家族の健康を願ってつくられた、あうん「さとしのしじみエキス」
加えるのは茹でるときの水のみ。オルニチン含有量は生の蜆の4倍以上、アミノ酸バランス・ミネラル・ビタミンがそろった健康補助食品です
なにも引かない・なにも足さない
蜆そのままの濃厚なエキスで健康的な生活をサポート
日本人が縄文の昔から食べ続けてきた食材「しじみ」。
栄養価が高く、健康的な体づくりに欠かせない成分がたくさん含まれています。
「さとしのしじみエキス」は
何も引かない・何も足さないを原則としてつくられています。
大和しじみに少量の水をくわえて茹で、
乳白色の汁のみを別鍋でひたすら煮詰めること約35時間。
化学的な処理は施さず、添加物も一切不使用です。
自然の力と日本人の智慧が生み出した濃厚なエキスが
健やかな毎日をサポートします。
日本人になじみ深い食材「しじみ」
日本人になじみ深い食用貝というと、アサリ、シジミ、ハマグリ、アワビ、カキなどいろいろあるけれど、なかでもアサリとシジミは、一般家庭でもよく食卓にあがるのではないでしょうか。
ここでは「しじみ」についてお話していきたいと思います。
しじみは、日本では縄文時代から食べられていたことがわかっています。縄文時代の貝塚から多くの貝殻が発見されたり、郷土料理としてレシピが言い継がれてきたりなど、日本人にとっては古来から大変身近な食材です。
近年は健康補助食品としても人気のあるしじみですが、昔から民間健康法として、体にいいということで、お味噌汁や佃煮など、広く食されてきました。
貝類の一般的な栄養成分としては、たんぱく質・炭水化物・カルシウム・鉄分・ナトリウム・ビタミン・ナイアシンなど、非常に栄養豊富で、小魚類にも引けを取らないほどです。
例えばお味噌汁ひとつとっても、しじみやアサリなど貝類を入れると、旨みが出てとてもおいしいですよね。この旨みは、貝類がアミノ酸を豊富に含んでいるから。特にしじみはこのアミノ酸を多く含むと言われ、健やかな体づくりに寄与するため、積極的に食べるようにしたい食材のひとつです。
しじみの生態
ひとくちにしじみと言っても、たくさんの種類があり、日本本土の在来種としては、主に3種が生息しています。
- ヤマトシジミ:汽水性、雌雄異体、卵生。※汽水性とは淡水と海水が混在したところ(一般的には川が海に淡水を注ぎ入れる河口部)で生息しているということ。
- マシジミ:淡水性、雌雄同体、卵胎生で雄性発生をするが、繁殖様式はまだ解明されていない。
- セタシジミ:琵琶湖固有種。雌雄異体、卵生。
このなかで、「さとしのしじみエキス」に使われているヤマトシジミは、河口の砂地に棲息し、満潮の海水を吸って育つため、アミノ酸、ミネラル、ビタミンが豊富と言われています。
おまけ:蜆(しじみ)の漢字の由来
しじみは漢字で「蜆」と書きます。しじみは「貝」なのに、なぜ漢字に「虫」が入るのか不思議に思ったことはありませんか?諸説ありますが、ここでは代表的なものをお伝えしたいと思います。
「しじみ」は「縮み(ちぢみ)」が転じて名付けられたと言われています。
なぜ「縮み」かというと、二枚貝の中では小型だから、という説と、殻に輪状の筋が刻まれているのですが、それが縮んで見えるから、という説が有力のようです。そして「虫」=小さいもの、「見」=見える・現れるという意味から、「小さいものが浅瀬に見える」ということで「蜆」となったそうです。
漢字の由来って面白いですね。昔の日本人の視点のユニークさには実に驚かされます。
しじみはなぜ体にいいと言われるの?
しじみは体にいい、とはよく耳にすることですが、それはなぜでしょうか。
しじみは非常に栄養が豊富で、なかでも人に必要なアミノ酸20種のうち19種を含んでいると言われています。また、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等、体のリズムを整える上で重要とされる11種のミネラルが含まれていることもわかっています。さらに、ビタミン類も4種が確認されており、栄養の宝庫といっても過言ではありません。昔から日本で広く食されてきたこともうなずけますね。
このように栄養豊富で、私たちの健康をしっかりとサポートしてくれる成分をたくさん含むため、「しじみは体にいい」と言われるのです。
しじみに含まれるおもな成分と役割
このように健康的な体づくりはもちろん、美容や、若々しく過ごすためにも積極的に摂取したい成分や栄養をたくさんふくむしじみ。ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。
オルニチン
アミノ酸の一種であり、滋養あふれる元気成分で、特に宴席好きな方から活用されている成分。夏の元気対策などにもいいと言われています。
カルシウム
子どもの丈夫な体作りをサポートするために欠かせないと言われます。前向きな生活を送りたい方にも適しています。
鉄分
鉄分は健康に欠かせない役割を担っています。 体にとって基本的なコンディションを高める効果があり、丈夫な体を保つためにも効果があると言われています。妊婦さんにも積極的に摂っていただきたい成分です。
ビタミンB類
しじみは、ビタミンB2とビタミンB12が豊富。ビタミンB2は発育のビタミンとも言われ、そのとおり健やかな発育時には欠かせない栄養です。ビタミンB12は別名赤いビタミン。体をいたわる上でも役立つと言われます。
亜鉛
体のリズムをよくし、健やかな成長時に必要な栄養。宴席好きにも効果があるとも言われます。
自然食品店「あうん」
「家族の健康的な生活」を求めて
有限会社「あうん」は、愛知県名古屋市で自然食・健康食販売をはじめ、整体や健康相談など、健やかな生活を送るために必要とされるさまざまことを提供している会社です。
自然食の店・あうんの始まりは、創業者である鎌田麗子さんやその家族が健康に過ごしたい一心で、故・馬淵通夫先生のご指導のもと、50年前に始めた玄米食にあります。
玄米食を続けながら、未熟児として生まれた次男の健やかな成長を支えるべく、民間健康法として古来から言い伝えられてきたしじみエキスを使うようになったことをきっかけに、先人たちが行なってきたお手当てを取り入れ、いろいろ試すこと50数年。
しじみエキスの有用性を、その身をもって実感したことで、それまで夢にも思わなかった「しじみエキスを人様におすすめする」という仕事を始めることとなりました。
自身やご家族の経験を生かし、玄米食やしじみエキスの有用性を広め、たくさんの方の役に立ちたい。それが「あうん」の願いです。
さとしのしじみエキス
何も引かない・何も足さない
「さとしのしじみエキス」は、何も引かない・何も足さないを原則としてつくられています。
大和しじみは、人体構成上必要とされるほとんどのアミノ酸を含み、その上ミネラル・ビタミン・グリコーゲンと栄養バランスは天下一品。
そんな栄養豊富な大和しじみに少量の水をくわえて茹で、乳白色の汁のみを別鍋でひたすら煮詰めること約35時間。じっくり煮詰めることで濃厚なエキスが出来上がります。随所に冷凍保管の工程を入れることにより、有用成分であるオルニチンの含有量が4倍以上になっています。
化学的な処理は施さず、添加物も一切不使用です。1本の瓶に生しじみ10kg相当のしじみが使われています。
商品名の由来
有限会社あうん代表取締役社長
鎌田哲(さとし)氏
先にお伝えしたように、健康の社「あうん」がしじみエキスを世に広めるようになるきっかけは、
あうんの創業者である鎌田麗子さんの次男である哲さん。
哲さんは未熟児として生まれたのですが、しじみエキスを少しずつ食べるうちに健康的な生活を送れるようになりました。
当初は「鎌田のしじみエキス」として販売を開始したのですが、
この哲さんにまつわる大きな経験から「さとしのしじみエキス」と改名。
そして哲さんを中心としてしじみエキスの製造をおこなうようになりました。
哲さんは現在、あうんの代表取締役社長をつとめています。
原料調達から製造まで
さとしのしじみエキスは、青森県のとある工場でつくられています。当初は三重県で製造されていましたが、ある時期からヤマトシジミが激減し、製造が難しくなってしまいました。
そんなとき麗子さんが旅先の青森で「大和蜆エキス」と書かれた看板を目にしたことが縁で、加工所を青森に移すことになります。さらにそこは国内の蜆水揚げ量の44%を占める十三湖や小川原湖の近くでもあり、良質な蜆を安定的に確保できるようになりました。
蜆漁では、鋤簾(じょれん)という道具でふるいながら水揚げします。鋤簾は網状になっており、小さな蜆は自然に落ちて湖に戻るという仕掛けです。また、船1隻につき、1日150kgという制限が設けられており、これらの仕組みにより、資源を有効活用し、自然環境を保護しています。
製造工程
製造工程はしじみの仕分けからはじまり、手作業が中心。その全工程を、以前はさとしさんが1人でおこなっていたというから驚きです。丁寧に丁寧に、心をこめてつくられています。
1.煮出し
蜆を大きな蒸気釜に入れ、蜆の半分の水で約30分煮出します。
2.かまし(天地返し)
より多くのエキスを抽出できるよう、蜆に熱が均等にかかるようにします。
3.再度煮出し
沸騰したら、煮こぼれしないように蒸気を調節しながら約30分煮出します。この段階ではまだ真っ白な潮汁の状態ですが、蜆のうまみたっぷりで濃厚です。
4.濾過
和紙や布で濾過し、冷凍で保管します。この作業を1日5回、1週間繰り返します。ようやく下処理が終了。
5.煮詰め
冷凍された潮汁を蒸気釜で何日もかけて煮詰めます。焦がさないよう、栄養分全てを煮出せるよう、色や匂いをチェックしながら煮詰め、最終的に真っ黒なしじみエキスになります。
6.完成!
製造のポイント
- Point1. 蜆の砂抜き後、すぐ冷凍保管
- 冷凍することで、オルニチンの含有量が4倍以上も増える(青森産業技術センターの研究による)ことから、冷凍保管の工程が取り入れられています。
- Point2. 加熱と冷凍を繰り返す
- 当初は冷凍の工程は取り入れられておらず、生の状態からひたすら煮詰め続けていました。Point1で冷凍の工程を取り入れた際、煮詰めたものを一旦冷凍し、翌日また加熱するという作業を繰り返すことで、有用成分が増えると同時に旨みも増すということがわかったため、この繰り返しの作業を行なっています。