ほんとに菜食?うなぎの蒲焼き風
豆腐と山芋、転じて海のスタミナ食に
「自然薯の山芋蒲焼」は販売終了いたしました。
ご愛顧ありがとうございました。
\こちらもオススメ!/
食品添加物を使用していない米粉ドーナツや冷凍惣菜。気軽に自然食品を試してみたい人にもお勧め。無添加の冷凍食品・冷凍パン・テンペ、他。
ベジタリアンの方をはじめ、ダイエット・食事制限中の方でもおいしく食べられるうれしいベジ食品。
めざましテレビ「本物の鰻に食感が近い物は?」ランキングで1位になりました!
ベジでもおいしい、ベジだから美味しい。
身体が喜ぶ旨味がここにあります。
精進うなぎ、古人の知恵
精進うなぎとは?
精進料理では蓮根・大和芋・ごぼうなどをすりおろして豆腐などと混ぜてつくった種を、海苔にのせてつくった精進うなぎが食されていました。生臭い食品を扱えない精進料理の遊び心から生まれた「もどき」料理ですが、大和芋や蓮根、豆腐などはタンパク質やミネラル分が豊富。本物のうなぎと比べると食感こそ違いますが、「畑の肉」と云われる大豆や中国薬膳で気を補う食材としてピカイチの山芋をつかった滋養強壮、エネルギーの源です。
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が一般化したのは、江戸の蘭学者平賀源内がきっかけであると云われていますが、それ以前から丑の日に「うのつくもの」を食べると病気にならないという伝承もあり、梅干しやうりなど頭に「う」のつく食べ物や、土用蜆や土用卵など「精のつくもの」を食べる習慣をもつ地域があったようです。
夏の土用は、厳しい暑さに身体が疲れ「夏バテ」しやすい時期でもあります。同時に冷たいもので胃の活動が衰えがちな時期。栄養価が高く消化吸収の良い植物性の精進うなぎは、夏の土用には非常に効率的な栄養源なのかもしれません。
医食同源、自然薯(じねんじょ)
古くから滋養強壮に優れた食材として、珍重されてきた自然薯は自然生(ジネンジョウ)ともいわれ、学名をDioscorea japonicaという日本原産の植物です。現在では栽培されるようになりましたが、本来は山の中に自生している貴重な食料でした。晩秋から冬の草木が枯れる頃、大人の背丈ほどもある掘り棒を使って、地中深くに伸びた自然薯を根気よく掘り出すのですが、長く細く100cm近く地中に伸びた地下茎は収穫にも非常に手間がかかります。また非常にゆっくりと成長するので、収穫できる大きさになるには3年以上かかります。
自然薯は炭水化物、でんぷん、マンナンを多く含み、消化酵素のアミラーゼを大根の数倍も含んだ消化の良い食べ物です。また粘りのもとである水溶性ムチンを豊富に含んでいます。また薬膳ではヤマイモを「山薬」と呼び補気(=気を補う)の食材に分類されます。また「山薬」は胃腸の働きを整え消化を高め、特にアンチエイジング効果の高い食薬とされています。
医食同源、大豆と豆腐
豆腐、味噌、納豆、おから、油あげ・・・。大豆からできる食品は沢山あり、古くから精進料理には欠かせない食材です。中でも豆腐には不飽和脂肪酸であるリノール酸だけでなく、人間の身体が消化しやすいという良質のタンパク質が多く含まれています。中国薬膳の古典である「本草綱目」には、豆腐は胃腸をくつろがせる、気を静める、消化を促進するとありますが、現代栄養学においても大豆固有の成分である“大豆サポニン”はエイジングケアの味方であり、脂質の代謝をサポートするなどの効果が期待されています。
アイデア次第で、和風・洋風!お好みで
定番の「蒲焼き丼」はもちろん、刻んで名古屋名物“ひつまぶし”に。
軽くあぶってお酒のおつまみに。
水菜や大葉、トマトとあわせて和風パスタ風に。
お好みにあわせて山椒を振ったり、わさびを添えたり、つけだれを作ってみたり。
アイデア次第でいろいろな味を楽しめます。
ベジタリアンのためのベジタリアンショップ、「かるなぁ」 ベジタリアンの方をはじめ、ダイエット中・食事制限中の方でもおいしく食べられる食品・食材を取り扱う「かるなぁ」は、日本の“ベジタリアン(菜食)”ライフを長く支えてきた縁の下の力持ちでもあります。
近年ようやく「ベジタリアン」もライフスタイルのひとつとして知られるようになりましたが、日本では長きにわたって「ベジタリアン」や「ビーガン」は、食材も外食も選択肢が非常に限られていました。その中でベジタリアン仲間が集まり、自分たちのために食材をつくろうと活動を始めたのがきっかけとなり、「かるなぁ」は生まれました。大豆や小麦からつくったベジタリアンハム風、チキン風、魚風の食材や、ベジタリアン向けの調味料の取扱いを軸としたベジタリアンのためのベジタリアンショップとして、ベジタリアン・ライフスタイルを広く支えています。あなたがよく行くベジタリアンレストランやカフェ。
大好きなベジバーガーも、鳥の唐揚げ風も、もしかしたら「かるなぁ」の商品かもしれません。
「かるなぁ」とは、古代インドの言葉で「思いやり、やさしさ」の意味。
人にも自然にもすべての環境に優しくありたいという願いのもと、「健康的な生活の提案」をし続け、果ては自然の倫理に順応した生活の提案者として「The Nature Shop KaRuNa(かるなぁ)」は、野菜中心の生活を提案し続けます。