人と環境に優しい
洗濯用石けん『こだわりの粉せっけん』『日本晴れ』
台所用液体石けん『石鹸水』『アロエちゃん』

従来の石けん商品の欠点を克服した、人と環境に優しい洗濯せっけんと台所用液体石けんです。

販売終了致しました。
ご愛顧ありがとうございました。

マザータッチ

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合成界面活性剤不使用!

これからの人と環境のことを考えて
優しい石けん製品に変えてみませんか

原料は全て自然油脂を使用。自然を甘く見ないように、
石けん製造の職人としてのプライドをもって・・・
そんな信念のもと、真剣に、丁寧に造られたこだわりの石けん製品です。


ミワケンコー 石けん製品

▼買い物かご

生分解性が良いので、河川の汚染、公害防止に役立ちます 石油系合成界面活性剤を一切使用していない、洗濯用石けん・台所用液体石けんです。
排水は生分解性が良いので、河川の汚染、公害防止に役立ちます。


次のことを心がけて石けん造りをしています!

  1. 原料は全て自然油脂を使用するため、自然を甘く見ないように。
  2. 製造にあたって、心の邪念を振り払いつつ、いつも自然体でいられるように。
  3. 石けん職人と油脂は一心同体。どちらが上でもなく、下でもなく。
  4. 製造する際、職人の持っている全ての五官を発揮できるよう、いつも五官を大切に。
  5. 石けん製造に関して、職人としてのプライドをもって。

(株)ミワケンコー社長 畑中正直



一般的な洗濯用洗剤・台所用洗剤(合成洗剤)との違い


日本晴れ 日本晴れ 一般的な洗濯用洗剤(合成洗剤)

液体洗濯石けん

純石けん分40%
椰子脂肪酸(石鹸主剤)、オレイン酸(石鹸主剤)、苛性カリウム(中和剤)、精製水

厳選された天然油脂のみで製造したので、合成界面活性剤(LAS、ABS)は一切含まれていません。液体タイプなのですぐ水に溶け、低泡性なのですすぎが簡単なので、全自動洗濯機に最適です。洗い上がりは、従来の粉石けんよりもソフトに仕上がります。

洗濯用合成洗剤
洗濯用複合石けん

石油系原料の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ(LAS)合成界面活性剤(ABS)、が主成分。

全自動洗濯機用などに液体タイプとなって非常に使いやすいが、合成界面活性剤を使っているため、排水が人や環境・自然のサイクルに与える影響が近年世界的に深刻化しつつあります。


石鹸水 石鹸水 一般的な台所用洗剤(合成洗剤)

台所用液体石けん

純石けん分25%
椰子脂肪酸(石鹸主剤)、苛性カリウム(中和剤)、精製水

天然ヤシ油脂が主原料なので手肌にマイルドで手あれをおこしません。合成界面活性剤を使っていないので、排水は生分解性がよく、河川の汚染、公害防止に役立ちます。

台所用合成洗剤

石油系原料の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ(LAS)高級アルコールなどが主成分。

お食事後の食器洗いに毎日のように使われています。しかし、手荒れに代表される合成界面活性剤が人に与える影響や、排水が環境汚染や自然のサイクルに与える影響が近年世界的に深刻化しつつあります。


アロエちゃん アロエちゃん 一般的な台所用洗剤(合成洗剤)

台所用液体石けん

純石けん分20%
椰子脂肪酸(石鹸主剤)、苛性カリウム(中和剤)、天然香料(アップル)、アロエエキス、葉緑素、精製水

天然ヤシ油脂を主原料に、アロエエキスと葉緑素を配合しているので、手肌に非常にマイルドで手あれをおこしません。アップル(天然香料)のさわやかな香り。合成界面活性剤を使っていないので、生分解性が良く、河川の汚染、公害防止に役立ちます。

台所用合成洗剤

石油系原料の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ(LAS)高級アルコールなどが主成分。

お食事後の食器洗いに毎日のように使われています。しかし、手荒れに代表される合成界面活性剤が人に与える影響や、排水が環境汚染や自然のサイクルに与える影響が近年世界的に深刻化しつつあります。


▼買い物かご


知っているようで知らない『石けんとは』


※日本石鹸洗剤工業会の石鹸・洗剤Q&Aを参考に作成しました。

≫石けんや洗剤などは、暮らしの中でどのように役立っているのでしょう

現代に生きる私達は日常生活を清潔で衛生的に過ごすことができるようになりました。歴史を振り返っても、清潔で健康な生活のために石けんや洗剤などが重要な役割を果たしてきたことがわかります。

清潔を意識するようになったのは、14世紀半ばにヨーロッパ大陸で大流行したペストがきっかけということですが、日本でも1940年代頃の衛生状態は極端に悪く、人々はノミやシラミに悩まされました。その後、石けんや洗剤が普及するにつれ人々の清潔への関心も高まり、入浴時の石けん使用やシャンプーによる洗髪習慣の定着などにより、身体を清潔に保って過ごせるようになったのです。

身体の清潔とともに、私達をとりまく環境も大変衛生的になりました。例えば食生活の面では、石けんの普及と「手洗い」の習慣化が、手を介在した食中毒や伝染病の減少に寄与してきました。また、わが国で戦後猛威を振るった回虫やぎょう虫などの寄生虫の罹患率は、農作業方法が下肥利用から化学肥料や農薬の使用に転換したことや、台所用洗剤による野菜や食器の洗浄で寄生虫卵が洗い流されるようになったことにより、著しく減少しました。また、食生活が欧米化し、油を多く含んだ食事の後片付けにも台所用洗剤は欠かせないものとなっています。

衣生活の面では、石けんや洗剤の優れた洗浄力により、清潔な衣料を身につけられるようになりました。家事の1つとして時間と労力のかかった洗濯についても、電気洗濯機の普及とともに、石けんや洗剤が主婦への負担を著しく軽減しました。

住環境においては、各種住宅設備、機器の発達による住宅の変化と同時に、住まい方も個人個人で多様化してきました。こうした変化に合わせて、住宅用の洗剤、洗浄剤も多くの種類が開発されており、これらの使用により様々な汚れを簡単に効率よく落とすことが可能になりました。

特に最近では、清潔な住まいは衛生管理の基本にとどまらず、「心地よさ」や「家族だんらん」をつくり出すことにつながると考えられており、住宅用の洗剤類の役割も大変大きくなっています。

このように、石けんや洗剤などは衣・食・住と生活全般を清潔に保つとともに、健康、衛生、効率といった面で、豊かな暮らしに役立っているのです。

≫石けんの歴史について

紀元前3000年代のものとして復元されたシュメール(バビロニア南部の地名)の粘土板には、薬用としての石けんが登場しており、その製法まで書かれています。ローマ時代(約3000年前)の初期に、サブルの丘でいけにえの羊を焼いて神に供える風習があり、したたり落ちた脂と木の灰(アルカリ成分)とから自然に石けんができ、土にしみこんでいました。この土は人々から汚れをよく落とす不思議な土として大切にされ、このサブルがソープ(Soap=石けん)の名の起こりといわれています。

石けんは、12世紀頃から大量に生産されるようになりました。日本で昔からいわれている「マルセル石けん」の名は、当時ヨーロッパ石けん工業の中心地であったフランスの都市・マルセイユに由来したものです。13~14世紀に入ってロンドンに石けん業者のギルドが成立し、ドイツでは14世紀頃、南部諸都市に石けん工場ができました。しかし、石けん工業に飛躍的発展をもたらしたのは、イギリスに始まった産業革命による化学分野での次の3つの発見です。

  • シューレによるグリセリンの発見(1779)
  • ルブランによる人工ソーダ製造法の発見(1790)
  • シュヴルールによる油脂の化学的組成の発見(1811)

また、1830年代未にイギリス、フランスで起こった蒸気加熱によるけん化の技術は、1870年代には完全に普及し、こうして石けんの近代工業が生まれました。

日本へは1543年(天文12)、ポルトガル、スペインから渡航したキリスト教宣教師たちの土産品として、帽子、ラシャ、合羽、金平糖などとともに初めて持ち込まれました。

当時の石けんは軟石けん(カリウム石けん)のためツボ入りのものが多く、武将たちにとっては財宝の1つでした。江戸時代の後期になると、石けんがしみぬきに使われた記録がありますが、石けんを洗濯や入浴に使うことができたのは極めて限られた人たちでした。当時石けんの最も重要な用途は薬用でした。民間による石けんの製造は、明治5年に始まりますが、いわゆる銘柄石けんの登場は明治20年代に入ってからです。

≫石けんとはどのようなものですか。原料は何ですか

広東には、石けんとは高級脂肪酸(一般にC8以上)の塩の総称です。狭義には洗浄を主目的とするもので、水溶性の脂肪酸アルカリ塩を指します。アルカリは普通、ナトリウムとカリウムですが、エタノールアミン等の有機塩基も含まれます。

石けんは、主に天然の動植物油脂を原料としてつくられます。動物油脂としては牛脂や豚脂などが、また植物油ではパーム油、ヤシ油、米ぬか油、大豆油などが用いられます。

実際の石けんに使われる脂肪酸の鎖長は大体C8以上で、ラウリン酸(C12)、ミリスチン酸(C14)、パルミチン酸(C16)、ステアリン酸(CIS)、オレイン酸(C18不飽和)がよく用いられます。

石けんの主な性質は以下の通りです。

  1. 液性(pH)
    石けんは弱酸(脂肪酸)と強アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム)の塩であるため、水溶液は弱アルカリ性(pH10程度)を示します。また酸性には弱く、 pH5以下では分解して脂肪酸となり、洗浄力がなくなります。

  2. 溶解性
    石けんは、水、アルコール以外の溶媒には比較的溶けにくく、エーテル、ベンゼンなどの溶剤には溶けません。一般に溶解度は、分子量の大きいものほど小さくなっています。また、脂肪酸の塩の種類によっても溶解度が異なり、カリウム塩やトリエタノールアミン塩は、ナトリウム塩に比べて溶解性が著しく大きいのが特長です。

  3. 水の硬度の影響
    石けんは、水中の金属イオンと結合して水に溶けない「金属石けん」をつくります。カルシウムイオンによるカルシウム石けん、マグネシウムイオンによるマグネシウム石けんが代表的です。この金属石けんに皮脂などの汚れがついたものを「石けんカス」といいます。従って石けんは、カルシウムやマグネシウムの含有量の多い硬水中では、泡立ちも弱まり、充分に洗浄力を発揮することができません。

≫石けんの毒性について

石けんの安全性は十分に確認されており、通常の使用においては安全性上の問題はありません。以下に各毒性について簡単に説明します。

  1. 短期(急性)毒性
    誤って洗剤を一度に多量に飲み込んでしまった場合の安全性も、動物実験の結果、十分確かめられています。このような実験を短期(急性)毒性試験といい、一般には実験動物の体重1kg当たりどれだけの量を一度に与えたら、実験動物の半数が死ぬかという数個(これをLD50値といいます)で表わします。
    石けんその他のLD50値(g/kg)としては次のような値が知られています。

    石けん・洗剤などのLD50値
    試料 LD50値 動物
    石けん 16以上 マウス
    固形化粧石けん 7~20 ラット
    クレンザー 10以上 ラット
    シャンプー 5~10 ラット
    合成洗剤(衣料用) 4~7 ラット
    合成洗剤(台所用) 6~10 ラット
    食塩 3.75 ラット
    ふくらし粉 3~4 ラット
    ※日本石鹸洗剤工業会資料

    石けんのLD50値は7~20g/kg程度です。
    また、石けんや合成洗剤などは多くの場合、その苦味や嘔吐作用で万一口から入っても大部分は吐き出されてしまいます。

  2. 長期(慢性)毒性
    石けんは日常使用されるものですから、毎日使用しても、健康に悪い影響を与えないものであることが第一です。このため、まず動物に長期間与え続ける拭験を行い、健康に悪影響のない最大量(最大無影響量)を求めます。このような試験を長期毒性試験といいます。

    この最大無影響量と日常生活で人に入ると考えられる量(人体最大摂取量)と比較して、安全性の評価がなされます。WHO(世界保健機構)やFDA(米国食品医薬品局)などの国際的機関により食品添加物等の安全性を評価する場合、動物を用いた長期毒性試験の結果得られた放大無影響量が人体最大摂取量の100倍以上であることが、安全性評価の1つの目安となっています。石けんの最大無影響量は2000mg/kg/日、人体最大摂取量は0.30mg/kg/日と概算されており、これより石けんの安全率を求めると次のようになります。

    動物の最大無影響量 2000mg/kg/日  =  6,667倍余

    人体最大摂取量 0.30mg/kg/日

    この値は、WHOが食品添加物の安全性評価の基準としている安全率100倍以上を、充分に満たしています。

  3. 催寄形性
    石けんの催奇形性については、イギリスのハンチングドン研究所のパーマー(Palmer)らにより試験がなされ合成洗剤と同様に、一般に奇形など次世代への影響には心配のないことが確認されています。

≫石けんカスとは何ですか

例えば、浴室で使用する洗面器に付着する白い汚れは、石けんカスが主成分です。また、温泉のような金属イオンが多く含まれている硬水では、石けんが泡立ちにくい場合がありますが、これも石けん成分が泡立たない石けんカスに変化するためです。

石けんは、水中に存在するカルシウムやマグネシウム等の金属イオンと反応して、水に溶けない「金属石けん」を生じます。この現象は石けんを使用すると必ずみられる現象です。

「石けんカス」とは、金属石けんに皮脂などの汚れが結合したもので、比重が小さいため水面に浮遊します。

すなわち、石けんが水中のカルシウムやマグネシウムイオンと結合して水に溶けない「石けんカス」をつくるわけです。

洗濯石けんQ&A

洗濯石けんとはどのようなものですか?

洗濯石けんには、固形のものと粉末のものがありますが、現在では固形のものは主に部分洗いなどに使用され、洗濯機による洗濯には粉末石けんが使用されています。

  1. 固形洗濯石けん
    JIS規格:JIS K-3302-1985に以下のような規格があります。


    第1種 第2種
    添加剤の有無 無添加 添剤入
    純石けん分 95%以上 72%以上

    第1種のものには洗浄補助剤等の添加物は配合されていません。第2種の製品には炭酸塩等が配合されています。

  2. 粉末洗濯石けん
    JIS規格:JIS K-3303-1984に以下のような規格があります。


    第1種 第2種
    添加剤の有無 無添加 添剤入
    純石けん分 94%以上 50%以上

    「家庭用品品質表示法に基づく表示」の「品名」の欄に「洗濯用石けん」と表示されているものは、現在は、ほとんどが第2種で、添加剤としては炭酸塩か洗浄補助剤として配合されています。なお、ほかに「品名」が「洗濯用複合石けん」となっているものがあります。この種の製品は石けんを主要成分としますが、それ以外の界面活性剤も、界面活性剤総量の30%を限度として配合されています。

洗濯石けんや粉石けんは 石けん分が100%ではないようですが、 ほかには何が入っているのですか?

洗濯用の石けん・洗剤製品の容掛には「家庭用品品質表示法に基づく表示」が記載されています。その「品名」の欄に「洗濯用石けん」または「洗濯用複合石けん」と表示されているものは、その製品の主な有効成分である「界面活性剤」が石けんであることを示します。前者は界面活性剤が純石けん分のみであり、後者には純石けん分以外の界面活性剤が配合されています。

また、「洗濯用石けん」は、純石けん分のみで添加剤を含まないものもありますが、一般的には洗浄補助剤として炭酸塩などが配合されています。「洗濯用複合石けん」には炭酸塩、アルミノけい酸塩等が配合されているものもあります。

固形石けんにはJIS規格に定められた「第1種」の添加剤を含まないものと「第2種」の添加剤として炭酸塩などを含むものがあります。

石けんは合成洗剤より洗浄力がよいのですか?

個々の石けん・洗剤商品の洗浄力には多少の差がありますが、石けんと合成洗剤の洗浄力を一般的に比較することはできません。また、どちらを選んでも、現在市販されている製品は、正しく使用すれば十分な洗浄力を得ることができます。

洗浄力テストをしますと、汚れの種類によっては結果が異なる場合があり、一概にどちらがよいとは言えません。

粉石けんが溶けにくい時は、どうしたらよいですか?

洗濯の手順として、まず水をためて、できれば洗濯機を回しながら標準使用量の石けんを少しずつ加えるようにします。一般的には、粉石けんの溶けやすさに最も大きく影響するのは洗濯水の温度ですから、溶けにくいと感じた時は、水温を上げたり(40℃位まで)、風呂の残り湯を使ったりするとよいでしょう。

粉石けんを使っていると、全自動洗濯機の洗濯槽の外側にカビが発生すると聞きましたが本当ですか。発生してしまった場合は、どうすれば除去できますか?

全自動洗濯機で洗濯した衣料に黒い異物が付着することがあります。この異物は全自動洗濯機の洗濯槽の外側の表面に、洗濯をする度に少しずつ付着してたまった石けんカスと汚れにカビが発生し、黒くなったものが、洗濯中にはげ落ちて洗濯槽内へ入って衣類に付着したことがわかりました。

洗濯槽外壁の汚れは、合成洗剤使用でも発生しますし、その中には皮脂等の油脂分からできる石けんもわずかに含まれますが、石けんでの洗濯では石けんカスが多く付着し、それが栄養分となってカビの生長を促したと考えられています。

カビの除去には、市販の洗濯槽クリーナーを使って洗浄してください。また、洗濯機メーカーが勧めている洗濯槽クリーナーもあります。

カビの付着を予防するためには、洗濯の際に時々漂白剤を使用するものもよいでしょう。

石けん等に表示されているエデト酸塩、安息香酸塩とは何ですか。

エデト酸塩、安息香酸塩とは、石けん等の化粧品に徴量配合される酸化防止剤、防腐剤で、「表示成分」として指定きれているものです。化粧石けん等の化粧品の原料は、薬事法により、安全性の観点から使用してよいものが定められており、それ以外のものは使用できません。使用が認められたものの中には、特定の人がアレルギー反応等を示すおそれがあり、それらのものは「表示成分」と指定されています。

  1. エデト酸塩
    化粧石けんには酸化防止成分として徴量配合されます。石けんは製造後、長期間経過すると、空気中の酸素により徐々に酸化して変色したり、匂いが悪くなるなどの品質劣化が生じることがあるので、それらを防ぐ目的で配合が認められています。

  2. 安息香酸塩
    化粧品原料基準には、「安息香酸ナトリウム」が収載されており、「化粧品には防腐剤として1%までの添加が認められている」となっています。製品の腐敗を防ぐ目的で配合が認められています。

界面活性剤とは何ですか。 また、どんな働きをしますか?

気体と液体、気体と固体、液体と液体あるいは液体と固体の境界面を界面といいますが、界面活性剤とはこのような2つの物質の界面に働いて、境界面の性質を変える物質です。

この界面活性剤の分子構造の特色は、その分子の中に、水になじみやすい親水性の部分(親水基)と油になじみやすい親油性の部分(親油基または疎水基)を持っていることです。

主な性質としては次のものがあり、これらの性質によってある種の界面活性剤は洗浄作用をもつため、洗剤の主成分として用いられています。

  1. 表面(界面)張力の低下作用
    コップにあふれそうになって盛り上がっている本に界面活性剤を落とすと、表面張力が下がって水がこぼれます。

  2. 浸透・湿潤作用
    布の上に落ちた水は玉になったまま広がりませんが、界面活性剤を入れると、水が繊維のすみずみまで入り込んで布を濡らします。

  3. 乳化作用
    水と油は混ざりませんが、界面活性剤を入れて撹拌すると油の粒子が小滴となって液中に分散します。このように液体を取り囲み液中に散らばす現象を乳化といいます。

  4. 分散作用
    カーボンブラックを水に入れると浮かんでしまいますが、界面活性剤を入れて撹拌すると均一に混ざります。このように固体を取り囲み液中に散らばす現象を分散といいます。

  5. ミセル形成作用
    界面活性剤は極めて薄い水溶液では分子状に溶けていますが、ある一定濃度に達すると分子の集合体(ミセル)をつくります。この濃度を臨界ミセル濃度(cmc:critical micell concentration)と呼んでいます。一般に洗剤は、主成分の界面活性剤が臨界ミセル濃度以上になると効果的な洗浄力を発揮します。

    球状ミセル

    ミセル形成作用

  6. 起泡作用
    界面活性剤には、泡を立てる作用をもつものがあり、汚れの除去や被洗浄物の摩擦防止などに役立っています。

  7. 可溶化作用
    水に溶けない油性物質を界面活性剤のミセル中に包んでしまうことを可溶化といい、乳化の進んだ状態です。この状態になると液は透明になります。

生分解とは何ですか?

食物残渣や洗剤などの有機物が微生物の体内に取り込まれ、微生物の細胞構成成分の一部として資化(同化)されたり、エネルギー源として利用され、無機物にまで分解されることを「生分解」といいます。

排水が直接河川などに放出された場合は、河川水、湖沼水および海水中の微生物によって、また、下水処理場で処理を受ける場合は、下水処理場の活性汚泥中の微生物によって有機物は生分解されます。

特に石けんや洗剤の環境水系への影響を考える場合は、主要な成分である界面活性剤の生分解性に注目する必要があります。

界面活性剤の生分解性は、一次的生分解と究極的生分解とに大きく分けられます。一次的生分解とは、界面活性剤分子の一部が変化を受けて界面活性性能を失う程度の分解をいい、究極的生分解とは、二酸化炭素、水などの無機物にまで分解されるか、あるいは、微生物に取り込まれて菌体内成分にまで変換されることをいいます。また、河川において発泡したり、水生生物に悪影響を及ぼすなど環境上好ましくない性状を示さなくなる程度の分解を環境受容性生分解と呼びます。

生分解の図

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食料品や衛生品のまとめ買いや、催告のないテレビ放映などで、突然数千件の注文が押し寄せることもあります。弊社で販売する品の大半は、丁寧に心を込めて目と手で作られた希少性の高い作品です。そのため、「在庫あり」表示や「受注承認メール」配信後に入手不可能であることが判明する場合があります。この場合、ご用意できない品は弊社の判断にてキャンセル扱いとさせていただき、在庫が確保した品のみを可能なかぎり早くお送りしますので、ご理解をどうぞよろしくお願いいたします。