Hirara 《ひらら®》の開発秘話と込められた想い
パワースポット宮古島でストレスに負けず育つ植物と独自のエネルギー調整技術が真の美を引き出します
中川と宮古島との出会い
2011年3月11日の東日本大震災、そして福島第一原発の事故。
それ以来、福島や沖縄に頻繁に出入りするなかで、原発賛成もしくは反対と唱えることよりも私がやるべきことがある、それは「第三の産業をつくりだす」こと、という根深い思いがあります。結局、産業が不足しているところに原発や基地は配置され、充分な産業がある地域に送電、もしくはその利益が流れていくという構図を打ち崩さない限り、何をいっても何も変わらないという現実があります。
私が今の仕事を始めたときにも、化学物質はいらない、そういうことでの金儲けはよくないと叫んでみても、じゃあその代わりに何があるのかということを、広く、大きく伝え続けるしかないという気持ちだったことを思い出します。
当時、買ったばかりの軽中古車を売却して手にした80万円だけを元手に、考えていることと、自分自身の実態があまりに乖離していることはさておき、ひたすら仕事に邁進しました。結果、今では多くのスタッフがプレマ株式会社の事業に関与するに至っています。まだまだ弱小ではあるのですが、さらに時間をかければ、「這いつくばってでも、原発や基地以外の産業をつくってやる」という途方もない願いですら、1%くらいは叶ってくれるかもしれないと夢想しています。
宮古島には、狭い島の中に多種多様な薬用植物が自生し、または栽培されています。
珊瑚礁が隆起してできた世界唯一の島ですから、地面はすべてもともとサンゴからできています。強いアルカリ性と排水性の土壌はやせすぎた土地ということになり、通常サトウキビや葉たばこの栽培には大量の農薬と肥料を用います。頻繁にやってくる台風は、山がない平たい島を襲い、暴風は植物を根こそぎなぎ倒し、海の水を島中に降り注がせます。
サンゴのミネラルを吸い込み、倒されても、塩まみれにされてもそこで再生してくる植物の強さは特筆に値するものがあり、ものすごい栄養素と生命力を帯びています。さらに、猛烈な紫外線が植物にストレスを与え続けますが、植物は自らを守るために抗酸化物質を大量に作り出します。人間にとっては痩せた、薬と助成金なしではどうしようもない土地は、植物に根性と再生力を与えてくれるのです。
産業らしいものが何もないこの島は、見方を変えると実はお宝の山そのものものです。私は、この「隠れたお宝の山」こそ、この島を再生させる産業の起爆剤にしたいと考えました。素人まるだしで農産物の栽培も始めましたが、これは安全で活力ある食を島の自然を壊さずに提供するという側面であり、産業になるまでには何世代もかかることでしょう。
今すぐできるのは、この島にすでにある何にも負けない生命力を、多種多様に組み合わせ製品にすることだと考えました。その結果生まれたのが、多種多様な薬草やフルーツをゼロから栽培または採取し、島内で抽出し、島内で製造してできあがったスピリチュアル&ナチュラルスキンケア「Hirara(ひらら)」シリーズです。
人口5万人程度の島で、化粧品製造の行程を島内で完結させるということは無謀すぎるチャレンジでしたが、2年をかけてついに完成しました。いつか、「人の役に立つことならば、緻密に思い描き、話し続け、やめなければいつか叶う」という原則を証明できるように、原発にも基地にも、助成金にも依存しない島でしかできない産業として花開くよう、育てていきたいと願っています。
どうぞ、「ひらら」をよろしくお願いします。
Hirara 《ひらら®》に外せない条件
この厳しい条件を満たすことができたのは、「むさしのイミュニティグループ」のご協力の他、河本昌彦氏(日本化粧品技術者会名誉会員)のおかげでした。
河本氏は、薬理学や化粧品科学をはじめ、原料や製品のエネルギーやバイブレーションにまで精通しており、どの組み合わせが皮膚にとって最適であるかを設計することができます。単に従来からある材料を組み合わせるだけではなく、宮古島由来の複数の植物から島内であらたにエキスを抽出し、これらを有機的に組み合わせることで、敏感肌の方から赤ちゃん、お年寄りに至るまで、家族全員で安心して使うことのできる製品作りを実現しました。仕事や子育てで忙しい女性でも面倒なく、簡単に使えるよう、可能な限りシンプルな構成で作り上げています。
製品の完成までには、約2年の歳月をかけてテストと試作を繰り返しました。そうして完成した「Hirara 《ひらら®》」には、島の人にとっても、使う人にとっても、「どこか、よそから持ってきたもの」ではない、「すでに、そこにある魅力」を引き出す力が存分に備わっています。
さらに神秘的なエネルギーを持つ素材により、心を禊ぎ心身とも穢れのない、地に足の着いた私になります。
これが「ナチュラル&スピリチュアル」化粧品と呼ばれる理由です。
燕の巣との感動の出会い
私たちに訪れた燕の巣との衝撃の出会いは、2012年のこと。マレーシアで会社を経営されていたある日本人から、「燕の巣の安全性と効果を研究開発しているベンチャー企業があるんだけれど、会ってみませんか?」と紹介いただいたのがきっかけでした。
マレーシアの伝統素材を研究・開発するその企業は、自社の燕の巣のエッセンスに絶大な自信を持っていました。「使ってみれば分かるから」とニコニコされている社長さんから、燕の巣エッセンスの素晴らしさ、希少性、そしてそれをいかに安全に活用するかについてお話を伺いました。
お話だけでなく、まずは自分が体感せねばと、その夜、言われた通りにドリンクを一本飲み、渡されたエッセンスを塗って寝ました。そして次の朝、すっきり目覚めた後、肌をさわってびっくりです。
「なんか、違う!!!」
こんな風に出会った燕の巣。知れば知るほど奥深く、確信を持って、お届けします。
久野真希子
久野真希子
燕の巣とは?
世界三大美女として有名な楊貴妃が、美しさを保つために食べていたとされるもののひとつが、燕の巣です。東南アジア沿岸に生息するアナツバメの巣は、古くから高級食材として、上流階級の限られた人だけが手にすることができるものでした。
漢方素材をまとめあげた書物「本草綱目」の中でもとりあげられている歴史的漢方食材でもありますが、その希少性の高さから、日本ではこれまで目にすることもありませんでした。しかし、その素晴らしさは、華人の間、また東南アジアの上流階級の間では知らない人はいないほどです。
アナツバメは、雄が約一ヶ月の時間をかけて、自分の唾液を固めて、生まれてくるタマゴを守るために、巣を作ります。アナツバメの巣は、パートナーである雌とそのタマゴを守るための、雄の求愛の成果なのです。
巣は半月型で、長さは6センチから10センチ、幅は3センチから5センチという子どもの手のひらサイズとなります。年に3回繁殖期を迎えるアナツバメの雄の唾液分泌は大変盛んで、同じ巣を使い回すことはありません。
燕の巣の抱える問題点と解決法
素晴らしいパワーを多数持つ燕の巣ですが、以前から次のような問題点が指摘されていました。
- 細かい羽毛を手作業で取り除くことの限界
- 重金属と亜硝酸塩の混入の可能
- 高温調理により栄養素が損なわれる
- 完全に溶けきらない燕の巣は吸収効率が悪い
- 添加物や漂白剤まみれの商品もある
そこで、Hirara(ひらら)に使用している燕の巣は、次のような方法でこれらの問題点をクリアしました。
バイオ技術で安全性を確保
アナツバメの雄が巣を作る際、その土地の草や、羽が材料となります。しかし、その安全性を約束している商品が少ないのも事実です。
もともと、マレーシアの重要産品である燕の巣ですが、亜硝酸塩と重金属の除去を保証した燕の巣エキスがなかったため、政府からの依頼もあり研究開発が始まりました。その結果、右記のグラフのように亜硝酸塩を除去したエキスの開発に成功しました。
不純物を除去し、燕の巣パウダーができるまで
- 水洗い
- 手作業による羽および異物除去
- 水中で特殊技術により重金属および亜硝酸塩(2ppm以下に)除去
- バイオ技術により低分子化
- ウルトラフィルトレーションにより、100%の羽毛及び異物除去
- 低温で安定化
- フリーズドライ
価値をできるだけそのままに
低温処理、フリーズドライ、無漂白、無添加の製法を貫いて、燕の巣の価値を可能な限り保った燕の巣エキスです。グラフにある通り、アミノ酸組成をほとんど変化させることもなく、シアル酸含有量は13.5%から13.1%と、食用とほぼ同レベルをお約束します。
低分子化実現
特殊なバイオ技術により、低分子化を実現しています。これにより、少ない量でも効率的に燕の巣のパワーを体感できます。