センチュリアン・ハンディ愛・サンゴベースの生みの親
北村恵子社長に素晴らしいお話をお聞きしました。
サンゴの素晴らしいバランスのミネラルを有効利用した、大自然の叡智を生かして作られた商品
サンゴにもらえる喜びを分かち合いたい!
サンゴの不思議な魅力と奇跡とは?
サンゴに懸ける思いをお聞きしてまいりました。
北村恵子社長
「サンゴには底知れない魅力があるんです。それは想像を絶します」という北村社長。本当に、その奇跡は、弊社、プレマでも起こりました。「サンゴベース」を食べた15分後に中川代表取締役の目がよく見えるようになった!のです。
「これ、目のサプリメントにもなるんちゃうか!?」と思わず絶句状態。
北村社長はやさしい笑顔の奥に、ゆるぎない確かなものに対する情熱と愛があふれた方でした。
サンゴとの出会い
サンゴの不思議な魅力について
北村社長のオフィスのあるビルには何と!エレベーターの中にまでサンゴが!
サンゴは置いておくだけでも何かエネルギーを
与えてくれるんですよ
北村社長のオフィスのあるビルのエレベーターの中にまでサンゴが!
という北村社長。そういわれてしげしげサンゴをよく観察してみると本当にそんな気がしてくるのが不思議。人間の脳のように複雑な形をしているサンゴや、どんな芸術家でも作れないような精巧な形をしているサンゴたち。太陽の光をもっとも効率よく取り込めるようにと数億年もかけてこんな複雑な形になったのでしょうか?見れば見るほど美しい造形美。命をつむぐ自然そのものがまさに最高のデザイナーです。
「サンゴは粉にしても、中の六角形の形は変わらないそうです。六角形はもののメッセージを外に伝えるための形なんですが、それが失われないんです。いい情報を伝達するからサンゴでいいお子さんたちが生まれてきているんだと思いますね」
そもそも北村社長がサンゴに最初に出会ったのは、約30年前のこと。
「マレーシアである無人島にわたったときに、浜辺に石が落ちていまして、これですね」
と言って、何気なく机の上に置いてあったキクメイシのサンゴを指差す北村社長。
「きれいだなって思って拾って・・・それから、主人の転勤であちこち動いていたのに今までなくさずに持っていたのが不思議なくらいです」
当時はまだサンゴには感心がなく、ましてやそれがサンゴだとも知らなかったという北村社長ですが、30年もの間、よく大事に持っておれらたものです。やはりサンゴにはご縁が深かったのでしょうか。じつは、あとで知ったのですが、北村社長の誕生日は3月5日。つまりサンゴの日!だったのです。やはり、サンゴとは切っても切れない仲だったのですね。
サンゴについての詳細はこちら
雪解け水はサンゴの味
「主人の仕事の関係でマレーシアに住んでいたとき、土地の方に何か日本的なものをと思いましてアーティフィシャルフラワーを教えていたんです。その中に日本人の方が4、5名いらっしゃいまして、そのうちのAさんが乳ガンにかかられて帰国されてしまったんです。結局、ガンが転移されてあと2ヶ月の命といわれていたようです。ところが、そのAさんが、たまたまお子さんの同級生の母親からサンゴの整水器や食べるサンゴのことを聞いて活用し始め44日くらいたったとき、歩道橋を駆け上がっている自分に気が付いたそうです。『本当に自分は病気だったのだろうか・・・』ってそのときは思ったそうです。知らず知らずに良い方向にもっていかされていたということですね。そこらへんがサンゴのすごさだなーって私も最近は実感しておりますけれども・・・。」
「いい状態になられたAさんは、そのことを私に伝えてきてくれたんですね。どうしてもこの整水器を使って欲しいと・・・。それがきっかけでした。飲んでみたら、幼いころに遊んで食べていた雪解け水と同じ味がしたんです。昔の雪はとてもきれいでしたから、この製水器もきっといいものだと直感したんです。そして、最初は自分の家族のために購入し使ってみました。それがよかったんですよ。それで、母にもプレゼント、妹にも弟にも・・・ってあのときも、あちこちでいろいろな結果が出ましたね」
北村社長がいう雪解け水は、公害や環境汚染のない古い時代の雪でさぞかし美味しかったことでしょう。地球の水循環は、海水のミネラル分も山野に運び、雪は海水が蒸発して地上に降ってきたものともいわれています。雪がサンゴのミネラル水と同じ味がしたのも、ひとつの自然の摂理の証かもしれません。それにしても雪解け水とは何だかロマンチック!
神様のゲートが撮影された ~水の真実~
六角形の結晶の中にゲートのようなものが見えます。
ところで、水の結晶写真をご存知の方も多いのではないでしょうか。
各地の湧き水や名水、雨水、水道水、様々なジャンルの音楽を聞かせた水、いろいろな言葉を見せた水の結晶写真は、その背景にあるものの真実を浮かび上がらせてくれる!
「ありがとう」という言葉を見せた水の結晶写真は美しい完璧な形。
「ばかやろう」という言葉を見せた水の結晶写真はゆがんだ不完全な形・・・。
不思議ですが、様々な結晶写真を見せられるとなぜか納得してしまいます。
見てわかる・ありがとうの本質もご覧ください!
水の大切さを知るきっかけにもなるようなのですが、北村社長が、「センチュリアン」の水の結晶写真を「水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ」などを執筆した江本勝さんにお願いして撮影してもらったところ「神のゲートが写っている」と言われたそうです。
六角形の結晶の中に、確かにゲートのようなものが見えます。こういう形をした結晶写真は、神社の名水に多く見られ「神様へのゲート」と呼ばれるそう。「神社の水ではよくあるが、普通の水でこういうのが出るのは珍しい」と撮影スタッフの方も言われておりました。
サンゴは昔から子どものお守りとして使われたり、神事に使われてきたということも、この水の結晶写真と何か通じるところがあるのでしょうか。
サンゴの奇跡が始まる
美しい沖縄の海
「低血圧だった私自身が朝ぱっと起きられるようになったんです。仕事をしていく上で保険に入ったほうがいいかなって思って病院にいって血圧とったら、下が89、上が126といわれた。それ私の血圧じゃないですって思わず言ってしまいましたね。いつもは60、90とか50いくつ、80いくつっていうのが普通でしたから・・・。それくらいに知らないうちに変わっていたんですね。それが元には戻らないですよ。高血圧だった主人のほうは逆に血圧が下がったんです。聖マリアンナ医科大学の先生もおっしゃっていましたが、同じ成分で血圧の高い方を下げ低い方をあげるっていうのは、薬ではあり得ないそうです。自然物だから、人間の体の中に入って不思議な役割をするように思います。」
古代からサンゴは共存しています。
「中国および日本の伝統的な薬物学、あるいは和漢薬やそれを記した書物・本草綱目でも、サンゴは高級な生薬として紹介されています。命を養う不老長寿の薬として副作用がないと・・・。一番変わったのは母親でしょうね。母は不整脈があり痛風だったんです。いつ出るか分からないので引っ込み思案になっていて旅行にも出なかったんです。サンゴの製品を使って14年になりますが、今は伊豆の大島でフラダンスの先生しているんですよ。老人ホームでみんなで踊っておひねりが舞台に飛んでくるってはしゃいでいます。性格まで変わってしまったんですね。病から開放されて、もう前にはもどらないんだという安心感もあるんだと思いますね。病気への不安がなくなるということ、そして生きる力を増していくのを感じるのは誰でも嬉しいことですが、それが80歳近くにもなっている人にはなおさらです。私自身、母があんなに元気で明るい姿になったことほど嬉しいことはありません。ちょうど今日、桜が見たいからって大島から飛行機に乗ってくるんですよ。10日ほど前に千鳥が淵の桜が見たいと東京へ出てきて、今度は八重桜を見たいなあと、インターネットで調べて、新宿御苑ですって。」
本草綱目でも、サンゴは高級な生薬として紹介されています。
「何かをしたい」という意欲が母の若さの原点なのでしょうね。それを支えてくれているのはやはり「健康」ですね。先日も大島の道端でうずくまっているおじいさんがいらして、車の運転を止めて、「どうしたの?」と聞いたそうです。「これは自分ひとりじゃ、間に合わない」と思い、近くの知り合いの家まで車を走らせ、その人に訳を話して乗ってもらい二人がかりでおじいさんを自宅まで送り届けたそうです。」
「思わず人のお世話まで出来ちゃうというのは、活力があるということですね。母や私自身の人生にあふれる若さを与えてくれた『沖縄のサンゴ』に『有難う、あなたのお陰で、元気に生き生きと輝いた毎日をおくれます』といつもいつも感謝しています。」
「それから、私自身のことにもどりますが、祖父は脳梗塞で7年寝たきりでした。父もくも膜下出血で亡くなっています。私自身も40代から定期健診でいつも循環器の再検査でした。このままではいけないなあと不安を抱えておりました。サンゴに出会ってから今はもう、なんの不安もありません。」
「もう一つ不思議なことがあるんです。サプリメントのプロの方と製品開発を重ねて「サンゴベース」が完成して2年になります。それまでもサンゴの食品は食べていたのですが、この新しい「サンゴベース」を食べ始めて2~3ヶ月たったころ大きな変化がありました。2年前は髪の毛を染めていたんですが、こういうところ(北村社長、首すじやうなじを指差す)の毛穴から黒いものがいっぱい出てきたんです。何だか分からないですが、黒いツブツブみたいな硬いものがいっぱい出てきました。2カ月位出続けました。染料の中にはいけないものがいっぱい入っているといわれていますけど、ホントだなーと。まさにデトックス(解毒)ですよね」
こんなセレブたちが使っている
体感!サンゴがこんなに効く
サンゴと聞いて、ほとんどの人は
「良さそう」と直感するようです。
プレマ株式会社の社員も、当初はサンゴって確かにいいものなんだろうな~くらいの感覚でいたのだけれども、本当のすごさをすぐ実感することに!冒頭でも述べましたが、社長の中川と数名の社員は、何と「サンゴベース」を飲んで15分後に目がよく見えてきた!という体験をしてしまいました。程よい酸っぱさがきいている感じがして、ホントに疲れが取れてしまった感じ・・・。と思っていたら、それが長い間持続するのでまたビックリ!
次に京都のオフィスにセンチュリアンを設置し、そのお水を毎日飲むことになったスタッフ一同。まず最初に感じたのが、“お水がまるい~~~まろやか~~~!!”そうなんです。以前からプレマオフィスでは備長炭とEMセラミック入りのプレマオリジナルの陶製の水瓶にいれたおいしいお水を毎日飲んでいたので、スタッフの舌はむっちゃ肥えてます。
で、センチュリアンで浄水したお水を水瓶にため、それを飲んでみると。。。うわ!もともとまろやかだった水瓶の水に、さらに柔らかさとかすかなとろみ、甘みを感じる・・なんで~~??整水器ひとつでこんなに味わいが変わるなんて!結果、「センチュリアン」のお水になってから水瓶の水の減りがスピードアップしたことは紛れもない事実です。すごいぞサンゴパワー!
「サンゴっていうと皆さんいいものだと思ってくださる方も少なくありませんね。安保先生(安保徹・新潟大学教授「こうすれば病気は治る~心とからだの免疫学」(新潮選書)など著書多数)と新潟でお会いしたとき、『サンゴは体にいいんだよ』と言われて、すぐに貯金をおろして、「センチュリアン」を小脇にかかえて帰られました」
じつは、某大手薬局スーパーチェーンの社長ご一家、ご一族も、「センチュリアン」を愛用。絵本作家の葉祥明さんは、『サンゴは、宇宙のエネルギーを転写してるんだよ。・・・この「センチュリアン」のお水飲んでいないみたいだね』とサンゴとまるでひとつになったかのような感性で北村社長にお話されたそう。サンゴは物質の次元を超え宇宙レベルの底知れないようなエネルギーだということなのでしょうか?葉さんも「センチュリアン」、「サンゴベース」、「ハンディ愛」の愛用者のお一人。何と「僕の絵のどれでも好きな絵を使っていいよ」とまで言ってくださったそうで、「サンゴベース」や「ハンディ愛」のパッケージには葉さんの素敵な絵が描かれています!!!葉祥明さんの絵は切手でもおなじみ。ご存知の方も多いはずですよね。(じつは、このページを書いているスタッフも葉祥明さんの大ファンなのです。済みません余計なことで・・・)
「サンゴベース」や「ハンディ愛」のパッケージは葉さんの素敵な絵が描かれています!
「この間、葉さんからこんなお葉書をいただきました」
と北村社長が見せてくれたカードには「あなたのおかげで元気になりました・・・」とありました。サンゴのお陰なのか、北村社長の愛のお陰なのか、真実はよく分からないのですが・・・!?
おひとりおひとりの名前は挙げ切れませんが、価値観の分かる人、ものが見える人は使っている!のですね。
「サンゴの感性が響く人たちに伝わっているようです。サンゴは月のリズムに呼応して生きていると言われていますが、人もまた大自然のリズムに生かされています。そのことを大切にしている人、自然に心を向けている人々にサンゴは届けられているという感じがしますね。また、社会的に活躍している人ほど大きなストレスをかかえておられる場合が多いですね。そういった方々にもサンゴの感性が響いて伝わっているようです。そして、愛飲者の一大特徴は、歳をとっている人ほど若い!ということなんです。歳をとる速度が違うんです。お年寄りほど10年前と変わらないんですよね。なぜだか分かりませんけど。これもサンゴの不思議な力なのでしょうか」
と言う北村社長ご自身も、いったいおいくつなのかしら?と不思議になるくらい若々しいのです。
羊水が暗示する社会状況
「サンゴの水を飲んでいる人たちがお産をすると、見事に羊水がきれいなんですよね。このお水を飲んできたほとんどの女性は初産で2時間半とか・・・。うちの娘のときは、助産院の先生が若い看護士さんたちを呼んで『これがホントの羊水よ』って見せたんです。それほど今、正常な羊水でなくなっているということなんでしょうね・・・。今の羊水は、汚れた川の水のように・・・それはもう、言いようのないほど臭いと聞いたことがありますから、お母さんの食生活の乱れやストレスが赤ちゃんにストレスを与えてしまっている。赤ちゃんは臭いからといってそこから逃げることが出来ないですからね。ずっと汚れている状態の水の中で過ごさなければならないんです。アトピーで悩むお子さんが増えるのも仕方のない状態ですよね。」
「羊水の濁りというのは、羊水だけのことではないですね。羊水が汚いということは血液も汚れていることにもつながりますよね。血液の濁りがほとんどの成人病疾患の原因のひとつともいわれますが、この羊水の濁りは現代人すべてに対する警告でもあると思うんです。アトピーのお子さんたちも身をもって私たちにこのままだと危ないよって示してくれているように感じますね。この羊水の大切さに気がつき、こんなエッセイを書いてみました。宜しかったら読んでみてください」
≫北村社長のエッセイ赤ちゃんのいのちはこちらから!
普通の主婦が起業した理由とは・・・
サンゴで社会へ恩返しする
サンゴを通して喜びを分かち合いたい
「主人の父が亡くなってからのことです。電話の向こうで一人暮らしになった主人の母が『ご飯をつくるのもいやになってしまった』とつぶやいたんです。これは帰ったほうがいいと、私だけ先に帰国し母と一緒に暮らし始めました。明治生まれの女性は一本キリッと通っているものがあるのですね。そんな母でも“老い”を受け止めるのはなかなか難しいようで混乱していたようです。私はそのときに、自分の人生も、ハウスワイフでおわったら母と同じ生き方になってしまうと思ったんです。そうなったら一番大変なのは、息子や娘。一番活動したい40代のときに親の老いがのしかかってくるのは大変なことです。私は、社会の荒波にもう一回出直して自分を見直さないと大変な老後がくると直感しました。母のお陰で・・・。家庭の主婦は頭をさげることもなく安穏とした暮らしに甘んじているところもあると思うんです。それで出直そうと思いました。」
サンゴは3人目の子どものように思っているのです。
「あとは、やはりサンゴだったからですね。仕事を持つなら、社会的意味のあることをやりたいですからね。じつは、私の子どもは他人が育ててくれたんです。長女は、12歳で寄宿舎のある学校に行き中学高校時代は他人が育ててくれたのも同然。息子はシンガーポールの小学校にいたのですが、『お母さん勉強がしたい』って言うんですよ。暑いと集中力が持続しないのですね。いろいろ悩んだ結果、日本の学校を受験し中高は日本で暮らしました。子育てで苦しむ時期を二人とも他人様が育ててくれて立派な社会人になったわけなんですね。それに変わるものを社会に恩返ししないとバランスがとれないなって思ったんです。」
「サンゴは3人目の子どものように思っているのです。サンゴを普及していくにあたっては、統合医療の中でも全く新しい食品素材ですので、データ集積や治験など多くのテーマを抱えています。この3人目の子どもを世の中に認めてもらうようにしてはじめて少し恩返しできたらなって考えています。」
製品が出来上がるまでの秘話
北村社長がサンゴのお仕事を始めて14年余り。当時から製品を使っている愛用者の声の記録、「命ファイル」を記し続けてきました。今では1000人を超える膨大なファイルの蓄積があります。愛用者の声を大切にしてこまかいケアをしていきたいという北村社長の強い思いが、命ファイルをつくり、活用にまで及んでいます。
「お一人お一人の愛用者の方のご希望に出来るだけ添いたいですし、いいものを使っていただきたいという思いでつくってきましたから、いつの間にか、ファイルも膨大なものになってしまいましたね。・・・開発に当たっては、これもあれも、と素材についてはお金のことは考えずにいいものを優先して入れたいと思っていましたから、それはもう一緒に仕事をしている方々に飽きられてしまうほどでしたよ。(笑)」
サンゴを通して社会に貢献していきます。
「統合医療ビレッジの薬剤部長さんが、「サンゴベース」の成分をみて、『えー、2万円くらいしませんか』っておっしゃいましたけど、やはり、けっこう製品開発への意気込みがそのまま形になってしまったかもしれません。学研のクレジット担当の方が来て、「センチュリアン」を見たときに、『手作業で量産しているわけでないんだから、38万円くらいの値段でいい』とも言われました。でも、私としては、できれば、今より値段を下げたいくらいなんです。出来るだけ多くの方々に使っていただきたい。目的は売ることではなく普及なんですね。サンゴを通して社会に貢献したいということがまずあって、すべてが形になって出てきます。通常の製品開発ですと、先に販売しやすい価格を設定してから、材料等を決めていくと思うんですが、うちの場合は逆なんです。(笑い)馬鹿なことをやっていると思う方もいるかもしれませんが、それが沖縄サンゴ株式会社のやり方なんです。自分や家族にとって必要なものを安心して使っていきたい!そしてサンゴにご縁のあった方々と一緒に、サンゴに助けてもらえる事を喜び合いたい!これを一番大切にしています。」
「幸いだったのは、とてもいいサンゴのメーカーさんと出合ったことですね。サンゴの素材そのものは、沖縄砂利採取事業協同組合の管轄で沖縄県の認可を得て、毎年限られた海域から風化造礁サンゴを採取しています。それを買い付ける業者さんはいくつかあるのですが、私どもの出会ったメーカーさんはサンゴをとても大切な素材として扱っていますね。サンゴ礁関連の学会があると、寄付金を出しています。会社にとってはとても大きな金額だと思います。ただ売ればいいというのではなく、今生息しているサンゴの環境や生態系まで配慮している会社です。サンゴを丁寧に取り扱われていてきれいな湧き水でサンゴを洗いたいという思いで、那覇の本社からわざわざ離れた本島北部に製造ラインを持っています。そういう姿勢にとても感動しました。」
「素材開発では、いつも自然はどうあるかを考え全体のバランスがとれ尚且つシンプルであるように努めています。サンゴも自然界のバランスの中でミネラルが入っていますけれども、その海のエネルギーに付け加えて、太陽のエネルギー、大地のエネルギーを考えてみたんです。それが「サンゴベース」ですね。」
「サンゴベースでは、サンゴのほかに、花粉やシルクも使っています。
サンゴもミツバチもシルクを作るお蚕さんも小さな地球上の生き物。それぞれが子孫を守るために長年の間に出来上がってきた栄養を集める特有の手段を持っていますよね。それが凝縮されているのが「サンゴベース」といえるんですね。小さな生き物のいのちの営みは誠に見事で、母から子へとつなぐ完成された栄養素の絆であり、生命活性のエネルギーに満ちています。また安全性の面でもサンゴと同様に確信が持てたんです。花粉は、生きている体をとおして、工場を持っているようなものですよね。生物エンジニアリング機構という先生もおられます。シルクも化学肥料で汚れている葉を食べるとお蚕さんは死んでしまいます。もっとも敏感な生物たちから産出されたものですから、間違いはないと思いました。」
花から花へと忙しそうに移り、うしろ足に上手に花粉の団子を作っていきます。
「花粉を選んだ最初のきっかけは、そうですね・・・本で読んだ話なのですが、西洋の貴族は広い敷地にミツバチを飼っていて、花粉を集めていたそうです。花粉が老化を防ぐというのを知っていて使っていたようなんです。そのことが頭にまずありました。そして、たまたまサンゴのメーカーさんのご紹介で親の代から60年もミツバチひと筋の会社を首里城の近くに訪ねたんです。自営の養蜂園では、花粉ダンゴを両足につけて巣箱に持ち帰るミツバチと会話しているオーナーの姿に感激しました。とれたての生の花粉を食べさせていただきました。ほのかに甘いこくのある味で、花々の生命エネルギーを感じました。花粉は今、特にビタミンB群が優れていて注目されていますよね。」
食べても安全なシルクを使っています。
「シルクは、筑波のシルク研究所や長野の蚕糸試験場などに通って、その素晴らしさに魅了されました。シルクを食べると、肌にいい、という80歳のおじいさんに出会ったのです。シルクのクリームを作っている会社の社長さんなのですがご自身が長年そのクリームを食べておられるのです。とにかくお肌がピカピカ。とてもご高齢の方の肌とは思えませんでした。シルクの化粧品は保湿性が高くていいということは知っていましたが、食べるといいというのは、このとき初めて知りましたね。長野や岐阜に出掛けて、土地の方にいろいろ伺うと、和菓子にシルクを練りこんでいたり、そうめんに入れたり、古くから食べられていたんですね。沖縄のサンゴと同じだと思いました。それで、絶対にシルクも入れたい!ということになったんです。その後2年かかって食べて安全なシルクを作っている会社にやっとめぐりあって「サンゴベース」に取り入れることが出来ました。」
「シルクからアミノ酸のバランスがよいもの。花粉からビタミンバランスのよいもの。サンゴからミネラルバランスがよいもの・・・と、これらを同時に取り入れるのが大切だと思っています。雑学の中で、今の私たちは、新鮮な野菜を食べる機会が少なくて、しかもビタミン、ミネラルがかなり不足していることを実感しております※。そこに良質のアミノ酸が入るとより生体が効果的に働くということをいろいろな本で聞きかじりました。「サンゴベース」に入っている量はわずかですが、バランスが大事だなとつくづく思っています。」
※減少している栄養成分
科学技術省の日本食品標準成分表が改訂されるたびに、栄養成分が減ってきています。何と!成分がゼロになってしまったものもあります!
食品名 | 栄養素 | 1951年 | 2001年 |
---|---|---|---|
ほうれん草 | ビタミンA | 8000 | 700 |
鉄 | 13 | 2 | |
にんじん | ビタミンA | 13500 | 1700 |
鉄 | 2 | 0.2 | |
トマト | ビタミンA | 400 | 90 |
鉄 | 5 | 0.2 | |
りんご | ビタミンA | 10 | 0 |
鉄 | 2 | 0 | |
いわし | カルシウム | 125 | 41 |
鉄 | 10 | 1.3 |
沖縄サンゴ株式会社に託された未来
沖縄サンゴ株式会社のロゴマークについて
ロゴマークは太陽と波をイメージしています。太陽は沖縄の大自然に恵まれた天然資源、風化造礁サンゴを表し、波は日本列島を象徴しています。「天然資源サンゴの有用性が広く知られるように」と、沖縄サンゴ株式会社の願いが込められております。
「次の世代を担っていくお子さんたちが、いいお水を飲んで社会に貢献できる人たちに育っていってほしいと思うんです。今は多くの優秀な方が自殺したりしている世の中です。バランスが崩れてしまっていますよね。日本人はもともと和を大事にする国民だったはずなのですが、それが醜く変わってきてしまっているように思います。それは、食や水の変化による影響が大変大きいと思うんです。こういうことって、一日で突然悪くなると誰もが気づくんですが、少しずつ悪くなるから気が付かないですよね。わたしたちの細胞に聞いてみれば悲鳴をあげていると思うんですけど、気が付かないうちに何十年もたってから病気が出たり、心のゆとりがなくなったり、人もおかしくなれば世の中もおかしくなってきています。」
「スギ花粉が悪いとか外に原因を求めていますが、本当の原因は何なのか命を見つめなおすことですよね。昨日、ある薬品会社の人にお会いしたのですが、『病気の人たちだけに薬品を出しているのでは間に合わないと自分たちは思っている』っておっしゃっていました。明らかに新しいうねりが始まっていると感じました。サンゴはすでに、結果を持っている素材だから、多くの場所で活用させていきたいなって思うんです。」
「私は長くやってきてサンゴは個人の一企業が収益性をあげるためにやるのではないということを実感してきています。そういうものなんですね、サンゴは・・・。だからその姿勢を貫いてきましたし、これからもそうしていきたいんです。サンゴは天然の資源であり人智が及ばない神秘的ともいえる作用を生きているものすべてに与えてくれます。」
「今、杖をついた人が増えましたね。40代くらいの方でも半身不随になったり、子供も不安定です。サンゴは、この現代の地球上の困惑しているわたしたちを救っていくものだと思うんです。だから、サンゴは商材にするようなレベルのものではないです。」
「昔、沖縄では、サンゴが神事に使われたり、魔よけとして用いられてきました。今でもお墓を清めるために使われたりしています。それは単なる流行的なものではなく、背景に長い歴史と大きな意味があると思うんです。だからこそ、サンゴを普及していく立場の者として、大自然の前にいつも謙虚に感謝の気持ちで真摯に向き合っていきたいと願っています。」
インタビューを終えて
NPO日本綜合医学会の理事長で理学博士の中嶋常允先生と北村社長
とにかく、熱心な北村社長。サンゴへの愛とひたむきな努力を感じました。
サンゴの素晴らしさを多くの人たちに知っていただきたいという思いを実行に移してしまうパワーは、女性だからこそ出来るのかもしれないとも思いました。損得とかビジネスではなく、母が子を心配するように、健康のこと、森のこと、海のこと、地球のこと・・・と北村社長の思いがどんどん広がっていくのを強く感じました。
北村社長のエッセイ
赤ちゃんのいのち
羊水の大切さはそのまま赤ちゃんに
きれいな羊水に育てられる赤ちゃんが少なくなったと言われます。子宮筋腫、子宮内膜症等若い女性には不妊や流産は、ごく普通のこととなりました。
この100年、私達は人間がこの世の存在の頂点にあるかのように錯覚し、科学文明社会に酔ってきました。目の前の便利さや、心地よさ、みかけの豊かさを求めて、“いのち”の重みからのがれて、易きに流れてきたといえるでしょう。
経済効率優先の産業界主導の元で、農業の現場からは、農薬や化学肥料により、野菜作りに携わる人の健康も、土壌の健康も失われています。この農作物のひずみは“自然の前に謙虚であること”を忘れた私達の心のあり方が生み出しました。このように人の手により始められた化学物質の汚れは、地球を循環し、やがて水に戻り、私達の血液となっていくのです。
じわじわと私達のからだが蝕まれてきたのです。健康な土に育つ本物の野菜を探しましょう。外見のスタイルのきれいさではなく、内臓の元気やいのちの輝きを求めていきませんか。健康な赤ちゃんを抱くお母さんは、まぶしい程美しいのです。
赤ちゃんのいのちは、ミネラルバランスが支えています。太古の昔から今なお新しい自然の生命を育み続け、生息している沖縄のサンゴ。日本の海、美しい沖縄の海に“いのち”の源が宿っているのです。