初めの一歩!お買い物ではじめる社会貢献
『ラオス支援活動』 関連商品の売上げは、不発弾撤去や教育支援など、ラオスの人々の支援に役立てられます。
ほんとうの笑顔を取り戻すために・・・
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プレマシャンティスクールからのご報告(2013年2月)
花咲く未来へ
ちょうど2月は、標高の高いカンパニオン村でも梅の花が咲く季節。
白い校舎の周辺にも、同じ淡白い可憐な花が、満開に咲き誇ります。
中学生たちが植えた梅の苗木が育ち、花を咲かせるように、たくさんの中学生たちが、このプレマシャンティ中学校を卒業していきました。そして、中学校の建設以来、生徒数は増加し続けています。
●夢と希望の学校
プレマ・シャンティ中学校が建設されてから、新しい学校で勉強できるようになった中学生たち。これまで小学校の教室を借りたり、保育園の建物を利用していた子どもたちにとっては、新しい白い校舎は、夢と希望の学校となっています。
2009年にプレマ株式会社様よりご支援いただき、完成したラオス、シエンクアン県ノンヘット郡カンパニオン村のプレマ・シャンティ中学校。完成してから4年が経過した2013年2月7日に訪問してきました。
キャプション
シエンクアン県の県都ポーンサヴァンから曲がりくねる山道を車で走り、ようやく丘の上に校舎がはっきり見えてきたときは、嬉しさの反面、きちんと使ってくれているのかという不安が入り乱れた気持ちになります。車が右折し、中学校の麓にある小学校の前の校庭に入りました。そこで、まず目にしたのが、小学生たちがかごを持って一緒にゴミ拾いをしている光景。なんとも言えない嬉しさが、込み上げてきました。学校の周りの環境が整備され、綺麗に保たれていることは、学校の管理がされている証拠です。そこから中学校のある丘の上に上がって行きました。毎週水曜日は、環境美化活動をする日と決められているようです。中学生たちは、先生の指導のもと、学校の周りをさらに綺麗にするために木を植えていました。土を掘り苗木を植えるのです。これも学校を建設する前に、不発弾撤去をやったから安心して土を掘ることができるのです。
学校を建設する以前の調査の時からの知り合いである校長先生や先生たちも次から次へと出てきて、挨拶をします。お互いに顔を覚えていて、再会できるのが、楽しみの1つです。そして、シエンクアン県のカンカイにある教育大学で勉強する教員志望の学生が、10人ぐらい教育実習に来ていました。実習生のワークショップがあるため、午前中の授業は少し早く終わっていました。お昼に校長先生を始めとした先生たち15名と短いミーティングをし、現在の中学校の状況などを聞きました。校長先生によれば、生徒数は毎年増加していて、2013−2014年度は、309名の全校生徒、7教室を使って勉強しています。すでに今年から生徒数が増加してきたことで、建設した校舎の5教室のうちの1室を職員室として使っていて、残りの4教室、さらにプレスクール用に建てられた建物の2教室、そして小学校の教室を1つ借りて授業をしていました。
校長先生を始めとした先生たちの子どもたちへの想いと、純朴な子どもたちの勉強したいという想いが重なって、とてもいい学校になっていると思いました。校舎を建てた後、校長先生に管理運営を任せることになったのですが、1年に一度見に来れるかどうかという場所にある中学校が、本当にきちんと運営されていて、素晴らしいとしかいいようがありませんでした。さらに驚いたことに午後4時以降も勉強したいので、電気が使えるようにしたいと、先生たちが言います。この地域の子どもたちの将来には大きな期待を抱きながら、梅の花咲く学校を後にしました。現地の人たちが本当に必要で、重要だと考えて、自分たちの未来を担う人材を育てている様子は、本当に素晴らしく、とても美しい光景でした。
●一緒に描くビジョン
校長先生を中心に運営される学校の授業は、充実しています。学校の先生たちも、授業が熱くなります。素朴でシャイな子どもたちですが、先生たちとも一体となった学校は、とても美しい光景です。一緒に未来を精一杯描いているところです。
【チャイエンヤ校長先生からのメッセージ】
プレマ株式会社の皆さん、日本の皆さん、お元気ですか?私は、カンパニオン村にあるプレマ・シャンティ中学校の校長です。皆様には、中学校を建てていただき、心より感謝申し上げます。教員たちと子どもたちも、この新しい中学校の環境で勉強できることを、とても喜んでいます。本来であれば、私たちから何かお礼をするべきですが、どのようにお礼をしたらいいか、分かりません。私たちにできることは、皆様のご健康とますますのご活躍をお祈りすることです。そして、いつかまたこのプレマ・シャンティ中学校へお越し下さい。
濃霧の中、咲く梅の花
2012年2月。標高が高いカンパニオン村にあるプレマ・シャンティ中学校は、深い霧に覆われるなか、淡いピンク色の梅の花が、咲いていました。気温も低く、暖房もないなかで、服を着込んだ中学生たちが、教室の窓も閉めて、勉強していました。
2013年2月。きれいに晴れた、透き通るような青空のもと、中学生たちが、さらにたくさんの梅の苗木を植えていました。たくさんの花が咲く梅と同じように、プレマ・シャンティ中学校の子どもたちも、自分自身の花を咲かせてほしいと思います。
●もっとカイゼン
2013年2月にプレマ・シャンティ中学校へ訪問した際に、校長先生や先生たちとのミーティングを開きました。そこで子どもたちへの教育の質を変えたいという熱意から出てきた先生たちからの要望です。
今、プレマシャンティ中学校では、中学校が建設されたことで、高校へ進学したい生徒たちが増えてきているのです。ある男子生徒は、このように話してくれました。「この校舎で中学生の勉強ができることは、とても嬉しいです。
今、心配しているのは、中学校を来年卒業したあと、ノンヘット郡の街の高校に通うのが、とても難しいことです。ぜひ高校をここに建ててほしいです。」校長先生によれば、この地域の方針として、将来高校を 建設する計画があるそうですが、まだ校舎を建てるための資金がありません。
- 高校と中学生用の教室を含む校舎の建設
- 資金が得られれば、さらに5教室の校舎を建設することで、この地域の子どもたちは、小学校から高校までの教育課程をこの場所で完了できる。
- パソコン
- 先生がレポートを書くためのパソコンが3台必要。ワード、エクセルが使えれば十分なので、中古のパソコンで、低いスペックのものでも大丈夫だと思われる。
- スポーツ用品
- サッカーボール、バレーボール、ネット、バドミントンラケット、シャトルなど何でもあれば、子どもたちが運動できるとのこと。これも、寄付してくださる方がいれば、運送手段だけ考慮すれば、支援可能。
- 電気
- 中学校の建つ丘の下までは、電気が来ていて、そこから約700mほど電線を引ければ、中学校で午後4時以降も英語の補修などができると、先生たちは話す。
- 図書室
- 図書室や本屋もないので、図書室があれば、子どもたちが自分で調べたり、知識を深めたりできる。モン族が多く住む地域なので、ラオス語の本だけでなく、オリジナルの文字を持たないモン族の伝承などを集めるなど計画中。
できることをやる トイレの建設
プレマ・シャンティ中学校の一つの課題が、トイレでした。当初の建設の際には、トイレを建設しなかったため、先生たちや村人たちが協力して、校舎の近くに建てたのが、竹や茅葺きのトイレ。穴を掘ったシンプルなものでした。その後、トイレを作って欲しいという要請はあったものの、テラ・ルネッサンスでも予算がつかず建設できずにいました。2012年2月に訪問したときも、このトイレでした。ところが、2013年2月に訪問すると、ブロック作りのトイレができていました。これは先生や村人たちが協力して作ったもの。自分たちの問題は自分たちで解決し、自分たちにできることは、自分たちでやる、一人でできないことは、協力し合って、大きなパワーを生み出す。いつも大きな勇気とちからを中学校からもらいます。
先生、村人たちが協力して作ったブロック造のトイレ。自分たちにできることは、自分たちでやる。たとえそれがゆっくりだとしても、ラオスの人たちのその姿勢から、大きな希望を感じます。
(文:テラ・ルネッサンス)
ラオスってどんな国?
連なる山々に囲まれた国ラオス
ラオスには68種族もの民族が暮らしています
ラオスはタイ、ベトナム、カンボジア、中国、ミャンマーの5ヵ国と国境を接する内陸国で、日本の本州ほどの広さを持っています。そのうちの約7割が高原や山岳地帯という山岳国でもあります。
ラオスの気候は、雨季(6月~11月)と乾季(12月~5月)に分けられ、乾季の終わりにあたる3月~5月は、一年で一番暑い季節。その真ん中の4月には、水を掛け合って一年の厄を払うラオス正月(ピーマイラーオ)があり、町はどこもお祭りムード一色になります。
人口約580万人。国民の大部分は仏教徒であり、世界遺産にも登録されたルアンパバーンでは毎朝托鉢の風景を目にすることができます。
主な言語はラオス語ですが、数多くの少数民族が存在し、独自の文化を築いてきたため言語も様々。民族構成は、低地ラオ族68%、丘陵地ラオ族22%、高地ラオ族10%と3つに大別され、民族の数は68種族にものぼります。子どもたちは公用語として学校でラオス語を学んでいます。
ラオスは日本人にとって、まだあまり身近な国ではないようですが、実は日本はラオスの最大援助国であり、政府、NGO団体などが病院や小学校などの建設、人材育成支援などに広く携わっています。歴史を振り返ると、フランス植民地からの独立の経緯もあり、ラオスは非常に親日的な国です。
ベトナム戦争とラオス
ベトナム戦争に巻き込まれたラオスは、クラスター爆弾の最大の被害国に
ラオスは世界でもっとも激しい爆撃を受けた国であり、人口一人当たりの落とされた爆弾の量は世界一になります。
- シエンクワン県を中心とするラオス北部に北ベトナム軍の兵士が流入。ラオスの村を共産化していった。
- 北ベトナム軍の兵士、軍需物資の補給ルートであった「ホーチミンルート」が、ラオス南東部~カンボジア北東部にかけて走っていた。
- 天候不良や迎撃にあい、目標地で投下しそこなった爆弾を自由に落とすことのできる領域としてラオス使っていた。
(当時、大きな爆弾を積んだまま米軍基地に着陸するには、かなりの危険がともなったため、ラオス上空で落としてから帰るということが秘密裏に行われていたのです。)
これらを理由に、1964年~1973年の9年間にもわたってアメリカ軍による爆撃・投下が繰り返されました。その数50万回以上。8分ごとに1度、米軍機1台に積載される爆弾が落とされてきたと言われます。ラオス全土に落とされた爆弾は200万トンを超え、1k㎡あたり約20トン、ラオス人1人あたり1トン以上の爆撃が行われました。
いまも戦争被害は続いています
不発弾事故のほとんどは、日常生活のなかで起きています。被害者の50%以上は子どもです。
よくある原因には、農民が田畑を耕す際に土壌表面にあった不発弾を鍬や鋤などで打ってしまう場合があります。
その他のケースとしては、埋まっている不発弾の上で焚き火をしてしまい爆発する場合や、子どもたちが不発弾を移動させたり、不発弾で遊んだりしているとき、金属や火薬を売るために不発弾をいじっているときなどに事故が起きています。
ラオス政府の不発弾撤去機関、UXO-ラオが1996年~2007年の11年で撤去できたクラスター爆弾の不発弾は371,869個。全体のわずか0.47%にすぎません。他にも撤去団体が活動を展開していますが、地道な作業に加え、資金・人材面も十分とは言えず、ラオスからクラスター爆弾がなくなるには、あと何百年もかかると算出されています。
あなたのお買い物が、ラオスの人々の支援に役立てられます
現地での調査から、いま必要とされる支援を行います
まずは、不発弾除去の取り組みへの支援を
安心して暮らせる土地、自由に開墾できる土地がなければ何も始めることができません。 2009年9月に開校を迎えた「プレマシャンティスクール」も、不発弾撤去から始まりました。
ラオスで早くから不発弾処理を続けている、人道支援団体「MAG(Mines Advisory Group)」では、現在、金属探知機の数が不足しています。「いずれ作業スタッフ1人につき、1台にしたい」との願いからはほど遠く、スタッフ複数名で1台を使用している状況です。1台が約6000$(50万~60万)と高額なため、そう簡単には揃えられないのが現状なのです。技術をもったスタッフが、それぞれに撤去を進められるようになれば、処理スピードは格段にあがり、その分、人々が安心して暮らせる土地が広がります。
当ページでご紹介します各アイテムの売上げの一部は、金属探知機の購入費用、また、今後必要とされる支援の費用にあてさせていただきます。 なお、第一弾の「モン族パッチワーク鍋つかみ」は、特別企画として一組(二枚一組)につき1,000円が、第二弾の「かえる印のとろける愛情バーユ」は1本につき100円が、不発弾除去支援のための寄付金となります。
弊社での皆様のお買い物が、世界をほんの少しでも、しかし確実によりよい場所へと変えていく力となるよう、努めてまいります。
プレマ株式会社
代表取締役 中川信男
しかしなお、海の水をすくい続けるようなことであっても、世界の誰かがそれを続けています。私はそれを「根気」「勇気」「元気」なんだと思っています。
私たちの会社として、まずはこのプロジェクトを推進したいと思います。ご協力いただけるパートナー企業様のちからもお借りしつつ、お客様のご購入を通じて医療も教育も貧困脱出も根本から破壊してしまう、「非人道的兵器」へのNOの意志と、それを取り去るプロジェクトです。
私や妻もそれぞれに個人的に別のプロジェクトにも支援をし続けますし、お客様もまた、気になる「あの問題」にも別に取り組んでいただけることでしょう。そして、必要なもののお買いものの際には、「お金が力をもちえる」選択をしていただければ幸いです。
皆様からお預かりした費用は、弊社から特定非営利活動法人テラ・ルネッサンスを介して、現地の活動組織に届けられ、ラオスの人々の支援に役立てられます
第一弾 モン族のパッチワークを紹介する
「Camecrafts(カマクラフト)」
モン族の生活を支援する非営利組織Camacrafts
ラオスのフェアトレードショップで見つけた鍋つかみ
ラオスでは、女性達が手がけた布製品がマーケットで売られているのを頻繁に目にすることができます。世界遺産に登録された町、ルアンパバーンのナイトマーケットを訪れた際も、絹のストールや刺繍のほどこされたバック、日用雑貨を売るテントが所狭しと並び、値段の交渉をする観光客とお店の人々で、昼間以上の賑わいを見せていました。 村落の高床式住居の下には織機が置かれていることも多く、カッタンコットン機織りしたり刺繍したりすることが日課として続けられている様子を感じることができます。
ラオスの首都ビエンチャンには、そんな布製品を扱うフェアトレードのお店が並ぶ通りがあります。その中のひとつ、Camacraftsというお店で皆様にお届けする『ラオスのモン族パッチワーク鍋つかみ』を見つけました。
モン族伝統の紋様があしらわれた鍋つかみは、ラオスの村々で暮らすラオス人、そしてモン族によってひとつひとつ丁寧に手づくりされた製品です。モン族が代々伝承してきた紋様には、幸運を表すもの、家族の成長やつながりを表すもの、病のない永久の命を意味するものなど、様々な意味が込められお守りの役目も果たしてきたといいます。
そんな紋様がほどこされた鍋つかみを、今回は3色ご用意いたしました。ピンク、ブルー、ネイビー。あなたはお好きな色はどれでしょうか?それぞれ紋様も異なりますので、ぜひ「ビビビッ!」ときたあなたにぴったりのカラーをお選びください。
2枚組の鍋つかみは、手を差し込んで使ってもよし、そのまま使ってもよし。用途やお好みに合わせてお使いいただけます。あしらわれた紋様がかわいいのでキッチンで過ごす時間も一層楽しくなりそうです。使わないときは壁に掛けておけば、ちょっとした壁飾りにも。あなたのキッチングッズに仲間入りさせてもらえると嬉しいです。
※「鍋つかみ」の販売は終了いたしました。ご支援、ご協力を賜り、ありがとうございました。
モン族のパッチワーク紋様が印象的♪
ナチュラルな風合いで心が和みます。
Camacrafts(カマクラフツ)紹介
所在地:Nokeokoumman St. Ban Mixay
TEL:(856-21) 241-217
定休日:日曜日
営業時間:
10:00am - 6:00pm 1月-8月
10:00am - 9:00pm 9月-12月
Camacraftsは、モン族・ラオ族の生活を支援する非営利組織です。
伝統的な手工芸製品の生産販売によって、人々が持続した収入を得られるような仕組みをづくりを行うと同時に、「モン族の技術・言い伝えを伝承する」という役割も果たしています。
Camacraftsは、彼らの裁縫技術を活かして収入につながるような工芸品をつくることを勧め、これまでに、20以上の村で400人以上の人々と関係を築いてきました。現在は、モン族・ラオ族出身の男女約12人が事務所のスタッフとして雇用され、首都ビエンチャンからシエンクアン県にかけて200人の村人達が生産活動に携わっています。
生産活動に携わる女性のうち、およそ7割は家族唯一の所得者であり、得られた収入は子どもの教育費や、食べ物や薬を買うために使われるといいます。Camacraftsではこうした状況を踏まえ、生産者本人とまたその家族達が十分な生活を送ることができるよう、さらにはラオスの村々の今後の発展につながるよう、製品の売上利益の約40%を生産者に戻しています。残り60%のうち半分は、Camacraftsが購入して生産者に供給する「原料費」に使われ、もう半分は事務所スタッフの給料などにあてられています。
第二弾 かえる印のとろける愛情バーユ
とろける愛情バーユの特徴
馬油の魅力とは?
「馬の油」は、長い歴史の中で、健康な生活をいとなむための家庭の万能常備品として役立ってきました。
そもそも「馬の油」は、ほかの動物性脂肪酸こはほとんど含まれることのないオメガ-3系脂肪酸「α-リノレン酸」を多く含み、 脂肪酸全体のバランスがとれています。しかも、含まれる各脂肪酸のほとんどは、「コレステロール」とは無関係の不飽和脂肪酸であり、人間の身体にとって最も大切にも関わらず、体内で生成することができない必須脂肪酸のかたまりといえます。
とはいえ、このようにすばらしい「馬の油」であっても、原料の産地やその抽出方法によって、私たちの健康にもたらされる効果は大きく異なります。
不必要に精製しすぎたり、香料や防腐剤などを添加すると、当然ながら、「馬の油」本来の大切な価値を失います。『かえる印のとろける愛情バーユ』は、その価値を決して損なわないように、原料の選択から抽出にいたるまで、「安全第一」、「効果優先」を基本に、国内工場において細心の注意を払って製造されています。
- 【効用効果】
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- 肌荒れを防ぎます。
- 皮膚に潤いを与え、柔軟性を保ちます。
- 皮膚をすこやかに保ちます。
- 皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚を保護します。
- 日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎます。
『かえる印のとろける愛情バーユ』の特長
- 自生した牧草を主な飼料として飼育された、自由放牧の馬のたて髪(下部脂肪)が原料です。
- 馬の油に含まれるすばらしい素材成分を壊すことなく、皮膚に浸透させるために、人間の体温(35℃)以下でゆっくりと低温抽出しています。
- 高温抽出された一般的な固形状態の馬油とは異なり、常温でもなめらかな液体状のため、清潔に使い切れるスポイト式容器の採用が実現しました。
- 体温以下で完全溶解するので、たいへん素早く皮膚に浸透していきます。
- お肌への浸透力が高いため、水仕事などの手荒れを予想される作業の前やお風呂の前に使用しても、油分が浮かず快適です。
- α-リノレン酸由来のかがやくような美しい黄色が特徴です。
- α-リノレン酸とリノール酸がバランスよく配合されています(α-リノレン酸の方が豊富)。
- 馬の油の素材の価値を失わないように、細心の注意を払いながら必要最低限の精製を行っています。
- 安全第一、効果優先の考えから、香料、防腐剤(パラペン、エテド酸塩〉は添加せず、漂白も一切行っていません。
- 品質を保持するため、遮光タイプの不透明な容器に充填しています。
これがとろける愛情バーユのはたらき!
α-リノレン酸は、お肌をイキイキと健やかに保つと同時に、お肌の表面に油膜を張って保護するなど、すぐれた抗菌作用があります。
皮膚は28日周期で生まれ変わっています。28日かかけて新しい細胞に押し上げられられた古い細胞は垢(あか)としてはがれ落ちます。これをターンオーバーと呼びますが、これは月の満ち欠けや、女性の月経周期とも一致しています。不規則な生活やホルモンバランスの乱れ、消化器系の機能低下によってもターンオーバーのサイクルは乱れます。
『かえる印のとろける愛情バーユ』をスキンケアにお使いいただくことで、α-リノレン酸がお肌にやさしく働きかけ、皮膚を健やかに美しく保つことが可能となります。
プレマスタッフの突撃レポート!
NPO法人テラ・ルネッサンスカンボジア事務所駐在の江角泰氏に突撃インタビュー!
いつかは日本に戻って、小さな田舎からこの日本を変えていきたい
今回の突撃取材は、本誌でも連載でご執筆いただき、弊社のラオス支援活動では現地との調整役も務めてくださる、NPO法人テラ・ルネッサンスカンボジア事務所駐在の江角泰氏です。 高校時代に読んだあるバックパッカーの旅行記がきっかけで、海外の人々の暮らしやそれを支える活動に関心を持つようになったという江角氏に、これからの社会支援の形をお話しいただきます。
高校生の私は、「海外協力といえば国連だろう」と考えていました。国連職員を目指して宮崎の大学に進みましたが、ゼミで国際法などを深く学ぶ中、地位や名誉にとらわれがちな官僚が支配する組織ではなく、現地との交流や援助を実際に行うNGO団体こそが自分の活躍の場であるべきだと意識するようになりました。
テラ・ルネッサンス理事長の鬼丸昌也と出会ったのは大学2回生の終わり頃。当時の親友にカンボジアに行こうと誘われた私は、2人で行くのだと勘違いしていました。バックパッカーにあこがれ、アジアを旅してみたかったので、とてもいい機会だと思ったのです。ところが実は、親友の入っていたゼミの先生に呼ばれた鬼丸が、ゼミで地雷の話をしたことがきっかけとなって実現したスタディツアーで、募金活動をしてそれを直接届け、実際に現地を見てくるというものでした。私だけが地雷のことも大して知らず、募金活動もしないで参加しましたが、現地では何もかもが衝撃的でした。特に地雷原を訪れたときの地雷の爆破音は、テレビで聞く音とは全く違い、今でも耳から離れません。
帰国後は、スタディツアーに参加した大学生や鬼丸の講演を聞いた社会人が中心となって作った「地雷ゼロ宮崎」というNGOで活動し、地雷の話をしたり募金活動をしたりしながら、翌年もスタディツアーに参加しました。
大学卒業後に進んだのは、偶然にもテラ・ルネッサンスの事務所がある京都市内の大学院でした。大学院での研究テーマがカンボジアだったこともあって、大学院時代は自然とテラ・ルネッサンスのインターンになりました。インターンとしてカンボジアへ調査に行くなどしていて、就職活動も特にしていませんでしたが、テラ・ルネッサンスもスタッフを必要としていたことから、卒業後はそのまま就職し、カンボジアでの本格的な拠点づくりに関わることになったのです。
支援活動のための器をゼロから組み立てていくのが当時の私に任された責務でした。習慣や常識がまったくことなる異国で、人々の理解・協力を得るのは簡単ではありませんでしたが、人々との交流を深めながら支援活動をしたいという高校時代からの夢を形にするための大きな一歩となりました。
当時のテラ・ルネッサンスは小さな組織でしたので、より大きなNGO団体への就職を考えられなかったわけではありません。しかし組織化が進んで成熟しきった団体では、自分がやりたいこと、やるべきだと感じたことを即実行に移すのは困難だろうと思っていたので、私の選択肢にはありませんでした。振り返ってみると、いつも目の前に自然と道が開けていたように思います。「こうあるべきだ」と気負うこともなく、ただ自分の気持ちに正直に、やりたいと思うことを選択してきたに過ぎません。そうして今の自分があるように、これから先の人生もまた、より自分らしい選択を重ねていくだけだと思っています。
テラ・ルネッサンスでの活動を通じて痛感しているのは、現地での活動も確かに大切ですが、なにより先進国の無関心さを変えることが最重要課題だということです。私たちNGO団体は道具箱に過ぎず、各団体の現地支援だけでは根本的な解決につながりません。この先、本当に世界を変えていくためには、企業体が重要な役割を担っていくべきでしょう。そのためにも私たちは、ラオスの問題のように世界であまり認知されていない事実をたえず発信しつつ、各企業が社会貢献活動に取り組む機会をタイムリーに提供していく必要があります。
プレマが取り組むラオス支援もまた、これからの社会支援活動のモデルケースとして広く伝えていきたいです。プレマは人々の暮らしに役立つすぐれた商品を提供し続け、多くのお客様がそれらの購入を通じて社会に貢献できる。本当に素晴らしい仕組みだと思います。
プレマのニュースレター「らくなちゅらる通信」での江角泰氏による連載 「カンボジア地雷除去支援」 >> |