「紅はるか」産地直送の美味しいサツマイモ!
幻のサツマイモ「紅はるか」をお届け!
産地直送のさつまいも「紅はるか」は販売終了いたしました。
ご愛顧ありがとうございました。
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1~2ヶ月熟成させた鹿児島県産「紅あずま」を、真空蒸気加熱加工によりトロッとクリーミーな焼き芋に仕上げました。その濃厚な甘さは、まるでスイートポテト!自然解凍、またはレンジで温めてからお召し上がりください。
今年度もたっぷり収穫しました。
深みのある上品な甘みと、絶妙なしっとり感!
食いしん坊センセイが鹿児島でみつけた
地元薩摩っ子も大絶賛のさつまいも
葉月さん、山口先生から届いたおいも、
おいしく焼けました?
しっとりとなめらかな舌触りで、とてもおいしく焼けました。焼き芋が好きなので、お家でもって思うのですが、今までスーパーで買っていたさつまいもだと、どうしてもパサパサした感じになっちゃって、このしっとり感がでないんですよね。
それに、もちろん甘さもあって大満足。さつまいもって、やっぱり甘さを求めて食べるから、このしっとりとした濃厚な甘みはうれしいですね。
山口先生も太鼓判を押すまぼろしの『紅はるか』、やっぱり他のおいもと違いました?
『紅はるか』は、なんといっても慶音が大好きなお芋です。子どもって、ほんものを見極める天才だと思うわ。私が他で買っていたお芋も一緒に焼いたのに、慶音はこの『紅はるか』ばかりを食べるのよ。濃厚な甘みにもかかわらず、その甘さが口の中にまとわりつかずしつこくないのがいいですね。私の大好きなお芋屋さん「小西いも(京都市伏見稲荷前)」さんのお芋を食べている錯覚がしたわ。普通にお家の遠赤トースター「焼き芋モード」で焼いただけなのに・・・。この稀少なお芋で焼きいもをワタクシ用に作ってもらおうかしら。
薩摩っ子も唸る味わいの『紅はるか』
小原修一氏
生まれ育った鹿児島県鹿屋市の高校を卒業後、大分工業大学(現・日本文理大学)工学部に入学し、航空工学を学ぶ。卒業後、実家の事情により帰郷、就農。
国が行う畑地かんがい事業の第一号地として有名になった笠之原台地の一角に約300アールの農地を所有し、現在は、鹿児島県の減農薬・減化学肥料認定作物に指定された白ネギのほか、じゃがいもや焼酎用の甘藷(かんしょ、さつまいも)を栽培しています。
シラス台地とは、鹿児島の地形を特長づける代名詞ですが、じつに鹿児島県全体の52パーセントが、火山噴出物から形成される典型的な火砕流台地であるといわれています。
大隅半島中心部に広がる笠野原台地も然り。ほぼ全域が鹿児島県鹿屋市に属するこの台地は、九州南部において最も広いシラス台地です。
台地上には水源がないうえに火山灰土壌は保水力が低いため、江戸時代ごろからずっと乾燥に強いサツマイモやアブラナなどが栽培されてきました。
ひと口にさつまいもといっても、そのまま食用として消費者に届けるためのものもあれば、食品原料用、焼酎原料用など、その使用目的の多様性も含め、さまざまな品種が栽培されています。
そんな中で、「煮ても焼いても甘くておいしいスイートポテト」として品種改良されたのが『紅はるか』ですが、今回お届けするものは、さらにその甘味を増すためにあえて肥料を抑え、病害に強くなるように可能な限りの減農薬に努めて栽培されています。
「虫食いでよければ薬も使いません。おいしいから虫が食べるのです」というのは、『紅はるか』を生産する小原修一さん。
「それでも価格や外観等、市場に満足していただくためには多少の農薬を使わざるをえず、農家として生産者としてはそれがジレンマですが、土壌消臭剤や害虫駆除剤などを使用する代わりに農地を天地返しして対処するなど、様々な工夫をすることで農薬の使用を最低限に抑えて栽培しました。肥料はもちろん有機肥料ですが、これも最低限の量しか使っていません。安全性にも味にも、生産者として絶対の自信を持っています。」
事実、さつまいもの本場である薩摩地方でさえ人々からの評価が高い『紅はるか』。しかもなかなか出会えない貴重なお芋なのですが、この度特別に皆さまの食卓にお届けできる運びとなりました。小原さんが大切に育てた秋の味覚、どうぞ存分にお楽しみ下さい。
鹿児島空港からレンタカーを走らせること小一時間、鹿児島県は鹿屋市にやって参りました。
今回の突撃取材先は、特有のシラス台地の広がるこの地で、さつま芋を中心とする農作物を生産されている小原さんご夫妻。
訪問前にお電話でお話ししたときからとても温かな雰囲気で、実際にお会いしてもその印象のままに素敵なご夫妻でした。
小原さんのさつま芋はとてもやさしいお味が評判ですが、そのお人柄は作物にもしっかりと表れるようです。
繁々の葉の下にお芋が眠っています。
本来水源が乏しいとされるシラス台地も、今では灌漑がしっかりと整備されていてあたり一面が豊かな農地です。
周辺農家が「流行もの」を追いかけた時期も、さつま芋を軸として安定した収穫を得てきたという小原さん。
他方で、豊かな農地を活用した新しい農作物の栽培にも積極的です。
今期収穫されたお芋たちを焼いていただきました。こんがり焼けておいしそうな香り・・・お腹が鳴ります。
おいしい!しっとりとスイートポテトのよう。
しっかりとした甘さですが、しつこさはなく、何個でもいけそうです。そのままでスイーツですね。
さつま芋の他に、落花生もご馳走になりました。なんと塩ゆでしたもの。採れたてでしかできない贅沢です。これがビックリするくらいに美味しい!
小原さんをはさんでパチリ。本家突撃隊長の山下と私河村です。
壮大な鹿児島の大地と美味しい食べ物と小原さんの雰囲気にすっかりなごんでいます。
ひとしきりお話しをうかがって試食もさせていただいた後は、実際にさつま芋畑を見学。お話しの最中も、畑にご案内してくださる間も、小原さんが本当に温かく丁寧に農作物と向きあっていらっしゃるのをひしひしと感じました。
さつま芋に限らずですが、「糖度」や「見た目のよさ」など、分かりやすい尺度による評価だけに流れるのではなく、そのものの本来の美味しさや価値をしっかりと理解し、より多くの人々に、心から「美味しい」と「幸せ」を感じていただけるものをこれからもお届けしていきたいと思います。
スタッフもとりこになる美味しさ!
紅はるか
こんにちは。プレマのお料理担当、宮崎です。
秋ですね。冬支度ですね。動物はしっかり食べて冬ごもりの準備。
人間はいつでも食べられますが、なぜかやっぱり食欲の秋。これも動物の性でしょうか(^^;)
例にもれず、おなかを空かせていたプレマスタッフのもとに、鹿児島の農家さんから「紅はるか」が届きました。
さっそくいただかないと♪
家庭用の焼き芋器「石焼きいも鍋」を持ち出して、じっくり焼いてみることにしました。
(使い古した土鍋でもOK!遠赤外線が中までじんわりと火を通してくれるので、ふっくら美味しく焼き上がります)
まずは、土を落としたお芋を塩水に3分ほど浸します。
(塩水につけることで、焼き上がりの甘味がぐっ
と引き立つためです)
鍋にお芋を仲良く並べ、ふたをして15分ほど強火で焼きます。
その後は中火に弱め、まんべんなく熱が加わる
よう数回お芋をひっくり返します。
竹串が向こう側まですっととおれば焼き上がり。
お芋のサイズにもよりますが、紅はるかの場合、焼き上がりの目安は50分。
事務所の一角にあるキッチンでごそごそ焼いていたので、いつしか昔懐かしい焼き芋の匂いがフロアに充満。電話やメールをしているスタッフをよそに、お料理専念の私は「ん~♪いい匂い」と香りを堪能させてもらいました。
さてさてできあがりは?
あちあちっ!と言いながら、できたてホカホカのお芋をぱかっと割ると、湯気とともに甘い香りが立ちのぼります。
もしも、電子レンジで調理をお考えの方は、どうかやめておいてくださいね。
甘さも水分もなくボソボソになってしまいます。焼き芋器やオーブンを使って、お芋本来の美味しさを味わっていただきたいです。
上出来に焼きあがった紅はるかを、まずは一口ぱくっ。
お、おいしい・・・。単に甘いだけでなく、まろやかさがありお芋のスイーツのようです。
すぐにお芋を切り分け試食会を実施したところ、お芋好きのスタッフも、お芋が苦手だと言っていたスタッフも、み~んな食べる食べる(笑)手が止まりません。
「めっちゃおいしい」「とろっとしてる」「スイートポテトみたい」「私はこれが好き♪」「焼き芋屋さんのお芋みたい」とお芋談義が弾みます。
「モソモソして喉につまりそうやし、すぐおなかいっぱいになるからお芋は嫌」と言い続けてきた、お芋苦手の先輩スタッフ森は、紅はるかを食べて感動の一言。
「このお芋ならおかわりしたい」
試食会を終えた後も「みんなの試食分やから一つでやめたけど、もっと食べたかった」と、おかわりの希望がありましたので近々おやつに焼いてデスクに持って行ってあげようと思います!(^^*)
スタッフもとりこになった、紅はるかを皆様にお届けします。どうぞご賞味あれ♪
グルメ先生が薩摩で出会ったまぼろしのさつまいも
鹿児島県・大隅半島を視察して
- 山口清道 -
過去に、鹿児島県の鹿屋市、垂水市、志布志市、肝付町、錦江町などを含めた大隅半島へ「食と健康」に関わる内容の講演依頼をうけて何度か訪ねたことがあります。
大隅半島は太平洋と錦江湾の間に囲まれ、九州本土最南端に位置したとても風光明美なところで、全国的な有名ブランドである鹿児島六白黒豚の産地でもあります。
今年は数年ぶりに、「ふる里の健康食材」をテーマとした視察で、4月と7月の計2回、この大隅半島へ訪れる機会がありました。農場、畜産ファーム、フルーツ栽培園、漁業場のほか、長く伝統を守り続ける味噌や醤油、酢の工場などを視察しました。従事者の方々をはじめ、「町興し」を念頭に一生懸命取り組んでおられる地元の方々、産業支援センターの職員の方々などとも意見交換をしてまいりました。
皆様にぜひともご紹介したいと思った食材は多々ありますが、その中の一つが、本場の「さつま芋」です。今さら「さつま芋」なのか、と思われる方もおられるかと思いますが、ただの「さつま芋」ではありません。
さつま芋には、食用、食品加工原料用、焼酎原料用など様々な品種がありますが、現地でお会いした方々の中のお一人、とても勉強熱心な農業家の小原氏から、
「2年前に品種改良からできた『紅はるか』という品種の芋は、煮ても焼いても別格のスイートポテトですが、農家でもなかなか株の入手が難しいため、この地ではどの農家でも栽培されていません」との情報を得ました。
ほんもの食いしん坊の私は、ぜひとも一度、『紅はるか』の食体験をしてみたい、そして、多くの皆様にも私と同じ食体験を味わっていただきたいとの思いがめばえ、小原氏になんとかして『紅はるか』の株を確保して、栽培を成功させてもらえないかと頼み込んだのです。その後、4月に入って小原氏からの報告。苦労の末、周りの人達には内緒を条件に、400株だけ入手できたとのこと!
小原氏はすぐに初栽培に着手しました。今年は入手株も少なく、初栽培ということもあって収穫は500kg程度ではありましたが、待ちに待った幻のさつまいも『紅はるか』を、初めて焼き芋として味わうことができました。
気になる『紅はるか』のお味ですが・・・本当に美味しくて、天然のスイーツともいえる深い甘みと、さつまいもらしいある歯ごたえが絶妙です。小原氏が一生懸命、栽培に挑戦してくださったおかげで貴重な食体験をさせていただき、感謝の思いでいっぱいです。
小原修一氏との出会い
私が、「ふる里の健康食材」をテーマとした視察で鹿児島県の鹿屋市を訪れる日時が決定すると同時に、鹿屋市在住の友人から電話がありました。
地元で評判の美味しいネギを栽培している農業家が居るのだけれど、是非、会ってみてはいかがですか、との連絡でした。
たかがネギとは思いましたが、折角の勧めなので、2009年4月にその友人の案内で小原氏の農場を訪れることになりました。
私たちが訪れる時間に合わせて、ご自分が生産したネギ料理を準備してくださっており、試食させていただいたところ、そのネギの美味しさは想定外でした。
「たかがネギ、されどネギ」といった感じで、その場でこのネギは薬味用ではなく「シャブシャブ用ネギ」だよ、と命名したのが初めての出会いでした。
私の鹿児島滞在中には、何度もお会いして意見交換をしましたが、とても素朴で実直な方で、消費者の立場に立った、安心・安全の農業をめざし、農薬や化学肥料を極力使用しない減農、または有機農法に取り組まれています。
非常に勉強家でチャレンジ精神旺盛な面もあり、その一方で、人の話には熱心に耳を傾けることができる方です。
現在、日本で一番早く味わえる「スイートコーン」や「島ラッキョ」、皮ごと茹でて食べる「落花生」、そして幻の芋と呼ばれるさつまいも「紅はるか」などの栽培に取り組んでおられます。とても真面目で信頼できる、これからのご活躍がますます楽しみな農業家です。
山口清道
日本予防医学研究会理事、フルボ酸・腐食性物質機能研究会会長。大手企業や新聞社、薬剤師会、教育委員会その他の各団体が主催する講演会で講師を務め、『食品破壊の実態』『カルシウム不足の脅威』などをテーマとする講演回数は1000回を越える。
現在は講演活動を休止し、食品科学研究所・BAOBAB代表、株式会社バオバブ代表取締役として、イメージ商品が氾濫する現代における、ほんもの食品の研究開発に取り組む。