3日断食を行なった場合、通常、2～3kg体重が減少しますが、断食後がとても重要です。せっかく断食を行なっても断食後の復食やその後の食事の取り方が適切でないと、体重は徐々に戻り易くなります。 そこで戻りにくいコンディション作りをしていくのが半日酵素断食法です。一番良いのは、朝食を酵素飲料に置き換えることで、必要な栄養は補いながら、緩やかにダイエットを持続することが出来ます。 半日断食を行なっていくと、個人差がありますが、余分な脂肪がある場合は1ヶ月に１ｋｇくらい減量できます。

チョコやアイスなど甘い菓子の代わりに、また、おやつを食べる習慣のある方は、15～20ml程度の酵素飲料に置き換えていただくと、ダイエットが期待できます。

日常の食事で気をつけることは、3点あります。

1.エンプティ・カロリー（カロリーを燃焼させるのに必要な栄養素を伴わないカロリー）を避ける事で、砂糖と、余分な脂肪はそれにあたります。

2.血糖値を安定させることです。そのためには、できるだけ精製度の低い食事（端的には、白いパンより胚芽入り、白い麺より蕎麦など）、繊維質の多い野菜、そして豆類を多く食事に取り入れ、できるだけ砂糖を避けることです。

3.調味料よりも、だしをしっかりとって、旨みを味わって食べることです。そうして、酵素断食によって鋭敏になった味覚を保つことが出来ます。すると、やたらにカロリーをとらなくても、満足感や、充実感が得られるのです。

近年、日本人の食事の傾向は、ファーストフード・加工食品の摂取が多くなり、食べ物本来の旨みから遠ざかるにしたがって、調味料が濃くなり、カロリーはオーバーしているのに、微量栄養素のビタミン・ミネラル・酵素などが不足しがちです。

体は、本来、健康によいものをちょうどよく食べるようにできていますが、こうした食事を習慣にすることで、センサーの働きが狂ってくるのです。

センサーが正しく働くようになれば、我慢せずに、健康的な食事を楽しみ、幸福感を得られるようになります。

白砂糖の害は、大きく二つあります。ひとつは、カロリーだけは濃縮されていて、それを分解してエネルギーに変換・消費するために必要な栄養素は全く含まないことです。もうひとつは、急激に血糖値を引き上げ、インシュリン・ショックといって、急激なインシュリンの分泌を刺激するので、時間が経つと、今度は急激な血糖値の低下を招きます。すると、また砂糖が欲しくなり、一種の中毒を起こします。いずれの問題も、砂糖が極度に精製された食品で、限りなく純粋なショ糖であることに由来します。

酵素飲料は、丸ごとの野菜や果物の醗酵物で、甘みは、麦芽糖と果糖の形で含まれますが、身体に必要な栄養素を含み、分量を守れば身体に負担をかけることはありません。

また、人間には甘いものを食べたいという欲求がありますが、それは酵素飲料で満たされるると思います。

確かに酵素飲料は糖質が多いですが、食品交換方式（食事の一部を酵素飲料に置き換えること）という原則さえ守れば、問題ありません。

3日酵素断食と半日酵素断食を組みあわせ、平素の食事も改善すれば十分可能です。
酵素断食を行なう際に酵素に加えて、生野菜ジュースを１日数回飲用してビタミンとミネラルをしっかり補給しましょう。

体が慣れてくれば、健康的な食事を楽しんで満足感が得られるようになります。

太りすぎていた方も減量に成功した方もいらっしゃいます。

通常は、添付のキャップ１杯40ｍｌの酵素を3倍～5倍の水に薄めて飲用すると美味しくなります。

また、レモン果汁や天然のジュースに加えると醗酵臭がなくなります。薄めても働きが軽減することはありません。それまで、清涼飲料などが手放せなかったような方の場合、炭酸水（無糖）で割る方法が好評です。

50度以上の熱を加えると酵素は壊れてしまいますので加熱しないでお飲みください。

1.プログラムにしたがって酵素の量と回数を守ってください。 酵素の飲用量が少ないと栄養が満たされなくなりますので目安の飲用量を守ってください。

2.身体を冷やすとエネルギーの体内循環力が落ちますので、温める工夫をしてください。

3.断食中、具の無いスープ・野菜ジュース・きれいな水を飲用ください。

4.断食中＆復食の間は、固形物や砂糖・脂肪・化学調味料・香辛料など刺激のあるものは避けてください。

5.復食のプロセスはとても重要です。プログラムに添って消化の良いもの、味付けの薄い食事を心がけてください。

6.おやつの代わりに酵素を飲用するとダイエット時の栄養補給が期待できます。

7.復食後、味つけの濃い食品、菓子類、肉類は控えめにしましょう。

8.野菜・穀物・大豆製品・海藻類を多めに食べましょう。

9.食事の量は８分目で、よく味わい、ゆっくり噛んで食べましょう。

10.断食中でもコーヒー・紅茶は飲用しても大丈夫ですが、ミルクと砂糖は控えてください。

3日酵素断食は、重篤な疾患のある方、内服の医薬品を継続している、治療をしている場合には、治療過程に影響を及ぼすことがありますので、医師に相談してください。

貧血と低血糖のある方の場合、特別な栄養補給と併用されることをお勧めしますので、カウンセリングをお受けください。また、妊娠中と授乳中、10歳未満の子供、70歳以上の方は、断食よりも栄養補給として、食後あるいは食間に補給してください。

お茶やハーブテｨなどの飲用は問題ありません。

お酒とタバコは、断食中にはやめることを強くお勧めします。消化管粘膜に刺激を与え、味覚や嗅覚が正常化することを妨げる恐れがあります。また、コーヒーや紅茶など刺激性のあるものも避けたほうが好ましいですが、どうしてもという場合は、砂糖やミルクを入れないで飲用してください。