願ってもないチャンス到来 いざ北海道のまほろばへ

自然食品店 まほろばの宮下周平社長 突撃インタビュー
エリクサーII の本質を知るために、北海道までいってきました

Saint Cave 聖洞 <無限心庵>

「是非、まほろば様の地下室に訪問し、取材していただけないでしょうか。エリクサーの本質を語る上で、この場所はとても大切な場所なんです」。弊社と共にエリクサーなどのすぐれた製品をご紹介しているオルネ社の嘉納達男氏から届いた一通のメール。嘉納氏は福島県の飯舘村に現地入りし、実際に放射性物質に汚染された野池水を採取して、エリクサーの放射性物質除去能力について実験をしてくださった方です。

うわぁぁぁ、願ってもないチャンス到来!実は、わたくし、スタッフの岸は、エリクサーのページ作りを担当した当初から、製品の素晴らしさに惚れ込み、宮下周平社長の深い哲学に感銘を受けていました。「個人的にでもぜひいつか行ってみたい」と心に決めていた場所、それが自然食品店まほろばです。いつか、絶対にお会いしてみたいと思っていたのが宮下周平社長です。嘉納氏のいう地下室とは、「Saint Cave 聖洞 <無限心庵>」と命名されたまほろば本店の真下にある地下洞のこと。ここはとても不思議な場所で、今では、国内外からたくさんの方々が訪ねてこられるそうです。

ついに念願の自然食品店まほろばへ

まほろば

はじめまして宮下社長

宮下社長は「先生」とお呼びしたくなるような雰囲気の方
宮下社長

「はじめまして、宮下です」。自然食品店まほろばの正面玄関をくぐり、奥の事務室へ向かうと、事務室の一番奥に位置する一段上がった和室(オープンな社長室?)から、優しく柔らかいまなざしの宮下社長が迎えてくださいました。「正真正銘、お会いしたかった宮下社長だ~」。
第一印象は、「着物を着て、硯を静かにすっているような姿がよく似合いそうな方」。どことなく「先生」とお呼びしたほうがしっくりくるような雰囲気で、とても穏やかなオーラを放っていらっしゃいます。
しかし、インタビューがエリクサーの本質、核心部分へと進むにつれ、その優しく穏やかな宮下社長が、実は、ほとばしるほどの熱い熱い想いの持ち主であることがわかっていきます。

あまりにもエリクサーの使用満足度が高いから…

さて、インタビューをする目的で訪問した岸でしたが、お会いするや否や、あまりにも自宅で使用しているエリクサーの満足度が高いため、自分のインタビューアーとしての職務をほぼ忘れ(←得意です(笑))、いきなり「聞いてください!」と、開発者を目の前に、自信満々、『我が家のエリクサー自慢』から話しはじめることに。それに便乗して、『我が家のエリクサーストーリー』を生き生きと語り始める嘉納氏。はじめから、こころはエリクサー一色。会話に花が咲きました。

エリクサーにまつわるエピソード

はじめは我が家のエリクサー自慢から

さっそく、エリクサーの話なのですが、毎日我が家で大活躍です。当初は、普通のサラリーマン家庭ではとても買えるようなものではないと思っていました。しかし、体験談にも書かせていただいたとおり、イニシャルコストは一時的なもので、ランニングコストを考えたら決して高いお値段ではないことに気づき、思い切って購入しました。購入して大満足、大正解です!使っていて、毎日毎日もの凄い満足感があります。ほんとうにありがとうございます。

宮下社長

岸さんの体験談、読ませていただきましたよ。とても嬉しかったです。体験に基づいて書かれていたのでとても説得力がありました。

嘉納氏

エリクサー

私自身のエリクサーとの出会いは、電磁波測定会をまほろばさんで開催させていただいたときでした。当時は、エリクサーを知りませんでした。今まで色々と浄水器を取り扱ってきた経験があるのですが、当初は、やはり某浄水器が一番だという固定観念があったんです。しかし、その固定観念をまったくをもって打ち破ったのがエリクサーでした。

まほろばさんの店舗内に設置してあるエリクサーに次々とお客さんが水を汲みに来られているのを見て、「いっぱい水汲みに来はるな~」と思っていました。最初はそのぐらいでした。でも、ずっと見ていたら、「ちょっと飲んでみようかな」という気持ちになりました。水を一杯飲んだときに「あれ?これは、今まで飲んできた水とは違う」と感じました。そのときはそれで終わったのですが、帰りの飛行機に乗った途端、「エリクサー」という言葉が頭から離れなくなりました。家に着いて家内に、「まほろばさんというところでこういう浄活水器があって、皆さんお水を汲みにくんねん。で、不思議な地下室があって、こうこうこうで…」と話していたら、妻は、「それは凄い!」と聞いてくれました。

その後、もう一度まほろばさんに来るご縁をいただき、またお水を飲んでみたところ「やっぱり違うな~!」という感覚。不思議なことに、また帰りの飛行機に乗ると「エリクサー」という名前だけがグルグル頭の中で繰り返されました。家の玄関を開けた途端に妻から「あれ?買ってきてくれなかったの?」と言われたんです。

宮下社長&岸

あはははは!

嘉納氏

「あれ、買ってええの?高いで~っ」と言ったのですが、「販売させていただく気なんでしょ」と妻が言うので、「売らせてもらえるかわからへんけど、多分あれは凄いと思うねん」と妻に伝えました。すると、妻は、「じゃあ、やっぱりまずは自分が使って納得しないとね」と言ってくれ、購入したんです。で、やっぱり使ったらコレ凄いなということになって…。

あはははは!

嘉納氏

これはやっぱり何かのご縁かなと思うんです。

0-1テストが導く「偶然を超えた何かを意味する事象」

嘉納氏

以前のわたしは、「水は浄水できればいい」という感覚でした。しかし、ここ最近は、浄水だけではなく、活水機能を求めている人たちが増えてきていますし、わたしもそのうちの一人です。今でこそ、このような流れになっていますが、エリクサーは13年も前から水の活水化を含めて製品化されているところが凄いと感じます。

O-1テスト

わたしも、0-1テストでできあがったエリクサーの完全性といいますか、エリクサーが作り出すお水が、世界の権威たちを唸らせるほどのお水であることに驚いています。

宮下社長

エリクサーを作るにあたっては、どんな浄活水器を作りたいのかというイメージから入り、設計はすべて0-1テストに頼りました。いろいろな数値的結果はほとんど後追いなんです。エリクサーの構造は、13年間、大きな改編はありません。多少、石を増やした程度で根本原理は変わっていないんです。ましてや、こんな原発事故があるなんて想定外でしたから、放射能除去などという頭は毛頭ありませんでした。放射能対策を狙って作ろうとしたのであればもっと科学的にやったと思います。しかし、実際は、「論理をまったく超越したところで作った」、というか、「作らされた」という感覚なのです。

宮下社長は、0-1テストを羅針盤にしてすべてを決めているといっても過言ではないですよね。「論理を超越している」ということが、エリクサーのお水を飲んでいるとよくわかります。わたしは、数学や物理学のような難しいことはよくわかりません。でも、宇宙の摂理というのは、完璧に調和した状態を保っていると聞いたことがあります。わたしは、0-1テストはきっと人智では計り知れない絶妙なバランスなり、完全に調和した状態を宇宙から真っすぐ降ろすことができるツールなのだろうと思っています。だって、あまりにも、単なる偶然を超えた完璧なできごとが多すぎませんか?

宮下社長

それはほんとうにそうです。不思議です。

何か「こうしよう」という狙いがあって決定したものではないわけですものね。

宮下社長

全くないんです。

13年前から構造が高度で高価なゼオライト活性炭を搭載していたエリクサー

エリクサーはほんとうに不思議な浄活水器ですね。

宮下社長

なんというか、自分ではまったく意図していない偶然の一致が、エリクサーにまつわることではたくさん起こります。たとえば、開発当初から水道水中の有害な重金属を除去するためにゼオライトを搭載していました。ゼオライトというのは、山口県、島根県、鳥取県でよく採れ、すでに、農業資材として土壌改良に使われていました。

今回の原発事故によるセシウム問題では、ゼオライトがその除去に大変適している鉱物だと言われていますね。たとえば放射能の影響を受けた浄水場や原発の処理施設などで、セシウム除去のためにゼオライトを使っているということは耳にされたことがあると思います。その素材をエリクサーでは13年前から使っていたんです。しかも、名前は明かせませんが、その活性炭は、吸着面積が広くて作り方も普通のものとは違う相当高度なものを使っています。高価な活性炭だから、普通は浄水器には使わないようなものです。

また、基本となる活性炭は、高性能なものを5種類使用し、本体内部にたっぷりと入れてあります。メッシュが細かいタイプから粗いタイプまで、それぞれの特徴に応じて複合的な能力を発揮することができます。有害物質と一言で言ってもさまざまな大きさがあり、目の粗い活性炭では小さいものは吸着できないし、目の細かい活性炭では大きな物質は吸着できませんから、すべての大きさに対応できるようにいろいろなものを入れたんです。

偶然“その”タイミングに活性炭を研究する国立施設が

宮下社長はどうしてそんなに活性炭について詳しいのですか。

宮下社長

実はちょうど当時、札幌に国が運営する産業総合研究所というところがありました。総合的に工業や産業に対してアプローチする研究所で、工業試験所、林業試験所、農業試験所など、各地に点在しているのですが、札幌の研究所では活性炭の研究をしていた専門部署があったんです。たまたま、ここの責任者の方とご縁をいただきまして、いろいろなことを教えていただきました。この情報収集ができたからこそ今があるんです。もし、それがなかったら今のようなエリクサーはできていなかったはずです。

嘉納氏

活性炭

今もその研究所はあるのですか?

宮下社長

いえ、もうないんです。

嘉納氏

それもタイミングなんですね。

宮下社長

そう、ほんとうにタイミングです。このとき、世界最先端レベルの活性炭の情報があったからこそ、非常に優秀な活性炭を集めることができました。極秘で国家的プロジェクトで使用されていたものなのです。
活性炭の種類はさまざまありますが、そのなかでも選りすぐりの非常に洗練されたものがエリクサーには搭載されています。

30万円は高いのか安いのか

嘉納氏

エリクサーを知れば知るほど、30万円という価格以上の価値に気づきます。

宮下社長

自分で言うのもなんですが、中に入っているひとつひとつの素材、手間、セラミックスの製作費などなど、すべてを考慮したら決して高くないんです。

いや~、ほんとうに同感です。宮下社長のすべて集大成がここに詰まっているのですから。お金を出して「ポン」と買ってしまうのが申し訳ないほどです。

嘉納氏

厚かましいのですが、わたしはお客様にエリクサーをご紹介するとき、「私が勝手に思っていることなのですが、エリクサーは、自分(エリクサー)とご縁のあるお客様を選んでいると思うんです」とお話ししています。エリクサー自身が嫁ぎ先を決めているように感じているからです。「だから製品の金額が高いと思われたらそれ以上、押し売りしません。けれども、使っていただければお値段以上の価値は絶対にありますので、ご納得いただける製品だと思います」とお話ししています。あとはご購入を検討していただいている方の判断にゆだねています。

そこまで自分が自信をもっておすすめできる製品があるということは気持ちがいいですよね。すごく気持ちがいい!ビジネスを超えたところで自分でも納得して製品のご紹介ができるのということはすごく幸せなことだと思うんです。エリクサーのことを知れば知るほど、なおさらもっともっと自信をもっておすすめしたくなります。

わたしは実感を持って皆さんにこの製品の素晴らしさをお話しできます。たとえば、お米がふっくら炊けるのにはびっくりです。材料のひとつにエリクサー水を入れてシフォンケーキを焼いたときには、いままでにないほど、膨らみ過ぎてしまい驚きました。母にもエリクサーのお水を分けたところ、お米の炊け方が全然違うと言って感激していました(その後、実家の母もこのお水に惚れ込み、エリクサーを購入しました)。

宮下社長

発酵力があるんですね。チーズやパンの工房、味噌、醤油、お酒の蔵元でも使ってもらっています。
お米がふっくら炊けるということはよく言われますね。

数学者 岡潔先生の話で盛り上がる

体験談にも書きましたが、キッチン内に設置してあるエリクサー本体とお風呂のバスタブは、壁を隔てていますが、直線距離にして2mぐらいなんですね。なぜか不思議なことに、直接湯船にエリクサー水を入れるわけでもないのに、このお風呂のお水が長持ちしているようで、追いだきできる回数が増えました。これは、主人と二人で感じたことです。

嘉納氏

いわゆるイヤシロチ化がそこに起こっているということなのでしょうか。

宮下社長

う~ん、どうなんだろう。あまり怪しい話はしないようにしているから…。

嘉納氏

いや、いまこそ怪しい話が必要なのかもしれませんよ(笑)

そうですよ(笑)

嘉納氏

それを皆さん待たれているかもしれないですよね。時代がついてきましたから。

情緒と日本人

10年前だったら、怪しいけれど。でも、今この時代になってようやくこういったことがスムーズに受け入れられる時代に入ってきたような気がします。だいぶ科学もついてきているのではないでしょうか。それに、この製品には「哲学」というか、「不変の真理」というか、岡潔先生が言われる情緒というか…。テクノロジーを超えた目に見えない世界が広がっているように感じます。

これも、体験談に書いた通りですが、主人は、はじめ、エリクサーに見向きもしませんでした。でも、彼は岡潔先生を尊敬していて、その先生の言われる「情緒」の世界がエリクサー作りの大変重要な要素であったことを知ると、「そういうものならぜひ買おう!」と言い、一気に購入が決まりました。「あれ?このまえ話したときは全然見向きもしなかったのに、そこで買う??」みたいな(笑)

宮下社長

そうですか。お若いのに岡潔先生をご存知とは驚きましたね。相当、日本思想を学ばれたのですね。

もちろん、お会いしたことはないですが、主人は岡潔先生の世界観の素晴らしさに感銘を受けていました。岡先生のご著書を読む中で、「真理が書かれている」と感じたようです。わたしも、岡先生の文章に触れ、そう感じました。

宮下社長

筑波山

そういえば、岸さんは千葉県の柏からいらしたということですが、岡先生の思想哲学の骨格となった方が山崎弁栄上人といわれ、釈尊の再来と信じられて崇められた尊者なんですね。その弁栄上人は、手賀沼(千葉県北部、我孫子市、柏市、印西市、白井市にまたがる湖沼)のすぐそばの村でお生まれになったんですよ。柏周辺で仏道修行をし、筑波山で大きなお悟りを開かれて。

そうなんですか!それは知りませんでした。柏はわたしが小さい頃から現在に至るまで、ずっと住んでいるところです。また、学生時代の6年間は筑波学園都市にある学校に通っていました。筑波はわたしの青春時代を過ごした思い入れ深い土地で、第2の故郷です。

宮下社長

わたしも筑波山には神道修行や岡先生のお話を聞きによく通っていました。まだ学園都市なんてなかったころです。

なんだか、ご縁を感じますね~。

まほろばの地下室 「Saint Cave 聖洞 <無限心庵>」

店舗の設計は黄金比からできている

今回の取材の一番メインである、まほろばの地下室についてお話を聞かせていただけますか。

宮下社長

Saint Cave 聖洞 <無限心庵>

では、まず、地下室の話をするまえに、まほろばの店舗の構造についてお話ししましょう。

そもそも、現在店舗のあるこの土地をすすめてくれたのは孔子の78代目子孫にあたる「孔祥模(コンサンモ)氏」でした。孔祥模さんとは知り合いを介して知り合いました。孔さんが当時のまほろば(移設前の店舗)にお越しになったとき、その斜め向かいにある売地(現在のまほろばの店舗がある場所)を見て、「あの場所は最高の土地です。穢れが一切ない。地が光っている。是非、ここを買いなさい」と言われました。しかも、「地下を掘りなさい。世界に通じる道が開かれるでしょう」と。
これがきっかけで、新店舗、つまり、現在の店舗の土地を購入することになりました。はじめは、「そうは言われても、この土地は高額すぎて、購入できない」と諦めていたのですが、偶然にも、その後、値がさがり、さらには、融資まで受けられることになり、思い切って購入しました。

しかし、土地の一角はすでに他の人が購入されていたため、L字型の変形した土地になっており、全体の図面から見ると、明らかに3分の1以上欠けていました。これは家相学から言うと、典型的な凶相です。何としても、どうにかしなければならないと思っていたところにある閃きがありました。それは黄金比で店舗を設計するというアイディアでした。

黄金比で設計ですか…。

宮下社長

黄金比というのは、古代の叡智であり、イタリアの大数学者フィボナッチが発見したという数列の神秘的な比率です(φ≒1対1.168)。

φ(ファイ)でつくられた2つの長方形をL字型に組んで、それらを少しずらし、一方の黄金比でできた長方形の右回りの対数螺旋を渦巻状に回転させ、もう一方の長方形を左回りに回転させて、それが、建物の中心となるべく最後の一点が重ね合わさるようにすることを思いつきました。すると、それらの軌跡から、なんと、ハートの形が生まれることを発見したのです。

これだけの凶相をどう解決しようかと考えていたわけですが、たとえば炭で埋めて磁場を調整するという方法だけでは、とても「家相的最悪な条件」を超えられないと思いました。それを超えるためには、何か根本的な原理からでなければ超えられないだろうと。でも、この黄金比で生まれたハート、すなわち「愛」ならすべてを超越できるだろうと思いました。

炭というのは対症療法的だけれども、根本原理の大元を愛にしてしまえばすべてを包含してしまうということですね。

宮下社長

うまい表現をされますね~。

自然の摂理「黄金比」から無限心(ハート)が

愛(ハート)が生まれる黄金比というのはほんとうに神秘的ですね。

宮下社長

DNAの二重螺旋構造は黄金比でできています。人体の構造、鉱物、あるいは花弁も皆、黄金比です。動物、昆虫、植物、自然界のすべては、黄金比でできています。また、古代の建造物である、ピラミッドやパルテノン神殿、あるいはヨーロッパの古い教会などからも、日本では薬師寺の塔の構造や竜安寺の石庭や葛飾北斎の代表作ともいえる「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」の「神奈川沖浪裏」の絵などからも感じ取れる安定感やバランスの良さは皆、黄金比からできているのです。もっと身近なものでは、名刺やはがき、A4版の紙などがφ(ファイ;黄金比)でできています。
わたしたちはこの比率に何かしらの美と安定感を感じています。そこに真理があります。善であると思わせる真理がある。あなた好み、誰好みではなく、誰からも美しいと感じられる絶対的価値観。善意の共感。三位一体の安定性。つまり、ほんとうに美しいものには真善美が備わっているということなんです。

嘉納氏&岸

なるほど~!

宮下社長

つまり、これで何がわかったかというと、すべての相対観・分別感を超えるということです。超えたところで、無限の心が大宇宙と融合します。そのさまを、観念的ではなく、誰もが見やすい視覚化した図形として「ハート」が浮かび上がってきた。対立するが故に戦いや反駁(はんばく:他人の主張・批判に対し論じかえすこと)が起こります。それを一つの点であわせることにより対立がとけ、調和し、ひとつになります。その象徴がハートなんです。

右回り、左回りを重ねる。つまり、あらゆる対立するもの、対称になるもの、相対的概念をある特異点でひとつにまとめたことにより別の次元から答えが返ってきたことになります。二次元の平面で、時空を超える無限次元に至り、「すべては一つであり全体である」という視点がここに現れたのです。
人間というのは、どうしても利害損得のこころが働いてしまうものです。自他分別、善悪区別の世界です。しかし、その対立の世界を結ぶことで一体となります。すべてを包み込み、バランスをとると全体と核心が見えてきます。物質世界から、霊性世界が開かれていくことになります。そこで、この原理を「無限心」と名付けました。そして、店舗の設計図上、このハートがあらわれてきた場所にエリクサーの給水所をつくり、そこを「無限シンク」、その真下に作った地下室を「無限心庵」と名付けました。このハートがあらわれたとき、こここそが、エリクサー・トライアングルの中心点だと確信しました。

エリクサー・トライアングル

エリクサー・トライアングルとはなんですか?

宮下社長

まほろばの店舗は札幌市西区の西野というところにあるのですが、 あるとき、ふと、エリクサーを生んだこの地はどんな意味があるのだろうと調べてみたくなったんですね。そこで、地図を広げてみました。

まず、西野から福井、盤渓に向かっていくと、両側、山に囲まれて狭められていきます。右側には「西遊記」の孫悟空で有名な五天山という小高い山があり、山頂には名水が汲める神社があります。それから小樽から札幌に入る途中の右手には札幌オリンピックの滑降スキー会場になった手稲山、南側には夜景の美しい藻岩山があり、この山頂にも神社があります。しかも、ここにも名水が湧いているんです。驚いたことに、これらの山頂を結ぶと一直線上に連なっていることがわかりました。

凄い発見ですね!一直線上ですか。

宮下社長

しかも、五天山を中心として、等距離に手稲山と藻岩山があります。これは水脈の走るレイライン(パワースポットを繋ぐ道)ということは明らかです。今度は、試しに五天山を中心にして真っすぐ上に線を引き、直角二等辺三角形の頂点を求めました。するとそこには発寒神社が位置していました。さっそく車でその場所を訪れてみると、古代遺跡のストーンサークルがあったのです。実際には元の石は他に移されて、現在はレプリカのみが残っていたのですが、そこに立つと、両側に手稲山と藻岩山が見え、真ん中に五天山が見えます。そこは、かつてアイヌのコタン(村)があって、きれいな水が湧いていたそうです。

不思議ですねぇ。

宮下社長

不思議はそれだけにとどまりません。発寒神社から藻岩山を引いた直線上のちょうど真ん中に、北海道神宮が位置していたんです。北海道神宮は日本全土の中で唯一、北東の方向、丑寅の鬼門に向かって鳥居が開かれています。日本全土が龍の姿をしていて北海道はその頭。北の守り神として北海道神宮は鬼門の方向から入る邪悪を防ぐ役割を担っているとされています。
さらに、北海道神宮と発寒神社の中心には琴似神社が建っています。屯田兵が初めて札幌に入植した地域です。北海道神社と対にして、ほぼ同距離の左に上手稲神社があります。その線上を折り返して琴似神社と同距離にUFO山として有名な三角山があります。そして、この直角二等辺三角形の中心付近がまほろば本店のある西野なのです。

すごすぎる…。

宮下社長

この地形は中国でいう風水的にも理想的な地形になっています。手稲山と藻岩山が母の腕に囲まれて胸の部分に五天山があるといった地形です。そこから龍脈、人間でいう経絡が走ってその先に一番のツボである龍穴があるはずだと思いました。大地の子宮、つまりパワースポットです。

なるほど、その龍穴が、まほろば店舗の設計図上で、ハートのあらわれた場所だと確信されたわけですね。こういう偶然ってあるのでしょうか…驚きです。

ハート石の発見!

地下は掘ってつくったのですか?

宮下社長

ハート石の発見!

いえいえ、この土地はもともと傾斜がありました。この傾斜を平らにするためにコンクリートで基礎を建てたんです。つまり斜めの勾配のぶん、低い空間地下道ができました。でも、はじめはそこを整備する余裕はないと思っていました。

店舗全体の設計としては、設計図上で、ハートのあらわれたセンターポイントには、お客様に無料給水していただくためのエリクサー浄活水器を設置することにました。そのポイントから黄金比の回転の軌跡として最初に描かれるハートの部分にその形(ハート)をかたどったシンクを置き、次の軌跡で描かれるハートは天板を、その次は床と天井をかたどり、その次のハートの先端部分はこの机(事務所内にある宮下社長の机が南面する)の角になるようにしました。

エネルギーを高めるためにそうされたのですか。

宮下社長

ハートを立体構造的に理解しやすい形で設定し、新店舗づくりの中心テーマにしようという思いでした。そして吹き抜けの天井の空間には、チベットで産出した宇宙の情報を集約するという両六角錐のハーキマーダイヤを吊るすことを決めました。

この天板の中心点からレーザーポインターで照射すると、吊るした頭上のハーキマーダイヤの両錐の中心軸を貫通するようにしてあります。宇宙の情報が正確にこのラインを通って地下に直進するようにという考えで、そうしました。
地下室にはこの貫通する真下の位置を設計士さんに印づけてもらい、その部分に穴を掘って、アキャシャ・クリスタルとまほろばセラミックス(※)を埋めることにしました。アキャシャ・クリスタルは、宇宙の図書館とも言われる知識情報のデータバンク「アカシックレコード」とアクセスができると言われている珍しい水晶です。チベット産のハーキマーダイヤも、アキャシャ・クリスタルも、大変希少な鉱物ですが、タイミング良く手に入れることができました。

そして、実際にアキャシャ・クリスタルとまほろばセラミックスを埋めるために地下の中心点(エリクサー浄活水器設置ポイントの真下)に穴を掘ったのですね。

宮下社長

そうなんです。すると、なんとそこからハートの形をした石が出てきたのです。どこからみてもハート型。これには、その場に一緒にいた役員一同、心底驚きました。

※エリクサー開発者である宮下社長が0-1テストで独自に素材を選び、自ら焼き上げているセラミックスのこと。700種類の原材料(物質情報)を含み、エリクサーのコンセプトそのもの、エリクサーの心臓部ともいえるセラミックス。
「まほろばセラミックス」に関する詳細はこちら

さらに相似形の小さいハート形の石発見

まさに、エリクサー・トライアングルを裏付けるかのような発見ですね。

宮下社長

ハート形の石

さらに掘り進めるとハートの形をした小さい石がでてきたんです。しかも、それは大きいハートの石と相似型ということに気づきました。寸法を測ってみると、小さいハートの石の寸法=3.5cm。大きいハートの石の寸法=22.5cm。図面上(縮小されたそのものの寸法)で、ハート型のシンクが0.7 cm。吹き抜けの天井のハート型が4.5 cm。比率が【3.5 : 0.7 = 22.5 : 4.5】でピタリと一致しました。
さすがにこれはただ事ではない、と、身震いするほどでした。感動を超えて、畏敬の念を抱きました。ちなみに、3.5cmの「35」という数は縄文の基数と呼ばれている数です。

はじめは、店舗を建てたばかりでほんとうにギリギリ状態の貧乏ですから、地下の整備なんて実際には到底無理と思っていました。でも、このように、いろいろ凄いことが起こっているし、孔さんにも地下を掘ったら世界に通じる道ができると言われていたこともあり、思い切って自腹を切ってやることにしました。

孔さんに「地下を掘りなさい。そこには世界に通じる道がある」と言われた当時は、正直、「何言ってるの?このおじさん…」と思いましたよ(笑)。でも、後になって考えると、エリクサーの水を牛乳に入れるとチーズができるという現象が起き、世界特許をとりましたし、国内外から、その後、いろいろな方がここを訪れるようになりましたから、世界に通ずるというのはそういう意味だったのかなと思います。

なるほど、そこまで凄いことが重なると、放置しておくわけにはいかないですよね。

宮下社長

地形的にここ西野一帯は発寒川の河川敷の扇状地帯で、地下整備にあたっては、大きな石がゴロゴロでてきたので、それらを地下の両サイドにびっしり積み上げました。また、仕上げの整備は近所にお住まいの竹内さんという庭師さんにお願いしました。素晴らしい地下庭園を作ってくださったんです。小堀遠州という、大茶人であり、また、桂離宮や大徳寺の造園や建築にも天才的感性を発揮した人がいるのですが、竹内さんは、この小堀遠州に傾倒している庭師さんです。しかも、日本の伝統文化に精通した職人気質の方でしたから、できあがったものもほんとうに素晴らしい枯山水ならぬ地下山水になりました。

世界各国から著名人が続々と

今までにどんな方々がこちらに来訪されたのですか。

宮下社長

日本の農学者、発酵学者、文筆家として知られている小泉武夫先生。世界各国でガンで苦しむ人々のために自然治癒への指導・ワークショップ・講演活動を行っているホリスティック経営コンサルタントの寺山心一翁先生。仙台の天才数学者で、建築家、物理学・天文学者でもあり、ダヴィンチ研究家で神秘図形幾何学に精通された首藤尚丈先生。ガイアシンフォニーというドキュメンタリー映画に出演された、民族打楽器奏者の奈良裕之氏。アメリカのリー・ローゼン博士やウィリアム・スミス博士と同じ研究室で磁気共鳴水を研究した世界的情報の権威、欧米露の科学アカデミーとも共同研究する増川いづみ工学博士。ヒーラーでもあり、癒しの歌を歌うヴォーカリスト山根麻衣さん(瞑想家 山田孝男氏(故)の奥様)。

世界的な自然療法家で、ローフード(生食)実践家でもあり、代々伝統的な薬草学を実践する家系に生まれて、自然ハーブ園をお持ちの第一級のアロマ製造者、フランスのネリ・グロシャン女史。米国大統領をサポートする三人のサイキック・チャネラーがお伺いをたてに訪問するほどの超越的能力の持ち主、ロイ・ゴヤ氏。元女性地球科学者教会会長で、世界に核の危険性を訴えている、放射能専門で地球物理学者のローレン・モレさん。その他にも、ダライ・ラマ14世の住まわれるダラムサラ(インド)のギュット寺のラマ僧6名が来られ、特別法要をとり行ってくださったこともあります。

まさに「世界に通じる道」と孔氏が言われていたことが現実化したとうかんじですね。そこに、今回、わたしも入らせていただけるというのは何という幸せでしょう!
いよいよ「Saint Cave 聖洞 <無限心庵>」へ

新時代の到来

発酵は自然界のアセンション

微生物の力により次元変換が起こっている

とてもスピリチュアルな方から、科学者、宗教者、音楽家、さまざまなジャンルの方々がこの無限心庵におみえになったんですね。

宮下社長

最近よく、スピリチュアルな分野で「アセンション」という言葉を耳にしますが、これは、何もスピリチュアルなことではなく、わたしは、いわゆる生きている間でも、その変化が大いに起こりうると思っています。アセンションとはまったくの異次元に変換されることで、それは、発酵という形ですでに自然界で起こっていることです。自然界の一部である人間だけに起こらないということはないはずです。

興味深いですね、もっと詳しく教えていただけますか。

宮下社長

牛乳に乳酸菌や酵素を入れるとチーズになりますね。ブドウは酵母菌でワインが醸成されます。これらは微生物の介在によって、まったく別物に生まれ変わるという点が共通しています。液体から固体、あるいは、固体から液体へ変化する。微生物のはたらきによって、物質が変身するわけです。つまり、ここでは次元変換が起こっているということです。

北緯43度は、世界的な「発行醸造」ライン

確かに!発酵というのは、言われてみれば、ほんとうに自然界のアセンションですね。

宮下社長

発酵に関することで、札幌を中心にして、北緯43度の線を世界地図に書き入れるとおもしろいことがわかります。札幌は水質が良いうえ、発酵醸造に最適な気候です。その北緯43度線を世界地図上で横にたどっていくと、発酵醸造の世界的有名な産地が連なっていることがわかります。北緯43度線はウラジオストックからモンゴル、さらに西に向かうとブルガリア、カスピ海、黒海が同じラインに並びます。これらの地域はヨーグルトで有名ですね。

嘉納氏&岸

おぉぉぉぉ。

宮下社長

さらに西へ行くと、トルコのイスタンブール、イタリアのトスカーナ地方、フランス南部のブルゴーニュやプロバンズなど、チーズやワイン、さらには、北米のミルウォーキーではビールなどの発酵食品の名産地が連なっています。つまり、北緯43度線は、世界的な「発酵醸造ライン」と言えるのです。
ちなみに、北緯43度4分という、ここまほろばとまったく同じ緯度に位置する北海道上川郡新得町の新得共働学舎では、エリクサー水を飲んでいる牛の乳とエリクサー水をスターター(発酵の開始のために加える微生物の集団を含んだもの)としてつくったチーズがスイスで行われたチーズの国際オリンピックで、本場ヨーロッパをしのいで、金メダルを獲得したんですよ。この快挙は、日本ではじめてのことでした。その後何度も金メダルを受賞しています。

まだまだ続く北緯43度の不思議

いや~、凄いですね。北緯43度!

宮下社長

実は、わたしの祖父は、山梨県富士吉田から釧路に渡ってきたのですが、釧路も北緯43度でした。当初は気づかず、後になってわかったことですが、先ほどお話しした通り、エリクサーが生まれたこのまほろばのある西野も北緯43度です。また、エリクサー水から細菌由来の凝乳酵素を発見するために通いつめた道立食品加工研究センターもなんと北緯43度なんです。

北緯43度で繋がっていますね~。

北緯43度

宮下社長

北緯43度、東経141度に札幌はあります。この点で、まずは地球を二分割します。次に四分割するために、札幌から南西と南東方向に45度の線を引き、交差させます。するとどうでしょう、この方法で交わった4か所の点のうち3点が、海に位置します。唯一、陸地に位置する点が日本の北海道なんです。

しかも、とても興味深いことに、これら海の上にあらわれた点は、ムー大陸(太平洋)、アトランティス大陸(大西洋)、レムリア大陸(インド洋)があったとされる場所です。チベットのヒマラヤやドイツのアルペンザルツはかつて海の底にありました。それは、それらの場所から、岩塩が発掘されていることからも明らかです。何が言いたいかというと、海の底にあったところが隆起しているということは、その逆もありえるということです。

海に沈んだとされる超古代文明と唯一残された陸地、日本…。

宮下社長

古代文明の陸地は海中に没し、日本だけがどういうわけか、不思議な特異点を示していると言えます。うがった考え方かもしれませんが、このようにみていくと、超古代文明が日本に伝播して次の時代を日本から築くんじゃないかなと思うんです。

発酵と長寿の関係

「北緯43度」「発酵」「アセンション」、なんだか繋がってきました。

宮下社長

ここ北海道札幌は北緯43度ですね。北海道より北の、北緯45度から、九州や沖縄より南、だいたい北緯20度ぐらいまでのゾーンに長寿郷と言われる地域が集中しています。国際自然医学の森下敬一博士が調査した結果、フンザ、コーカサス、パミール高原、巴馬(バーマ)、如皋(ルーカオ)などが世界長寿郷に認定されています。このゾーンは、微生物が非常に活発に動けるゾーンです。熱帯でもない、寒帯でもない、バランスのとれた環境下にあり、温度、湿度ともに、微生物の活動にとって最適な条件がととのっています。日本は、世界一の長寿国です。それもそのはず、このゾーンにすっぽり入っている国だからです。このように見ると、発酵と長寿の関係が見えてきます。世界的に見ても、中国でも中東でも、アメリカ、フランスでも、長寿の地域はこのゾーンにあります。

日本伝統の食品は味噌、醤油、酒、納豆、漬物など、発酵食品が多いですよね。これは、発酵に適した条件がそろっているゾーンに日本が位置しているからであり、また発酵食品を食べる習慣のある民族は、健康である、つまり、発酵と長寿(健康)は密接に関わっていることがよくわかりますね。

宮下社長

そしてわたしはこの北緯43度というラインは、「セイントライン(聖ライン)」なのではないかと思っています。
「シュトーレンダイヤ」の発明者で数学者の首藤先生は、「北緯43度の4と3の数の関係を分数としたとき、4/7:3/7=57%:43%の比になる。原子核の粒子が内側から飛び出し、外側の軌道に入るとき、一時消えて再び現れる。その間、波動の光のスペクトルがそれを繋いでいる。二点で線、三点で面、四点で立体に移るように、二次元の線が三次元の立体に移る次元変換には、四の波動、三の粒子が必要になり、ここに43の意味がある。つまり北緯43度とは2/86で86面体ジャン・ル・ブルー・ダイヤの12角形1/2の6が、六芒星の輝きを示す。四面体を上下に合わせたハーキマーダイヤのような六面体は、天と地、霊と肉の合一を現わしている光(波動)と素粒子の融合を示しており、ピラミッドもその原理で造られている」と説いておられます。

この首藤先生の数秘の話から考えると、北緯43度の「43」という数字には意味がある。この北緯43度ラインは、人間が肉性から霊性へとアセンション(昇天)し、別次元の光の人類へと変化させる「セイントライン(聖ライン)」ではないかと思えてきます。

偶然でもなく精神論でもないのはでは…

北緯43度は聖なるラインであるということは、首藤先生のお話で、ますます、偶然でもなく、精神論でもないのではないかと思えてきますね。

宮下社長

よく、これからの世界を変えるのは日本ではないかという話を聞くことがあります。はじめは、わたし自身、「それは我田引水だろう」と思ったのですが、今は、その可能性を大きく信じています。さきほどお話ししたとおり、日本は発酵に適した緯度の枠に上から下まですっぽり入っています。そして、日本は極東と言われますね。つまり、これより東はない。文化の吹き溜まりということです。シルクロードの、最終の終着点です。通りすがりの通過点は、文化が通り過ぎていきますが、日本は留まる以外は腐るか発酵するか、どちらかしかありません。
日本人の気質は、もともと穏やかで、人柄もいい。いろいろなものを受け入れ発酵醸成していく力を持っています。たとえば、日本人は、漢字を受け入れてから600年かけてひらがなに変換しましたね。これはいわば発酵の力。地理的にも風土的にも日本という国は非常にこれからの世界を変えていく力を持つ国だと思います。精神論ではなく自然の成り立ちであり自然の摂理という面からそれを思います。

このようにみていくと、「アセンション」という言葉は、スピリチュアルな世界での話だけを言うのではないという確信へと変わっていきます。人間は自然界の一部であり、自然界から切り離された特別な存在ではありませんから、人間も醸造していったら、物質的な面が精神的な面にかわって、人生観が変わる、悟る、ということは往々にしてあり得るはずです。こういったことは、自然界の中で常時起こっているのですから。

母性の時代へ

「ダヴィンチコード」にみる時代の扉を開く象徴的な事件

自然界における醸造のお話といい、首藤先生の43の数秘のお話といい、科学とスピリチュアルと呼ばれるものの垣根がなくなってくるようなお話ですね。

宮下社長

2005年に「ダヴィンチコード」という映画が公開されました。これは象徴的な時代の扉を開く大事件でした。世界各地でも上映への猛反対がありましたが、インターネットの時代になって、パンドラの箱のふたが開かれたかのように、その流れをとめることはできませんでした。映画の内容がフィクションであれ、ノンフィクションであれ、この映画が上映されたというできごとは、「母性」「女性の復権」を訴えているとわたしは感じました。
これまでの2000年間は、男性社会の典型的権力構造、いわゆるヒエラルキー的な構造で社会が成り立ってきましたね。また、魔女狩りをはじめとして、女性の才能や能力が表に出てくることをよしとしない社会でした。このように、男性社会の力による権力闘争が繰り返されていった結果、今、わたしたちは、自然破壊や人類滅亡という問題に直面しています。この社会システムは子孫にとんでもない負の遺産を遺すことになってしまいました。

おっしゃるとおりだと思います。

宮下社長

わたしは、この映画は新しい世界の突破口を開くための映画で、とても重要なテーマだと思っています。そして、この映画で脚光を浴びた南フランスにあるサントメリードラメール村はマグダラのマリアが行きついたところで、この村は北緯43度。レオナルドダヴィンチが生まれたイタリア フレンツェのヴィンチ村も北緯43度。やっぱり、北緯43度には何か意味があると感じています。

エリクサーには開発者本人も気づかぬ壮大なストーリーがあった

ここまでの一致は凄い。

宮下社長

さきほど、札幌のある北緯43度のセイントライン(聖ライン)で、まずは地球を二分割し、次に4分割するために45度の線を引いたというお話をしましたが、実はここでマザーウォータ(Mother Woter)が実現していたんです。
4点を行き来して完結する波が、エリクサーを作る動機、イメージともなった「母水」「マザーウォータ(Mother Woter)」のMとWの波形を描いていた。これはMan WomanのMとWとも読み取れます。つまり、自然界の陰と陽が交わったものがマザーウォータ(Mother Woter)です。日本語の「水が和合する」も、水Mizu、和合WagoでMWなんです。そして旧約聖書のヘブライ語でも水を「マイム(mayim)」と言うんですね。
エリクサーを世に送り出して、10年後。10年たってやっと最初にイメージしたものがどういう意味を持っていたのかということがわかったのです。ManからWomanへ、男性優位から女性優位の母性の時代へ。しかも女性WomanはWとMと肉体的にも精神的にも両性具有を暗示し、男性女性、完全な調和の世界なのです。

素晴らしい!

宮下社長

フラワーオブライフ

メビウスの環をご存知でしょうか。この形は、まさにMとWを上下で合わせると無限大の記号で使われる「∞」になりますね。これは無限の回転運動をあらわしています。永遠の循環運動とも言えます。これが位相して、回転しながらフラワーオブライフ(神聖なる幾何学形と呼ばれている模様)になっていく。それを紐をとくようにひっぱっていくと元の大円になります。
これは、今まで2000年間の男性主体だった戦いの時代から、そうではない母性の時代になっていくというひとつのストーリーになっているんです。このストーリーには始めがあって終わりがある。完結性があります。もちろん、これははじめから考えていたストーリーではありません。でも、振り返ってみると、結果として、「エリクサーはマザーウォーターでMWだな」という結論に達したのです。

見事にすべてがパーっと繋がった感じがします。

宮下社長

「ダヴィンチコード」の作者、ダン・ブラウン氏は、「最後の晩餐」の絵に描かれたイエスとマリアの構図、謎の空間M字が最大のテーマだと語っています。Mary Magdalene(マグダラのマリア)とMariage(結婚)を暗示させるというのはこじつけではないのです。MはアルファベットでAから13番目で生成の終わりを遂げ、Zから14番目で還元のはじめを告げる文字とされています。Mはその折り返し地点であり、Middle(中心)を意味したアカシックレコード(宇宙の情報)だったのです。
MWは上下の順逆、陰と陽の和合の関係にあります。天地を統べ、男女が融合し、物質と霊性の調和、平和と幸福の時代を予言するものだと考えられます。陰陽が統合されると太極に還ります。その先は無極です。無極はすなわち太極、これが宇宙の実相です。万物は一から生まれ、一は0から生まれたということです。

宮下社長が一番伝えたいこと

エリクサーの一番訴えたいところ

やっぱりエリクサーは凄い。まさに「買ってよかったエリクサー」です!

宮下社長

わたし自身、エリクサーについては未だによくわからないことがあり、神秘です。最初から設計して、ああでこうで、すべて了解の上でそれをプランニングしたものではありません。ただ、後付けで分かってくる。

計算づくでないことがよくわかります。宮下社長はこのエリクサーをつくるにあたり、「イメージ」から入られたわけですが、その「イメージ」というのは、やはりご自身の感覚的なものからでてくるのでしょうか。

宮下社長

ひとつには、東洋思想哲学が影響していると思います。「一」、「円」、「すべてはひとつ」、「すべては無である」。そして、「情緒」です。徹底したこれらのものが根底にあることは確かです。こういった話はどうしても観念論とか精神論になってしまいます。でもそうではなくて、それを認識するのは人間の感情であったり、情緒であったりするわけですね。その科学的裏付けはとても大事だと思いますが、そればかりになってしまっている今の文化とか、今の世界的な風潮に、この「情緒」というものが完全になくなっています。言葉にしても記号化してしまっているし、書き物でも情がともなわない、実感がない、実在感のないものになってしまっています。
実在感とは、「これ」という「確信」、「確認」です。でも、現代は、こころの底で、こういったものが喪失されている時代だなと思うんです。

とても共感します。まさにわたしもそう感じます。

宮下社長

わたしはもう還暦はすぎてしまったけれど、なかには私と同世代でも、このようなことが理解できない人たちも多くいます。ましてや、その次の世代の人たちはますますわからない。だから、これからのわたしは、今お話したような「情緒の世界」の話を、自分だけで思っているのではなくて、もっと声を大にして人へ伝えていかなければならないと思っています。

その象徴的なものがエリクサーなんです。エリクサーはただ単にメカニックで放射性物質がとれるとか、トリハロメタンがとれるとかそういうものではありません。それはごく一部の働きであって、エリクサーの一番訴えたいところは「母水、母性、哲学に還ろう。大自然の懐に還ろう」ということなんです。「物」としてのエリクサーをどんなに突き詰めても答えはでてこないでしょう。言葉に変換できない実在感があのエリクサーの管体(本体)にはあるんじゃないかな。エリクサーは、わたしが作ったものではなく、作らされたものだという実感があります。

物を通して「こころ」を伝えるということ

わたし、というより、わたしたち夫婦は、おそらく、宮下社長の言われる「エリクサーの一番訴えたかったこと」に共鳴して、エリクサーの購入を決めたんだなということが今はっきりわかります。

宮下社長

ちょっと考えてみてください。「イメージしたもの」が「もの」に変換するんですよ。誰かがそいうものをつくりたいと思ったから、イメージしたものが形になっている。このボールペンでもパソコンでもなんでも、ほんとうは完全に「こころの世界」の話なんです。
しかし、現代文明はあまりに機械的でこころのないものに溢れすぎています。昔は、すべてそれぞれが、そのものを見て心が還元できたんです。味噌を食べれば、「ああ、おしいいな」、と思う。心の面でも、健康という面でも自分に還元できるものがありました。「ほんもの」と言われるものには「こころ」があります。わたしは、そういうものを追求したい。「想い」です。物を通してこころを伝える。物が動くというのは、それだけお互いのこころのやりとりが活発だということです。ものの売り買いではなくこころのやりとりであり、交通です。これがほんとうは一番大切なことなんです。

(じわじわじわ~…)ものすごくよくわかります。ほんとうに大切なのは「こころ」のほうです。あぁ、ほんとうにわたし自身、この取材をさせていただけて感激しています。

宮下社長

いや、ここまで自分の思いを人にきちんと話せたのははじめてなんじゃないかな…。こちらこそ、「お越しいただいてありがとうございます」です。ほんとうにありがとう。

宮下社長にそんな風にいっていただけるなんて…なんと光栄なことだろうと思います!しっかり今回お聞きしたお話を持ちかえり、たくさんの皆さんに読んでいただけるようこころを込めてレポートを書きます。いろいろとお話お聞かせいただきほんとうにありがとうございました。

宮下社長

こちらこそ、ほんとうにありがとうございました。

いよいよ「Saint Cave 聖洞 <無限心庵>」へ

Saint Cave 聖洞 <無限心庵>

無限心庵での閃きと気づき

あるがままの空間
あるがままの空間

いよいよ「Saint Cave 聖洞 <無限心庵>」へ案内していただくことになりました。宮下社長からこれだけ壮大なお話を直々にお聞きした直後に入る<無限心庵>ですから、期待が一気に膨らみます。

地下室の入口が開きました。一歩一歩はしごを降ります。スーッと涼しくなったかと思うと、そこに拡がる不思議な空間。入る前には「ここは凄い場所」という期待感、つまり強い「感情」があったのですが、それがどういうわけか「スー」っと抜けていき、凄いとか、凄くないとか、エネルギーが高いとか高くないとか、言葉は乱暴かもしれませんが、そういうことはどうでもよくなって、ただそこに自分がいる(存在している)、何の判断も介す必要がない不思議な感覚になったのです。ただ自分がそこに溶け込んでいるような、自分自身がミクロでもありマクロでもあるような…とても不思議な感覚です。その後、センターポイントに向かって嘉納氏と交互に祈らせていただきました。

色即是空 空即是色

わたしの番がきました。センターに向かって祈らせていただいていると、ふと【色即是空 空即是色】という言葉が脳裏に浮かびました。弘法大師空海は『請来目録』でいくつかの曼荼羅を目録にあげ「法は本より言なけれども、言にあらざれば顕れず。真如は色を絶すれども色を待ってすなはち悟る」と説いています。「真理はもともと言葉で表せないほど深い世界ですが、言葉がなくては人々に伝えるすべがありません。真実の世界(絶対真理)は形をもたないものですが、現実に顕れるその姿から悟ることができます」という意味です。

「そうか、この無限心庵は、ひとつの形をなしているけれども、この空間には、真理がある。宇宙に遍満する大調和のエネルギーが天からまっすぐ降りているんだ」と感じたのです。

「愛」をキッチンから
「愛」をキッチンから

さらに、ある強いイメージが沸いてきました。それは、我が家のキッチンにエリクサーが来たときのファーストインスピレーションと同じで、エリクサーの真上に光の柱が立っているイメージです。もしかしたら、エリクサーは、宇宙から注がれる愛のエネルギーを真っすぐ受け取り、そのエネルギーを家庭に放射する役割があるのではないか。わたしがここ無限心庵で感じた何をも包容し、融合してしまうようなエネルギーがエリクサーの管体(本体)を通して、各家庭に届けられているのではないか…。

いま地球上で起こっているさまざまな問題の原因を突き詰めていくと、それは個々人のこころの中にある「善悪や美醜など、人間が作り上げた価値観ですべてを分別、判断しようとする二元対立した思い」に行き着きます。問題を解決するためには、まずは個人のこころの調和が大前提です。個人のこころの調和なくして、真の家族の調和はありえませんし、家族の調和なくして、真の地域や国、世界の調和はないからです。個人のこころの調和なくして、大自然と調和した真の自分を取り戻すこともできません。

愛、調和、平和のシンボルは母性であり女性性です。だからこそ、まずは、家庭の母親、あるいは女性たちが女性として生まれてきたその役割=「ほんとうの愛」に目覚めることからすべてがはじまるのではないでしょうか。そう考えると、昔から“女の城”と言われてきたキッチンにエリクサーが設置されることには、何か天の意図を感じるのです。

エリクサーエナジーのクリティカルマス(臨界点)
エリクサーエナジーのクリティカルマス(臨界点)

我が家のキッチンにエリクサーが来たとき、「おぉ、凄い!キッチンに光の柱が立った」というイメージを持ったことはすでに以前の体験談でも書きました。実際に、凄いエネルギーを発しているのを感じたのです。ぜひ、日本全国にこの光の柱をたくさん立てていただきたい、というのが今のわたしの願いです。なぜなら、エリクサーにご縁のある方々、エリクサーが発する波長と共鳴した方々が購入していってくださることで、日本各地のキッチンにエネルギーポイントがどんどん散りばめられていき、そのご家庭数がある臨界点に達すると、調和のエネルギーが累乗的に拡大して、日本人全体の意識に何らかのよい影響を与えるのではないかと思うからです。日本人の意識が目覚めていくと、世界の人々の意識にも影響を与えると思います。

実は、この役割を果たすために、天が宮下社長に作らせたもの、それがエリクサーなのではないかと思えてきます。このストーリーは、すべてわたしの空想です。しかし、一方で、「エリクサーはただ単なる浄活水器では決してなく、人々の調和意識を目覚めさせる重要な役割を担って今存在している」というわたしの閃きは、宮下社長の不思議なエピソードの数々と、この無限心庵に入って体感した自分の確かな感覚、そして量子力学的なものの考え方をもってすると、否定しきれない気がしています。

あるがままに素直な宮下社長という方の器
あるがままに素直な宮下社長という方の器

もうひとつ、気づいたことがあります。それは、宮下社長の器の純粋性です。宮下社長はどんなことを決定するにも0-1テストを採用されています。その結果、いままでご紹介してきたような驚くべき偶然の一致がいくつも起こっています。しかし、この0-1テストをするときは、私情が入ってはうまくいかないはずです。

つまり、0-1テストをされているときの宮下社長は、空っぽな器になりきれるということです。また、たとえ0-1テストが示したことでも、普通の人ではなかなかそのとおりに決断・実行できないであろう、ある意味、“賭け”のようなことでも、宮下社長は、0-1テストの判断にすべてをゆだねてここまでやってこられました。もちろん、葛藤もあり、相当な勇気も必要だったと思います。それでも最終的には0-1テストが示したままの決断・実行をされるところに宮下社長の純粋性と、天にお任せの境地、信じる強さを感じます。

「エリクサーは作ったというよりは作らされた感覚がある」という言葉に象徴されるように、宮下社長はエリクサーをこの世に送り出すための純粋な器として天から選ばれた人のように思えてなりません。天は、「素直な人材を求めている」と聞いたことがあります。いちいち理屈がわからなければ行動できない、という左脳優位の理屈っぽい人ではとてもこの役は務まりません。なぜなら、人智ではとても計れない大宇宙の摂理、絶対真理は、わたしたち人間が割り出せる理屈を遥かに超えているものだと思うからです。
人智を超えた大宇宙の真理を絶対的に信じるこころと、天に素直なこころなくして、エリクサーを作り上げることはできなかったはずです。今回、こんなにステキな宮下社長にお会いできたという感激は、言葉にならないものがありました。

番外編

番外編

大地のエネルギーにあふれるまほろば自然農園

常磁性を高めるボール

「ぜひお時間あれば、明日もおいでください」と宮下社長にお声掛けいただき、翌日は、当初の予定にはなかった「まほろば自然農園」にお招きいただきました。天気予報による当日のお天気は「一日中、雨」で、雨の中での農園見学を覚悟していましたが、集合場所のお店(まほろば)を出るときには小雨になり、農園に着くと、雨が止んでくれたのです。なんてラッキーなんだろう!

常磁性を高めるポール

とても気持ちのいい場所です。なんで、こんなに気持ちがいいのだろうと思いました。そのひとつの理由は、宮下社長がキャラハン博士の本を読んでつくったというポールにあるようです。
ポールは緩やかな傾斜のある農園の高い側、全体を見渡せる位置に立っていました。先端には水晶がついています。キャラハン博士曰く、高い木やポールには宇宙エネルギーが注がれ、地下にまで至り、放射されるそうです。未開地の人が耕作地を作る際、木を伐採するにも、一本高い木を残す風習があるのはそのことを先人は知っていたからだそうです。そのような木を「スピリッツツリー」とか、「フェアリーツリー」と呼ぶということを宮下社長から教えていただきました(まるでわたしがエリクサーにイメージしたエネルギーポールの役割を裏付ける話のよう?)。

キャラハン博士は、世界中の豊饒な土地や聖地を巡ってマリアが出現するという伝説のある場所は常磁性が高いということを突きとめられました。また、キャラハン博士は、エリクサーセラミックスの常磁性を計測してくださり、そのずば抜けた数値の高さに「エクセレント!」と評価をしてくださったそうです。

肥料もゼロワンテストで設計している

「植物が生き生きしている!」。太陽と大地のエネルギーをしっかり吸収した元気のいいお野菜がたくさん植えられていました。イチゴ狩りならぬ、ミニトマト狩りもさせていただき、その場でたくさんほうばらせていただきました。「うまっ!何個でもいける」。今までに味わったことのない甘さを持つミニトマトです。
「ゼロワンテストでどんな肥料が欲しいのかをそれぞれの野菜に聞いて、対話しながら育てるんですよ」と宮下社長の奥様が教えてくださいました。どうりで、トマトが生き生きしているわけだ。どうりで、トマトがおいしいわけだ。いのち輝く畑です。

絵に描きたくなるような「ミニトマト」

絵に描きたくなるような「ミニトマト」

栄養豊富な「雲南百薬」

栄養豊富な「雲南百薬」

また宮下社長の奥様は、「店内でも働きますが、やっぱり、ここ(まほろば自然農園)で作業しているときが一番気持ちがいいです」と、宮下社長は「肥料代だけでも相当なもので、もうけがでないほどですが、やはり、よそから仕入れたものではく、自分たちがほんとうに納得できる作物を自分たちの手で作りたい、という思いで、農薬や化学肥料を一切使わずにこだわりの野菜を作っています」とお話しくださいました。

一面に広がる「サニーレタス」

一面に広がる「白菜」

しその香りがする「えごま」

しその香りがする「えごま」

実際、こんなに手間暇かけて、こだわりの肥料を使っておいしい野菜を栽培しているにもかかわらず、お店で売られている収穫物の価格は、全然高くありません。自分たちが納得するものを作り、皆さんには安全でおいしいものを食べていただきたい(皆さんが食べていただける価格帯にしたい)という一心で、赤字覚悟なのだそう。まほろばさんの近くに住んでいる方たちはなんて幸せな方たちなんでしょう。羨ましすぎます!

スタッフの皆さんと記念撮影

最後は「まほろば自然農園」の看板前で、スタッフの皆さんと記念撮影です。作業中にもかかわらず、すてきな笑顔でいろいろとお話を聞かせてくださった皆さんに感謝、お天気にも感謝。見学が終わって昼食をとるころにはどしゃぶりになりました。一日中雨ふりの天気予報だったのが、見学中だけ雨が上がっていてくれたというこの不思議…。

情緒の中心が人間の表玄関であるということ

1泊2日という短い時間でしたが、中身は非常に濃い自然食品店まほろば訪問でした。
今回のインタビューで、宮下社長が一番訴えたいこととして、「情緒」のことをお話ししてくださいました。「いまこそ、声を大にして伝えていかなければならない」と。
この「情緒」という世界観を宮下社長に教えてくれたのは数学者の岡潔先生です。宮下社長のお話によると、岡先生の師である山崎弁栄上人は、まさに、わたし岸が、生まれ育ち、結婚後の現在も居住している、手賀沼(千葉県)近くのお生まれだそうです。御上人が悟りを開かれた筑波という土地には、わたしが人生の基盤を作った中高時代の母校があります。
我が家のエリクサー購入の決め手は、主人が、「エリクサーの本質には、自分が尊敬してやまない岡潔先生の“情緒”の世界があることに深く感銘を受けたから」でした。このようなことも含め、今回の取材を振り返ってみると、この取材のキーワードは「情緒」と「日本人の使命」だったのではないかと思います。

個人的な考えではありますが、もともとわたしは、これからの地球の未来は日本人の気づきと行動にかかっている気がしていました。その気持ちが、今回、宮下社長からお話しいただいた、セイントライン北緯43度のお話や発酵のお話をお聞きしたことで、確信へと変わりました。「これは、精神論の世界の話ではない」、と。
わたしたちは、「大和」(やまと=だいわ=大調和)の民族であり、DNAにその調和のエネルギーがしっかりと刻み込まれている民族なのです。今、この時代に日本人として生まれてきたわたしたちは、世界を変えていく力とミッションをもって生まれてきた勇気のある人たちなのだと思います。

現代のわたしたちが抱えるさまざまな問題は、あまりにも「こころ」を軽視してしまった弊害からくるものであることをわたしたちの本心は気づいています。すっかり奥底に押しやられ、隠れてしまった「情緒」という世界を、もう一度、呼び戻すときがきています。ほんとうの豊かさを思い出すときです。
勤勉で、思いやり深く、寛容なこころを持つ日本人。あらゆるところに神を見、自然と調和して生きてきた日本人。日本は世界のひな型、お手本になりうるほどの素質と力を持っています。今こそ、日本人の美しく崇高な精神を復活させるときではないでしょうか。復活のその先には、ほんとうに素晴らしい、こころとこころが通い合う未来が待っていると思うのです。

最後は、我が家の本棚にあった岡潔先生の「春宵十話」(光文社文庫)から、ある一節をご紹介し、このレポートを締めくくらせていただこうと思います。

情緒の中心の調和がそこなわれると人の心は腐敗する。
まほろば

宮下社長をはじめスタッフの皆さん、そしてこの取材の機会を作ってくださった嘉納達男氏にこころより感謝申し上げます。今度は家族でまほろばさんを訪問するのが夢になりました。

プレマスタッフ 岸 真規子

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