いざ、沖縄へ!ウコン畑突撃レポート!

突撃隊長山下と、新人隊員タカムラの沖縄珍道中?元気に育つウコンを見てきました!

現地直撃レポート!!    その1      <<日本ウコン産業商品トップページへ戻る
その2 その3 番外編
 
ほんもののウコンをこの目で確かめに行ってきました!
いざ、南国沖縄へ!  

7月某日、入社間もなく社長より一言・・・
「高村さん、沖縄行ったことある?(あります、あります)沖縄って好き?(好き好き!)じゃあ山下部長と一緒に出張に行ってね。きっとためになるで!」と背中を押されました。ひぇ~・・・こんなひよっこが行ってもいいんでしょうか!?戸惑いながらも今回、山下隊長と共に私タカムラ、皆様を代表して社長の命によりウコンを見に行ってまいりました!期待と不安を胸に「沖縄へほんもののウコンを見にいくぞー!おー!」と沖縄へ出発!!伊丹空港を飛び立ちました。

那覇空港に着きましたら、いや~、もうね、青い海!広い空!やはり南国は最高ですね!出張とはいえ、南国だけにテンションがあがってしまいます。暑いけど湿気はなく、爽やかな風が吹く晴天です。青い空とヤシの木を見て「あ~やっぱり沖縄だなぁ」と実感。

そうです!今回、日本ウコン産業の関連会社である農業生産法人沖縄健菜が育てる本場・沖縄のウコンを見にいってきました。100%農薬不使用・有機栽培のウコンと、その生産者の方に会いに皆様を代表して行って参りましたっ!!

めんそーれ、沖縄!
めんそ~れ、沖縄ですよ~!
 
その1:ほんもののウコンをこの目で確かめに行ってきました! その2:沖縄の太陽とみんなの愛情をいっぱい浴びて育つウコン
その3:沖縄ウコン事情と、日本ウコン産業の取り組み その4:番外編「山下突撃隊長のお初!沖縄訪問記」
 

琉球王国!豊かな大自然、沖縄をこよなく愛される新垣社長
今回沖縄でお世話になったのは、農業生産法人である有限会社沖縄健菜の新垣満社長です。 空港にて出迎えて下さった新垣社長は、とってもにこやかで気さくな雰囲気の方で、カジュアルなプリントカッターシャツがよく似合っていて印象的でした。

みなさん、かりゆしウエアってご存じですか?かりゆしウエアとは、公式の場にも着用できる「沖縄風アロハ」シャツの事です。沖縄県が奨励していることもあり、官公庁や一部の企業では、スーツの代わりにかりゆしウエアを着用して仕事をしています。新垣社長も二日目にご着用でしたが、とにかく沖縄の南国ムードたっぷりで、カジュアルで本当に可愛い。着ていると元気が出てきそうですね。暑い夏も乗り越えられそうです。そんな職場、きっと楽しいだろうなぁ!

新垣社長は幼少時代を沖縄県渡嘉敷村で過ごし、幼い頃から島唄や踊り、きれいな海、大自然に慣れ親しんできました。現在は、日本ウコン産業に原料を供給する会社として設立された有限会社沖縄健菜の社長として、生産者の方々とともにウコンの生産に携わっておられます。沖縄健菜が管理するウコンは、すべて有機栽培で生産されています。

新垣社長の本土からのお客様が、沖縄を「なんだか昔に戻ったような懐かしい場所、癒される場所」とおっしゃったことがあるそうです。私も山下隊長も空港からの移動中、まさしく同じような事を感じていたのですが、沖縄の人々はそのような独特の雰囲気を特に意識することもなく、当たり前のように毎日ごく普通に生活しています。
現地の人々にとってはごく普通の沖縄の雰囲気を、懐かしくうらやましく思う私たちの実際は、環境や自分達の健康への負荷などは二の次に何かにつけ利便性や機能性を重視するばかりで、本当に大切なことを少し見失いがちな気がします。生活していく上では果てしなく近代化を追求し、その一方で沖縄の環境を羨む。そして、そんな矛盾を自覚することもなく、癒しを求めに沖縄を訪れているのです。

農作物については、無農薬、有機栽培という言葉は定着しつつあるものの、まだまだ一般市場では味や安全性よりも価格および、色・形といった見た目重視になっているように思います。
「ウコンを生産するにあたって本当に大切なことは、形ではなく安全性だろう。」新垣社長もそう言われています。生産性を高めるために自然破壊を憂うことなく大量の農薬をまいている畑を通り過ぎるたび、新垣社長の胸は痛みます。新垣社長は沖縄というこの大自然の中で生まれ育ったからこそ今も自然を愛し、みなが羨む沖縄の環境を大切にし、守っていきたいと強く思われているのです!
 


椰子の木
車中から見える椰子の木

沖縄健菜・新垣社長
沖縄健菜・新垣社長

美しい沖縄
本当に沖縄って、美しいですね!

沖縄の景色
なんだか、懐かしく感じる景色


安全・安心・おいしさ・健康を皆様に届ける日本ウコン産業
日本ウコン産業は創業以来、安心・安全をモットーに有機栽培のウコンを原料としています。ウコンの種類を示す「春ウコン」「秋ウコン」「琉球ガジュツ」という言葉は一般名称のように使われていますが、実は日本ウコン産業の登録商標です。

「どこでどのように栽培され、どんな効能があるのか、どんな成分が入っているのかといった情報をハッキリと消費者に伝えられるべきものである」というのが新垣社長が強調される点です(薬事法の下においては、効能についての記述は難しい点ではありますが)。そして有機栽培で育つ沖縄のウコンをより多くのお客様にご紹介すべく、地元農家の意識向上と相まって安全な圃場の確保に努め、生産環境すら不明確である現状の海外産ウコンとの違いを明確にして行くことに力を注がれています。

長寿の秘訣!?沖縄産のウコン
沖縄において、特に北部産のウコンは高級品とされています。琉球王朝時代には、ウコンは極めて厳重な管理の下に献上品や輸出品として栽培され、民間での栽培は許されず、庶民には手に入れがたい大変貴重なものでした。現在の沖縄では「ウッチン」という方言で日常的に親しまれています。長寿日本一とは切り離せない、まさに恵みの産物のひとつでしょう。

一般にウコンと呼ばれるのは秋ウコンの種類であり、これは主に食料や衣料の染色用として古くから利用されてきたものです。皆さんには馴染み深いカレーライスのカレー粉の原料にも使われています。飲み会の最後はラーメンより、カレーライス!が正しいチョイスのようですね!
巷ではウコンといえばクルクミンの含有量をもってその善し悪しが評価されがちですが、秋ウコンが近頃注目されているのはクルクミンを多く含む品種であるからです。

お客様に安心して食してもらえる質の良いウコンを原料に!という日本ウコン産業のもうひとつのこだわり、それは春ウコン(キョウオウ)に含まれる「精油成分」です。沖縄で育つ春ウコンは特に「精油成分」のバランスが非常に良く、「沖縄の特産物です。」と世界中にアピールできる本当に優れた品種だと新垣社長はいいます。
(ところが実際は、海外産のものがまるで沖縄産であるかのように「春ウコン」「秋ウコン」という名で販売されているのです!...詳しくはレポートその3にて。)

もともとキョウオウとも呼ばれる春ウコンは、クルクミン含有量こそ少ないですが、クルクミンやシネオール、ターメロン、α-クルクメン、クルクモールほか約100種類の精油成分が非常にバランスが良く含まれています。また海が近く、サンゴが作り上げた土壌で育つ沖縄の春ウコンはカルシウムその他のミネラル含有率も高く、現地でもヤマウッチンの名で親しまれているそうです。

石垣島では春ウコンを「ウムザのウキン」というそうです!ウムザ=イノシシ、ウキン=ウコンで、イノシシも体調が悪くなると畑へ降りてきて春ウコンを掘って食べるのだそうです。イノシシにはウコンが身体に良い物だと本能的に分かるのでしょうか、驚きです!

もうひとつ、日本ウコン産業が力を入れるのがガジュツと呼ばれる品種のウコンです。こちらもクルクミンの含有量は少ないですが、精油成分はシネオール、カンファー、アズレンなど100種類以上のミネラルがさらに豊富に含まれていることが分かっています。特に沖縄北部地域で特別な栽培方法で産出されるガジュツを琉球ガジュツといい、たいへん良質のものとして評価が高いのです。
 


収穫されたガジュツ
冬から春にかけてが収穫期

収穫の様子
収穫の様子

ウコン染め
ウコン染めのバッグ

 


創業者高田誠一氏とウコンとの出会い
戦時中に降りかかった九死に一生体験、繊維関係の会社を設立後の災厄の中で起こったさまざまな幸運な出来事。こういった実体験を通して、日本ウコン産業の創業者である高田誠一氏は「神の加護、世に偶然はない」と、見えざる大いなる恵みに深く感謝するようになったといいます。また、昭和56年に脳内出血で倒れ、適切な指導の下の断食療法により奇跡的な復活を遂げた際には、人間の自然治癒力の強さを実感したそうです。

その後、仕事の関係で沖縄に出張に出る朝、義弟が死病に冒されたとの連絡が入りました。本土にはない貴重な薬草が沖縄にはいろいろあることを聞いていた高田氏は、仕事を早々に片づけ、沖縄の田舎を歩き回ったそうです。そうして出会ったのが、道端でお婆さんが干していたショウガに似た「ウッチン(ウコン)」だったのだそうです!

高田氏が持ち帰ったウコンを服用し始めてからの義弟の、目を見張るような回復の様子に、高田氏は、このすばらしいウコンをなんとしても全国に紹介したいと強く考えるようになったのだといいます。

「われわれの普及活動は愛の社会奉仕なり」 これは、日本ウコン産業が掲げる「ウコン憲章」の冒頭の一文です。

神のご加護により授かった二度目の命に感謝し、ウコンを通じて少しでもみなさまの健康維持の役に立ちたい。新しい事業を社会奉仕と位置づけられる高田氏の、人々の健康に対する配慮は日本ウコン産業社員にも深く浸透しています。みなさまに安心して食していただけるウコンを沖縄の素晴らしい土壌で生産するためには、正しい生産地の選定を行い、しっかりと管理をして行かなくてはいけない。そうして現地生産者との調整役として抜擢されたのが、当時日本ウコン産業九州営業所に勤務していた新垣現沖縄健菜社長だったのです。
 
市場に出回るウコン
市場に出回るウコンをチェック中

有機栽培を広める熱い気持ち
慣行農法から有機栽培への転換は収穫量や作業面で生産者の負担が大きく、当初「農薬無しじゃ厳しい」と言う農家の方も多かったそうです。ですが、農薬を使わない有機栽培であることで、すばらしいウコンが出来るのです。農家との折衝を任されることになった新垣社長は、日本ウコン産業の田中社長から引き継いだオーガニックに対する情熱を胸に、その必要性を農家の方々に伝え続け、同じ気持ちで生産にあたってくれる農家との出会いに翻弄する日々が続いたそうです。
 


除草風景
ウコン畑の除草風景

培土
機械を使って培土中

ウコンの収穫
寒い時期に収穫して水洗いします


集まった同じ意志の生産者とともに
その後新垣社長の働きかけは見事に実を結び、現在では新垣社長と日本ウコン産業の熱い気持ちに共感した農家の方が一致団結し有機栽培でウコンを栽培されています。

近年の健康志向の高まりで日本のオーガニックの市場もかなり拡大して来ました。私自身も有機栽培のものを選ぶようになりました。どうせなら体に良いものを食べたいですよね!

農薬などが体や環境に害を及ぼすことが消費者レベルで理解され、有機栽培がクローズアップされつつある中、当初は需要や生産性に不安を持っていた農家の人たちも「自分達は間違っていなかった!」と、有機栽培で畑をやってきたことに誇りを持って栽培されています。

さらに沖縄健菜の生産者の方々は、安全な農作物を栽培するだけでなく、「農薬なしで元気なウコンを作ってきた」という事実を掲げ、今後農薬をまき続けることが及ぼす体や自然への影響、有機栽培で育てることの大切さを周辺の農家の方にも伝えておられます。

沖縄健菜の農家では、おじいちゃんやおばあちゃん、お子さんまで一家総出、一丸となって、ウコン作りに取り組んでおられます!新垣社長や生産者の方々の働きかけにより、来年には新しい生産者グループも加わって農地がさらに拡大することが決まっているそうです。このようにして沖縄健菜はさらに周辺農家に働きかけながら、ウコンだけでなくその他の安全な農作物の生産にも力を注ぎ拡大していく予定なのだそうです。
 

その1:ほんもののウコンをこの目で確かめに行ってきました! その2:沖縄の太陽とみんなの愛情をいっぱい浴びて育つウコン
その3:沖縄ウコン事情と、日本ウコン産業の取り組み その4:番外編「山下突撃隊長のお初!沖縄訪問記」



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