食物繊維たっぷり、冷めてもおいしい国産もち麦「もち絹香(きぬか)」
麦のにおい控えめ、変色しにくい国産もち麦。計量いらずで忙しい方でも毎日手軽に食物繊維をとれます。
毎日のごはんに食物繊維をプラス
もち麦といえば、食物繊維たっぷり、
からだの調子を整え、スッキリさせることを
ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、従来のもち麦には”麦のクセ”が強いものもありました。
「健康にいいけどおいしくない・・・」
それを改良した新品種が「もち絹香(きぬか)」です。
絹のような白さが自慢の、冷めてもおいしい国産100%のもち麦。
計量いらずのパッケージで、封を切って炊飯器に入れるだけ。
忙しい方でも毎日取り入れやすいのがいいですね。
話題の食材「もち麦」とは?
もち麦はもち性の大麦の一種
麦は稲と同じくイネ科の植物で、小麦、大麦、ライ麦、オーツ麦などいくつかの種類があります。麦のうち世界で最も生産量の多い小麦は、粘りのあるタンパク質のグルテンを多く含むためパンや麺類、お菓子の材料に適しており、世界中で親しまれています。
一方、大麦の生産量は小麦の1/4ほど。大麦は、結実する穂の数により「二条大麦」と「六条大麦」に分類され、二条大麦はビールや焼酎の製造に、六条大麦は麦ごはんや麦茶などに利用されています。グルテンをほとんど含まず、小麦と比べると吸水性がよいため、麦ごはんには大麦が向いているのです。
お米に「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にもその性質によって「うるち性」と「もち性」があります。
うるち麦は、粘りが少なくプチプチとした食感、もち麦は粘性が高くもちもちとした食感です。食感の違いはでんぷん(グルコース)の構造の違いによるもので、日本で昔からよく食べられてきた麦とろごはんの押し麦は、うるち性。もち麦はもち性で、独特のもっちりした食感がごはんとよく合います。
世界で認められている、食物繊維「β-グルカン」のパワー
大麦は世界最古の穀物のひとつで、古代エジプトやインド文明の頃から栽培されてきました。日本に伝わったのは、およそ1800年前のこと。奈良時代には全国各地に広がりました。
今でこそ小麦のほうが優勢ですが、かつての日本では大麦が主流で、白米不足を補うために麦飯が常食されていました。大正時代には年間110万トン、戦後のピーク時は240万トンが食べられていましたが、平成15年には約2万トンにまで減少。長らく、麦ごはんには「おいしくない」「くさい」といったネガティブなイメージがあり、精米された白米のほうが好まれてきたのです。
しかし最近の健康志向の高まりで雑穀の栄養面が見直されるようになると、美容に敏感な女性を中心に、「もち麦」の需要が一気に高まりました。人気の秘密は、もち麦に豊富に含まれている、食物繊維の「β-グルカン」。
諸外国では、アメリカをはじめ、EUやカナダ、オーストラリアなどでも、さまざまな有用性が認められています。また日本でも、もち麦の健康食品が販売されています。
おいしさがポイント
健康に役立つ働きが注目されているもち麦ですが、従来のもち麦には「麦くささが気になる」「冷めると色が茶色くなって見た目が悪い」というマイナス点もありました。毎日食べる主食のごはんですから、おいしさは大事なポイントです。
もち麦にもお米のように品種があるのをご存じでしょうか。現在、日本で流通しているもち麦の加工品の多くは外国産ですが、国内産では需要の高まりに伴い、おいしさや栄養面などを改良した品種が開発されています。
国産もち麦「もち絹香」は、従来の麦くささや、時間が経つと変色するといったもち麦の欠点を改良した、新しい品種のもち麦です。食感と食味のよさを生かして、麦ごはん以外にも、サラダやスープといった食べ方のバリエーションも広がります。もはや、「麦飯はおいしくない」というイメージはもう過去のもの。
もち麦は美容や健康だけでなく、おいしさでも選べる“スーパー穀物”なのです。
もち麦が体を整える理由
毎日スッキリ
もち麦の食物繊維はどれぐらい?
食物繊維には2種類あり、毎日のスッキリをサポートする不溶性と、腸内細菌とともに身体環境を整える働きをする水溶性がありますが、もち麦にはどちらもバランスよく含まれています。
一般的に、ごぼうやレタス、サツマイモなど、野菜に食物繊維が含まれているといわれていますが、野菜やほかの穀物と比べて、どれぐらい多いのでしょうか?
食品中に含まれる食物繊維の量(100gあたり)
\玄米の3.5倍 白米の21倍/
~日本食品標準成分表2015(七訂)より作成/もち麦は勅使川原精麦所調べ~
βグルカン含有量
\押し麦の1.7倍/
~勅使川原精麦所調べ~
もち麦の最大の特徴は、水に溶ける食物繊維「β-グルカン」の含有量の多さです。β-グルカンは、もち麦の胚乳に存在しているため、精麦しても減ることはありません。
穀類のβ-グルカンの分布
青色がβ-グルカン。大麦は粒全体に分布している
~出典:大麦食品推進協議会HP
食物繊維、足りていますか?
\一膳で食物繊維 約4gに/
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、食物繊維の1日の摂取目標量を女性18g以上、男性21g以上(ともに18~64歳)と定めていますが、「平成28年国民健康・栄養調査」によれば、多くの人は3g~5g程度不足していることがわかりました。
食物繊維5gを摂るには、キャベツ(生)なら1/3玉、シイタケは7~8枚、納豆は2パック、切干大根は6食分。おかずで意識的に摂るのは手間がかかりますが、もち麦ならいつものごはんに加えるだけ。
1食分(白米200g)をもち麦ごはんに変えると(もち麦3割)、食物繊維3.4gがプラスされ、茶碗1杯のごはんで約4gの食物繊維を摂ることができます。
「もち絹香」は、ほかのもち麦と何が違う?
「もち絹香」は、
2018年に品種登録された、
国産もち麦の新品種です。
冷めても変色しにくい
麦特有のにおいが控えめ
もち絹香には、もち麦(大麦)特有のにおいの原因となる酵素「リポキシナーゼ」が入っていません。もち麦を食べ慣れていない方や、子どもでも食べやすいお味です。
冷めても変色しにくい
名前に「絹」とあるのは、もち麦の中でも色白だから。変色の原因となるポリフェノール「プロアントシアニジン」が入っていないので、炊飯直後だけでなく、時間が経ってもきれいな色を保てます。
炊飯直後
もち絹香
A社 国産もち麦
勅使川原 外国産もち麦
A社 外国産もち麦
▼ ▼ ▼ ▼
12時間経過
もち絹香
A社 国産もち麦
勅使川原 外国産もち麦
A社 外国産もち麦
国産のなかでも、希少なもち麦
外国産約41万トン、国産約7万6千トンのなかで、従来のもち麦の欠点を改良した「もち絹香」の生産量は、わずか500トンだけです。
計量いらずでカンタン!
「もち絹香」は、100g×14袋入り。洗わずに、研いだお米と一緒に炊飯器に入れるだけ。まずは2週間お試しください。
炊き方(使い方)
(米2合の場合)米を研いで分量の水を入れたあとに、もち絹香1袋(100g)と水200ccを入れて炊いてください。炊きあがり後、10分程蒸らしてください。
「もち絹香」をプロデュースした、創業100年の勅使川原精麦所とは
作付けから加工・販売まで農家と共に行う、唯一の精麦所
「いつもの食事をよりよいものへ」をモットーに、地元の農家さんたちと共に歩んで創業100年。栃木県から安全でおいしい農産物を届けるために、”むすぶプロジェクト”を展開しています。目的は、農家をはじめ、種や肥料のメーカー、農産物の加工会社、輸送・流通会社、販売会社などすべての関係者と連携し、生産活動を高めながら農産物に付加価値(バリュー)をつけていくこと、すなわち「フードバリューチェーン」をつくること。その土台となるのは、食への想いで結ばれた信頼関係です。
勅使河原精麦所の柱となる3つの事業は、「精麦事業」「お米の総合総社」「畜産飼料」ですが、ほかにも栃木県内の農業コミュニティを活性化するべく、さまざまなプロジェクトをリードしています。
そのひとつが、大豆の国産自給率を上げるための「大豆工房おらが」。国産大豆の納豆や有機栽培の米を使ったぬか床商品を開発・販売し、日本古来の健康食の価値をあらためて伝えています。地産地消のしくみは徐々に広がり、「大豆工房おらが」の納豆は、地元の小学校や由緒あるホテルにも採用されています。
国産もち麦 「もち絹香」も、良質さと健康面へのこだわり、地元農家さんたちとのから生まれました。
食べ方いろいろ
納豆麦とろごはん
(画像クリックで拡大)
食物繊維が豊富な納豆、長芋と食べれば最強の組み合わせ
ミネストローネ
(画像クリックで拡大)
いつものスープにもち麦をプラス
グレインズサラダ
(画像クリックで拡大)
サラダと食べれば一皿で大満足
使ってみた方の感想
- これまで食べていたもち麦より、もっちり感が強いです
- 国産で安心でき、グラムあたりの価格も安いので利用しやすいです
- 思っていたもち麦のイメージよりも食やすく、小学生の子どもにも好評でした
~栃木県内の栄養管理士のみなさまより~
スタッフも食べてみました
- 翌日まで“もちもち”美味しい! (プロモーションセクション 上ヶ谷)
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国産もち麦「もち絹香、お米と一緒に炊いてみました。ひとくち食べてみたところ、モチモチでものすごくおいしくてびっくり!もち麦はこれまでもほかのものを使ったことがあるのですが、お米と一緒に炊いたとき、もち麦自体の色が気になったり、時間がたつとさらに見た目が悪くなるので子どもがあまり食べてくれず・・どうしたものかなと思っていたときに「もち絹香」に出会いました。
まず見た目が白くて好印象。使い方も、2合のお米に混ぜて、水を3合分に合わせるだけととても簡単なのもうれしいポイントですね。子どもも「これおいしい!」といっぱい食べてくれました。晩ごはん用に炊いて、全部は食べきれず少し残ったのですが、炊飯器に入れたままで、次の日のお昼ご飯もまったく違和感なく、色も変わっておらず、ごはんの水分量ともち麦のモチモチ感がそのまま残っていて、おいしくいただけました。これなら続けられそうだなと思います。
- よく噛んで食べるように (制作チーム 矢田)
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もちもちとした食感でかみごたえがあるので、よく噛むからか、いつものごはんがより美味しく感じられたように思います。よく噛むことが胃腸にいいのは言うまでもありませんし、食物繊維のおかげもあいまってか、翌朝のお通じが抜群に良かったです。
そして、白米になにか混ぜて炊くのを嫌がる夫と娘(8歳)もこれは美味しいと言って食べてくれました!家族が好まないものはなかなか続けられないので、ありがたいです。
- もっちりとして腹持ちがよい (プロモーションセクション 山崎)
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2合のお米に1袋入れて炊きました。炊きあがりは麦ごはん特有の香りがしましたが、白米と同じように違和感なく食べられます。「もち麦」らしく「もっちり」とした食感なので食感はぷちぷちモチモチ楽しいです。何より普段より腹持ちがよさそう。
年頃の娘たちも最近は「ご飯減らして」が口癖になってますがもりもり食べても気にならない?と思うと、またガッツリ食べてくれそうで、親としてもうれしい限りです。
- どんなおかずにも合いそう (プロモーションセクション 内田)
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もち麦を食べたのは、初めて。普段から玄米を食べているので、食物繊維は十分とれていると思っていたんです。玄米と一緒に圧力鍋で炊いてみると、玄米ごはんがさらに噛み応えアップ!よく噛んで食べるので、少量でも満足感がありました。麦のクセが気にならないので、どんなおかずとも合いそうです。
白米で炊いてみると、子どもはもち麦が入っていることに気づかない様子。野菜嫌いな娘なので、これで知らないうちに食物繊維を補えるのは助かりますね。
- 雑穀の苦手な方でも食べやすい (プロモーションセクション 西村)
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これまでは皮付きのぷちぷちしたもち麦を食べていましたので、それとは別物のようです。
私の家ではお米は三分か五分づきなのですが、混ぜてしまうとどれがどれかわからなくなります。雑穀の苦手な方にはとても食べやすいと思います。
私は皮付きのぷちぷちした食感も好きですが、こちらは存在感少なめで、でも実はしっかり存在している印象。家族全員、気づかないうちにもち麦の栄養が摂れてとてもありがたいです。