パッションエクセントシャンプー&エクセントモイスチャーシャンプー
紀州備長炭の力、知床らうすの恵み「パッションエクセントシャンプーシリーズ」
紀州備長炭原材料化粧用炭配合
紀州備長炭
馬目樫(ウバメガシ)
和歌山県無形民族文化財に指定されている紀州備長炭を原材料とすることにより、通常の有用炭よりも吸着力が高く安全性の高い化粧用炭※を製造することに成功。炭の配合量を少なくすることでより刺激の少ないシャンプーになりました。
※化粧用炭とは、当社が独自に開発した紀州備長炭を原材料とする有用炭のことです。
紀州備長炭とは元禄年間(1688~1740)に田辺の炭問屋であった備中屋長左衛門が備長炭と名づけたことが始まりといわれています。
馬目樫(ウバメガシ)という良好な木を原材料とし、その硬度は20度(鋼鉄と同等)にも達し、その安定した高品質と性能が認められ高級料理用燃料を中心に重宝されています。本州の太平洋沿岸などの温暖な地域の急傾斜の崖地でよく育ち、伐採されてもすぐに新しい芽が出て丈夫な根を大地に広く張り、山崩れや土砂崩れなどの災害を防いでいます。
この備長炭の歴史は、遠く熊野木炭にさかのぼる平安時代に始まるといわれ、それが受けつがれ改良されて、今日の備長炭になったと考えられていますが、紀州には馬目樫(ウバメガシ)という良好な炭材があったことと、紀州の土質が耐火性で高熱に耐える備長窯をつくることができたことが大きな原因といわれています。そして、その製炭技術は和歌山県下にて保存され昭和49年に和歌山県無形民俗文化財に指定されました。
業界初、シャンプーに配合する有用炭の原材料に紀州備長炭を採用。
木炭はもともとは燃料として生産されていたものです。現代においては燃料以外にも様々な効果が発見され、その代表的な効果は吸着、消臭、遠赤外線、マイナスイオンなどがあげられます。
そして、その知られている能力からシャンプーなどに配合すれば人体の頭皮に効果が高いのではとの観点で今から約6年程前に初めて炭シャンプーに配合されて市場に出回りました。
しかし、皮膚刺激、眼の刺激、体内に入った時の安全性などの事から規定範囲の広い炭は人体に直接使用する化粧品に配合するには、色々な条件を求められる事になりました。
まず木を焼いたままの炭では、その吸着性は不十分であり、19世紀には賦活という技術が開発されました。そして賦活によって、その吸着力を飛躍的に高めた活性炭と呼ばれる炭が作られるようになりました。
活性炭は主にタバコのフィルターや浄水器のカートリッジに使用されています。更に人体に影響があってはいけないので重金属、ヒ素などの含有分析試験をして、ある基準内の物だけが有用炭として認められるのです。
【木炭、活性炭、有用炭の説明】
髪の毛と頭皮に少しでも優しく刺激の少ない処方を考え、まずはシャンプーに配合する1番量の多い成分の水や洗浄剤に目を向け更に防腐剤にも徹底的にこだわりました。
しかし炭シャンプーと言えばやはり1番の特徴である炭、有用炭に目を向けました。炭シャンプーなのに何の炭を使用しているかわからない。どの木を原料にしているかわからない。誰によりどの窯で焼かれた炭なのかわからない。炭や木の品質を上げられないかなどと考えたどり着いたのが「紀州備長炭」です。
シャンプーの原料の1つである有用炭を調べたところまず炭シャンプーを造る全部の会社が薬品会社から仕入れをして通常それを配合するか、備長炭や炭を加工せずに配合するか、そしてそれを両方配合するかいづれかである事がわかりました。
薬品会社から仕入れる有用炭は更に原木はおがくず、雑木(主に針葉樹)、外国産の木など加工して炭化する原料であれば良いという事がわかりました。
備長炭と有用炭はその造りから正反対(細孔を凝縮する事と広げる事)な位置付けにあり有用炭の原材料にする事は不可能だと認識されてきました。しかし、備長炭の中でも日本の伝統文化であり和歌山県無形民族文化財に指定されている焼き方、窯、その築構技術を含む製炭技術から生み出される「紀州備長炭」を原材料に選んだ事によって何の加工もせずに吸着以外の厳しい条件をクリアしてしまい、その素材が驚くほど優れた品質だという事がわかりました。
当社の知る技術によりその「不可能」を「可能」に致しました。
前述に記した様に備長炭のその素材の良さに目を付け、幾度にも渡る加工と分析試験を繰り返しました。
失敗と研究を重ねてついに「紀州備長炭」を「有用炭」の品質の高さに加工する事に成功し薬品の原料に認められたのです。
項目 | 備長活性炭(LPY-060) (Passion) 試験値 |
高級活性炭A (有用炭と同レベル) 試験値 |
試験法 |
---|---|---|---|
よう素吸着性能 (mg/g) |
1230 | 1250 | JIS K1474 |
pH値 | 7.0 | 7.3 | |
強熱残分 (%) |
1.0 | 0.8 | |
充てん密度 (g/ml) |
0.476 | 0.32 | 社内法 |
比表面積 (㎡/g) |
1188 | 1298 | 窒素吸着法 |
細孔容積 (ml/g) |
0.621 | 0.766 | |
平均細孔径 (nm) |
2.09 | 2.36 | |
メジアン径 (um) |
12.1 | 20.5 | レーザー法 |
パッション炭シャンプーに配合されている備長活性炭は、品質の良い他の有用炭レベルの活性炭よりも少量でより多く吸着をする事がわかります。
独自に行ったタバコのニコチンを使用しての実験においても、素晴らしい結果を得ています。
ニコチンも吸着する驚きの炭パワー!
1.水にタバコの葉を入れる。
2.ニコチンを抽出。
3.ニコチンをろ過する。
4.有用炭を配合。
5.再びろ過します。
6.炭がニコチンを吸着して透明になった水。
この炭をパッション紀州備長炭シャンプーに処方する事により、同じ容量有用炭を配合しても紀州備長炭有用炭はより多くの物質を吸着する事ができ又、同じグラム数配合すると少ない容量配合すればよい事になります。
洗髪をする際シャンプー液を髪の毛に付け通常必ず、揉んだりこすったりするかと思います。まずシャンプー液を髪の毛に付け伸ばしもせずにそのまま流してしまう方はいないと思います。シャンプー液を髪の毛全体に伸ばす時、揉み洗いをする時、そして頭皮を洗う時など少なからず摩擦はおきます。このパッション紀州備長炭シャンプーは洗浄剤や防腐剤などの刺激の少なさはもちろん有用炭を極めた配合量の微調整などにより頭皮や髪の毛に対して摩擦をも少なくするのです。
「パッション紀州備長炭シャンプー」は希少価値の高い備長炭を有用炭にし、その備長炭を焼いた先生と窯がはっきりしている炭の限られた確かなブランドなのです。
ミネラル豊富な知床らうす深層水配合
北海道オホーツク海の水深218mに眠るミネラルを豊富に含んだ海洋深層水を配合。
炭のミネラル分に加え深層水の豊富なミネラル分は、髪に栄養・水分を与え丈夫で美しい髪をつくります。
知床らうす
知床らうすは大自然に囲まれた、知床国立公園のある街です。その自然が生み出した海洋深層水は、海洋深層水の主要成分であるミネラルが豊富に含まれています。現代人の疾病の多くが、このミネラル不足によって引き起こされていると言われているのです。ミネラルがどれだけ大切で、そしてそのミネラルを多く含んだ海洋深層水が、どれだけ素晴らしいものか、これだけでも分かると思います。
※知床半島は日本で屋久島、白神山地についで3番目の世界自然遺産としてユネスコに登録されています。
海洋深層水
海洋深層水とは人間の体内の生理食塩水と極めて近い成分で水深200m以深にある海水の総称です。
グリーンランド周辺で塩分濃度差によって生じた「プルーム」と呼ばれる垂直に沈む海流が始まりで、その海流は深いところで4000mの深海まで達します。
北大西洋で沈んだ水は、2000年という気の遠くなるような年月をかけて、地球を循環していると言われています。水質的には、無光層(太陽の光がごくわずかしか届かない層)、季節的水温躍層(夏と冬とで水温差が生じる層)より深い層の海水です。
【知床らうす海洋深層水の特性】
- 低温安定性
- 取水口付近の水温は年間を通じて約-1~3℃で安定しています。
羅臼の表層水は年間で約5℃~約18℃の範囲で変動します。 - 富栄養性
- 海の生産力の基本である窒素やリン、ケイ酸などの無機栄養塩・ミネラルに富んでいます。
- 清浄性
- 陸水からの大腸菌や一般細菌に汚染されていません。
また、海洋性細菌数も表層の海水に比べて非常に少ないうえ、陸水や大気からの化学物質による汚染の影響をほとんど受けず、この点でも清浄といえます。 - 熟成性
- 海洋深層水は水圧30気圧下で長い年月をかけて形成された海水ですので、性質が安定しています。
- ミネラル特性
- 海水には必須微量元素や様々なミネラルがバランスよく含まれ、海洋深層水特有の溶存状態にある元素も明らかにされつつあります。
ミネラル
私たちのからだは小さな細胞からできており、その細胞は元素によって構成されていることから私たちは元素からできているといえます。特に微量栄養素とよばれる『ミネラル』は機能維持や調節には欠かせない、身体だけでなく、素肌、髪の健康維持にも不可欠なものです。
人の身体に多く含まれる元素は、水素、炭素、窒素、酸素、ナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素、カリウム、カルシウムの11種です。
その他、微量なものに、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素などがあります。これら計20種類の元素が必須ミネラルと呼ばれています。
知床らうす(海洋深層水)分析表 | |||||
成分名 | 単位 | 脱塩海水 | 成分名 | 単位 | 脱塩海水 |
---|---|---|---|---|---|
PH | - | 7.7 | 鉛(Pb) | mg/L | < 0.01 |
塩分 | Wt% | 0.30 | クロム(Cr) | mg/L | < 0.01 |
塩化物イオン | mg/L | 1.730 | 亜鉛(Zn) | mg/L | < 0.001 |
電気伝導率 | uS/cm | 4.720 | カドミウム(Cd) | mg/L | < 0.01 |
炭酸水素イオン(HCO3-) | mg/L | 11.8 | ニッケル(Ni) | mg/L | < 0.01 |
炭酸イオン(CO3-) | mg/L | < 0.5 | コバルト(Co) | mg/L | < 0.01 |
硫酸イオン(SO42-) | mg/L | 223 | セレン(Se) | mg/L | < 0.01 |
ケイ酸(SiO2-) | mg/L | < 1.0 | ホウ素(B) | mg/L | 0.40 |
ナトリウム(Na) | mg/L | 847 | ストロンチウム(Sr) | mg/L | 0.66 |
マグネシウム(Mg) | mg/L | 106 | リチウム(Li) | mg/L | < 0.10 |
カルシウム(Ca) | mg/L | 36.3 | アルミニウム(Al) | mg/L | < 0.01 |
カリウム(K) | mg/L | 37.5 | 全リン(P) | mg/L | < 0.005 |
フッ素(F) | mg/L | 0.11 | リン酸性リン(PO4-P) | mg/L | < 0.005 |
モリブデン(Mo) | mg/L | < 0.01 | 全窒素(N) | mg/L | < 0.05 |
バナジウム(V) | mg/L | < 0.005 | アンモニア性窒素(NH3-N) | mg/L | < 0.01 |
銅(Cu) | mg/L | < 0.01 | 硝酸性窒素(NO3-N) | mg/L | < 0.05 |
鉄(Fe) | mg/L | < 0.01 | 亜硝酸性窒素(NO2-N) | mg/L | < 0.002 |
マンガン(Mn) | mg/L | < 0.01 | 有機体炭素(TOC) | mg/L | < 0.5 |
ヒ素(As) | mg/L | < 0.01 |
【知床らうす深層水に含まれる主なミネラル成分】
- Mg:髪に必要なタンパクの合成を促進します。
- Cu:細胞内の酵素を活性し、ケラチン・コラーゲンの合成を促進します。
- Zn:細胞間脂質を角質層にスムーズに運んでうるおいをもたらします。
- Si:コラーゲンを束ねて結合組織を強化することに欠かせない成分で抜け毛を防ぎます。
- Na:人の体の主要元素。海洋深層水に多く含まれています。
- I海藻に特に多く含まれ、髪のキューティクルにうるおいを与え保護します。