新開さんが勤めている、ジャスミン・アロマティーク・オーガニクス株式会社は、素材の選定に、徹底したこだわりを持つアロマ製品を、開発・販売しています。不要な化学成分、合成成分、添加物を使用した製品を避け、有機栽培や野生種の植物を使用した、ナチュラルな製品をお届けしている会社です。創業が弊社とほぼ同時期ということもあり、非常に親近感とご縁を感じる会社でもあります。
中川は言います。「新開さんにご紹介いただいた、中村あづさAnnells社長（ジャスミン・アロマティーク・オーガニクス株式会社　代表取締役）とお会いした瞬間に、『絶対に間違いない』という確信を持ちました。私はいつでも、『製品』以上に『人』を見ています。そして、実際に製品の詳細を聞いてみると、予想どおりたいへん品質の高い製品でした」と。

都心の大通りから、閑静な路地を入って徒歩数分のところに、ジャスミン・アロマティーク・オーガニクスのオフィスはありました。

この日の訪問で、中川と岸を出迎えてくれた、中村社長とスタッフの皆さんは、とても爽やかではつらつとした方ばかり。皆さん、とても生き生きとしていて、目力があるのです。その目の輝きと力強さは、皆さんの、並大抵ではない製品への真剣さと情熱から来るのだということが、お話をしていく中でよくわかりました。

このジャスミン・アロマティーク・オーガニクスは、アロマ製品を開発・販売するだけではなく、プロフェッショナルなアロマセラピストを育てる事業も同時にしています。「真剣に教えて、真剣にプロを育てたい。遊びではなく、本物のプロを育てたいのです」と熱く語る中村社長の「真剣な想い」は、製品にもストレートに反映されていることを直感しました。中村社長を一言で語るならば、「信念の人」という言葉がぴったりです。この「信念」が、地道な努力の源となり、その努力によって生み出された妥協のない製品は、弊社が胸を張ってお客様にご提供できる、本当に品質の高い製品です。

弊社でも非常に価値をおいている「努力」、「謙虚」、「誠実」、そして「情熱」が、中村社長の以下の短い文章からもにじみでています。

実際にお話を聞いていても、ジャスミン・アロマティーク・オーガニクスは、避けては通れない様々な難しい問題とも真摯に向き合いながら、「よりクオリティーの高い製品をご提供したい」という強い信念のもとに、努力を続けていることがよくわかります。日々、課題や目標に向かって邁進する妥協のないその姿勢は、大変共感・尊敬するところです。

新規事業の『KOALA Baby（コアラベビー）』（ママと赤ちゃんのためのスキンケア製品）に関する、中村社長の言葉はとても印象的でした。

「中身がしっかりしているものは絶対に、わかってもらえる人には、わかってもらえると信じています。今回新発売する“コアラベビー”は、特にその想いが強い製品です。どのぐらいのこだわりをもって販売するかと言うと、弊社はあえて、この製品のオーガニックの比率を、例えば、99.7％（※）というように、はっきり明記しています。数字を書いてしまうと、それを証明しなくてはならず、通常はどの会社も、詳細な数字の明記を避けるわけです。

液体というのは、ごまかそうと思えばいくらでもごまかすことができます。そのような問題をもった製品が実際に出回わっているのも事実です。しかし、私たちの製品は、この数字を証明するエビデンス（検証結果）をすべてお出しできます。私たちはごまかしたり、都合のいい情報だけを載せて誤認させるような情報の出し方はしませんし、ただ単に、「オーガニック」という言葉だけを振りかざして、売っていこうとも思っていないのです。」

※認証のとれない野生種などが含まれるためオーガニック比率99.7%と明記していますが、素材はすべて、100％ナチュラルなもののみを使用しています。

全身全霊を込めて取り組んでいる、その気迫に圧倒されました。社員25名、創業わずか10年という会社が、世界でも類をみないほどの高品質な製品を生み出しているという事実の裏には、中途半端では決してできない、妥協のない信念があり、情熱があるのだということを、まざまざと感じた瞬間でもありました。

人は、何よりも始めに、そのことが「ものすごく好き」という気持ちが根底になければ、こだわりを持った質のいい製品を作ることはできません。その良さや感動を伝えることもできないのです。中村社長のお話を聞いていると、まずは、純粋に、ご自身の好奇心が製品の原料となる素材にあることが非常によく伝わってきますし、こと、素材の話になると、一瞬にして、目がキラキラッと輝きます。

その輝きの本源は、おそらく、仕事という枠を超えた、心の底から溢れ出てくる「素材と向き合うことが、嬉し・楽し・大好き」という“純粋な気持ち”なのでしょう。この素材の美しさやすばらしさを多くの人に見てほしい！感じてほしい！伝えたい！という“ワクワクする気持ち”が中村社長から溢れて出ていることを、はっきりと感じるのです。

「香りの素材はどのようにして探されるのですか？」という質問に対して、中村社長は、「基本的には、お付き合いのある農家さんを通してご紹介いただいた信頼のある農家農家を、それが国内であろうが、海外であろうが、すべて実際に自分で足を運んで探します。そして、“見る、触れる、香る”ということを通して、素材を選定しています。」と、教えてくださいました。

また植物の素材写真は、すべて社長が農家で撮ってきたリアルな写真だとうかがい、「写真を撮るのがお好きなのですか？」と中村社長に尋ねたところ、

「原料になる素材を写真に撮るのは大好きです。購入していただく方にぜひ、見てほしいと思うのです。普通の植物写真ではなく、アングルを変えて、かなりアップで撮っています。アロマ業界では、素材の写真は、素材集からひっぱってくるのが普通です。イラストの場合もよくあります。でも、私は、できる限り自分で撮りたい。例えば、ユーカリひとつとっても、透き通ってオイルが入っている様子が見える葉、ユニークなユーカリの花、脱皮しているユーカリの木、いろんな部分を見てほしいのです。」と答えてくださいました。

この話をしている最中の中村社長は、東京のオフィスにいながらも、まるで、オーストラリアのユーカリの森の中で話をされているよう。一緒にいる私たちにまで、その映像がリアルに見えるような気がして、ワクワクしてくるのです。

中村社長はもちろん写真家ではありませんが、現地で素材と対話しながら撮ったともいえる、とてもリアルな写真は、植物の“そのままの姿”と“命”が織りなす「美」の瞬間をとらえたものばかり。シンプルな中にも、とても高くてピュアなエネルギーを感じる写真は、中村社長のような心を持った人にしか撮れない写真です。 “想い”というものが、こんなに人の心の深くにまで響く写真を撮らせるのだ、ということを正に証明してくれているようです。

「みんながやっていることをやってもおもしろくないんです。数多く出回っているアロマに関する本や、他のオーガニックの会社が使っている写真は、どこかから持ってきたものばかりで、そういったものには力がないな、と感じています。

また、オーガニックを真剣に突き詰めて考えている会社というのは、世界でも限られていることが、自分がオーガニックを突き詰めてやってみて、よくわかりました。同じ業界の中でも、実際に農家さんに自分で足を運び、素材を見て回っているという人を、私は知りません。アロマを追求している私にとっては、1つ1つの素材を自分の目で見ていないというのは驚きです。私たちは、はやりでアロマをやっているのではないのです。 私は、自分で足を運んで撮ってきた写真をもとに、素材の写真だけを載せたアロマの本があってもおもしろいと思っています。実はそういった本をみたことがないんですね。私が日本国内、世界各地で撮ってきた写真から、それぞれの香りを想像し、感じてみてもらう。そんな本も出版できたらいいな、と考えています。」

素材と直に向き合い、対話してきた人だからこそ出せる発想です。また、そのような力のある写真を撮りためているからこそできうる企画だと感じました。

海外のものを取り組みつつも、日本にも目を向けていきたいと話す、中村社長。日本各地から集めてきた純日本のエッセンスも、「エッセンスオブジャパン」シリーズとして製品化されています。「日本の精油は、値段がちょっと高めなのですが、日本に暮らす私たちにとっては身近に感じることができる香りです」と言われたら、どんな香りがするのだろうとすごく気になります。というわけで実際に、このシリーズの香りを香らせていただきました。

それは、私たちの意識の奥底に眠る、日本人本来の美しい心を、本能的によみがえらせ、心豊かにしてくれるような香りがしました。日本人である自分の身体に融合するような、どこか懐かしい香りです。四季を通じて、自然と共に生きてきた、日本人の美しい心・・・。

今回、皆さんにご紹介することになった、「エッセンスオブジャパン」の純日本エッセンスをブレンドしたシャワー＆バススプレー（お風呂で楽しんでいただくもの）には、「静寂（しじま）」、「伊吹（いぶき）」、「薫風（くんぷう）」の3種類があります。どの香りも、日本独特の香りがし、心落着く感じがあるのですが、特に岸がご紹介したいのは、「薫風」です。薫風に使われている「黒文字」は、他に代用できるものがない、海外でも賞賛されるほどのすばらしい香りだと教えていただきました。

「黒文字」は爪楊枝の原料としては有名ですが、皆さん、香りの原料になることは、予想外だったのではないでしょうか。この「黒文字」は、あまりにも希少かつ高価なため、ほとんど流通しないとのことですが、その香りをあえて入れてくるこだわりと、本当に質のいい香りを知ってもらいたい、楽しんでもらいたい、と心から願い、実現させる一筋さはさすがです。

中村社長は、より香りを楽しむためのポイントを教えてくださいました。

「人は、感覚的な香りを、無意識に、どう定義しているのか」という根本から掘り下げて考えることで、香りをもっと身近に感じ始めると、最終的には、香りがどれほど大切なものかがわかってきます。物だけで説明すると、香りって全然おもしろくないのですが、それがどう身体に入って、何になっているのかということまでわかったほうが断然おもしろい。そうすると、毎日香りを使うことの意義がわかってきますし、「こういった香りは身の回りから除いたほうがいい」といったことも、自分で判断できるようになります。自分の判断力を養うんです。製品も人に言われて選ぶよりも、自分で選ぶ力が必要です。弊社の製品を購入する方たちに、その判断方法を提供することは、私たちの使命だと思っています。」

弊社では、今後、ジャスミン・アロマティーク・オーガニクスと連携して、アロマに関するセミナーを開催することも検討していますが、セミナーでは、そのようなお話もしていただけると思います。

さて、ここからはお客様目線でのお話です。最近は、あちらこちらで、アロマ製品を見かけるようになりました。しかし、精油ひとつとってみても、売っているところによって、同じ内容量でもずいぶん価格が違っていることに気づかれることでしょう。「何が違うんだろう？」と純粋に疑問を持たれる方も多いはず。今回取材に行った岸も、同じ疑問をよく抱きます。
つまり、素人には、この製品が“安かろう、悪かろう”なのか、“安くても本当に質がいい”のか、それとも“高い割には、そこまで原料1つ1つを突き詰めてはいない”製品なのかが、さっぱりわからないのです。

同じような疑問をお持ちの皆さんには、このジャスミン・アロマティーク・オーガニクスの製品をお勧めします。理由は一つ。嘘偽りのない、本当に質の高い製品であるからです。先に述べたとおり、他に例をみないほど、1つ1つの農家に社長自らが足を運び、オーガニック素材を選定しています。かつ、それらの素材は、可能な限りフェアートレードのものであり、人にも環境にも優しい製品を作り続けているという部分にも、この製品の真剣さと素晴らしさを感じます。

普段から、香りをうまく生活に取り入れて、健康で快適な毎日を過ごしたいと思っていらっしゃる方は多いと思います。しかし、毎日を忙しく過ごしていると、人によっては、アロマ芳香器（アロマデフューザーやアロマポット等）をセットしたり、香りをブレンドして楽しんだり、という余裕すらない方も多いでしょう。今回ご紹介する製品は、そんな忙しいあなたも手軽に上質な香りを楽しめる製品ばかりです。

ジャスミン・アロマティーク・オーガニクスでは、製品すべてにおいて、アロマセラピーの観点から、純粋な精油（有機栽培および野生種）をふんだんに使用しています。化学物質無添加、無着色、合成香料不使用のスキンケア・バスケア製品なども数多く取り揃え、手軽に楽しめるアロマセラピーを提案しています。子育て中の女性や、現役で忙しく働いていている皆さんにも、きっと喜んでいただけることでしょう。

中村社長が、選りすぐりのオーガニックの精油をブレンドすると、本当に魔法をかけたような、言葉では表現しきれない香りがするのです。「ふわぁっ」と広がって、「はっ！」とするような香り。Webを通じて、この香りが世界中に広がればいいのに・・・、文章では表現しきれないのが残念すぎる！と思わせるほどの香りです。

とにもかくにも、中村社長がブレンドする香りはピカイチ。もちろん、人それぞれ、好きな香り、苦手な香りがあるとは思いますが、個人的な感想を言わせていただくと、「一瞬にして、体全体が幸福感で満たされるような類まれなる香り」です。弊社の中川も、大絶賛。「うちの製品もそうやけど、とことんこだわりをもって作り上げられた製品というのは、だれが真似ようとしても、到底、真似のできないホンモノにできあがるんや！」と、大興奮です。
ごくごく微量の精油が、ここまで人を喜ばせることができること。こんなにわずかな精油の中に、人の意識を、まるで別の次元に覚醒させるような、不思議なエネルギーが詰まっていること。そして、魂を込めて作り上げた製品は、人々に、真の心地よさと癒しを与えることができるということに、驚きと感動を覚えました。

「なぜこうも違うのでしょうね。言葉では表現しきれない「ぶぅわっ！」という、あの香り…」と、思わずつぶやいてしまった岸に、「それなんです！それが、オーガニックとそうではないものとの境なんです！」と、中村社長が目を輝かせて解説をはじめてくださいました。人工的な化学成分で作る香りは、ストレートなのですが、広がりがありません。ところが、オーガニックの精油は、「ぶぅわっ！」というものがでてくる。それが大きな違いなのだそうです。

「私たちは、これらの違いがわかる感覚を、皆さんにも、普段から持っていてほしい、と願っているんです」と、中村社長。そのかたわらで新開さんも、「人間の感じられる感覚を超えている域だと思います。いつも、いつも、そう思っています」と、日ごろ感じている、オーガニックのパワーを教えてくださいました。

旬な時期に採ったナチュラルな植物のエッセンスは、エネルギーが高いことは言うまでもありません。しかし、素材そのもののエネルギーだけではなく、関わる人々が、どんな想いでその製品を取り扱ってお客様に提供しているか、ということも、製品のエネルギーをさらに引き上げる要素だと思います。そういった観点からみても、ジャスミン・アロマティーク・オーガニクスの製品は、相乗のエネルギーを持った製品であることを、実際に使ってみて感じます。信念と、情熱と、真心のこもった、高いエネルギーを感じる製品なのです。

安心・安全に使える工夫として、すべてのパッケージには使用対象がわかるマークが入っています。
ママ、赤ちゃん、小さなお子さまはもちろん、お肌の敏感な方にも安心してお使いいただけます。

全成分に対して何パーセントが食品グレードのオーガニック認定を受けているのかをすべての製品に関して公開しています。
従来は、「水を除いて」というオーガニック含有率の表示が多いなか、「KOALA　Baby」シリーズは水を使用しておらず、そのため製品全体のオーガニック含有率が98％以上という高品質を保証しています。「オーガニックスキンケア」の概念を覆す、オーガニック成分の含有率をどうぞお確かめください。

「KOALA　Baby」の売上の10％は、オーストラリア・クイーンズランド州にあるLone Pine KoalaSanctuaryに寄付されます。さらに、「KOALA Baby」の工場があるクイーンズランド州マウントタンボリン地区に5,000本以上のユーカリの木を増やし、安全な環境のもとでコアラを保護していくことを目標としています。