あっさりした用途の広いおだしが引ける日高昆布です。繊維質が少なく、煮上りが早いので、使い勝手が良く、おだしはもちろん具材としても多用途で使えます。毎日のお味噌汁などの汁物には、お鍋に昆布を入れゆっくりと煮出し、そのまま他の具材と一緒に召し上がってください。表面に付着した白い粉は、マンニトールと呼ばれる糖アルコールの一種で、乾燥・熟成過程で昆布の内部から表面に染み出てきた昆布のうま味成分です。水で洗い流さずに、表面の汚れを乾いたふきんや、硬く絞ったふきんで軽く払ってご使用ください。

■原材料:昆布(北海道冬島産)
日高昆布二等検
■製造日からの開封前賞味期間:1年
■保存方法:直射日光、高温多湿を避け冷暗所で保存。

※開封後は密封し、高温多湿を避け保存し、賞味期限にかかわらずお早めにご使用ください。
※昆布の表面が白くなることがありますが、これは昆布のうま味成分で品質には問題ありません。
※まれにだし汁が茶色や緑色を帯びることがありますが、これは昆布そのものに含まれる色素によるもので問題はありません。、

一番だしの取り方
水1Lに対して15cm程度に切った昆布を3〜4枚入れ、中火にかけてください。沸騰する直前に昆布を取り出し、鰹節を15g程度加えて火を止めてこし器や布巾で濾してから、お料理にご使用ください。

「日高昆布」は北海道日高地域で採取された「みついし(三石)昆布」の俗称です。みついし昆布は北海道日高地域を中心に、津軽海峡の東側から襟裳岬を経て十勝沿岸まで、太平洋の寒流が流れ込む地域に広範囲に生息している昆布です。潮のとおりの良い岩礁に密生する性質を持ち、特に潮の流れの強い場所を好んで生息しています。収穫された昆布は早朝、浜辺一杯に敷き詰められ、たっぷりと太陽の光を浴びて乾燥します。100年以上も変わらず受け継がれてきた伝統の製法が、日高昆布の独特の風味と高い品質を現代の食卓に届けています。