「淡口」と書いて「うすくち」と読む。風流・雅な料理には欠かせない、素材の色と旨味を生かす醤油を、関西屈指の醤油のふるさと『たつの』からお届けします。
淡口醤油は一般的に濃口と比べて塩分濃度が極端に高いように思われがちですが、実際は100mlあたりわずか0.25gの差でしかありません（※）。淡口は熟成期間が短いため、その分塩分が濃いように感じてしまいますが、かつおや乾しいたけ、こんぶでとった旨味の濃い出汁は、ほんの少しの淡口醤油がその旨味と風味を引き立てます。また鮮やかな素材の色や風味が引き立ちます。じゃがいもの淡黄色、たまねぎの薄い白色、さといものグレーがかった白など、淡い色合いを生かした煮物は、淡口醤油の出番です。色あいもまた、食欲増進剤。淡口醤油をちょっと使うと、いつもの和食が”とびきりの和食”に変化します。

原材料：大豆（国内産）、小麦（国内産）、食塩
製造日からの開封前賞味期間 ：360日

※「植物は土がそだてるもの」を根底に、化学合成された農薬や化学肥料は一切使用せず、土壌から育んだ圃場で、自然に育まれた大豆と小麦を100%使用。そして太陽の光を浴びた天日塩。ひとつひとつ吟味した素材を使い、四季の移ろいに任せて昔ながらの醸造法で熟成すると、大地と海の力が調和した深さと幅のある旨味の生きた醤油に仕上がり、まるで生きて意思をもっているかのように、素材の旨味を引き出す力を秘めています。

※淡口醤油の賞味期限 は、「淡い色合いが保てる期間」を基準に決められます。
糖度が高い淡口醤油はその分、濃色化しやすく賞味期限 が短くなります。100mlは500mlに比べ容量が少ないため、糖化が進みやすく色目が濃くなりがちですので、賞味期限 が短く設定されています。

※弊社 濃口・淡口のナトリウム量比較。