオープン。「体も心も健康に」をモットーに、エステだけでなく食方面での研究を積み、体の内面から元気になる食事を提案。
「皆が健康になる」食事を中心にしたホームパーティを開催中。
FKP(Fukushima Kizuna Projects) のリーダー的存在。
「からだに効く、自然派おかずとごはん (マーブルブックス)」の著者。
公式HPはこちら http://saloncoo.com/

心と体に芯から沁み渡る強くて優しくて混じり気のない本物の味~

柴田真希 さん

「良いものはいい」「良いものはずっと自分たちや未来の子供たちのために残していきたい」という思いで廣田さんご兄弟を応援しています。廣田さんとは福島支援の活動で知り合い、今では、体に良い&美味しい!たなつものシリーズなしに私の食生活は始まらないまでになりました。
たなつもの®オイルは全て、玉絞り製法で抽出してます。決して実から栄養を全部絞り切らずに必ず10%の栄養分を残して。農家さんはそれを田畑にまき、大地の栄養にして、また新しい実りを私たちに届けてくれます。その循環農法を推進しているのが廣田さんたちです。お二人は、地域内、約150以上の有機農家からなる組合のリーダーで、農家さんから何トンもの穀類を全量買取りして支えていらっしゃいます。
心と体に芯から沁み渡る強くて優しくてf混じり気のない本物の味、それがたなつものシリーズ。こんなにいいものは作り続けてもらいたい。そのためにも、たなつものシリーズをたくさん食べて、健康になりながら、かつ、いいものを未来に残せるようみんなで応援していきませんか。それは廣田さんたちや農家さんたちのためではなくきっと私たち自身のよりよい未来に繋がっていくものとわたしは信じています。

そして実は…このページのレポーターでプレマスタッフの岸の名前にも「まき」がつきます。
みんなを【まき】×【まき】×【まき】込んで、母なる大地からの【】しい【】み、「たなつものの輪」が広がります。

プレマスタッフ

真規
プレマスタッフ
たなつもの生活にどっぷりはまっています。雑穀を食べない日はありません。もちろん購入は「たなつものブランド」!栄養価が高くて、ご飯に混ぜるだけと簡単な雑穀は「働くママの救世主」と思って、はじめたたなつもの生活でしたが、いつの間にか栄養面の魅力だけでなく…。このつづきの詳細は、次の章でご紹介します
※左の写真…右側:廣田専務 左側:廣田常務 @芝浦オーガニックマーケット

おいしい、嬉しい、美しいを楽しむ たなつもの生活

おいしい、嬉しい、美しいを楽しむ たなつもの生活 実践 たなつもの生活@スタッフ岸宅ということで、マイキッチンレポートです。
家族の食事づくりは自分の仕事。からだは毎日食べる「食べ物」からできているわけですから、特に成長期の息子や働き盛りである主人の健康管理を考えると、あまりいい加減な食事は出せません。やっぱり安全で、品質の良い素材を使って、栄養価の高い食事を作りたいという思いは、どのお母さんにもあるのではないでしょうか。でも、働くお母さんはいつも家事に仕事に大忙し。だからこそ、雑穀のようなご飯に入れて炊くだけの手軽かつ栄養価の高い食材は大助かりです。

キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡

はじめは、栄養価に魅力を感じてはじめた「たなつもの生活」でが、そのうちに栄養価的なこともさることながら、純粋な雑穀の美味しさ、各種、色とりどりの美しさに目覚めてしまい、どんどんその魅力にはまっていきました。ふと気づくと、キッチンは雑穀に彩られ、以前よりもずっと花のある、ワクワクキッチンに大変身。その軌跡をご紹介します。
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キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡

GNS社の雑穀のお取り扱いが決定。担当は岸。そんなご縁で、お取り扱い前に直接プライベートでたなつものブランドの数点を購入しました。やっぱり真面目に作られたものはおいしいです!

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キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡

ん?雑穀って、なんだかキレイ。「これを飾りながら使ったら素敵じゃない?」と思って早速飾ってみることに。お、なかなかいいですねぇ。でも、「雑穀ってもっと種類があったなぁ。ああ、もっと買ってくればよかった」という思いが…。

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キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡

まだ、弊社では販売開始になっていなかったため、おっかけのように東京開催の某イベントに出展されていたGNSさんブースへ押しかけ、新たに雑穀をゲット。「これで、たくさん飾れるぞ」と思うと、早く飾りたくて仕方がありません(食べることは二の次になっているような…)。

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キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡

帰宅するや否や、2)の状態に新たな雑穀をどんどん加えて、こんな風になりました。こうやっておくと、選びやすいし、使いやすい。なくなりそうになったら気づきやすい。我ながらいいアイディアだと自画自賛です。

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キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡

キッチンでいい空き瓶を発見!弊社で大人気のオーガニックベジタリアンスープSSFの空き瓶を利用して、雑穀を入れたらもっともっと使いやすいし素敵じゃないかしら…というひらめきは的中しました。

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キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡

雑穀入れにぴったり!間口が大きいのでとても使いやすい。なかなかこういう口の大きい瓶はありそうでありません。こうなってくると、キッチンにワクワク感いっぱいです。今日の雑穀はどれでいく?

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キッチンが雑穀に彩られるまでの軌跡

ついにここまでやってしまいました。もっときれいにディスプレイたくなって、ホームセンターへそのまま直行。思いついたらすぐやらずにはいられません。そして、このような棚を自分で作ってしまいました。雑穀は、植物の種です。種は生命の源です。キッチンには生命の力強いエネルギーが以前にもまして、あふれているように感じます。雑穀の力ってすごい!ぜひ、皆さんにもおすすめしたい「たなつもの生活」です。

私もやってみたいというかたに
私もやってみたいというかたに・・・

オーガニックベジタリアンスープ

【1】SSFスープを購入して、空き瓶を作りましょう(笑)。
私もやってみたいというかたに・・・

ユーカリプタススプレー

【2】瓶についたスパイスのにおいをサっととるにはオーブスユーカリプタススプレーが大活躍。水洗いして一度拭いたのち、内部をスプレーしてもう一度吹きとれば、一気ににおいがとれてしまいます。
私もやってみたいというかたに・・・

たなつもの雑穀

【3】好きな雑穀を入れましょう。瓶は自由に楽しくディスプレイしてみてください。雑穀の種類はあればあるほど彩り豊かで楽しくなります。これで、あなたの素敵キッチンができあがり!

バラエティーに富む 「おいしい雑穀料理」

バラエティーに富む 「おいしい雑穀料理」 ここで、雑穀料理のご紹介です。全2回に渡るGNS社のワークショップの詳細 については後の章でご紹介しますが、両回ともに、このワークショップの共同主催者であり、たなつものブランドの応援者としても先にご紹介した中島まきさん(『からだに効く、自然派おかずとごはん』の著者)が腕に寄りをふるって作ってくださったおいしい雑穀料理をいただきました。中島さんのお話をお聞きしたり、リラックスした雰囲気の中で参加者同士の交流を深めたりしたのですが、出てくるお料理はどれも驚きのおいしさ。雑穀はご飯に混ぜて炊くだけではなく、いろいろなお料理に使えることに驚きました。さっそく家で作ってみたくなる素敵なお料理ばかりです。中島さんのお話ししてくださった内容とあわせてそれらをご紹介します。

「自分のからだを強くすることに意識を向けてほしい」
~中島まきさんのお話~

「自分のからだを強くすることに意識を向けてほしい」

わたし自身、「からだにいいことをみんなに広げていきたい」という気持ちでいつもいるのですが、廣田さんと出会ってからは、その想いに拍車がかかっています。廣田さんとこういう会を開こうと思ったのは、「体にいいことってほんとうはなんだろう」ということをお伝えできる場があったらいいなと思ったからです。
原発事故後、放射能の影響を心配されている方々がたくさんいらっしゃいます。しかしながら、「やみくもに怖いと恐れる」のではなく、フォーカスするポイントを「からだを強くすること」に向けてほしいとわたしは思っています。基本的に体に悪影響のあるものは、放射性物質だけではありません。農薬や化学的な添加物もそうです。今の世の中、それらを全く避けて生きることはほぼ不可能であることを誰もが感じているはずです。だからこそ、からだに良いもの、例えば、雑穀や玄米を選んで食べたり、運動をこころがけたり、お酒やたばこもそうですが、自分の体をコントロールすることに意識を向けるほうが大切だと思っています。自分の体の免疫力をアップすることによって、多少の害には負けない、デトックスできる体になってほしいというのがわたしの願いであり、皆さんにお伝えしたいことです。

驚きの美味しさ。雑穀をモリモリ食べて健康に。

赤米

赤米

赤米で作った甘酒です。食前にお腹の消化を助けてくれる酵素をとることを意識して。甘味料一切不使用なのに、十分甘い。体が喜ぶまろやかな甘さです。

荏胡麻

荏胡麻

わかめとオクラのお浸しです。パラリと煎り荏胡麻が乗っています。

えごま・はと麦

えごまはと麦

トマトと人参のサラダです。トッピングはやっぱり煎り荏胡麻。白いプチプチはハトムギです。女性には嬉しい、お肌がきれいになるサラダ。

えごま

えごま

ひじきの白和え。こちらにも煎り荏胡麻をたっぷり。こんな風にどんなお料理にも荏胡麻をパラリと振り掛ければ健康料理に早変わり。

たかきび

たかきび

たかきび入りマーボナス。片栗粉を入れないのにとろみは十分。たかきびのとろみです。また、たかきびは、ひき肉の食感に大変よく似ていて、驚きのおいしさ。

もちきび

もちきび

ピリリとおいしいエビチリです。とろみは、黍(きび)でつけたそう。こちらも片栗粉要らず、しかも栄養満点。

もちあわ

もちあわ

サトイモのすりながし。おダシと、炊いた粟とサトイモをミキサーでミックス。とろみがあるのは粟(あわ)が入っているため。

ひえ

ひえ

サトイモ団子です。稗(ひえ)を回りにつけて揚げてあります。旨~い。

もちきび

もちきび

サックサクのかぼちゃコロッケ。もちきびを衣にして揚げると食感がものすごくいい。

もちきび

もちきび

もちきびの入った雑穀ドレッシング。
サラダにお料理に、いろいろ合います。

とっても簡単 イチオシの雑穀料理とスイーツ

とっても簡単 イチオシの雑穀料理とスイーツ

スタッフ岸も、中島まきさんのお書きになったレシピ本「からだに効く自然派おかずとごはん」の中から、2つのレシピをピックアップし作ってみました。
※中島さんのご厚意によりレシピの掲載許可をいただきました。

たかきびソース

たかきびソース 【材料】
たかきび… 1カップ
玉ねぎ…1個(約200g)
大根…200g
人参…200g
オリーブ油…小さじ1
塩…少々
昆布…5cm×1枚
【作り方】
1.たかきびは目の細かいザルに入れて洗い、上げておく。
2.温めた鍋に油をひき、さいの目切りにした玉ねぎ、大根、人参を入れて炒め、油が全体に回ったら軽く塩を振る。
3.炊飯器に、たかきびを炒めた野菜を一緒に入れ、水2カップと昆布を入れて炊く。
4.たかきびソースのできあがり。
密封容器に入れて保存し、冷蔵庫で5日、冷凍庫で30日保存可能。 味付け・アレンジ次第で、このようなお料理ができあがります。
【長芋と豆腐のたかきびソースグラタン】
~たかきびソースを使ったレシピをひとつご紹介します~

【材料】(4人分)
豆腐…1/2丁(木綿、絹ごしどちらでもお好みで)
長芋…150g(すりおろし)
塩…小さじ1
たかきびソース…2/3カップ(上記参照)
青ネギ…2本(千切り)
エリンギ…2~3本(縦に薄切り)
鷹の爪…1本(種ごと刻む)
しょうが…小さじ1と1/2(みじん切り)
醤油…小さじ2
みりん…小さじ2
麦みそ…小さじ1
ごま油…小さじ1

【作り方】
1.豆腐はしっかり水切りして、手でくずす。すりおろした長芋と混ぜ合わせ塩を振る。
2.温めたフライパンにごま油をひき、弱火で鷹の爪、しょうがを炒め、スライスしたエリンギ、千切りした青ネギの順に炒める。
3.2にたかきびソース、醤油、みりん、みそを入れて炒める。
4.オーブンを200度に温めておく。グラタン皿に1の長芋豆腐ソースを入れ、その上に3のたかきびソースを入れて約15分焼く。

ローチョコボール

ローチョコボール 【材料】2~3人分
生くるみ又は生アーモンド…3/4カップ
デーツ…4/3カップ
生カカオ(またはキャロブパウダー)…大さじ2
【作り方】
1.くるみは一晩水に浸け、よく水ですすぎ、ざるに上げておく。
2.フードプロセッサに1のくるみを入れて細かく砕き、種をとったデーツと生カカオ(またはキャロブパウダー)を入れ、ねっとりまとまり感がでるまでさらにフードプロセッサで混ぜる。
3.ティースプーン軽く1杯程度すくい、手で丸くまとめる。飾りに砕いたくるみや生カカオパウダーをまぶす

※1度に食べる量は3個程度が適度。7日保存可能なので、残りは密封容器に入れて冷蔵庫で保存し、食べる都度丸めるようにするのがおすすめ。

※仕上げにまぶすものとして、こんなアイディアいかがでしょうか。
(上記写真のコーティングはこれらでできます)

「ぷちぷち」
↓ たなつもの 国産煎り荏胡麻 たなつもの
国産煎り荏胡麻

「ホワイト」
↓ EcoMil アーモンドミルク(パウダー) EcoMil アーモンドミルク
(パウダー)

「ブラウン」
↓ アリサンのココアパウダー アリサンの
ココアパウダー

わたしも中島まきさんの
レシピ本で
お料理をつくってみたい
というかたはこちら

わたしも中島まきさんのレシピ本でお料理をつくってみたいというかたはこちら

『からだに効く、自然派おかずとごはん (マーブルブックス)』 中島まき著 をどうぞ。
※バラエティーに富む「おいしい雑穀料理」でご紹介したレシピが掲載されているわけではありません。

株式会社GNSの本社を訪問

株式会社GNSの本社を訪問 「たなつものシリーズ」メーカーの株式会社GNSは各生産地の雑穀や油の原料を生産する農家さんから、事前に取り決めた仕入れ価格で生産物を全量買い取りするという仕組みで運営している会社です。民間企業と耕作放棄地の活用のモデルケースとして、3年連続農水省の白書にも掲載された実績のある地産地消のシステムを実践してきた先駆け企業でもあります。
このたび、ぜひ、一度現地に伺いたいという願いが叶い、スタッフ岸が、阿武隈山麓南部に位置する、GNS本社に訪問してきました。そのときのインタビューおよび工場見学の様子をご紹介します。

【インタビュー】GNSさんに聞きました 

社名の由来を教えてください。

弊社の「G」[N]「S」というそれぞれの文字には、このような意味があります。

社名の由来

「たなつもの」の意味を教えてください。
たなつもの いにしえの言葉で「種のもの」という意味です。すべての穀物(米・雑穀・豆・油など)は、「種」から生まれ出ずる生命力溢れるものです。それを戴くということは、生命を戴くということを意味します。
『たなつもの®』は、食の安全とみなさんの健康を願うGNSのブランド名です。
GNSの歴史について教えてください。
そもそもの本体は、木羽屋製粉という蕎麦製粉メーカーです。先祖代々、4代に渡って引き継がれてきました。現在では、全国の蕎麦の優良産地と海外産地の製造ラインを確立しています。この会社の新しい事業部門として平成2005年に誕生したのがGNSです。荏胡麻のすばらしい機能性に着目して製造した「食用えごま油」を主力製品にスタートしました。 GNSの歴史
雑穀の魅力について教えてください。
大きく分けて3つの魅力があると思います。
1)純粋に雑穀は種類がたくさんあり、見ていて楽しい。
「雑」という言葉の意味は、「いろいろな種類の」という意味がありますが、種々さまざまな雑穀がずらりと並ぶとエンターテイメント性があって、買い物をしていて楽しいと思います。
2)栄養価では、お米よりも優れている部分がある。
種類に差はありますが、総じてミネラル分はお米の4~5倍あります。白米に雑穀をプラスすることで、足りない栄養素が簡単に取り入れらえます。例えば、「えごま」は、カルシウムが白米の78倍です。雑穀を利用した食事をすると副菜を1つ減らしてもいけそうなほど栄養価があります。
3)具材として使える。
雑穀はごはんに混ぜて炊くだけでなく、お料理の具材として使えます。マクロビオティックを実践されている方の中には「たかきび」をお肉の代用品としてお使いになることがあります。ひき肉に食感が似ているんです。炊いたたかきびを使ってハンバーグを作ったり、マーボー豆腐を作ったり。あとは、ひき肉代わりにそばの実を使って餃子を作るとおいしいですよ。香味野菜と「そばの実」であんを作り、餃子にして、ポン酢で食べたら最高です。
後日、岸がそばの実を使った餃子にトライしました(写真はそのときのものです)。
確かに絶品!ゆずポン酢でいただきました。
餃子
柴田真希さん
レシピは柴田真希さんがお書きになった
【女子栄養大学の雑穀レシピ本】より
雑穀が具材に使えるというのはいいですね。ハンバーグやマーボー豆腐以外に、雑穀の特徴を活かしたおすすめ調理はありますか。
ひえ」、「もちあわ」はすごくトロトロになるので、片栗粉の役割をしてくれます。例えば、中華丼を作るとき、野菜炒めに、「ひえ」や「もちあわ」を入れると、とろみのついた中華丼の具ができあがります。野菜スープに「ひえ」や「もちあわ」をたっぷり入れても、やはりとろみがついておいしいです。かつ、炭水化物とミネラルを両方いっぺんにとれるので、極端なことをいえばごはんを食べなくてもいいぐらいです。ダイエットにはもってこいの食材ではないでしょうか。「もちきび」は、火を通すとサクサクになるので、揚げ物の衣として使うと食感がいいです。
GNSさんは、新たな取り組みや挑戦として、どんなことをされていますか。
会社を立ち上げた当初は、取り扱っている雑穀やオイルの品数が非常に少なかったのですが、今では、アイテム数でいうと30種類以上の品揃えになりました。もっと種類を増やしたいと考えているぐらいです。また、東京界隈を中心に、2012年からマルシェなどにも積極的に出店しています。直にお客様と対話する機会はとても貴重です。今までは気づかなかったことに気づかせてもらえます。横のつながりがどんどんでき、たくさんの良きご縁にも恵まれるようになりました。

ある日のマルシェ出店

ある日のマルシェ出店

POPは廣田常務の奥様手作り

POPは廣田常務の奥様手作り

原発事故後、私たちは、自分たちの農産物に対する消費行動のあり方を問われているように感じます。ご意見お聞かせください。
大切なのは自分の頭で情報をしっかり整理し、判断し、その判断に責任を持つことだと思っています。作る責任・売る責任・買う責任の3つの責任がそれぞれ等しく大切なことだと思います。『買う責任』の定義といっても難しい部分はありますが、そのひとつとして、生産者に対して再生産する費用を払うというものがあると考えています。その代わりに生産者は翌年も安全で美味しい生産物を作る。それが生産と消費の基本であり、互いの責任と義務ではないかと思います。私どもは、原発事故関係なく、生産者には『自分達で食べられない農作物や加工品を作ってはいけない』とずっと話してきました。それは今も変わりません。最終的に選択するのは、購入者の方々ですが、自分たちは、農作物を提供するものとして、『作る責任』『売る責任』を全うできるよう、今後も真摯に取り組んでいきます。

EMF211型Nal(TI)シンチレーション式ガンマ線スペクトロメータ

EMF211型Nal(TI)シンチレーション式ガンマ線スペクトロメータ
現在GNSでは、ご購入者さまへ、科学的根拠の数値をもって安全性を確認していただけるよう、すべてのご提供製品の放射性物質分析および分析データの情報公開をしています。また、2012年からは、徹底した農作物の安全管理を図るため、第三者機関による放射性物質検査のほかに、自社でも測定器を導入して検査しています。出荷基準としては、世界一厳しい安全基準「ウクライナ基準」を指標にしています。

【工場見学】 実際に工場内を見せていただきました

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工場内ウォッチング

これはロースター(焙煎機)です。中には温度センサーがついています。

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工場内ウォッチング

こちらは、黒豆を焙煎中です。香ばしいいい香りがします。基本的にほぼすべて油の原料は焙煎します。

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工場内ウォッチング

オイルを搾るための搾油機です。なたね、ピーナツ、ごまなどの油を搾ります。種類によって各機械を使い分けています。こちらで搾る油はのちに、揚げ油にも使えるよう、独自技術(薬剤を使わない自然な方法)による精製をします。ただし、えごま油だけは、自然な精製も一切行いません。えごま油用の搾油機は別の場所にあります。

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工場内ウォッチング

圧搾された後の搾りカスです。まだ10%ぐらいのオイルが残っています。堆肥になるので、農家さんに大人気。そのまま水をかけると油粕として使えます。500キロずつぐらい出しますが、代金は袋代ぐらいでほぼ無料です。農家さんに次の命の元にしてもらえるほうが重要です。循環農業の一環として、自然に返すということをしています。

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工場内ウォッチング

手作業で瓶に計量充填します。こちらは、何ら一切精製を加えていない、搾っただけのえごま油です。溶剤は一切不使用。搾油機の圧力だけで搾り出されたほんとうに贅沢なオイルです。


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工場内ウォッチング

最後の仕上げももちろん手作業。丁寧に作業します。えごま油は、サラッとした生搾りと、それよりは少しとろみのある焙煎搾りの2種類をご用意しています。どちらがいいかは好みの問題になりますが、α-リノレン酸含有率はほぼ同じ、多少、生のほうが高い程度です。

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工場内ウォッチング

これは、古式石臼です。中に石臼が入っていています。雑穀はこの機械で循環式という方法を使って弱い圧力で剥きます。お米の精米とは、剥く圧力がずいぶん違います。

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工場内ウォッチング

今度は不要物を取り除く工程です。細かい石を抜いてブラッシングをします。それでも抜ききれないものは、色で不要物を判別できる機械(カメラで不要物を見分け、空気で飛ばす機械)で取り除きます。最後は袋詰めの作業をします。

このような工程を経て、オイルや雑穀は製品となっていきます。

楽しくおいしく学ぶワークショップ

楽しくおいしく学ぶワークショップ さて、最後は、ワークショップのレポートです。たなつものシリーズのさらなる魅力を探るべく、株式会社GNSの常務・廣田拓也さんと『からだに効く、自然派おかずとごはん』の著者である中島まきさんが主催するワークショップへスタッフ岸が参加してきました。第1回目は「玄米と雑穀編」。第2回目は「オイル編」。これらは、今まで行ってきた通信販売や直接販売(マルシェ出店など)の進化形として2012年からスタートしたGNS社の新しい取組みです。オーガニックやフレッシュなものの【おいしさの感動】をその場で味わってもらいたい、【体験型の場】をぜひ多くの方々にご提供していきたいという想いが込められています。

からだに効く自然派ご飯 「玄米と雑穀編」

からだに効く自然派ご飯 「玄米と雑穀編」 この回のワークショップでは、玄米や雑穀の魅力についてお話しいただきました。雑穀の魅力については、冒頭の「栄養満点!おいしく美しい「たなつもの」たち」をご覧いただければと思います。ここでは、玄米やお米について学んだことをご紹介します。
1  玄米の栄養価
玄米と白米の成分比較を見て、その栄養価の違いを学びました。改めてこのように比較してみると、玄米が持つ栄養価の高さを目の当たりにします。
  白米
100g当
玄米
100g当
玄米の
栄養比率
エネルギー 356Kcal 350Kcal 98.3%
たんぱく質 6.1g 6.8g 111.5%
脂質 0.9g 2.7g 300%
炭水化物 77.1g 73.8g 95.7%
灰分 0.4g 1.2g 300%
ナトリウム 1 1mg 100%
カリウム 88 230mg 261.4%
カルシウム 5 9 180%
マグネシウム 23 110 478.3%
リン 94 290 308.5%
  白米
100g当
玄米
100g当
玄米の
栄養比率
0.8 2.1 262.5%
亜鉛 1.4mg 1.8mg 128.6%
0.22 0.27mg 122.7%
マンガン 0.8 2.05 256.3%
ビタミンE 0.2 0.3 150%
ビタミンB1 0.08 0.41 512.5%
ビタミンB2 0.02 0.04 200%
ナイアシン 1.2 6.3 525%
ビタミンB6 0.12 0.45 375%
《五訂日本食品標準成分表》より
2  精米のあれこれ
精米とひとことで言っても、いろいろな方法があることと、それぞれのメリットデメリットを教えていただきました。
精米機 メリット デメリット
圧力式 欠け米が出にくい。
短時間で精米できる。
温度上昇が高くお米の劣化が大きい。
かくはん式・対流式 温度上昇が少なくお米の劣化が少ない。
価格が安い。手に入れやすい。
比較的欠け米が出やすい。
動作音が大きい。
圧力循環式 お米屋さんと同じ精米方式。欠け米が出にくい。温度上昇が少なくお米の劣化が少ない。 価格が高価である。構造が複雑で手入れが難しい。
3  フレッシュなお米
フレッシュなお米 お米は酸化が進むにつれてどんどんモチモチ感(粘り気)が失われて固くなり、味も悪くなっていきます。お米をおいしく食べるには、「玄米で保存し、食べる直前に精米する」というのが一番おすすめだそうです。精米してから1か月以上経つ新米よりも、食べる直前に精米をし、酸化した部分を取り除いた古米の方がおいしいぐらいだそうです。
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ということで、体験型ワークショップの醍醐味。
精米したてのお米を土鍋で炊くとどれだけおいしいかを、実際にやってみました。
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精米したてのお米を土鍋で炊く

デモンストレーションのはじまりです。玄米を中に入れて、何分づきにするかを選びます。今回は5分づきです。

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精米したてのお米を土鍋で炊く

蓋を閉めてスイッチオン!どんな風になるでしょう。

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精米したてのお米を土鍋で炊く

数分後、精米完了。参加者の皆さんは、興味津々。

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精米したてのお米を土鍋で炊く

触ってみるとほのかに温か。でも、お米を劣化させるほどの熱さではありません。

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精米したてのお米を土鍋で炊く

お米の等級についてもお勉強。実は廣田拓也さんはお米の検査員(国家資格)でもあります。1等米、2等米…。なくしたら始末書ものの、大切な等級スタンプも見せてくださいました。

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精米したてのお米を土鍋で炊く

左から順に玄米、五分づき米、胚芽米。お米も精米の仕方で、ずいぶん違います。


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精米したてのお米を土鍋で炊く

実際にお米の袋に等級のスタンプが押されているのを見せていただきました(赤丸部分)。何気に知らないことたくさんです。この日お持ちくださったのは1等米!

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精米したてのお米を土鍋で炊く

さあ、精米したてのお米を土鍋で炊いてみましょう。

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精米したてのお米を土鍋で炊く

いい具合に、グツグツグツグツ…。お米の糊が蓋の周りに。いい匂いです。

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精米したてのお米を土鍋で炊く

うわぁ、感激。できあがり。精米したての1等米を土鍋で炊いて、なんとも贅沢な感じがしました。

おすすめ情報 PICK UP!!

「わたしも精米したてのお米を土鍋で食べたい!」というあなたにこんな組み合わせをピックアップしてみました。
いかがでしょうか。

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からだに効く自然派ご飯「オイル編」

からだに効く自然派ご飯「オイル編」 日を改めて、第2回目のワークショップは、「食用オイル」についてです。第1回目に引き続き、講師は、株式会GNS常務の廣田拓也さん。油の性質や組成について正しい知識を身に付けた上で必要な油を選んで摂取する大切さを講義してくださいました。

「自分のからだを強くすることに意識を向けてほしい」
~中島まきさんのお話~

「自分のからだを強くすることに意識を向けてほしい」

健康な生活を送るためには、「今、自宅の冷蔵庫やキッチンにある食材や加工品がどのように作られているか」を知ることもひとつ大切なことだと私は考えます。日本人は野菜や米、さしすせその調味料に関しては比較的気にしますが、『油』に関しては結構無頓着なところがあります。一般的な油に関してのイメージは『カロリーが高い』『フライパンにくっつかないようにするために使うもの』といった感じではないでしょうか?でも重要なのはその油がどのように製造され、どんな栄養素を含んでいるか?ということです。

1  油の基礎知識
油は三大栄養素の一つで、人が生命を維持していくのに欠かせない栄養素です。

三大栄養素

2  油の搾り方とトランス脂肪酸

油の搾り方とトランス脂肪酸

(1)圧搾法 原料に圧力をかけて、油を搾りとる方法。この圧搾法によって得られた油を「一番搾り」と呼ぶ。10~13%前後の油脂分が搾りカスに残る。
(2)玉締め式 原料を石や鉄玉のオモリだけで押し潰す製法。少量ずつ何回も繰り返さないといけないので生産効率は下がるが、原料の風味を損なわず、雑味がなく上品な仕上がり。
エクスペラー式 原料をスクリューで砕き潰す製法。連続して搾れるので生産性は良いが、砕き潰しているので、玉締め式ほどの原料本来の香りや風味は劣る。

(3)未精製 加水して不純物を除くか、ろ過してそのまま補填完成。原料本来の色、香り、風味がそのまま。

精製 リン酸や水酸化ナトリウムを添加し、脱臭、脱色、脱酸と呼ばれる精製工程がある。これで、無味無臭、無色透明な油ができる。
抽出法 圧搾製法では搾りきれない油分を化学溶剤などによって、すべて抽出する製法。その過程でトランス脂肪酸※が生成されると言われている。

※トランス脂肪酸とは… トランス脂肪酸とは、主に食用油の生成過程で形成、含有される物質です。生産時の水素添加や調理の過程で油脂に高い熱を加えたときなどに発生し、たとえば、マーガリンやショートニングに含まれています。摂取しすぎると、心臓病・動脈硬化・高血圧のリスクが高くなると言われています。
欧米をはじめ諸外国では、トランス脂肪酸の摂取に関する勧告やトランス脂肪酸、飽和脂肪酸などの脂質含有量表示の義務付けが進んでいます。日本では、トランス脂肪酸に対する含有量の表示基準はまだありませんが、2011年2月21日には、消費者庁により「トランス脂肪酸の情報開示に関する指針」が公表されました。
>>もっと詳しく知りたい方は農林水産省のHPへ (~すぐにわかるトランス脂肪酸~)

3  油の組成
その油がどのように製造され、どのような栄養素を含んでいるかに注目して選ぶことが大切です。
取り入れたほうが良い油 1)不飽和脂肪酸を多く含む植物油。
2)無添加圧搾された油。
3)α-リノレン酸やオレイン酸を多く含む油。
取り入れたほうが良い油
避けたほうがいい油 1)飽和脂肪酸を多く含む動物性油脂(摂り過ぎに注意)。
2)化学溶剤などで抽出された油。
3)水素添加されて製造された油。
避けたほうがいい油

>>関連情報 マーガリン・精製油の恐怖

4  摂取過剰の脂肪酸と摂取不足の脂肪酸
現代人の食生活においては、「リノール酸」は摂取過剰、「α-リノレン酸」は摂取不足の傾向にあります。
摂取過剰気味の脂肪酸 リノール酸 普段、多くの人が手軽に使っているベニバナ油、サラダ油、ひまわり油、コーン油、ごま油などには「リノール酸」が多く含まれています。しかしながら、リノール酸の過剰な摂取は、さまざまな体の不調を引き起こすことが指摘されています。現に、厚生労働省もリノール酸の摂取量を減らすよう勧告しています。
摂取不足気味の脂肪酸 α-リノレン酸

えごま油
えごま油

「α-リノレン酸」は意識しないと非常に摂取しづらい油ですが、えごま油は、60%以上がα-リノレン酸からできています。この含有率は、他の油と比較すると、抜群の数値(あまに油(フラックスオイル)よりも高い数値)です。私たちになじみのある、なたね油、大豆油などの含有率は10%以下です。
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ということを学んだところで、
オイル編では「油搾り」を実体験。
搾りたての油がどれだけおいしいかについて、
実際にやってみました。
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油搾り

今回油搾りに使用するのは石野製作所のSIBORO2です。ご家庭で必要な分だけフレッシュな油を搾れ、搾りかすも活用できるという優れもの。写真は、搾油機にゴマを詰めているところです。

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油搾り

参加者が実際にその場で油を搾ってみました。搾りたての油のおいしさを味わうのはみんなはじめて。いい香りがしてきます。

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油搾り

こちらは、ゴマを圧搾して出てきたゴマ油。ゴマの油分が多いことは知っていましたが、実際に目で見てみると、それが「ほんとうだ」という驚きと実感があります。

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油搾り

こちらは、ゴマの搾りカス。油が抜けた状態です。それでも、これはこれで、少し塩などまぶしてふりかけにしてもよさそうです。

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油搾り

みんなで試食してみました。搾りたては香りもいいし、贅沢絶品。驚きのおいしさです。

おすすめ情報 PICK UP!!

たなつもの油
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焙煎 えごま油 焙煎 えごま油 低温で焙煎。特有の香ばしさ。
本生 えごま油 本生 えごま油 焙煎せず、生のまま低温圧搾。サラッとした油。
有機 なたね油 有機 なたね油 国内有機JAS認定品。菜の花香る一番搾り。
なたね油 なたね油 北海道産キザキノナタネ。濃厚な味わい。
ピーナツ油 ピーナツ油 国産ピーナッツの甘い香りが上品。
黒ごま油 黒ごま油 貴重な国産っ黒ごま風味が生かされた極上品。
チリ シーズ チリ シーズ 唐辛子の種だけ圧搾抽出。辛みと旨味が凝縮。

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「たなつも」という共通項を通じて心繋がった笑顔の皆さん@からだに効く自然派ごはんワークショップ

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