手つむぎ糸の温もり 「益久染織研究所の布ナプキン」
化学物質過敏症の方や敏感肌の方にも安心。肌触り柔らか、高い吸水性を持つ手つむぎ糸からできています。
自分の体と向き合い、いたわること。
モノを大切にする気持ち。地球環境に負荷のない生活スタイル。
どれも、美しくありたいあなたの願っていることではないでしょうか。
益久染織研究所の布は、オーガニックという言葉が使われる以前から、
農薬や肥料を使ったことのない畑で育てられた天然コットンを原料にしています。
手つむぎ糸を使っているので、とても肌触りが良く、吸水性にも富んでいます。
この安全で気持ちのいい布で、繰り返し洗って使える布ナプキンを作りました。
益久染織研究所のコットン
自然の恵みをそのままに 益久染織研究所の布の特徴
原料のコットンは自然な栽培
原料のコットンは“オーガニックコットン”という言葉が定義される以前から農薬や肥料を使用したことのない中国山東省の広大な土地で栽培されています。一度も近代農業をしたことがなく、昔から同じ方法で仕事をしています。
高い吸水率
手つむぎ糸で作られた布は、一般的な木綿タオルの約1.2~1.5倍もの水分を吸い取ります。この力は加工によるものではないため(無加工)、洗濯すると加工効果が落ちるという類のものではありません。
愛知県三河繊維技術センターによる吸水率検査結果は127.1%
丁寧な生産工程
綿を育てることからはじまり、糸を紡いだり織ったり、最後、布を仕上げていくまでの全工程において、人がきちんとかかわり、丁寧に仕上げています。
手つむぎとガラ紡による糸の使用
益久染織研究所の綿糸は、手つむぎやガラ紡で作られています。これらの糸に共通する特徴は、一般的な糸に比べて太さにムラがあり、ふっくらやわらかに仕上がることです。
全て中国の工房で紡いでいます。「手つむぎ」は、熟練者が丸一日休みなく紡いでも200g程度の糸しかできません。本当に手間と根気の要る作業ですが、工房の方たちは、大変丁寧に根気よく、質の良い仕事をしてくれます。
●ガラ紡
国内で数軒になってしまったガラ紡専門の工場にお願いして、丁寧に紡いでいただいています。時間と手間がかかる分、できあがりは手つむぎによく似た柔らかくてふくらみのある糸に仕上がります。
益久染織研究所の布ナプキンは「自然のフワフワ」「あったか爽やか」
※素材名表記/和紡(わぼう)・土布(どふ)・蜂巣織り(はちすおり)は、織り組織を表した益久染織研究所の生地の名称です。
肌触りがやさしい
益久染織研究所では、農薬や肥料を使用せずに栽培したコットンを使用しています。手つむぎやガラ紡のふわっとしたやわらかな感触の布ナプキンは、普段のショーツ感覚で使えます。化学物質過敏症の方や、化学繊維によって肌荒れが起こる方にもおすすめです。
温かく感じる
紙ナプキンに使用されている高分子吸収体は、水分の吸収を高めます。しかし、水分を吸収すると化学反応を起こして冷えていくという性質から考えると、水分を吸収した紙ナプキンを長時間使用することは、体を冷やす原因につながりかねません。一方、益久染織研究所の布のナプキンに使用されている手つむぎ糸でできた素材は表面がわた状でやわらかく、温かく感じます。
通気性が良い
布ナプキンは、もともと通気性に富んでいますが、益久染織研究所の布のナプキンはさらに「吸収体」と「防水シート」の二重構造を持っており(種類によってはこれらの構造をもっていないものもあります)、多い日でも、モレとムレを共に防ぐ工夫がされています。
吸収体は高分子吸収体のように冷却せずに吸収を助けてくれます。白くフェルトのようなコシのある素材です。
(吸収体〈薄〉…防水アクリル・綿再生繊維 / 吸収体〈厚〉…ポリエステル100%)
●防水シート
「水」は通さず、「湿気」は通す優れもので、ムレを防ぎます。大きな粒の水(液体)と小さな粒の湿気(水蒸気)とでは大きさが違うという性質を利用しています。
(防水シート…ポリエステル・ポリウレタン)
楽しく選ぼう 自分のニーズに合った布ナプキン
コンディションに合わせて選べばより快適に
益久染織研究所の布ナプキンは、その時々の状態に合わせてお使いいただけるよう、さまざまなバリエーションを取り揃えています。
布ナプキンは表裏いずれもお好きな面をお使いいただけます
ふんわりさらり 布ライナー
おひさま(昼用)生成り
布なぷパット おひさま・おつきさま用千鳥
あなたにぴったりな布ナプキンを見つけましょう
ブルーディの時のコンディションは人それぞれに違います。ぜひ、自分にピッタリな布ナプキンをお選びください。
まずは試してみたいという方へは、お試しセット、一通りおすすめのものが欲しいという方へは、スタートセットもご用意しています。
-
ライナー(デイリーケア/少ない日用)
~普段使いの下着感覚で~
布ナプキンに慣れない方や、お気に入りの下着を汚したくない方に。下着感覚でお使いください。 -
ふんわりさらり布ライナーミニ
(7cm×16cm)
ふんわりさらり布ライナー
(18cm×22cm)
三つ折りパットおひさま用
(22cmX22cm)
-
おひさま昼用(普通の日用)
~不快感のない心地よさが嬉しい昼用布ナプキン~
量に応じて使い方いろいろ・・・コンパクトにもたためるので持ち歩きにも便利なサイズです。 -
おひさま(昼用)生成
(19cm×24cm)
おひさま(昼用)茶綿
(19cm×24cm)
布なぷパットおひさま・おつきさま用千鳥
(22cmX22cm)
布なぷパットおひさま・おつきさま用シャンブレー
(22cmX22cm)
-
おつきさま夜用(多い日用)
~吸収力が良く、安心できる夜用布ナプキン~
夜も安心で快適。モレが気にならないロングサイズ。手つむぎの毛羽がわたのような感触です。 -
おつきさま(夜用)生成
(19cm×30cm)
おつきさま(夜用)茶綿
(19cm×30cm)
布なぷパットおひさま・おつきさま用 千鳥
(10cmX26cm)
布なぷパットおひさま・おつきさま用 シャンブレー
(10cmX26cm)
三つ折りパットおつきさま用
(24cm×30cm)
-
おほしさま夜用(かなり多い日用)
~特に多い方用 超ロングサイズの布ナプキン~
はじめは付けた感じに慣れないかもしれませんが、気持ちよさと長さ40cmには安心感100%です。 -
おほしさま(夜用ロング)生成
(19cm×40cm)
おほしさま(夜用ロング)茶綿
(19cm×40cm)
布なぷパットおほしさま用 千鳥
(12cmX36cm)
-
セット
~チョイスに迷うあなたへ~
セットは「お試し」と「スタート」の2種類をご用意しました。 -
布なぷ お試しセット
布なぷ スタートセット
布のなぷきんの知っていただきたい基本の知識
布のナプキンのメリット・デメリット
メリット
1.何度も購入しなくて済む
何度も洗って使える布のナプキンがあれば、使い捨てナプキンのように買い足さなくても、残りの数を気にしなくても、ナプキンが家に常備されている状態でいられます。
2.ゴミを出さず経済的
利便性の面から言うと、紙ナプキンは便利ですが、使い捨てのためゴミになります。布ナプキンを使うと、ゴミが減るうえ、何度も繰り返し使えるので非常に経済的です。
3.自分を知る
使い捨てナプキンでは必要のないナプキンのお洗濯。しかし、布ナプキンは、そのひと手間をかけるぶん、自分の状態を知る貴重な時間になります。
デメリット
1.紙ナプキンと違い、布ナプキンはどこでも購入できるわけではない
コンビニエンスストアーやスーパーなど、どこででも購入がしやすい紙ナプキンに比べると、布のナプキンは、そこまで手軽に購入できる現状にはありません。
ご提案
期間中ずっと布ナプキンで過ごす必要はなく、お家では布のナプキン、 外出時には紙ナプキンと両方を使い分けている方もいらっしゃいます。快適にブルーデーを過ごすために、是非、ご自身にあった方法を見つけてください。
2.外出時の荷物の量が減らない
布のナプキンは紙ナプキンのように使い捨てのものではないので、外出先で交換した際、持ち帰り用のビニール袋や巾着袋を一緒に携帯する必要があり、荷物が減ることはありません。
ご提案
その日の状況や荷物の余裕により布のナプキンと紙ナプキンの組み合わせ方を変えてみてはいかがでしょうか。
3.洗濯する必要がある
布ナプキンは、お洗濯が必要となります。汚れが簡単に落ちるか、きれいになるかを心配される方がいらっしゃいますが、セスキ炭酸ソーダ100%の洗剤を使えば、そんなお悩みも解決です。
ご提案
セスキ炭酸ソーダとは、重曹に似た汚れ落とし効果の高い洗剤です。重曹と炭酸塩の中間の物質で環境にもやさしい無機物です。
布ナプキンの使い方
それぞれのタイプの使い方をご紹介します。
-
- 着け方
- 基本ショーツを挟んでスナップを留めるだけ。
-
- ふんわり布ライナー
- 防水シートなし超薄型の布ライナーです。
軽い日やデイリーケアとして最適です。
-
- おひさま(昼用)おつきさま(夜用)の使い方
- 表側・裏側と両側ご使用いただけます。
それぞれ単体でのご使用も可能です。
-
- 三つ折りパット
- このまま三つ折りのまま直接ショーツに。
-
- 三つ折りパット おひさま用の使い方
- おひさま(昼用)を利用して使用。
おひさま(昼用)の紐をひっくり返して使用します。
-
- 三つ折りパット おつきさま用の使い方
- おつきさま(夜用)を利用して使用する。
おひさま(昼用)と同じ要領で、おつきさま(夜用)の紐を
ひっくり返して、固定して使用します。
おつきさま(夜用)、おほしさま(夜用ロング)は、
紐に通した場合あえて三つ折りパッドが
はみ出す大きさとなっております。
前漏れ後ろ漏れ対策で、横幅をワイドにしました。
布のナプキンが届いた際、衛生面と本来の素材の良さを味わっていただきたいため「予洗い」をお願いしています。素材に使用しているコットンには脂分が含まれており、予洗い前にお使いいただくと水をはじいてしまいます。手つむぎ糸本来の吸収力や肌触りで是非快適にお過ごしください。※予洗いは、布ナプキンのつけ置き洗いと同じ方法をおすすめしています。柔軟剤のご使用はお避けください。
外出時のアドバイス
外出時に使った布のナプキンは、帰宅後、いざお洗濯しようとすると、汚れが固まってとれにくいことがあります。しかし、外出時にひと手間かけることで、あとのお洗濯がずいぶん楽になります。 ポイントは、布のナプキンを「乾燥から守る」こと。小さなスプレーボトルに、セスキ炭酸ソーダを濃いめに溶かした溶液を入れ、使用後の布のナプキンに吹きかけます。そして、密封できるビニール袋に入れて持ち帰ってください。汚れの乾燥やニオイ漏れを防いでくれます。
布ナプキンのお洗濯
布ナプキンの汚れは、通常のお洗濯では取れにくいので、セスキ炭酸ソーダを利用した「つけ置き洗い」をおすすめします。
1.予備洗い
使用済みの布のナプキンは、ざっと水洗いをし、汚れをある程度落とします。
石鹸などをつかって表面の汚れを軽く洗い流してもよいでしょう。
2.つけおき
バケツに水を張り、セスキ炭酸ソーダを適量入れ(1リットルに対して約5g~10g)布ナプキンをつけ置きします。
目安はだいたい12~24時間くらいです。
3.すすぎ
つけ置きが終わったら軽くもみ洗いしてすすぎ、洗濯機で脱水して干します。洗濯機でもう1度水洗いしても構いません。ネットに入れて洗ったほうが痛みが少ないようです。
4.乾燥
脱水したうえで形を整えて乾かしてください。天日干しは紫外線で殺菌効果があるのでおすすめします。十分に乾かさない状態だとカビの原因になりますので、しっかり乾かしてください。
※注意点・生地をいためるので、あまりゴシゴシ洗わず、優しく洗ってください。
・熱湯で洗うと布ナプキンについた汚れが凝固してしまうので、水かぬるま湯で洗ってください(40度までなら大丈夫です)。
・塩素系漂白剤を使うと、中の防水シートが痛むことがあるのでお避けください。・柔軟剤のご使用は、生地本来の吸水性が劣るためにおすすめしておりません。
スタッフも使ってみました
使ってみました!益久染織研究所の布ナプキン
わたしは布ナプキン愛用者です。普段は竹布ファンということから、主に竹布ナプキンを利用してきたのですが、今回は新たなご縁をいただき、益久染織研究所の布ナプキンを使ってみました。わたし自身、何社もある布ナプキンメーカーさんのものをすべて使用したことがあるわけではないので、それぞれの使い心地を比較してお伝えすることはできませんが、皆さんが選択に迷われた際の何かお役に立てれば思い、今回は、益久染織研究所の布ナプキンを使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
益久染織研究所の布ナプキンは「ここがいい!」
わたしがこの布ナプキンを使ってみて感じた魅力は3点あります。
ひとつは、やはり『肌触りの良さ』。次に、『安心感』。そして、直接的な使用感ではないのですが、大変共感した『創業者の想い』です。
なんと言っても使い続けるのに一番肝心なのは肌触りです。益久染織研究所の布ナプキンは、さすが、手つむぎ糸を使っているだけあって、肌触りがやわらかく、ふんわりしていて、温かく感じます。実際に写真で見ても、そのふんわり感は明らか。着け心地がいいのは布の吸水性の高さも影響していると思います。何度お洗濯してもふんわり感が残っているのは手つむぎ糸ならではの良さではないでしょうか。使えば使うほど自分の体に馴染んでくるような感覚があります。
安心感にも2種類あると思います。ひとつは、素材の安全性という意味での安心感。もうひとつは、ムレやモレに対する安心感。
素材の安全性については、益久染織研究所の生地は、オーガニックコットンという言葉が使われるようになるずっと前から、農薬や肥料を使用したことのない畑で栽培された、Very Naturalなコットンが使用されています。自然の恵みをそのままに、「ほんとうのナチュラル」を体感できるのはとても魅力的です。
ムレやモレに対する安心感については、素材そのものの力や、製品自体の工夫(吸収体・防水シート)、多い日用タイプがあるなど、安心して使えました。
こころ豊かに内面から美しく
今の時代、スローでナチュラルな生活を厳密にしようとしても、なかなか難しいのが現状です。けれども、女性が使い捨ての紙ナプキンではなく、布ナプキンを中心に使っていくということは、地球環境的にも、経済的にも、何より、自分の体にとっても3拍子そろったとてもいいアイディアだと思うのです。しかも、益久染織研究所の布ナプキンのように、コットンの生産から完成まで、それぞれ人の手を介し、丁寧に丁寧に仕上げられてきたそのプロセスを知ると、モノを大切にする気持ちがますます強く湧いてきます。
自然体へと導いてくれる素敵なアイテム
「モノ」を「モノ」としてではなく、形を変えた「自然の恵み」であり、「ひとつの想いの現れ」なんだ、ととらえる気持ちはこころを豊かにしてくれます。このような気持ちを育むことこそ、多くの女性が求めている内面からの美しさに繋がるように思います。また、女性にとっては月に一度訪れる恒例の一週間。 何かとどんよりしがちですが、こころがあり、物語があり、自然の優れた力も持ち合わせた、益久染織研究所の布ナプキンは、そんなちょっと憂鬱になりがちな期間でも女性のこころと体にそっと寄り添い、自分を自然体へと導いてくれる素敵なアイテムだと感じます。
楽しく、頑張りすぎず
各種、いろいろなタイプの布ナプキンがある中、どのタイプを選んだらいいかお迷いの方は、まずは普段使いとしてライナーを使ってみるとよいかもしれません。おすすめなものを一通りそろえたいのだけれど…という方にはお得なセットのご用意もあります。嵩張り感はありませんか?という質問があるかもしれません。確かに、多い日用は持ち運びも、装着感もちょっと嵩張り感があります。 どうしてもそれが気になる方は、無理をせず紙ナプキンを併用しても良いのではないでしょうか。無理なく、楽しくを大切にしたいですね。
布ナプキンの汚れも楽々落とせる洗濯洗剤
あれこれ楽しく選んでください
弊社のお客様の中には、布ナプキンをすでに使っていらっしゃる方、まだ使ったことはないけれど、関心はあるという方が多くいらっしゃると思います。しかし、布ナプキンを取り扱っているメーカーは数多くあり、『いったいどれがいいのだろう…』と迷う方が少なくないでしょう。そこでぜひ、それぞれのメーカーの特徴を比較した、布ナプキン特集をご覧になってみてください。そして、ご自身に合ったお気に入りのナプキンを見つけていただければと思います。
布ナプキンは気持ちがいい
個人的には、もう紙ナプキン中心の生活には戻れないと感じています。それは、「経済的」とか、「エコ」とか、そういったことよりも、「ムレずに、かぶれずに、気持ちがいい」からです。その気持ちの良さは、ネックとなりがちなお洗濯の手間をはるかに上回ります。毎月来る約一週間を、ぜひ、穏やかに、そして快適にお過ごしになるためのアイテムとして、布ナプキンはとってもおススメです。