女性のカラダにも、地球にも、みんなにもここちいい!
「tipua(ティプア)」の布ナプキン
下着を選ぶように、布ナプキンにも選ぶ楽しさがあります
「tipua(ティプア)」は販売終了いたしました。
ご愛顧ありがとうございました。
\こちらもオススメ!/
綿花から、糸、生地、縫製に至るまで、生地メーカー「avanti(アバンティ)」がつくる肌がよろこぶオーガニック・コットン製品
1ヶ月のうちに7日間ナプキンを使う日があるなら、
1年間では84日。
この日数をどれだけ快適に過ごすかは、
あなたの選択次第です。
ブルーデイが毎月訪れるのは、自然なカラダのメカニズム。
けれども同時に、気持ちが沈んでおっくうになりがちな時期かもしれません。
とにかく何もせずじっとしていたいと思っても、
学校や会社、やらなきゃいけないことは山積みで、じっとしてなんていられない。
こんなもの、なくなっちゃえばいいのに・・・
そんな一言が、思わず口をついて出てしまった経験はないでしょうか?
「カラダ」からの大切なお知らせをどう受け止めるかは、あなた次第です。
「ここちいい!」の提案
ブルーデーを楽しもう!
なんとなく気恥ずかしさが伴うのか、どうしても「隠すもの」になりがちなブルーディ。
「つきのもの」、「女の子の日」、「アレ」・・・
直接的な表現を避けた言葉を使おうとするのも、きっとそのせいなのかもしれません。
気持ちが不安定になったり、体の不快感を覚えたりしても、なかなか言葉に出来ないのも、もしかしたら、心の根っこのどこかに潜んだ「恥ずかしさ」や「忌避感」が原因ではないでしょうか。
けれど、立ち止まって考えてみましょう。
新しい命を生み、育む。
母となるからだに与えられた、大切な準備期間。
月に一度のお客さまをお迎えするのは、女性だけに与えられた特権です。
だとしたら、お客さまは快適にお迎えしたいもの。
ましてや思春期を過ぎた頃から始まる長い長~いお付き合いなら、できる限り仲良く、友好的なお付き合いにしたいものです。
もっと自由にカラフルに!
お気に入りの下着を選ぶように、布ナプキンも選んでみましょう。
今日の気分にあった柄や色。
勝負用の下着があるなら、同じように勝負用の布ナプキンがあってもおかしくない。
女性になくてはならない製品なら、もっと多様で自由であってもいいのでは?
使い捨てナプキンの選択が「使い心地」と「安さ」なら、布ナプキンの選択は「使い心地」に「ファッション性」。
「捨てる」を前提とした使い捨てナプキンの買いだめから、「大切に使う」を前提とした布ナプキンを選んで購入する楽しみを満喫する。
これが、ティプアからの新しい提案です。
ティプアの柄生地は、もちろんコットン100%。
様々に取りそろえた色柄の中から、お気に入りを見つけてください。
ティプアおの様からのメッセージ
「女性の毎月の必需品は、もっとここちよくて、もっと楽しくなくてはと思います。だから、私はティプアをはじめました。ぜひ、ティプアの布ナプキンをお試しください。
きっと、月経タイムが楽しくなると思います。」
株式会社ティプア 代表 おのちさこ
布ナプキンのここちよさをみんなにもっと知ってもらいたいと、2005年4月10日にtipuaプロジェクトを開始。以来、布ナプキンの製造、普及、啓発に取り組んでいる。「布ナプキンをつくろう!」ワークショップの開催、アースデイなどのイベントへ出展している。また、「考えよう×語ろう×楽しもう」のコンセプトのもと開催している「つきいちcafe」は、カラダや地球環境、社会との関わりやいのちについて、年齢性別を問わず多くの方々と共に考える場となっている。
ティプアのこだわり
ティプアの出発点はいつでも同じです。
「ここちよく使うには?」
だから肌面に使う生地はもちろん、ボタン、縫製やラッピングに至るまで、小さなこと、ごく当たり前のことにまで心を配り、想いをこめて大切に作られています。
国内生産にこだわる
ティプアは布ナプキンの生産地として、 日本国内にこだわっています。
これは、繊細な部分で使うデリケートな商品だからこそ、目や手が届く範囲での生産したいと考えているから。
素材選び、デザイン、裁断、縫製、ボタン付け、パッケージングまで・・・これら一連の製造工程をすべて日本に限定すると、どうしても価格が高くなりますが、製造と密に繋がり高い品質を保つには、日本国内での生産は不可欠だと考えています。
パッケージにこだわる
わかりやすさにこだわる
2種類のネルを簡単に見分けて頂くために、防水シート入りのネル・レギュラーは、布ナプキンの周辺を赤い糸でステッチしています。
小さなことですが、わかりやすさにもこだわりました。
ボタンにこだわる
小さくても、とめはずしがしやすいスナップボタンです。
金属アレルギーの方にも安心してご使用いただきたくて、ニッケルフリーにこだわりました。
肌面生地にこだわる
ティプアの布ナプキンは、使ってみるとその肌触りのここちよさが実感できます。
期間中の敏感なカラダでも快適に過ごせるようにと、肌面にあたる生地は特にこだわって選んでいます。
さらっとした肌触りのクラビオンコットン。
ふんわり柔らかなオーガニック・コットン。
好みにあわせて、季節にあわせて、自分にあった肌面生地が選択できます。
構造にこだわる
吸い取った水分をしっかりと逃がさない生地は・・・と考え続け、吸収体に選んだ生地はネル。
肉厚のネルとパイルをそれぞれ2重にすることで、見た目から安心できる厚みと機能面での安心を実現しました。
それでもまだ不安・・・という人にも本当に安心して欲しいから、一部のレギュラータイプには防水シートを縫い込んでいます。
肌面生地の選択で変わる使い心地
さらっとした肌触りの「クラビオンコットン」
さらっとした肌触りの一番人気!
ティプアの布ナプキンの人気商品が、クラビオンコットンです。
クラビオンコットンの特徴は、さらっとした肌触り。
また、汚れ落ちがよく、お洗濯をくり返しても柔らかな風合いが持続するから、お肌のデリケートな方にも安心してご使用いただけます。
「クラビオンコットン」とは?
エビやカニなどの甲殻類の殻からカルシウムとタンパク質を取り除いて得た繊維状の100%自然素材「キチン・キトサン」と、木材パルプを融合し生み出された繊維が「クラビオン」。このクラビオンとコットンをかけあわせてできた生地が、クラビオンコットンです。
クラビオンは、【クラビオン(レーヨン)】と品質表示されます。
これは、木材パルプを主原料として得られた再生セルロース繊維をレーヨンと呼ぶから。
このレーヨンは、技術の進歩が生み出した100%天然由来のより自然に近い繊維です。
クラビオンはキチン・キトサンがもつ様々な優れた性質と高い機能性を生かし、さらさらとした清涼感と優しい手触りでお肌を過剰に刺激しません。
ティプアのクラビオンシリーズには、クラビオンを30%とコットンを70%混紡させたクラビオンコットンを使用しています。
優しい「オーガニック・コットン」
ここちよい、オーガニック・コットン
※ネル生地には、防縮加工を行っておりません。お洗濯後、多少の縮みが生じることがあります。
※tipuaのオーガニック・ネルは、有機認証された綿花のみで織ったネル生地です。
オーガニック100%シリーズ
オーガニック・コットンにこだわったのが、オーガニック100%シリーズ。どちらの面も肌に直接当てて使えるように、表面の生地はもちろん、吸収体のタオル生地、縫い糸もすべてオーガニックにこだわりました。
外側の生地には、オーガニック・コットンを使ったネル生地とボーダー柄のフライス生地を使用しています。ボーダー柄は、染料に茜を使った草木染めです。(「オーガニック・コットン」とは、有機認証された「綿花(コットンボール)」をさします。)
プレーンとスリムは、お好みにあわせて肌面生地を使いわけられます。さらっとした手触りのフライス面は、ネルよりもとおりが良くさらさらとした清涼感。ふんわりと柔らかなネルは、優しい肌触りなのにフライスよりもしっかり水分を閉じ込めます。
ティプアのおすすめは、ボーダー柄のフライス生地を肌面につかうこと。
フライスをとおった水分をネルがしっかりと受け止めるから、さらさらとした肌触りがそのままに安心感もアップします。
布ナプキンデビューを目指すあなたへ
「漏れそうで不安・・・」、「ずっと使えるのかしら・・・」
はじめて布ナプキンを使う方の心は、疑問や不安でいっぱいかもしれません。
ティプアは、布ナプキンデビューを目指すあなたの味方です。
布ナプキンの特徴は?
布ナプキンユーザーから寄せられる声は様々です。
とにかく快適、かゆくない、むれない、におわない・・・
あくまでも個人の感覚ではありますが、布ナプキンを使うと何らかの変化を感じる方が多いようです。
下着のような肌触り
布ナプキンは、コットンやシルク、麻など、普段洋服や下着として身につけるような素材を使って作られていますので、肌触りはより下着に近いです。また、ショーツの一部を重ね履きしているのと同じ感覚だから、肌が自然に呼吸できます。
体への気配り
毎月訪れるブルーディにはそのときの体調や体質が大きく影響しています。量や色など、布ナプキンを使い始めると、自分自身の体の変化に気がつくきっかけが得られます。布ナプキンをお洗濯する時間が、同時に自分の体とじっくり向かい合うひとときに変わります。
ゴミが気にならない
サニタリーボックスへ捨てられた使用後のナプキンは、置いたままにしておくと、においもこもって気になりがち。また捨てるときにも、見えないように、隠すようにとあれこれ気も遣います。布ナプキンなら使ったその日にお手入れするから、ゴミも出ないし捨てるときの他への気遣いもいらなくなります。
はじめての布ナプキンなら?
ゆっくり、のんびり。
布ナプキンを使うコツは、ゆっくり、のんびり、無理をしないこと。
大切なのは、まず慣れること。最初は、期間後半の軽い日に試してみましょう。また、ブルーディ以外の気になる時期にライトや両面使えるライナーをお試しいただくと、使い心地がより体感しやすいかもしれません。使い捨てナプキンと併用しながら、生活のスタイルに併せて布ナプキンを毎日のくらしに取り入れましょう。
徐々に慣れて、交換のタイミングがわかってきたら、多い日にも使ってみましょう。吸収力に不安が残るなら、クラビオンコットンシリーズがおすすめです。
ネルとパイルを4重に組み合わた吸収体と防水布で、吸い取った水分をしっかりと閉じ込めます。それでも心配な方は、パッドを重ねて使ってみましょう。
何がどれくらい必要?
「自分自身」に聞いてみよう
はじめて布ナプキンを使おうと考えている方は、まず1枚か2枚を家でのんびりできる日や期間後半の軽い日にお試しください。
布ナプキンは、使い心地も違えば、お手入れも必要。一気に揃えようとせず、快適につかえるかどうかまずは試してみてはいかがでしょうか。
もし期間中のすべてをティプアの布ナプキンで過ごそうと考えている方は、枚数を基準にすると、洗い替えの分も含めて10~15枚ぐらいが目安でしょう。もちろん、人によっても時期によっても差は大きいですので、一概には言えません。
一番参考になるのは、使い捨てのナプキンを交換している頻度や枚数です。1日どれくらいの頻度で交換しているのか、どれくらいの枚数を使っているのかを参考にしてみましょう。布ナプキンはお洗濯をするものなので、「使い捨てナプキンの1日の使用枚数」X「2~3日分」を目安にしてください。
たとえば・・・使い捨てナプキンがピーク時には1日5枚必要なら、布ナプキンも5枚は必要。普通の日用を中心に選んでみましょう。夜は夜用の使い捨てを使っているなら、1~2枚を夜用の布ナプキンにするのもいいでしょう。軽い日にライナーを使っているなら、ライナーを追加してもいいかもしれません。
まずは試してみること。
次に、「今」を基準にしてみること。最後に、ゆっくりと自分に最適な枚数を探してみること。
それが布ナプキンと快適にお付き合いするコツのひとつです。
ティプアを使い分けてみましょう
ティプアにはいろいろな種類があるから、好みにあわせて使いわけられます。軽い日、普通の日、多い日などカラダの状態にあわせて、また色柄など、お好きな1枚を選んでください。
漏れるのが心配なら、防水シート入りのクラビオンコットンやネルを選んでみましょう。ムレが気になるなら、防水シートなしのネルレギュラーやプレーン、はねつきタイプを。
軽い日、普通の日、多い日。
使い捨てナプキンと同じように、流れにそってタイプわけされているから、下の図を参考にして自分にあった組み合わせを探してみましょう。
これだけある、ティプアの布ナプキン
デリケートなお肌の方には、クラビオンコットンがおすすめです。表面がさらっとしているので、ネルの毛羽立ちが気になる・・・という方にも、防水布入りだからモレが気になる方や、初めて布ナプキンに挑戦される方にもおすすめです。
- ★薄い防水シート:サニタリーショーツにも使用されている布を使用。
- ★吸収体:ネルとパイルを4重に組み合わせたコットン100%。薄型でもしっかり吸い取りモレが気にならない。別売りパットを重ねて使えば、さらに安心。
- ★ボタン:金属アレルギーの方にも安心してご使用いただけるニッケルフリー。
- ★サイズ:長さ=23.5cm、幅=17.5cm、装着時の幅=約7.5cm
- ★素材:柄面=綿100%、肌面=綿70%+クラビオン(レーヨン)30%、吸収体=綿100%、防水シート=ポリエステル+ポリウレタン、縫い糸=ポリエステル100%
- ★目安:普通の日に
肌面には、オーガニック・コットンのネル(起毛した生地)を使用し、ふかふかの肌ざわりがここちいい布ナプキンです。サニタリーショーツにも使用されている防水シート入りで、普通の日にも安心してお使いいただけます。周辺の赤いステッチが、防水タイプネルの印です。
- ★薄い防水シート:ポリエステル100%にポリウレタン加工を施した、サニタリーショーツにも使用されている防水シートを使用。
- ★吸収体:ネルとパイルを4重に組み合わせたコットン100%。薄型でもしっかり吸い取りモレが気にならない。別売りパットを重ねて使えば、さらに安心。
- ★ボタン:金属アレルギーの方にも安心してご使用いただけるニッケルフリー。
- ★サイズ:長さ=23.5cm、幅=17.5cm、装着時の幅=約7.5cm
- ★素材:肌面=綿100%ネル(オーガニック綿花100%使用)柄面=綿100%、吸収体=綿100%、防水シート=ポリエステル+ポリウレタン、縫い糸=ポリエステル100%
- ★目安:普通の日用
肌面には、オーガニック・ネル(起毛した生地)を使用し、ふかふかの肌ざわりがここちいい布ナプキンです。通気性を重視したので、防水シートは入っていません。
普通の日から軽い日に、お使いいただけます。
- ★吸収体:ネルとパイルを4重に組み合わせたコットン100%。薄型でもしっかり吸い取りモレが気にならない。別売りパットを重ねて使えば、さらに安心。
- ★ボタン:金属アレルギーの方にも安心してご使用いただけるニッケルフリー。
- ★サイズ:長さ=23.5cm、幅=17.5cm、装着時の幅=約7.5cm
- ★素材:肌面=綿100%ネル(オーガニック綿花100%使用)、柄面=綿100%、吸収体=綿100%、縫い糸=ポリエステル100%
- ★目安:普通~軽い日に
肌面には、オーガニック・コットンのネル生地を使用しています。中には、吸収帯として、無漂白のパイル(タオル生地)を1枚縫い込んでありますので、軽い日やライナーとしてお使いください。コンチネンスケア(軽失禁)にもご使用いただけます。
- ★吸収体:無漂白パイルを単体で使用したコットン100%。下着に近い、薄くて軽い肌触り。
- ★ボタン:金属アレルギーの方にも安心してご使用いただけるニッケルフリー。
- ★サイズ:長さ=21cm、幅=18cm、装着時の幅=約7.5cm
- ★素材:肌面=綿100%ネル(オーガニック綿花100%使用)、柄面=綿100%、吸収体=綿100%、縫い糸=ポリエステル100%
- ★目安:汚れやべたつきが気になるときに
- 2枚1セットで、お買得です。片面はオーガニックコットンのふんわりやわらかいネル生地、もう一方はお肌のデリケートな方にも安心してご利用いただけるクラビオンコットン。どちらの面でも、お好みで肌面に使っていただけます。
- ★吸収体:綿100%
- ★サイズ:長さ=21cm、幅=18cm
- ★素材:ネル(綿100%)、クラビオンコットン=綿70%、クラビオン(レーヨン)30%、縫い糸=ポリエステル100%
オーガニック・コットン100%で織ったネル生地を使ったパッドです。サイズは、レギュラーとナイトの2タイプ。
ちょっと量が多いときに、不安なときに、他の布ナプキンとあわせて使ってください。ハネ付きハンカチタイプやプレーンの間に挟んで使うと、安心感がさらにUPします。
オーガニック・コットン100%シリーズには、プレーンとハネ付きハンカチタイプ、レギュラーにも似たスリム、パッドがあります。
ティプアのイチオシは、ハネ付きハンカチタイプ。
使いやすいハンカチタイプ(プレーンタイプ)の布ナプキンに、ずれ予防のハネをつけました。 台形なので、お尻を広くカバーするから座ってもより安心。三つ折にして使ってください。
またお洗濯をしても、ネルシリーズやクラビオンシリーズよりも、乾燥が早いのもこのハネ付きハンカチタイプをおすすめする理由の一つです。
※オーガニック・コットンは、防縮加工を行っておりません。
お洗濯後、多少の縮みが生じることがあります。
ティプアをつかってみましょう!
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商品が届いたら、まずは一度お洗濯してください。
特に、オーガニック100%シリーズのものは、コットンが本来持つ油分が残っていますので、30~40度ぐらいのぬるま湯で洗ってください。
そうすると、生地のもつ余分な油分などが落ち、より吸収しやすくなります。 -
布ナプキンは、お気入りのポーチなどに入れて持ち歩きましょう。
ポーチは、ビニールなどの防水機能のあるものでもいいし、コットンの巾着などでもOKです。
使用後のナプキン(レギュラータイプ、ライト)は、よごれた面を内側にして小さく折りたためば、小さく可愛く収まります。
折りたたみ方 -
衛生的に長くご使用いただくには、お洗濯が大事です。詳しい洗い方は、布ナプキンの洗い方をご参照ください。
布ナプキンの洗い方
外でも使ってみましょう!
持ち歩くには?
布ナプキンは、使い捨てナプキンの使用後にする、あのイヤなニオイがしません。
なので、カバンの中でポーチに入れて持ち歩いても大丈夫。
肌に当たる面を内側にして小さく折りたためば、肌面の汚れなどの衛生面を気にすることもありません。
また使用後も、同じように折りたたんで、そのままポーチに入れて持ち帰れます。
防水シート入りのタイプは、外へも漏れにくい構造になっているから、折りたたんでも気になりません。
布ナプキンの持ち歩き方
ポーチは、ビニールなどの防水機能のあるものでもいいし、コットンの巾着などでもOKです。
通気性のいいポーチなどで、布ナプキンについた汚れなどが乾燥しても、持ち帰った後、たっぷりの水につけ置きすれば、溶けてきれいにお洗濯できます。
市販のポーチじゃやっぱり心配な方や、どんなポーチがいいのかわからない方、どうせなら布ナプキンとおそろいがいいという方には、かわいい布ナプキン専用のバッグをご用意しています。内側に防水袋がついた大きなポケットと、コットンのみの外ポケットからできた、tipua bagです。
大きなポケットには使用後の布ナプキン、外ポケットには新しい布ナプキンというようにひとつのポーチで区別できるので、とっても便利です。
しかも、洗濯機で洗えるからお洗濯も簡単です。
ティプアの折りたたみ方
クラビオンコットンやネルレギュラータイプなど菱形をしたティプアは、肌面を内側にしてコンパクトに折りたためます。
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1.肌面を上にしてたたみやすい場所に置きます
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2.ボタンがついていない側を、両方折りたたみます
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3.ボタンがついている側を、両方折りたたみます
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4.スナップを止めあわせます
ティプアのおすすめ、布ナプキンの洗い方
布ナプキンのお洗濯は、カラダの調子をチェックするチャンスです。
布ナプキンのケアを、カラダの奥深くからのケアにつなげていきましょう。
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使用後の布ナプキンは、まずはつけ置きをしてください。
できれば、一晩ぐらいが望ましいですが3時間程度でも大丈夫です。
水だけでもいいですが、セスキ炭酸ソーダを混ぜた水につけ置くと、汚れがよく落ちます。(水2リットルぐらいに、ティースプーン1~2杯)
その他に、重曹を混ぜておく方法もあります。つけ置きをすると、吸収体部分などにしみ込んだ汚れが溶けだすので、布ナプキンをよりきれいに保てます。
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つけ置きした布ナプキンを取りだして、洗ってください。
表面の汚れが気になる時は、石鹸などで洗ってみてください。
絞ってみて、水に色がついていなければ、中の汚れも落ちていると判断していいでしょう。水、もしくは体温に近い30度ぐらいのぬるま湯で洗ってください。
あまり高温で洗うと、汚れの中の成分が固まったりし、汚れが落ちにくくなります。 -
最後の仕上げは、下着を洗う際に、一緒に洗濯機で!
(この部分は、省略することも可能です。しっかり手洗いでもOK) -
乾燥は、太陽の光がいちばんです。
紫外線の力で殺菌効果も期待できます。
はやく、しっかり乾燥させることが、衛生的には望ましいことです。防水シート入りのものは、乾燥機の使用により防水シートが劣化する可能性がありますのでご注意ください。
布ナプキンとの出会いは?
近所にあるフェアトレードのお店で、たまたま白いハンカチみたいなものを見かけたんです。それが、初めて知った布ナプキンです。今から10年くらい前で・・・。今思えば、世間でも雑誌などで布ナプキンが取り上げられ始めた頃だった気がします。まだ自分自身もインターネットでものを買うということがそんなに無かったのですが、検索すると(布ナプキンをつくる会社は)何社かは既に存在していました。
最初はとりあえず布ナプキンは害にはならないと思ったので、使ってみたらズレやモレの不便はあっても、かぶれない、つけ心地の違いに驚きました。それならもうちょっと使いやすいものがつくれるよね、と思って(自分でも)つくることにしました。
元々スポーツ用ユニフォームの縫製をされていたと伺いましたが、一番最初の布ナプキンは形状や型紙などどのようにしてつくられたのですか?
最初はその当時販売されていたメーカーのものを取り寄せてみました。
いいなと思うものを取り寄せて・・・
普通パッドを上に重ねるものが多いんです。パッドを中へ差し込んで使うようなものも作っていましたけれど、ものすごい手間がかかって・・・工場の方が音を上げたというか・・・こんなの無理!みたいな・・・(笑)
細かいパーツがいっぱいあるものにしてしまったので、今まで服を縫っていた人たちにはこんなもの(布ナプキン)を縫うということ自体がとっても大変だったんですよね。ミシンの問題もあって・・・
「洋裁が出来ます」という方の技術と、一日何十枚も縫製する「工業生産」の中での技術は全く違いますし、やってみないとわからない事も多いです。
それに一言で縫製と言っても実際は細分化されていて、(例えば)織物とニットでは全然違うし、女性物と男性物でも全然違います。なかなか汎用性があって出来る・・・というのは難しいです。この形は縫えない・・・というのもあるんです。
今(ティプアの布ナプキンを)メインで縫製してくれている方は、今までずっと縫製の仕事をされている方だから高い技術をお持ちです。それに、きっちりと仕事をしないと気が済まないタイプの方なので、安心してお任せ出来ます。
(その方は)工場を経営していた時に、工場長をお任せしていた方なんです。工場は10年以上前に閉めてしまいましたが、それ以来一緒にお仕事を続けている気心の知れた仕事仲間なんですね。
布ナプキンが注目されているので販売店も増えましたけど、最近作り始めたところの多くは「こういう商品をつくりたいから縫えるところを探す」けれど、(私たちは)今ある中でやれることをやって、いかに商品をつくっていくか・・・という作り手側の視点にたっています。
ティプアの商品は、最終的には2人のうちのどちらかがチェックしています。仕上げは2人でやっていますね。
裁断は彼(良之さん)の仕事なんです。オーガニック100%シリーズは全て外部にお任せしているので、私たちが触ることはないんですが、それ以外は彼が裁断したり、型紙を起こして、縫製先に持って行きます。
仕上がった商品はまたうちに戻ってきて、私たちのどちらかが最後のボタンをつける作業と袋詰めをやります。商品を必ずチェックできるから、少しでもおかしいなあと思ったら必ずはねるようにしています。
おかげさまで、お客様からのクレームはすごく少ないです。(ティプアを始めてから)8年くらいになりますが、全部で数件です。
クレームのお電話やお問い合わせがあった時は、「ああ、あそこか」みたいに何となくわかるんです。自分たちが引っかかっている部分が、お問い合わせにつながったので、すぐそこは改善しよう・・・というか、改善しやすいですよね。縫いの作業に関しては、本当にお願いするしかないですが、型紙を少し修正したり、中の吸収体を少し工夫するだけで、そのお問い合わせがあった部分が改善するというのは、ずっと商品に触れているからこそ気がつけるのだと思います。
男性があまり立ち入らない領域の商品の作り手に、男性が含まれていたので驚きましたが、そのメリットはどのようなものでしょうか?
女性だけで作っていないという部分、布ナプキンうんぬんというのではなく、客観的にひとつの商品を完成させるという視点があります。女性だけだったらたぶん「布ナプキンを完成させる」の世界だったと思うのですが、一歩引いた客観性をもった人が含まれているのは製品に反映しているかなとは思います。
布・・とか、素材ですね。
彼女(ちさこさん)は、縫製とかものづくりに対してはある意味素人だったんですよ。けれど僕は今まで、耐久性が必要なスポーツのユニフォームの縫製をしてきたので、布ナプキンを作る中でも、それ自身にすごく力がかかるものではないけれど、当然洗濯を繰り返さないといけないという前提があるので、そういう視点から避けるべき部分がわかります。だから「とりあえずかたちにしたらいい」というわけではなく、ある程度の洗濯を繰り返しても耐久性があるものを・・・と。耐久性は使うミシンや作り方によって大体きまってきますので。そういう点では、今までの仕事の経験が生きていると思います。
私はとにかく布ナプキンをするなら、オーガニックじゃないと!と思っていましたが、じゃあオーガニックはオーガニックでやって、機能性素材(クラビオン)もつくろうと。
これってオーガニックばかりをみていたら、出てこないアイデアなんです。けれどスポーツの世界では、機能性素材はすごく重要だったんです。発汗が、吸湿が、臭いが、洗濯の後の乾きが・・・とか、他にも諸々の利点があって、そういう素材を選ぼうと言ったのは彼(良之さん)でした。
イベント出店の際には、店頭で販売をされることもあるという良之さん。かつては、「使い捨てナプキンを買ってきて」と頼まれても、買いに行くにはためらいがあったそうですが、クラビオンとオーガニックコットンネルを二本柱としたtipua(ティプア)の布ナプキンは、良之さんの存在なしでは生まれなかったといっても過言ではないのかもしれません。
ティプアさんの夢をお聞かせください。
布ナプキンというと女性が主体だと思いがちですが、「ファレ*ティプア」では性別に関係なく楽しめるイベントも開催されています。おもしろ落語「てぃぷあ亭」やルーシーダットンの教室などなど。興味があるな・・・という方は、ティプアさんのブログをチェックしてください。
男女には生まれ持った生物としての違いがあって、その先にいのちがある。お互いの違いを当然あるものとして、尊重しあい敬意を払う。女性はこういうもの、男性はこういうものと受け止め、出来る人が出来るときにできることをする社会が目指せたらと、改めて考える時間となりました。男性と女性は半分半分なのだから、これからは女男ではなく、個々の違いに敬意を払う・・・社会へと移り変わっていくのかもしれません。
おのちさこさん、小野良之さん、楽しい時間をありがとうございました。
ティプアの布ナプキンを手に取った第一印象は、縫製の丁寧さや形状なども含めて「きちっとつくってあるなあ」でした。使い心地や縫い目の肌あたりはもちろん、洗っても型くずれが少なく使い心地もあまり変化しない。そんな快適さの秘密が、縫製のプロとして培われた知識と技術だけでなく、商品と真摯に向き合っているおふたりの姿勢にもあったのですね。