東城百合子先生の著作
自然療法の大家東城先生の本のご紹介です
自然療法の大家 東城百合子先生の著作を販売しております!
弊社社長の中川が日本の自然療法を学ぶ際に、
座右の著として愛読してきた愛しい書物です。
これほどまでにやさしさにあふれた本は滅多にありません。
まさに愛と叡智に彩られています。
東城百合子
大正14年岩手県に生れる。
昭和17年、当時日本の栄養学の草分けだった佐伯矩博士に師事、栄養士となる。
昭和24年重症の肺結核となり、玄米自然食によって白らの病気を克服する。以来自然食を主とした健康運動に力をそそぎ終戦後の混乱のさめやらぬ沖縄にわたり、沖縄全島に健康改革の灯をともし、沖縄の健康運動に力をそそぐ。
世界的な大豆博士といわれ、当時国際栄養研究所所長、国連保健機構理事、W・H・ミラー博士に師事。いよいよ健康改革運動に情熱をもつ。
昭和39年沖縄より帰京、東京に居をすえて、出版活動、自然食料理教室、栄養教室、講演活動と自分を育てるために啓蒙運動に力をそそぐ。
昭和48年5月、月刊誌「あなたと健康」を出版し、以来出版活動を中心に運動を進め今日に至る。
家庭で出来る自然療法まえがきより・・・
二十数年前一結核で死にかけた私は玄米菜食の自然の食物と、身近にある自然の手当法を真剣に実行して救われました。以来自然がもたらす生命力の偉大さを痛感させられ、少しでも皆様のお役にたてたらと思っています。
台所にある野菜や裏庭に生えている野草など、手近にあってどなたでもできる家庭療法は忘れられていますけれど、健康づくりのためにはとても大切な事だと思うのです。公害や薬害、食品添加物等で悩まされる時、真の健康をとりもどすために、自然の生命力に富んだ食品や薬草、野草、自然療法をとり入れて、保健のために病気治療のために、副作用なく生命カを増す方法をなさってみてはいかがでしようか。
私が、病の時助けられたものや、長い間に実際やってみてよかったと思うものを集録してこの本にまとめあげました。薬のいらない健康法をどうか皆さんでなさってみて下さい。自然はきっとあなたを元気づけ、勇気と希望をもってやる時、すぱらしい事がはじまる事を健康法を通 して教えきとしてくれます。何とかそうしたお役に立てたらと願って書きあげました。お読み下さる皆様に幸あれと念じつつ。
自然療法の大家、東城百合子先生にお会いしたい!不勉強なのはわかっているけど、行くにはちょっと勇気が必要だけど、でも、どうしても先生の考え方や姿勢を直に感じてみたい!・・・そんなわけで、勇気を出して行ってまいりました。
訪問先では、東城先生、五来社長の深い愛情と深い感謝の心に触れ、自分の不勉強度を反省すると同時に、あらゆるものへの感謝の念が心に満ちてくるのを感じました。忙しくなかなか・・・というあなたも、ぜひ、等身大?のレポートをご一読くださいませ!
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インタビュー
自然療法の大家 東城百合子先生にインタビュー!
「見えない力や見えない心にこそ感謝を」
若い頃に近代栄養学を学びながらも結核を患い、死ぬ間際まで自分自身を救えなかったことを機に、真の健康を学び直された東城先生曰く、高たんぱく高カロリーを推奨する栄養学は枝葉でしかなく、私たちの体(=枝葉)を作る根っこ(=心、魂、精神)の育成には貢献しないとのこと。栄養学や西洋医学は参考にしつつ、まずは自然に帰り、自然の命を学び、理屈ではなく自分の体をもって自然の力を知ることが大切。自然の一部として生かされていることに感謝し、自然からの学びを継続的に実行してみるべきだとおっしゃいます。
毎日洗濯とお掃除と食事の用意に明け暮れて不幸せだと感じている女性が非常に多い現状では、日本は本当に崩壊してしまうとも先生は指摘されました。将来の日本を支える子供たちを産み育てるのは母親たちの役目。そんな重責にも関わらず、「退屈なこと」と手抜きするのはつまり心抜きをするということ。それで本当に幸せはやってくるでしょうか?自然に生きることを家庭の中で実践しながら、次世代に何を残すべきなのかを常に考え、正しくバトンタッチするという重要な使命を果たしてこそ本当の日本の母だと東城先生。聴講者には若い女性も多く、こうした草の根活動がこれからの日本を力強く支えていくのだと思いました。
また先生が会場に向かって質問するシーンでは、イエス、ノーいずれにも手を上げない人たちが多く、「とっさの判断ができない=自分がからっぽな今の状態」がそのままあなた方の人生を象徴していると厳しいご指摘。自分の生き方は自分自身の問題、他の人のせいや自分が置かれている環境のせいにはできないと繰り返しお話しされました。幸いにもからっぽ派でなかった私の、「母親が食事に気を使っていても、孫可愛さにおじいちゃんおばあちゃんが何でも与えてしまう時、どのように母親の思いを伝えるのがよいでしょうか」という質問に対し、東城先生は、「まずは、自分の子孫のご先祖様であるおじいちゃんおばあちゃんに、心から深く感謝しなさい。ひたすら感謝し続ければ、すんなりと話を聞いてもらえる機会が必ずやってきます。それまで辛抱強く待ちなさい」とアドバイス。孫の笑顔のためにおじいちゃんおばあちゃんが与えるものが悪く作用するはずがない。決して焦らず、苛立たず、チャンスが来たときにでも慎重に言葉を選んで、二歩も三歩も下がって思いを伝えなさいとのこと。「ご先祖様やお天道様への感謝の心を忘れずに」とおっしゃる東城先生の声が、愛であふれていました。
自然の恵みや関わる人々への感謝を込めて、よく噛んでいただくこと。ひと口100回噛めば半分の量でも十分満足できるはず。