まっかなほんとの農薬不使用のりんご・玄米
完全農薬不使用 奇跡のまっかなほんとのりんごでお馴染みの対馬さんが、同じく農薬不使用で玄米を作りました。
家族のためにどうしても作りたかった
安全なりんごとお米
りんごを農薬を使わずに育てることは不可能と言われていました。
それでも、安心できるりんごを家族に食べてもらいたいという思い。
農薬を使わないことで、木々や土壌が変化していく様子、
エネルギーがあふれてくれる様子が感じられます。
それらの積み重なって、不可能なことも可能に変わります。
対馬さんの自然栽培にかける思いが実った「まっかな本当のりんご」です。
また、2021年よりお米作りも始めました。
まっかなほんと対馬正人の農薬不使用へのチャレンジ
自分の子どもたちに安心で安全なりんごを食べさせたい。
昨今、改めて食の安心、安全が叫ばれております。大量生産、大量消費、見た目重視時代は終わり、農業も本来の姿に帰る時期に来ているのではないでしょうか。
りんごの色、形、キズよりも、安全性が第一だと考えています。それにより、りんご本来の味を引き出せると思うのです。くしくも、父から引き継いだ当時の農園は農薬を使用した栽培をしておりました。しかし消費者の方々、そして子どもたちのためにも、手間隙をかけ身体にとって良い農産物を提供したい。そんな想いで農業を始めました。
りんごの樹の力強さを毎日感じながらりんごと接しています。
完全農薬不使用りんご栽培を行っていくにつれ、つるが太く強くなっていきました。強風の中、通常のりんごは、落下するのですが、農薬不使用りんごは、一個も落ちませんでした。
ものすごく逞しくなったりんごたちに、私は、収穫をしながら、よく頑張ってくれたと、涙が自然に溢れ出しました。完全農薬不使用・肥料不使用りんごは大自然の厳しさを乗り越えた立派なりんごたちです。
完全農薬不使用は体に良いけれどリスクがある。周りが止めてもチャレンジしたかった。
完全農薬不使用りんご栽培には様々なリスクがあります。周囲からも反対の声がありました。しかし「子どもたちに安心安全なりんごを食べてもらいたい」という強い想いから挑戦したところ、不安視されていたリスクとは全く違う結果となったのです。
自然のバランスを活かすため、身体にも自然にも良い農法だということがわかりました。安心安全という意識変化の時、「日本の食」を守るためにも、身体に良いりんごを提供していきたいと考えております。
「安心安全美味しい」を追求し、世のため人のために役立つ商品を作り続けます。
「見た目重視の時代から安全性と味を第一へ」と私共生産者は勿論、消費者の方々も意識を変えていかなければいけない時代だと思います。
消費者の方々をはじめ、子どもたちのためにも「安心安全美味しい」を追求し「お客様に喜んで頂き元気になってもらいたい。一瞬でも幸せな気持ちを感じてもらいたい。」このような強い想いでりんごを作り続けていきます。
自然栽培農法は虫や菌となどの自然と仲良く農業をすること
自然栽培農法と聞くと、放棄園や野放し状態と思ってしまうかもしれませんが、まったく違います。
自然界の虫たちや菌たちと共存共栄し、調和が乱れそうになった時に人間が調和を戻すお手伝いをする。これが私たちが行う「自然栽培農法」です。
自然栽培農法とは
自然のメカニズムを活かした栽培方法を『自然栽培農法』と言い、まっかなほんとの栽培方法は『対馬式自然循環農法』とも呼ばれております。
具体的には、化学肥料・除草剤は一切使わず、完全農薬不使用栽培を行い、さらに冬に剪定した枝を土に返し、草を刈ることはせず、葉も取らずに育てるといったより自然に近い環境で青森りんごを育てています。
【主な特徴】
- 葉を取らない栽培
- 完全農薬不使用栽培
- 化学肥料不使用
- 摘果作業はすべて手作業
- 草を刈らない
- 枝を土に返す
など
葉とらず栽培で光合成活発化
りんごを赤くするため、りんごの周りにある葉を取る栽培方法が一般的ですが、まっかなほんとでは光合成を活発に行えるよう(太陽の恵みをいっぱい浴びて養分をたっぷりと蓄えるために)あえて葉っぱを残しています。
また、りんごを何度も何度も回して太陽の光を浴びせ、真っ赤なりんごを育てています。
農薬は一切使用しておりません
農薬を一切使用せず、食酢のみで栽培する完全農薬不使用栽培に取り組んでおります。
化学肥料も一切使用しておりません
化学肥料を入れると簡単に林檎を甘くすることができますが、まっかなほんとでは「本当の林檎の味」を味わっていただきたいという想いと、健康に良いとされる自然の甘みを出すために、化学肥料・除草剤は一切使っておりません。
薬(摘果剤)に頼らず手作業
摘果(※1)の作業は全ての果実をチェックしなくてはならず、大変時間がかかるため最近では薬(摘果剤)で行えるようになりました。
しかし、まっかなほんとでは薬(摘果剤)に頼ることなく、全ての果実をチェックし、人の目と人の手で果実を選んでいます。
※1 摘果(実すぐり)とは、一株に5つほど実る果実から、成長の遅いものや小さいものなどを選び間引くことを言います。幼果のうちに行うことで、小さなりんごを数多く生産することをなくし、大きくてしっかりと身の引き締まったりんごを生産することと、翌年の結実数を安定させるために行います。
自然に近い環境をつくる
草を刈らないと栄養が草に取られてしまい、美味しい果実ができないと思われていますが、土本来の力(地力)を高め、虫や小動物が増え、土壌浸食の防止、地温調節、そして自然と食物連鎖が起こり、結果的に益虫が害虫を食べることに繋がっています。
そのため、除草剤も害虫駆除剤も、さらに化学肥料も使用しなくてもいい環境、つまり「自然に近い環境」で農業ができるのです。
ゴミを減らし、さらに再利用する
まっかなほんとではこの剪定(※2)した枝を細かく粉砕し土に返したり、枝で炭を作り、りんご園全体に蒔くなどして、ゴミになってしまうものも再利用しております。「ゴミを減らし、さらに再利用する」という無駄がなく環境に優しい循環農法を実現しています。
※2 剪定とは、冬の間、古くなった枝や密着している枝を取り除く作業のことを言い、新しい枝を発生させ、木の寿命を延ばし若返らせる効果があります。しかし、この剪定の作業で取り除いた枝はやっかいもので、ゴミに出したり、焼却したりすることが多く環境にもあまりよくありません。
日々「身体に良い自然栽培農法」を追求しております。
より多くの方へりんごを提供するためにはなるべく多くりんごの木を植え、りんごをたくさん収穫することが必要です。
しかし、りんごの木が多ければ多いほど土の栄養分もそのぶん分散され、一つの木に十分な栄養が行き届きません。
また、りんごも窮屈な場所では十分に日光が当たらず光合成も活発に行われません。
そのため、まっかなほんとでは、りんごの木たちがストレスなく健やかに、そして土と太陽の恵みをしっかりと受け止めて育つようにりんごの木の間隔をなるべく広くし風通しを良くしております。
まっかなほんとの林檎は「真っ赤な嘘じゃない、本当のりんご」です
農園代表 対馬正人の想い
この度は、当園のりんごに関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。大変、感謝しております。
誠に勝手ではございますが、当園のりんごについて少しご紹介させていただきたいと思います。小生の家系は、青森県のりんごがスタートした当初から代々りんごを生産いたしております。NHKのプロジェクトXの中でも登場した対馬竹五郎氏は、うちの本家から分家された親戚筋に当たる方です。りんご史の中で、たびたび登場します。現在のりんごに至るまでの発展に貢献した方です。
また、当園のりんごは、1.安全で2.良品を3.より安く提供したいをモットーにしております。
父から引き継いだ際は農薬を使用した栽培方法でした。
農薬を従来より70%減らしたり、化学肥料を一切使用しない農法を始め、当初はEM菌や高波動水などをとりいれ、土壌を蘇生していきました。ですから、畑にいるととても気持ちいいです。当園のりんごには、ありがとうの言葉をかけております。
また私は、りんごの木と対話することを心掛けております。すると、その木が、今どうして欲しいのか、訴えかけていることが、なんとなくわかります。
実は、私がりんご栽培をスタートした当初から、頭の隅には農薬を使わず作るりんごのことはありました。ただ、その時点では、いきなりは無理だろうと考えておりました。
化学肥料、有機肥料を一切入れずに、農薬量も従来の3分の1以下を実行しました。
普通、これだけでもかなりリスクがあり、良質なりんごは絶対にとれないし、翌年からはりんごがとれなくなると言われたりもしました。実際はそのようなことはなく、りんごは収穫できました。
このような経験が生かされて、今回の無農薬りんごの挑戦ができたのだと思います。
実際やってみると、木の痛みは激しく、来年は花を咲かせないかもしれません。枝も、通常よりかなり剪定し、太陽光の入りをよくしました。虫は、枝が込み合った日陰を好む傾向がありますので、枝を薄くしました。
りんごの実の数だけでも、通常の半分以下から3分の1以下です。虫に食べられるりんごもありました。虫だけではありません。菌の病気もあります。虫は見えますが、菌は見えないので厄介です。昨日まで良いりんごだと思ったのに、翌日には病気にやられてしまうこともありました。
それでもなんとか難を乗り越えて、10分の1くらいのわずかなりんごが収穫できそうです。
『りんごたちよ。よくぞ、頑張ってくれました。』
初年度からうまくいくとは、まったく思いませんでした。その分、世の中が、何か必要としているのかもしれませんね。皆様がいてくれたから挑戦できました。
皆様の存在を感じながら、ここで諦めてはいけない。と強い意志を持つことが出来ました。皆様に心から感謝したいです。『ありがとうございます!』
消費者の皆様に、一つお願いがあるんです。
それは、『りんごの見た目よりも、安全性や味を重視していただきたい』ということです。そういう時代になってきたのではないでしょうか。
今まで農家は、りんごを買ってくれる中間業者に目を向けていました。中間業者が、どうすれば高値で買ってくれるか。それを一番に考えていたと思うんです。消費者のことは、二の次だったと思います。
りんごは、時には厳しい自然環境(台風、突風、高温、霜、雹)にさらされます。良質のものを作る努力はしても、どうにもならない自然現象が起きます。りんごの色、形、キズよりも、安全性と味が第一だと思うんです。
意識変化の時代、りんごというものを変えるのではなく、我々、人間の意識を変えることが大事なのではないでしょうか。『日本の食』を守るためにも、どうか、皆様のご協力をお願い申し上げます。
まっかなほんと 対馬 正人
農薬不使用のりんごで作られたりんごジュース、ついに登場!
りんごの販売は季節が限られます。
「このすばらしい農薬不使用のりんごを季節を問わずお召し上がりいただきたい」
「お子さんもご病気の方にも安心して飲んでいただききたい」
まっかなほんとの対馬さんの熱い思いによって作られました。
一般的に販売されている「りんごジュース」は、商品として流通できない落ちたりんごやキズものなどを、とりあえずなんでもかき集めてジュースにして売っていることが多いと聞いたことがあります。だから、とても安く「りんごジュース」は売られているようです。
でも、まっかなほんとの「りんごジュース」は、対馬さんが手でもいだ「りんご」をそのまま圧搾してジュースにしている、「りんごジュース」なのです。
もちろん濃縮還元や酸化防止剤も添加しない、100%ストレートジュースです。農薬不使用のりんご、そのままの味わいが楽しめるジュースです。
まっかなほんとの玄米
2021年から自然栽培でお米を栽培しております。
田んぼは、10年以上耕作放棄地で柳の木が何千本も生えている土地でした。そこを重機を操縦しながら1本1本伐根しました。また、湿地帯でトラクターも埋まるぐらいでした。(実はそこにはタヌキが住処を作っていておりました。タヌキさん壊してしまったこと、ごめんなさい!)
そこで周りを深さ3メートルの堀を掘り、新たに水路を作りやっと普通の田んぼに開墾しました。朝は寒く昼は暑い青森。理想的な環境で米づくり。バランスに優れた美味しいお米ができました。もちろん農薬不使用、化学肥料不使用です。
さらに、天日干しで低温でじっくり乾燥。お米の風味・香りを損なうことなく粘りやツヤも感じることができます。
陸羽(りくう)132号
宮沢賢治が生前、冷害に強い品種として推奨していました。交配という方法を使って作られたイネの品種の第1号です。
まっしぐら
粘り気が少なくあっさりとした味わいが特徴。青森の気候に合わせた青森県のブランド米です。