500年以上続く伝統製法にて作る完全天日塩 TEJAKULA(テジャクラ)
バリ島のテジャクラ村で手仕事だけで作る天日塩。伝統と大自然への感謝の気持ちを込めて作るお塩は、神秘的な結晶になります。
バリ島の完全天日塩
500年以上続く伝統製法にて作る粗塩は
バリ島のテジャクラ村で作られる奇跡のお塩。
機械を使わず、火も使わず
海と太陽とココナッツ、
さらに職人の手仕事だけで作られた海塩です。
バリ島最北端 塩作りの聖地テジャクラ村
美しい自然を誇るインドネシア、バリ島。その美しい海から美味しい塩が生まれます。
バリ島で一番赤道に近いテジャクラ村海域は、二つの海流がぶつかり自然に海洋深層水が湧き上がる、非常に珍しい海域な上、活火山のミネラルが豊富な土壌な事もあり、世界でも有数の塩の産地として知られています。
このテジャクラ村でとれるお塩の美味しさを、一人でも多くの方にお届けさせていただきたく、『バリ島の完全天日塩 TEJAKULA』が生まれました。
500年受け継がれる伝統製法「揚げ浜式塩田」
全てのものに神が宿るとされる、バリヒンドウー。職人たちの塩作りも、大自然への感謝の祈りから始まります。
そんな職人たちが、500年もの間受け継いできたのが自然の力を使用した「揚げ浜式塩田」という伝統製法で作られています。これは500年もの間変わることなく受け継がれてきており、人工的な機械に頼ること無く、海と、太陽と、ココナッツの木のみという、大自然の力を使用して作られる製法です。
多くの塩は火入れを行うことで乾燥を行いますが、「揚げ浜式塩田」では火すら使用しません。赤道直下のバリの日差しのみを利用した「完全天日干乾燥」を行って作られています。
手間も時間もかかる作業ですが、海本来のミネラルバランスを崩さない、本当の海塩を作ることができるのです。この塩を「TEJAKULA」を名付けました。
『バリ島の完全天日塩 TEJAKULA』ができるまで
- 1 塩田への水撒き
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塩作りは、バリ海の海洋深層水を塩田に撒く所から始まります。塩田のコンディションをより正確に把握するため、ポンプ等の機械は一切使わず、職人が直接海水を汲み上げて塩田まで運び、満遍なく丁寧に撒いていきます。
- 2 じっくりと天日乾燥
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海水を土壌にゆっくり浸み込ませて、じっくり天日乾燥を行います。バリの肥沃な土壌と海からのミネラルがここで融合し、美味しいお塩の基を造ります。
- 3 砂塩を集め海水で濾過
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赤道直下バリの灼熱の太陽により水分が徐々に蒸発し、塩田には「砂塩」と呼ばれる塩の層が出来上がります。この「砂塩」をかき集め、海洋深層水で更に竹とココナッツと砂塩で作った手作りの濾過器で濾過することで、より塩分濃度の濃い海水(鹹水)を作っていきます。
この工程を釜炊きすることが多い中、TEJAKURAは天日だけで鹹水(かんすい)を作ることが多くのお塩との一番の違いです。火を使用すると自然界の海のミネラルバランスが変わってしまうと言われています。
- 4 ヤシの木の器で再度天日乾燥
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一定の濃度まで海水の塩分を高めた後は、古くから伝わるバリ独特のヤシの木をくり抜いた乾燥台へ海水を移動します。再度灼熱の太陽で天日乾燥を続ける事で、自然と塩の結晶が表面に現れてくるのです。
- 5 塩の収穫
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十分な天日乾燥を経て、ここでようやく塩の収穫です。ヤシの木の器の上にできた塩を職人たちが丁寧に集めます。集められた塩はもう一度温室へと運び、最後の乾燥の工程へと移ります。
- 6 温室にて天日乾燥
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温室へ運ばれた塩は、再度天日乾燥の工程へ入ります。太陽の日射しをじっくりと浴びたら、次はいよいよ仕上げの工程に入ります。
- 7 『あらじお』の完成です
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ここまでの工程を経て、ようやく『あらじお』が完成します。しかしその他の『キューブ』『パウダー』『ピラミッド』については、まだまだ更なる工程が待っているのです。
- 8 『あらじお』を再度溶解
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『キューブ』『パウダー』『ピラミッド』を作り出すためには...せっかく出来た『あらじお』をここで再度溶解します。溶解する水にもこだわっており、地元では"聖水"と呼ばれる山からの湧き水を使用しています。
- 9 溶解したかん水を濾す
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山からの湧き水で溶解したかん水を濾します。この作業も、ももちろん職人たちによる手作業で行います。
- 10 タンクにて一週間寝かす
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濾しの作業が終わったら、タンクへと移動。ここで一週間程寝かせる工程に入ります。
- 11 再度、温室にて天日乾燥
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一週間程寝かした後、上澄み液のみを汲んで再度温室に移動。繰り返し行われる天日乾燥で、太陽光を一杯に浴びながら水分を飛ばしていくのです。ちなみに温室内の温度は60℃になることも!
- 12 ピラミッドの結晶化が始まる
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再度温室に入れてから2〜3日すると、ふつふつと結晶化が始まってくるのを目視できるようになります。これが『ピラミッド』のトップ部分になっていきます。
- 13 結晶がピラミッド型へと変化
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様々な自然条件が整えば、結晶はだんだんとピラミッドの形を成形してきます。『ピラミッド』の完成まであと少し!
- 14 『ピラミッド』の完成
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長い工程に自然条件が合わさることにより、ようやく『TEJAKULA - ピラミッド』が完成します。実際にピラミッド型の結晶が完成するのは、全体の5%程度。とても貴重なお塩なのです。
- 15 不純物の除去・選別作業
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現地在住日本人の生産管理の下に、丁寧にお塩を清掃・選別作業をします。不純物の除去・清掃と選別作業が終了の後、お塩をパッキングして、『TEJAKULA』が出荷されます。
TEJAKULA-テジャクラ- 奇跡の塩
TEJAKULA PYRAMID SALT -テジャクラ ピラミッド ソルト-
美しく希少な、ピラミッド型の自然結晶塩。それが<TEJAKULA ピラミッド>。
手間隙かけた特別な製法に加え、自然の条件が整った時のみ採集できる、大変貴重な結晶塩です。
自然の奇跡が作った<ピラミッド>のパワーを、ぜひ感じてみてください。
ピラミッドはなぜ作られたのか、誰が何のために作られたのかは、未だに解明されていない謎の建造物です。
ピラミッドの形には、植物の成長を見守ったり、人の心を癒すヒーリングがあると言われています。
この独特の三角形が宇宙のエネルギーを受け、生命にチカラを与えるという説もあります。
500年以上続く伝統製法にて作る粗塩を、再度溶解した後、再び天日乾燥。さらに自然の条件が整った時、全体の約1~5%のみがピラミッド型に結晶するのです。
ここまで大きく美しい結晶ができるのは、世界でもバリ島テジャクラ塩田のみと言われています。神秘的なその姿から食用としてだけではなく、盛り塩として、邪気払いとして、お守りとしても使われています。
TEJAKULA ARAJIO -テジャクラ あらじお-
TEJAKULAといえば、まずはこの『あらじお』。読んで字のごとく、海そのものの粗塩です。乾季にしか生産出来ない貴重な完全天日塩で、ミネラルが多く甘みを感じるお塩です。シャリっとして食感も良く食べる直前に振りかけたり、つけたりして食べるのがお勧めです。
素材の旨みが引き立ち、お料理が美味しくなります。
【おすすめ料理】
- 塩むすび(手に塩を多めにつけて握ってください。子どもに大人気!)
- 天ぷら、フライドポテト、トンカツなどの揚げ物
- スイカ、枝豆、焼き芋、とうもろこし、冷やしトマト
- 焼き魚、焼き鳥、焼肉
- サラダの仕上げにパラパラ
- 冷奴
- 梅干し作り
味がちょっと足りないな?と思ったらふりかけてみてください。味が引き締まり、お料理の味の決め手になります。
TEJAKULA POWDER -テジャクラ パウダー-
CUBE型(キューブ型)、形が不揃いのピラミッドソルトを集め、蕎麦粉を挽く石臼で丁寧にパウダー状にしました。
まるで、粉雪のようなお塩。キメが細かく、溶けやすいお塩です。テジャクラシリーズの中でも一番塩味を感じるお塩です。漬物や野菜の塩もみに向いています。
【おすすめの使用方法】
- キャベツ、キュウリなどの塩もみ、浅漬け
- パン、うどん作り
- クッキー、クラッカーなどの塩スイーツに
- マッサージソルト
- 盛り塩
TEJAKULA CUBE -テジャクラ キューブ-
長い工程を経てできた「あらじお」を、贅沢にもご聖水(山からの湧き水)で溶かし、再度天日干しの作業を行うことで作られる、キューブ型の結晶塩。
TEJAKULAのお塩の中でも、一番固い結晶塩です。ミルに入れて卓上塩にするのに最適です。
【おすすめの使用方法】
- ブラックペッパーと一緒にミルに入れて塩コショウに。
- 持ち歩いて塩分補給
- お好みのスパイスと一緒にミルに入れてオリジナルスパイスソルトに。
- 小さなピラミッド型のお塩も入っていることもあります。
TEJAKULA Long Pepper Salt -テジャクラ ロングペッパーソルト
沖縄ではヒハツ、ピパーチとも呼ばれている長胡椒のことで、和漢でもおなじみのスパイスです。そのロングペッパーとTEJAKLULAの天日塩パウダーとブレンドしました。
ほんのり穏やかな辛みが特徴の柑橘系の爽やかな香り。これ1本で味が決まる万能調味料です。
目玉焼き、トースト、チャーハン、麺類、野菜炒め、パスタ、ステーキ、焼き魚、チャイやカフェオレに一振りしても美味しいです。
御塩屋 -ごえんや-
インドネシアバリ島で出会ったお塩。TEJAKULA SALT(テジャクラ ソルト)で様々なご縁を頂きました。
私たち御塩屋は、皆様とのご縁を大事に日々感謝の心を忘れずに、バリ島から本物のお塩をお届けしていきます。
自然にやさしい脱石油系プラスチック
お塩は自然からの贈り物です。御塩屋では、そんな自然に感謝の気持ちを込め、商品パッケージで使用するガラス、木、紙は、自然にやさしく、リサイクルしやすいものを極力使うよう努めています。
特に、詰め替えパッックなどのプラスチックを使用する商品は、バイオマス度25%の二酸化炭素排出を抑えた、植物由来のプラスチック袋を特注で作りました。
フェアトレード
完全天日干しのお塩というのは、自然の力を利用した製法である為、どうしても気候の影響を受けやすく、毎年の塩の出来高が安定しにくいといった側面があります。
御塩屋では、現地バリの職人さんが天候不良による収入の増減をできるだけ抑えれるよう、毎年職人さん達との話し合いを実施し、適正価格での取引となるよう取り組んでいます。
代表のあいさつ
物心ついた時から、お塩が好きでした。
夏休みの自由研究には、塩の結晶を作ったり、常にマイ塩ボトルを持ち歩いてました。
2002年~2004年の間、インドネシア レンボンガン島にてダイビングの宿を管理運営していたことがあったのですが、その際に、このバリ島の『テジャクラ』のお塩に出会ったのです。
お塩の味はもちろん、その塩を作る海、塩田、職人さん全ての美しさに魅了され、現在に至ります。
お塩は生きていく上で、なくてはならないとても大事なものです。お塩を通して出会ったご縁に感謝し、また新たなご縁を大切に日々精進していきたいと思います。
代表取締役/塩ソムリエ
渡部幸香