「くまもとのひかり」は販売終了いたしました。
ご愛顧ありがとうございました。
くまもとの農家が丹誠込めて育てた
食・農・いのちをつなぐ 有機JAS認定米
安全な有機農作物を作り、直接消費者に届ける生産者の会「くまもと有機の会」。
消費者との連携を基本に取り組んできた「くまもと有機の会」は、設立以降、
一貫して農薬・化学肥料不使用での栽培を徹底しています。
手間ひまかけて創られた、安心してお召し上がりいただける有機JAS米をお届けします。 |
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- 有機農業のふるさと熊本から
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農薬による農家自身の健康被害が問題となっていた昭和37年、熊本大学医学部の研究者を中心とする幅広い職層の方々によって、農村の生活実態と農薬被害調査に取り組む「農村医学研究会」が熊本で発足しました。それをきっかけとして、熊本を中心に有機農業運動が始まりました。
昭和51年、有機農業生産者と消費者を結ぶ組織として、「株式会社熊本有機農産流通センター」が設立されました。その後、この組織はよりよい発展を目的としていったん解散し、有機農業をより広く伝えるために、昭和60年4月に「有限会社くまもと有機の会」が新たに発足しました。
- 消費者と生産者をつなぐ役割り
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「くまもと有機の会」は、安全な有機農作物を作り、直接消費者に届けようと集まった生産者の会です。
消費者との連携を基本に取り組んできた「くまもと有機の会」は、設立以降、一貫して農薬・化学肥料不使用での栽培を徹底していますしています。手間暇かけて創られた、安心してお召し上がりいただける「いのちのみなもと」を各家庭にお届けしています。
平成12年4月からは、「くまもと有機の会」を支える各生産者が有機JASの認定を取得し、有機認定を受けた農産物の生産と販売をするようになりました。有機認定制度に対する見解は賛否両論ありますが、現時点における共通の基準のひとつであることから、くまもと有機の会では取得すべきものとして取り組んでいます。
- 安全な食料と日本の農業を持続するために
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気象庁が観測を始めて以来の最高気温が全国で記録されるなど、毎年の様に異常気象が起きており、生態系に与える悪影響が指摘されるとともに、農作物にも大きな被害が出ています。農業従事者は異常気象に対する対策の必要性に迫られていますが、農業従事者や消費者を脅かす脅威は異常気象だけではありません。いままさに、「安全な食料」と「日本の農業」が存亡の危機に立たされています。
有機の会では、反当りの収穫量を増やすために土壌分析室を設置し、科学的面から土の分析を行い、安全な食材の収穫量を上げるなど、様々な取り組みを行なうことがこれからの課題であると考えています。
国内の食料自給率の問題、消費低迷、円高、デフレと先行きの見えない状況は続き、農業を取り巻く環境はさらに厳しい状況になると思われますが、「くまもと有機の会」は、これからも生産者と消費者の提携の重要性を再確認し、「食・農・命」の大切さを伝え、食べ物の安全を追及し、安全なおいしい農産物を生産して、消費者と共に支え合い環境にやさしい農業を目指します。
- 若い世代の農業者を育てる基盤
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近年は、高齢化や異常気象など、農業を取り巻く状況も厳しいものになってきていますが、そのようななか、有機農業を志す後継者や新規就農者も出てきています。志を持って農業を始めた若い世代の農業者をサポートしていくことも、「くまもと有機の会」の重要な役割となってきています。
具体的には、有機農業の技術勉強会を開催したり、ベテラン生産者の畑を見学したり、堆肥や有機資材の情報を取りまとめて提供することで各農業者への負担を軽減していくなど、様々な形で指導や支援を行っています。若い世代は、先輩農業者の真剣な想いを受け継ぎながらも、使命感を持って新しい時代に的確に対応できるよう、様々な経験を重ねていっています。
このような、後継者や新規就農者をサポートする仕組みは、今後さらに取り組んでいくべき重要事項として「くまもと有機の会」はとらえています。安全な食料どころか、食べ物が欲しくても手に入らなくなる時代を迎えるわけにはいきません。「くまもと有機の会」では、今日まで築いてきた関係をより一層広げながら、本質的な解決につながる取り組みをつねに模索しています。
平成22年には、20~40代の農業者や職員を中心とした、「くまもと有機の会 青年部」が発足しました。
現農業者の後継者が9名、新規就農者が2名、職員4名と、次世代を担う若い力が揃いました。有機の会の生産者の平均年齢は約65歳。一般では高齢化で農業の後継者不足が深刻ななか、「くまもと有機の会」では幸いにも後継者が着々と育ってきています。 |
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- コシヒカリの息子「ヒノヒカリ」
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ヒノヒカリという品種は、コシヒカリ産地に負けない「美味しいお米づくり」の実現を目標として、1979年から九州にて研究が始まりました。
1989年からは九州各県で作付けが始まり、その後は順調に作付け面積が広がって、全国の作付けランキングでも毎年上位を獲得する人気米となり、いまや九州地方の代表的なお米に成長しました。
ヒノヒカリはコシヒカリを父に持ち、その食味は、「コシヒカリ」と同じランクの極良食味です。関東以北ではあまり聞きなれないお米ですが、九州地方では常用米として人気があります。
粒の大きさはやや小粒ですが、粒の厚みがあり、全体的に丸みをもった粒です。色沢はやや濃、光沢はやや大で、外観品質も良質です。
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