オキノ 有機栽培コーヒー 焙煎したてをお届け!
通常の倍以上の手間と時間をかけた、まろやかで薫り高いレギュラーコーヒー
コーヒーは鮮度が命、完全受注生産
A.とB.の写真の違いは、何でしょう?
ヒント
その答えが、オキノレギュラーコーヒーを手に取る理由のひとつです。
(B.にお湯を注ぎ続けても、A.にはなりませんよ)
A.新しい(焙煎から時間が経っていない)コーヒー
B.古い(焙煎してから数ヶ月経っている)コーヒー
お湯を注いだときの膨らみでコーヒーの鮮度を図る目安になります。お湯を「の」の字を描くように注いだ時、プクプクとマフィンのように膨らめば「新鮮」。あまり膨らまなければ、焙煎から時間が経っていると考えられます。
コーヒーは、生鮮食品
コーヒーの味を決めるのは、鮮度と焙煎。
コーヒー豆も豆腐や野菜と同じように、鮮度が味を大きく左右する「生鮮食品」であることをご存知でしょうか。コーヒーは焙煎直後から炭酸ガスを放出し始めます。炭酸ガスが放出されている間はコーヒー独特の芳ばしい香りが漂いますが、出尽くすと酸化して味も香りも悪くなります。
スーパーなどに並ぶパッケージ品でも、量り売りでも、焙煎日を基準になるべく新鮮なコーヒーを選びましょう。
夏は冷蔵?
炭酸ガスの放出は、温度が高くなるほど早くなります。つまり焙煎後のコーヒー豆は、温度が高くなるほど酸化が早まるということ。コーヒー豆の新鮮さを守るために特殊バルブ付包装袋に入った商品も多くありますが、温度だけは管理する側の気遣いが必要です。「直射日光が当たらない場所で商品が保管されているか、また販売されているか?」も、焙煎済みコーヒーを選ぶ時の大切なポイントです。
美味しいコーヒーを長く楽しむためには、なるべく低い温度で保存しましょう。常温であれば1週間、5℃であれば2週間くらい珈琲本来の味と香りを楽しめます。
挽き(「粉」)は酸素に触れる面積が大きくなる分、早く劣化します。
挽いた豆は、できるかぎり早く召し上がって頂く方が、より美味しいコーヒーが楽しめます。
焙煎したてが一番!?
コーヒー豆は焙煎したてが一番美味しいという方もいれば、焙煎の翌日が一番美味しいという方や、ある程度時間がたたないと本当の旨みがでないという方もいます。コーヒーの味は焙煎してからゆっくりと時間をかけて変化していきますが、同じコーヒーでも「嗜好品」と呼ばれるとおり個々の好みにあった味が楽しめるタイミングはそれぞれです。
飲む人の好みにあった味を楽しめるように、焙煎人(ロースター)は出来る限り焙煎したての新鮮な豆をお届けする役目があります。オキノでは炭酸ガスを多く含んだ珈琲をお届けするため、焙煎豆の在庫を持たず、完全受注生産のもと必要量だけローストしてお届けします。
木曜日午前中までにお受けした注文を、翌週の月曜日に焙煎・パッキングし、翌日火曜日に発送。出来るかぎり焙煎したてのフレッシュさを楽しんで頂けるよう、温かい時期はクール便でお届けします
※常温でも品質が保持できる冬期は、常温便で発送します。(目安:11月頃から4月頃まで)
オキノ独自の品質追求
原料はすべて、有機JAS認定
細かな基準と厳しい管理をクリアした原料のみを使用しています。
生豆はオキノ独自の基準でしっかりと選定、輸入。また収穫後のポストハーベストや、輸入時のくん蒸処理も行っていません。もちろん、有機JASの認定を受けた焙煎工場で加工され、慣行栽培品と混ざることはありません。生豆の栽培から加工に至るまで、全ての段階で登録認証機関(米国認証団体OCIAなど海外機関による認証を含む)によるオーガニック認定を受けています。またオキノ独自のクライアント・システム(品質管理基準)によっても、全ての工程が管理されています。
二度焙煎でまろやかに、薫り高く
コーヒーの味は、生豆と焙煎で決まります。
一般的に良く飲まれる「ブレンドコーヒー」も、実は焙煎方法はひと括りにできません。ブレンドコーヒーの焙煎は多くの場合、最初にそれぞれの生豆の重量をはかってから、決まった配合率でブレンドし焙煎します。しかし、生豆は品種によりその特性も異なる為、厳密には焙煎温度も焙煎時間も変えなければ本来の味と香りを引き出せないものなのだとオキノでは考えています。また生豆は、収穫の年度やロットによっても水分含有量や成熟度合いが異なり、同じ産地の同じ品種の生豆であっても焙煎度合いは微妙に異なるのです。
良い豆を生かすには、焙煎次第。
だからオキノでは、独自のWロースト(二度焙煎)とアフターブレンドで、生豆の味を最大限に引き出しています。
まず生豆を品種ごとに一度焙煎し、水分をある程度飛ばします。そうすることで酸味のないすっきりとした珈琲になります。そして再びロースターに入れ、時間をかけてじっくりと焙煎します。このWローストがコーヒー特有の渋みを抑え、本来の豆の旨みを生かす秘密です。丁寧に焙煎されたそれぞれの豆を、ブレンドごとの配合率で混ぜ合わせるアフターブレンドもまた、コーヒーの味を生かしたブレンドをつくるもうひとつの秘密です。
オキノの美味しさの秘密は、多くの手間と時間を惜しまない生産者の姿勢にも隠されています。
挽き方にも秘密
豆の挽き方には、大きく分けて「グラインド方式」、「カット方式」、「プロペラ方式」があります。
オキノでは、「グラインド方式」を採用。これは臼のように豆を磨り潰す方式で、「カット方式」、「プロペラ方式」と比べると、挽き目が揃い微粉が出にくく、抽出すると雑味が少ない綺麗な味が表現できる挽き方だといわれます。またコーヒーの風味を損なう原因のひとつといわれる豆を挽く時に発生する熱を最小限に抑えるため、途中で時間をあけながら挽いています。オキノの工夫はこれだけではありません。
更に美味しさを追求し、挽き終えた豆をザルにとおしチャフ(シルバースキン)を取り除きます。コーヒー豆(種子)を包んでいる薄皮をシルバースキン(銀皮)と呼び、多くは精製過程で取り除かれますが、取り除かれないで薄い皮のようなものが残っている場合があります。外側に残ったシルバースキンは焙煎途中にほぼなくなりますが、豆の中まで入り込んでいるものはそのまま雑味や苦味の原因になるといわれます。
挽き豆は空気に触れる面積が増え美味しく味わえる時間が短いのですが、その分より綺麗で雑味のないコーヒーを楽しめるように、もうひと手間加えられています。
★コーヒーの選び方、ワンポイント★
挽いてある粉のコーヒーは、コーヒーメーカーなどいつも決まった器具で抽出する場合にとても手軽にコーヒーが楽しめますが、酸素に触れる面積が多い分だけ劣化も速くなります。豆は長く風味が続き、また都度挽きたての風味と芳醇な香りが楽しめますが、挽くためのミルが必要ですし、挽き方によっては雑味が混ざったりして本来の旨みを損なうこともあります。
コーヒーを飲む頻度や好み、生活スタイルにあわせ、豆か粉かを選択してはいかがでしょうか。
オキノの美味さを味わえるブレンド
有機スペシャルブレンド
創業当時からのブレンドで、一日中楽しんでいただける商品です。
品質の高い原材料を使っており、少量でも十分な味と香りが楽しめます。豆そのものに雑味が少ないため、多めに入れて濃く抽出しても、少なめで薄めに抽出しても美味しく召し上がれる抽出幅の広い商品です。パッケージを開けた瞬間、お湯を注いだ瞬間、部屋中に広がるコーヒーの香ばしい香りをお楽しみください。
ペルー 60%/エクアドル 30%/グアテマラ 10%
有機ロイヤルブレンド
より深みのある味が欲しいとのご要望から生まれました。
「深みのある味」とは、それぞれの豆が持つ味わいと焙煎、配合率によって決まります。スペシャルと見比べると、豆の見た目(色合い)は少し濃い程度ですが、味や香りは全く異なります。ブラックでも美味しく、砂糖やミルクを入れてもまた美味しい。パンやスイーツなどとも相性の良いどっしりとしたボディの旨みの深い商品です。
エクアドル 50%/グアテマラ 25%/ペルー 25%
夏季限定!純粋に美味しい、リキッドコーヒー
1992年の発売以来、有機リキッドコーヒーもまた他のオキノブランドの商品と同様に、原材料の品質と、安全性、新鮮さ、加工の考え方や技術に裏付けされています。「お客様の期待を裏切らない、ただ本当に美味しいものだけを届けたい」という沖野社長の思いは、有機リキッドコーヒーの生産においても、関係者との連携によって1本のボトルに結晶化されています。
美味しさの秘密!
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必要量のみローストするのは、フレッシュな方が美味しいコーヒーを楽しめるからです。リキッドコーヒーも同じく、焙煎したてのコーヒー豆で抽出すれば、より美味しいコーヒーをボトルパックで楽しめます。オキノでは、リキッドコーヒー製造工場と連携し、可能な限り新しいコーヒー豆でボトリングされるよう製造日に合わせてコーヒー豆を焙煎しています。
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原材料には、ペルー原産の有機コーヒー豆のみを使用。
多くの場合、リキッドコーヒーやアイスコーヒー用のブレンドは、異なる種類(原産地)の豆をミックスし味わいに深みや幅を持たせていますが、オキノでは異なる豆が持つ個性を組み合わせるのではなく、焙煎の度合いによって1種類の豆が持つ個性を多角的に引き出し組み合わせています。つまり、何種類かの異なった焙煎度合いのペルーの有機豆をブレンドし、アイスコーヒー独特の苦み・コク・スッキリとキレの良い後口を作り出しています。
焙煎の深さの違いによって同じ原料豆(グリーンビーンズ)に異なった風味を与えるには、ロースターの経験と高い技術、そして研ぎ澄まされた五感が必要です。
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抽出したばかりの温かなコーヒーと冷めたコーヒーでは、味は全く異なります。また周囲の環境によって、人の味覚も変化します。春は酸味、冬は甘みを好む傾向にあるように、同じ夏の間でも初夏・盛夏・晩夏と気温や湿度が変化すれば「美味しい」と感じる味も微妙に変化しています。だからオキノのリキッドコーヒーは、製造の時期によって都度ブレンドを微調整。「ただ本当に美味しいものだけを届けたい」という一点の曇りも無い願いによって、商品化されています。
リキッドコーヒーが出来るまで
- リキッドコーヒーの製造日に合わせて原材料の有機焙煎コーヒー豆を焙煎、ホールビーン(豆)のままリキッドコーヒー製造工場へ出荷します。
- 製造工場で焙煎豆が新鮮なうちに挽き、挽き立てをネル(布)のフィルターに投入、コーヒーを抽出します。
- 抽出されたコーヒーは、調合タンクから殺菌プレートをとおり充填されます(有糖の場合は、調合タンクで有機砂糖を添加、攪拌した後、殺菌プレートで滅菌・充填されます)。
本物、だからシンプル
無糖は有機コーヒー豆だけ、加糖は有機コーヒー豆と有機砂糖のみのシンプルな原材料です。自然のコーヒーのうま味と香りを楽しめるよう、勿論、香料も添加していません。無糖の商品は特に、充填後のボトル内で濃度が均一になるよう粘度を加えたりすることがあるようですが、オキノの無糖は無添加ですので、充填後の商品は下部に濃い部分・上部に薄い部分に分離してしまいます。最後まで美味しく召し上がって頂くには、開封後も都度よく振ってからお召し上がりください。
リキッドコーヒーの製造に関わる業者・人々は、オキノブランドを創りあげる誇り高い職人です。沖野社長が届ける一番美味しいコーヒー豆を、一番美味しい状態で抽出、パッケージングする。技術だけでなく味にかける情熱までもが連携され、はじめて実現された「本当の旨さ」です。
沖野社長より
弊社リキッドコーヒーの賞味期限は、6ヶ月です。
最近の有機リキッド商品では賞味期限の長いものも出回っていますが、製法は全く同じです。本来は弊社の商品も1年経過しても支障ないのですが、私自身の官能検査で「美味しく飲んで頂ける期間」として、賞味期限を6ヶ月に決めました。商品の流通上から考えれば、賞味期限が長い方が効率は良いと思いますが、「美味しい」と断言できない商品を販売するのは弊社の考えではありません。