限定品!純粋国産の蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)
生産者がわかる高品質の蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)を適正価格でご提供!
雅蜂園特選のとれたての蜂蜜が続々登場!
今ならいろいろなお味をお楽しみいただけます!
希少価値の高い国産の桜やれんげの蜂蜜他多数取り揃えています!
養蜂家さんは照れ屋さんが多く、生産者の顔をご紹介できないのが残念ですが、
このたびご縁あって、生産者の特定できる高品質の蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)を
適正な価格にてプレマのお客様にご提供できることになりました!!
■ 無抗生物質 ■ しぼりたて ■ 手詰め
お待たせしました。桜の花の蜜だけを集めた桜蜜。
桜の花が咲く時期は短くまだ気温も低い時期なので、
この蜜を採取することは非常に難しく
優れた養蜂家にしか採取出来ない希少な蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)です。
粗目、中目、細目。三重布漉しのあと、もう一度漉して不純物を取り除いてあります。
無抗生物質の蜂蜜を、一つ一つ手作業でびん詰めしました。
プレマが自信を持ってお届けいたします
純粋国産蜂蜜をぜひご賞味下さい。
今回ご提供する桜蜜の生産者、青木養蜂場の青木さんです。
商品にも青木さんの写真が入っています。
生産者のお顔が入った正真正銘の純国産高品質の蜂蜜です。
これからも、各地で採れた蜂蜜をどんどん紹介していきますので、
味比べなどしていただけると幸いです。
蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)は胃に負担をかけず速やかに消化吸収できます。
胃弱・消化不良・滋養強壮・二日酔いのあとなどによく、運動前のエネルギー補給にも最適です。
採れたて国産蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)をお届けします
国産蜂蜜専門店「雅蜂園」よりその季節に、色々な花から採れたての蜂蜜をお届けいたします。
雅蜂園は全国各地の養蜂家さんを訪ね、お手伝いしながら採れたての国産蜂蜜をわけてもらっています。ほんの少ししかありませんが、皆様にお届けしたいと思います。どの地域でどんな養蜂家さんがどんな花の蜂蜜を採取するのか?様々な味をお楽しみ下さい。
( 蜂蜜は農作物同様、天候などにより採蜜量、価格が変わりますのでご了承下さい。 )
全国の各地域で珍しい蜂蜜が採取できましたら随時お知らせいたします!
本物の見分け方
現在流通しているはちみつには製法上でいくつかのタイプがありますが、消費者にはその違いが判りやすいと言えないのが現状です。はちみつの公正取引委員会では平成14年10月、「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」の一部を改正し、「純粋」と表示できるはちみつを『精製はちみつを使用せず、かつ、添加物を一切加えない物』と制限しました。しかし、人工的に加熱処理をほどこして濃度を高めた物も純粋はちみつと呼ばれています。
人工的に熱を加えると言うのは、花から採ってきた花蜜の水分をミツバチが体内外のやりとりで水分を蒸発させて濃縮し、十分な濃度17~18%(最大でも21%未満)になった熟成はちみつは蓋がされ巣房に貯えられるのですが、それを待たずに採取されるはちみつは非常に水分が多いのです(いわゆる、シャバシャバ状態)。これに熱を加えて水分を蒸発させて濃度を高める方法のことです。特に中国産に多くみられますがこのようなはちみつは比較的色が黒く、香りもどこか焦げ臭い独特な感じがします。
商品の裏の表示にも注目して下さい。原材料の表示に「異性化糖」「精製蜂蜜」「加糖蜂蜜」の表示は純粋ではありません。中には「異性化糖」が90%を占めるはちみつもあります。
「異性化糖」とは、とうもろこし、馬鈴薯などのデンプンを原料に作られるブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)を主成分とする液状糖。 「精製蜂蜜」とははちみつから臭い、色等を取り除いたもの。
「加糖蜂蜜」とは異性化糖などを加えて増量したもの。
天然で純粋に採取したはちみつは様々な効果がありますが、これらのはちみつではその効果は期待できません。
私の個人的な意見ですが、これらのはちみつは本来そのはちみつが持っている色、濁りを隠すために、半透明のポリ容器で販売されるケースが多いと思われます。便利だからと思わず、ビンの商品でその花の独特な色と濁り、(はちみつ中にはデキストリン分が含まれており少し濁ります)。を確かめて自宅で使用しやすい容器に入れ換えることをお勧めします。
雅蜂園 大塚美和
身土不二。採りたての純粋国産蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)
「採りたての蜂蜜を一度でも味わったら、絶対やみつきになりますよ」
採蜜は、4月から6月に行われます。ここは、新潟県です。朝は早く、日の出とともに作業開始!時刻は5時半です。車がやっと1台通れるくらいの山道を上がったところに到着です。
大塚さんは蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)問屋に4年間勤めていたとき、全国の蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)養蜂家をまわった。その経験から、それぞれの花の時期にとれる蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)が、どれほど美味しいか知っていた。また、採取した場所によっても、味が全然違った。6月、新潟県の妙高高原にアカシヤが咲く季節だ。しかし、すぐ近くの斑尾高原で採れたアカシヤの蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)とは、味が全然ちがうのだ。
「その季節、その土地で取れた蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)を食べてもらいたい」
これが大塚さんの願いだった。
また、大塚さんの頭には、採蜜場の地形が明確に記憶されている。 どんな斜面のどこが崖になっていて、どこに巣箱をおいているか、また、そこまでの道はどうなっていているか、全部了解している。一軒一軒の養蜂家さんを自らお手伝いしながら、蜂蜜を分けて頂いているからだ。
大手ではだめだ。なぜなら、味を均一化するために、ブレンドしてしまうからだ。
「少量でもいい。旬の蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)をドン、ドンとスポットで提供することはできないだろうか。ひとりでも多くの人に本物の蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)の味を楽しんで頂きたい」
その想いから、大塚さんは勤めを辞め独立した。
一方、プレマの中川は、純国産で、生産者の特定できる蜂蜜を探していた。
「いい蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)手に入らないでしょうかね」
折あるごとに、中川は私に聞いた。
一昨年、私は、他の仕事で、アジアを回った。完熟のフルーツ輸入のためだが、蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)も探していた。両方とも、私たちの心と体の健康にきわめて大切な食品だからだ。フィリピンのボルネオ島の原住民が採る蜂蜜やタイの蜜をたくさん味見した。また、日本でも、いろいろなお店をまわって調査した経験があった。そこで、「信頼できる養蜂家から直接分けて頂けないだろうか」と、探し始めていた。
川井さん、ここだ、こことやりましょう!
1枚の巣枠に約2,000匹のミツバチがいます。女王蜂の有無・産卵状態・貯蜜状態を1枚ずつしっかりチェックしながら(内検といいます)貯蜜の良い巣を取り出します。私は女王蜂を見つけるのにかなり時間がかかりますが、養蜂家さんは一瞬で見つけます。
これまでも、蜂蜜問屋さんからのオファーはたくさんあったが、中川のお眼鏡にかなうところはなかった。生産者を特定できないので断ってきたのだ。そんな折りも折、一通のメールがプレマに飛び込んできた。文章を見るなり、「川井さん、ここだ、こことやりましょう!」と社長が叫んだ。経験から、私は中川の直感がどれほど正確かを知っていた。選別のポイントは、いつも同じ。
その人が、『正直で、誠実、そして本物志向な人』
プレマと組める人かどうかを的確に判断するのである。今回もEメールの向こうに、大塚さんの人柄を見事に見抜いていた。
今年の1月23日、大塚さんは、京都のプレマを訪ねて下さった。お聞きしているうちに、いろいろなことが分かってきた。
足でコツコツと集めなければ、国産で良質の蜂蜜は手に入らない
1枚1枚ミツバチを蜂ブラシでやさしく払っていきます。ちなみに、一つの巣箱に約2万匹のミツバチがいます。ここには30箱以上巣箱があるのでな・なんと!60万匹以上のミツバチの中にいる事になります。
そのむかし、養蜂業はとても儲かり、蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)御殿ができる時代もあった。だが、今は採算が合わない。移動養蜂と呼ばれる日本の採蜜法は、大変な労力を要する。それに経費が伴わないのだ。
「後継ぎがいる方はほとんどいなくなってきているんです。今では、花のジプシーでやっている人はほとんどいません。消費者が蜂蜜を安定的に買って頂ける価格で出さないと・・・」
近年の健康ブームにより、総需要は増している。それに供給が追いつかず、量の確保と、採算上、中国産蜂蜜と混ぜて、国産として問屋に出荷する養蜂家もあるという。問屋もそのような状況を知りつつ、仕入れなければならないのが現状だ。
それでは、大塚さんの目指す、“本物”は提供できない。
「まじめにやっている養蜂家もたくさんあるんです。私はその生の蜂蜜を皆さんに食べて頂きたいと思っています」
抗生物質を使わない養蜂
もう一つのポイントは、抗生物質を使う養蜂家か、使わない養蜂家かの見極め。これも、長年のおつきあいから、お互いの信頼関係で知り得ることだ。
みつばちは弱いので、冬の間、抗生物質を餌に混ぜて投与する養蜂家が増えてきている。古来から受け継がれてきた自然の完全食品蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)は、エジプトのピラミッドから発見されたとき、まだ食べられる状況であったといわれるほど強い高い抗菌力と抗酸化力がある。マヌカ蜂蜜で有名になったように、胃の中のピロリ菌を殺すほか、赤痢菌なら10時間、大腸菌、チフス菌でも48時間で殺してしまうほど蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)の殺菌力は強いといわれている。毒性の非常に強いO-157にも効果がありと、 テレビの健康情報番組で紹介されもした。
確かに“良質の蜂蜜”は、間違いなく、強い抗菌作用がある。
一昨年、私は試験場の方の話を聞いたことがある。その試験官は、あまり殺菌力が強いと、まず、抗生物質の使用を疑うというほど、薬物投与は一般的になってきているという。
であるからこそ、“純粋国産蜂蜜”を“旬”で手に入れることは、大塚さんのように、養蜂家の裏事情を十分知っている人にこそできることなのである。
大塚さんは、良質の蜂蜜を手に入れるため、プレマでのアポイントの後、すぐ、岐阜に旅立つということだった。その後も、日本中を養蜂家のお手伝いで歩き回る。まさに、足でコツコツと集めなければ、国産で良質の蜂蜜は手に入らないのだ。
一トントラックなら、20個、2トントラックでは40個ほどしか、巣箱を載せられないという。花の開花にあわせて、九州から北海道まで2,000キロを移動するのだ。その後の大塚さんとのやりとりも、ほとんどがメール。それも、青森にいたと思うと、九州の福岡といったように、いろいろな養蜂家の仕事に合わせて、毎回居場所が異なっていた。
一日に50回も刺される時期も!
何よりも私が驚いたのは、大塚さんが、養蜂家の手伝いをするとき、一日に50回も蜂に刺される時期もあると聞いたときだった。
「えッ!蜂に刺されるんですか!」
蜂蜜業者は、蜂に刺されないのだとばかり思っていたのだが、間違いだと知った。蜂ブラシで、巣箱に群れなす蜂を落とすときに刺されるという。
「4月から6月くらいまでは、蜂もおとなしいんです。でも6月半ばくらいから、花が少なくなってくると、蜂がものすごく荒くなってくるんです。花がないうえに、蜜を取られるので、蜂が怒って、すごいんです」
「昨年の3月に刺されたのが、致命傷になりました。心臓ががバクバクして・・・」
ハチアレルギーになられたのだ。一度なったら治らないという。
「プロポリスに期待しているんですよ」
大塚さんは明るく笑った。このとき、大塚さんの苦労が実感を持って感じられた。また、同時に大塚さんの信念を感じた。
混乱する蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)市場価格
そんな大塚さんがさらに続ける。
「せっかく苦労して養蜂家さんから貴重な蜂蜜を分けて頂く約束をしても、昨今の健康ブームで、蜂蜜の需要が急激に伸び、大手が高値で買いあさっていってしまうんです」
養蜂家の方が採算が合わずに廃業されていく。ますます少なくなった国内産蜂蜜をお金にものを言わせて、5割以上もの高値で横取りされるように買われては、当然価格が高騰する。
大塚さんが調べた純国産の蜂蜜販売価格には、同じ量で、800円から5,000円の価格差があった。現在の加熱した蜂蜜市場は、行きすぎていると大塚さんは考えている。
「本当はもっと安く出せるんです。ほんものを適切な価格で、安定的に買ってもらえれば、養蜂家も廃業することなく、三者共栄することができます」
この考え方は、プレマのコンセプトに一致する。
スーパーの廉価蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)はほとんどが中国産
蜜蓋を切り取った巣を遠心分離器という機械に入れます、一度に9枚入ります。これを約5分間バッテリーモーターで回し巣の中のはちみつを取り出します。
突如、社長と佐々田も加わり、大塚さんに持ってきて頂いた蜂蜜の試食会が始まった。
「一番癖がないのはアカシヤやな」
「わたしレンゲが一番。香りがいいですねー。味もさっぱりしてますね」
「これは福岡産のレンゲ蜂蜜です。日本最大のレンゲの産地、岐阜県が昨年全滅してますからね。九州からまた、レンゲの花が回復してきているんです」
「国産のレンゲ蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)はますます手に入りにくくなっているわけですね?」
「量をたくさん集めるのが難しくなってきているんです」
「タイにおいてあったのは百花蜜でしょうかね」
一月にプレマの社員研修旅行でタイに行ったとき、ホテルの朝食に、蜂蜜のいっぱい詰まった巣をそのまま切って、提供されていたのだ。
「これと味がとても近かった」
「あれ、生でおいしかったですよー」
「このリンゴ蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)、リンゴの味がする訳じゃないんですね」
「数秒したらリンゴの味がしてくるんです。紅茶とかにちょっと入れると香りづけになります」
と大塚さん。
いろいろな味があって、みな大はしゃぎだ。
「通販ではどのくらい蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)が売れているんですか?」
「最大手だと、蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)だけで年間100億円くらい売っているはずです。それだけの量の蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)が国産であるわけがないんです。蜂蜜は看板で、実はプロポリスを売りたいのかもしれません」
「ということは、国産と書かれているものの中で、かなりの部分が輸入なんですね。供給量とつじつまが合わないですものね」
「特にレンゲは難しくなってきましたね。大手でも最近は、レンゲをパンフレットに載せなくなってきました。私も、今回は200本出せるとか、そのときそのときのスポットで出していこうと思います」
こだわりの手詰め
分離器の下にある出口から採れたてのはちみつがトロトロ出てきます。この味はサイコーです。
集中的に花が咲く時期を終えると、いろいろな花から集めた蜜、つまり百花蜜として売られる。
「採蜜箱が10個くらい並んでいても、一つ一つ味が違います。箱によって、蜂が集めてくるミツが違うので、違いが出るのです」
みつばちは1つの巣を1つの単位として、一匹の女王蜂と数万匹の働き蜂、2~3千匹の雄蜂がいて、それぞれ自分の役割を担当し、立派な社会生活を営んでいる。働き蜂は花の蜜を腹いっぱい吸い取って巣に持ち帰る。
一方、巣の中では幼蜂がいて、持ち帰った花の蜜を口移しで受け取り、巣に貯える以外に、乳液を分泌したり、育児をしたり巣の中の掃除をしている。花から運ばれる時や口移しで貯えられていく過程で、蜜蜂の体内に取り込まれる。主成分は蔗糖だが、蜜蜂の消化酵素により転化され、蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)となる。
巣の中で蜜蜂の羽の振動によって花の蜜の水分が蒸発し、濃縮されて保存性のある状態になる。その場、その時期に自然とミツバチが織りなして創りあげた天然の恵、それが蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)みなのだ。
「最近は消費者の方が求めるので、いろんな蜂蜜が出てきているんです。山形のサクランボ。受粉にミツバチを使います。リンゴやサクランボはゴミではないが、花粉や種みたいなものがたくさん入っているので、蜜にするまではすごく気を遣います。蜂の死骸とか花粉とか目に見えるゴミがいっぱいあるので・・・
そこで、粗目、中目、細目で三回漉します。そして、その後に、もう一度漉すんです。簡単な充填機もあるんですが、それでやると異物混入も多くなってしまいます。だから、丁寧に漉して、一つ一つ手詰めすることにこだわっています。
それでも細かい花粉が黒く残りますが、安心して召し上がって下さい。 」
本物の証し
採蜜が終るのは午後、その後なぜか?山菜採り大会が始まります。お手伝いを終えた私も(後方)参加しました。
「加熱に関してはどうですか?」
「アカシヤはほとんど固まりません。ブドウ糖より果糖の方が多いので・・・。
ブドウ糖の多いレンゲ、百花蜜はすぐに瓶詰めするとだいじょうぶです。でも、秋になり、気温が二〇度以下になると結晶しますね。固まってきます」
「そんなとき、どうやって瓶詰めするんですか?」
「40度以上で加熱すると、蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)が変質してしまいます。ですから、私は浴槽の古いのにお湯を張り、温度計を入れて、それ以上にならないように、温度管理をしています」
それなら安心だ。インドの伝承医学アーユル・ヴェーダでも、40度以上に加熱した蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)は体に良くないという考え方をもっている。
「中国産の蜜を大量に瓶詰めするところ、つまり、ラインで瓶詰めところはほとんど、高温で加熱しますね。固まって、うまく瓶詰めできないものですから。また、輸入蜂蜜の場合、輸送にも問題があります。南国を通る船で運ぶと、船倉が50度から60度くらいの高温になってしまいます」
プレマが大塚さんの純粋国産蜂蜜にこだわるのは、安心を皆様にお届けできるからだ。
もう一度言います。紀元前数千年の昔から、蜂蜜はきわめて健康に役立つ食品でした。シュメール人やバビロニア人によるくさび形文字の文献や、ヒッタイトの法書、インドの聖典「ヴェーダ」文献に登場する蜂蜜は、非常に神聖で高価なものと位置づけられておりました。蜂蜜ブームの到来した今だからこそ、もう一度“ほんもの”を見直してみてはいかがでしょうか。
注:HMFという色素による判定方法があります。蜂蜜の鮮度を見分けたり、加熱・非加熱を見分ける基準があり、この数値が高くなると熱を加えたという証拠になります。大塚さんは以前問屋につとめていらっしゃったので、このような手法も導入しております。
蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)の禁忌
1歳未満の乳児には与えないでください。
1歳以上のお子様から高齢者まで、妊娠中、授乳中のお母さんでも問題ありませんので安心してお召し上がりください。
ご存じでしたか?蜂蜜のいろいろ!
蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)の種類
はちみつは4~5種類くらいかなと思っている人が多いのではないでしょうか。確かに、商品として市場に出回っているのは、れんげ蜜やあかしあ蜜、みかん蜜など数種類に過ぎません。しかし、蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)は蜜源の花によってそれぞれ味・香り・色が違います。蜜を出す花の種類と同じだけあるという事になります。
蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)の成分
成分項目 | 果糖 | ブドウ糖 | 水分 | オリゴ糖 | その他の成分 |
---|---|---|---|---|---|
一般的なハチミツ | 40% | 32% | 18% | 7% | 3% |
アカシアハチミツ | 44% | 28% | 19% | 7% | 3% |
油菜ハチミツ | 35% | 38% | 18% | 6% | 3% |
蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)の主成分は糖類ですが、上の表では果糖、ブドウ糖、オリゴ糖が糖類に含まれ全体の約80%に相当します。果糖、ブドウ糖は単糖類と呼ばれる糖類では一番消化し易い糖で、体の中に入るとすぐ吸収されます。そのため蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)はもっとも消化されやすい食品として有名で色々なスポーツ選手の食事に使われたり、病後の療養のため等に利用されたりします。 また、果糖やブドウ糖などの比率は花の種類によって異なり、上の表のとおり、アカシア蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)は果糖が多く油菜蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)はブドウ糖が多いことで有名です。
その他の成分
蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)に含まれるその他の成分としてはミツ蝋、花粉等の微粒子、蛋白質、有機酸、アミノ酸等です。また、微量成分としてはビタミンやミネラルが含まれます。 蜜ロウは蜜蜂の巣の材料ですが蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)が蜜蜂の巣に蓄えられている間に蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)の中に混入します。だいたい1%~数%含まれています。 花粉はミツバチにとって大切なタンパク源で、若いミツバチはこれを食べてローヤルゼリーを分泌します。だいたい蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)1g中に1000個~30000個も含まれています。
ハチミツ中の蛋白質はそのほとんどが花粉やミツバチ由来の酵素で0.2%~1%くらい含まれています。酵素の種類としては、インベルターゼ、グルコアミラーゼ、βアミラーゼ、グルコースオキシダーゼなどの糖に作用する酵素です。
有機酸はそのほとんどがグルコン酸です。蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)中に存在するグルコースオキシダーゼによりブドウ糖が酸化され生成されます。おおむね蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)中に0.2%~0.5%程度含まれ、蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)のpHを酸性に保つ働きをしています。また、グルコン酸は多くの有機酸の中で唯一ビフィズス菌をふやす働きがあります。
アミノ酸はそのほとんどがプロリンです。通常蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)中に200ppm程度含まれています。このプロリンと前述のグルコン酸がハチミツの味を司っていると言われています。また、鉄分と結合して鉄分が水に溶けなくなるのを防ぐ働きがあります。
微量成分としてのビタミンはビタミンC、ナイアシン、ビタミンB群などの水溶性ビタミンが含まれており、ミネラルとしてはカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分など豊富に含まれていますが、花の種類によって含有量が異なります。ミネラルの多い蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)としてはソバ、栗、綿などがあります。相対的には色の濃い蜂蜜(はちみつ・ハチミツ)のほうがミネラルが多いようです。
ご注意
蜂蜜は非常に糖度が高い食品ですので、腐ったりすることはありません。
しかし年月が経つにつれて、香りや風味がなくなります。
古くなった蜂蜜は料理などに使うのをお勧めします。
また白く結晶することがありますが、品質には変わりありません。
長崎から一切の加熱処理をしない非加熱・生はちみつが登場
雅蜂蜜の国産生はちみつ
雅蜂園 大塚美和- 2018年5月26~28日まで長崎県で採蜜しました。とてもいいいい蜜でクロガネモチの花の蜜だと思われます。
- そもそも加熱・非加熱と言う定義が国産蜂蜜の中ではないのですが、まずミツバチの巣から分離器を使ってはちみつを取り出します。
それを養蜂場ではメッシュの布で荒漉しして1斗缶に入れます。そこから各業者でそれぞれの販売用容器に詰めるのですが、荒漉しの状態では蜜蝋や花粉などが異物として見えるので、各養蜂業者、販売業者が最終ろ過をし、ビンに詰めます。
もちろん養蜂家さんが、採れたてをすぐにビン詰めして販売している蜂蜜もたくさんあります。私がお世話になっている養蜂家さんも移動先の各地域で採れたてをすぐにビンに詰めてご近所の方に販売しています。毎年それを楽しみにしている地元の方はその時期に1年分を購入されます。その状態が非加熱なのでしょう。
又、蜂蜜の性質上結晶してしまいます。ビンに詰める際この結晶を溶かさないといけませんので、その時の湯煎の温度は40℃以下ではなかなか溶けません。かと言ってガンガン温度を上げる製造者もいません。もちろん結晶しない蜂蜜も花の種類によってありますのですべてがそうとは限りません。しかしそれが加熱と言うのならば、国内に非加熱の蜂蜜は一定の時期以降はほぼないか、ビンの中で白く固まっているでしょう。また一般的に、外国産は輸入の基準で水分が多いと発酵してしまうので加熱して水分を除去する国があるそうですが、それが加熱ならば国内のものはほぼ非加熱です。
雅蜂園はそれぞれの養蜂場で1斗缶に詰めた物を仕入れます。湯煎して濾す場合は50メッシュの上に100メッシュの布をかけて濾しますが、今回の生はちみつは湯煎せずに常温で濾しますのでかなりの時間がかかります。また若干の花粉や微細な夾雑物などが入っている場合があります。
- ただし、上の注意事項はよく読んでいただいて、
完全に同意してからご注文ください。 -
- 微細な夾雑物が入っている
- 色が違う
- データが欲しい
- 味が異なっている、
などの、加温が前提となる品質保証は一切できかねますのでご了承ください。