幸せホルモンが溢れ出す!
泡の真の力を引き出した極上の洗い方
「泡」への常識を祓い清める
「泡で汚れは落とせない」
「泡は洗浄剤の演出でしかない」
これが、界面活性剤の世界における長年の常識でした。
2017年、この常識が覆されます。
ある条件において「泡が油を吸い込む」という光景を
花王の研究グループが顕微鏡で確認したことが、
常識が覆る、そのはじまりでした。
【気相率84%】
つまり、よく泡立った泡の場合、
境界から自然と泡が油を吸い込まれる現象が確認されたのです。
その様子は、こちらの動画でご確認いただけます↓
もちろん界面活性剤そのものにも、汚れを落ちやすくする働きがあります。
たとえばセーターを水に浸しても、水はすぐにしみこみません。
これは、水の分子同士が引き合う界面張力が働いているためです。
界面活性剤はこの張力を低下させることで、対象物を水になじみやすくし、
汚れをはがしやすくするのです。
これを、「浸透湿潤作用」といいます。
界面活性剤の分子が親油基側で汚れを取り囲むと、汚れの外側は親水基で覆われます。
これにより、汚れは水のほうへと引っぱられて脱離するのです(乳化・可溶化作用)。
また、界面活性剤の分子に取り囲まれた繊維や汚れの表面に反発力が生まれることで、
お互いを遠ざけて、水中に分散した汚れが再び付着するのを防ぐ働きもします。
こうした汚れを落とす力をアップさせる要因として、
「泡立ち」という要素が新たに発見されたということです。
「泡立ち」は使用感や商品イメージを上げるための「演出」であり、
洗浄能力とは関係が無いと思われていた2017年以前の化学業界にとって、
この研究結果は、簡単には信じてもらえないほどのインパクトのある報告となりました。
ちなみに、「泡立ち」が良くなって「泡持ち」も長くすると、
普通は「泡切れ」が悪くなります。
皆さんも同じような経験があると思いますが、
泡がいっぱいだとお皿を洗うときに流すのに時間がかかったり、
体を洗った後にいつまでもぬるぬるしたりする不快感につながります。
このように、洗浄中は「泡立ち」がよく、すすぎの際には「泡切れ」するという
相反する性能を両立させるには、泡の大きさ、泡膜の厚み、膜上の分子の動きなど、
泡の特性を総合的にコントロールする必要があり、ここに各社のノウハウがあるのです。
「優しく洗ってしっかり落とす」
に必要な“高密度な泡”を知る
「優しく洗ってしっかり落とす」は、実はとても難しい課題です。
一方で消費者は、汚れはしっかり落とすけれど、
肌には優しいものを求めています。
2017年当時、界面活性剤の常識的な考え方は、
「洗浄力が強い=刺激が強い」
「肌にやさしい=洗浄力がイマイチ」
であり、“洗浄性と肌へのやさしさ”は永遠の課題とされていました。
その課題を解決するカギとなったのが、
気相率84%の高密度な泡だったのです。
先述の高密度な泡は「油を吸い込む」ことが発見されたことが、そのきっかけでした。
この泡の機能により、
こすらずに優しく汚れを落とすことが可能だと実証されたのです。
さらに、高密度な泡がもたらすメリットはもう一つあります。
それは、洗浄成分(界面活性剤)が皮膚に接触することをできるだけ減らせること。
気相率84%ということは、泡の84%は空気。
裏を返せば、ふわふわの泡の中の洗浄成分(界面活性剤)は
たったの16%ということになります。
きめ細かく高密度な泡の場合、
たくさんある泡と泡の間に洗浄成分を保持しているので、
その分、肌への作用が優しいということになるのです。
*mi so so gi は、驚愕の気相率91%を誇ります。
ちなみに、泡立てネットなどを使って、
十分に水や空気を含ませて泡立てると
84%超の高密度な泡に近づけることはできます。
しかし、朝の忙しい時間や、疲れて帰ってきた日のバスタイムに
自分でふわふわ泡を作るのは面倒ですし、そもそも難しいですよね。
そんな方には、mi so so gi のような高密度のポンプ式タイプがおすすめです。
(新しい mi so so gi はリニューアルに伴い、
「最高の泡」の状態ですぐにお使いいただけるようにポンプの設計から見直しました。)
設計しつくされたふわふわの高密度泡を、
そのまま手にとって、肌に乗せて手でやさしく洗うことができます。
そもそもボディタオルは、
ゴシゴシこするためではなく、石けんを泡立てるのが本来の役割。
もともと泡になって出るタイプのボディーソープは、
既に泡立っているので、ボディタオルにとるとどうしても泡が薄くなってしまいます。
(ボディタオルで泡立てるのであれば、液体タイプのほうがよく泡立ちますよ)
mi so so gi もこの点はやはり同様ですので、
おすすめの洗い方があります。
それは、これまでお伝えしてきた泡の力を活用した
極上の洗い方・・・「手」で洗うことです。
mi so so gi をお使いいただく際はボディタオルに含ませてごしごし擦るのではなく、
泡を直接手にとって、泡の弾力を楽しみながら、体に乗せてフワフワとするだけで、
特別な酵素や選びぬかれた成分の力によって、汚れが優しく分解されます。
また、髪の毛を洗うときについて
インタビュー動画「mi so so gi プロデューサー岩崎直樹のここでしか言えない話」でも
ご紹介していますが、日本人やアジア人の髪の毛は欧米人と髪の構造が異なり、
張りがあり硬い反面、痛みやすいという特徴があります。
それゆえに、ほとんどの人は、髪の毛の表面にあるキューティクルに、
洗い残しの汚れや普段使っているシャンプーが酸化して、いつまでも残っている状態です。
そのため、mi so so gi を初めて髪の毛や頭皮に使う場合、
長年溜まった汚れを分解するために、あまり泡立たずに、
通常よりも多くのmi so so gi が必要になることがあります。
しかし2回目以降は、髪の毛や頭皮が本来の清浄な状態に戻っているため、
伸びやかで豊かな泡立ちを体験いただけます。
ただし、mi so so gi で洗うと、隅々まで汚れを優しく分解する反面、
キューティクルが開いた状態になります。
mi so so gi で洗髪した後は、普段お使いのリンスやコンディショナーで
キューティクルを閉じてケアしていただくことがおすすめです。
手で洗うことのメリットを知る
近年、体を手洗いすることに注目が集まっています。
そのメリットとは、何なのでしょうか。
そこでここからは、体を手洗いするメリットをはじめ、
洗う際のポイントや注意点をご紹介します。
現在ナイロンタオルなどで体を洗っているという方も、
この記事を読めば手洗いしてみようかなと思うことでしょう。
体を手で洗うと、ボディウォッシュ用のナイロンタオルやブラシで洗うときと比べて
「汚れが落としきれないのでは?」と思う方も多いかもしれません。
しかし、気相率84%の高密度な泡は、触れているだけで汚れを吸い込みます。
さらに、体を手で洗うことで以下のようなメリットも受けられます。
それは、肌への負担が少ないこと。
ナイロンタオルには「やわらかめ」や「かため」など種類がありますが、
たとえ「やわらかめ」であっても、
ゴシゴシこすることで肌への負担となってしまう可能性があります。
ナイロンタオルやブラシとの摩擦で肌が炎症を起こしたり、
皮脂を落としすぎるせいで乾燥させてしまったりするのです。
その点、手洗いであれば摩擦が少なく、肌への負担は軽くなります。
毎日のことなので、少しでも肌への負担を軽くすることは健やかな肌を保つ大きなポイントです。
さらに、体の変化に気づきやすいというメリットも。
自分の手で体を毎日洗うことによって、
普段の生活の中では気づきにくい体の変化に気づきやすくなります。
「二の腕がたるんできたな」などのボディラインのチェックに最適です。
また、しこりや腫れ、出来物などにもいち早く気づけるため、
早期治療が可能となるでしょう。
手洗いする際は予洗いをし、しっかりと泡立ててからおこないましょう。
皮脂や汚れのたまりやすい箇所はとくに入念に洗い、
週に1度はタオルで洗ったりボディスクラブを使用したりして
垢や黒ずみ対策をとるのもおすすめです。
熱すぎるシャワーは必要な潤いを奪ってしまうのでおすすめできません。
入浴後の保湿をしっかりすることで、健康的な美肌を保つことができるでしょう。
手で洗うことの精神的なメリットを知る
手で洗うことには、精神的なメリットもあります。
人間の触覚はとても優れていて、わずか1ミクロンの凸凹も感知するといわれます。
とりわけ指先は触覚の受容器の密度が非常に高く、
さらには「全身の触覚を解析する脳のシステム」の中で手が占める面積が大きく、
体のどの部位よりも手が脳に与える影響が大きいというのです。
入浴のほかに、マッサージやハグなどのスキンシップで
しあわせホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌されることを
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
いうまでもなく、プロのマッサージはとても心地良いものです。
しかし、オイルを使ったマッサージではセルフマッサージのほうが心地良い
という研究報告もあり、一時専門家の間で話題となりました。
これについては個人差が大きいような気もしますが、
オイルやクリームなどの滑剤の有り・無しで行ったセルフマッサージの実験でも、
滑剤を使ったほうが覚醒水準を下げてリラックスできるという報告があります。
入浴時、または湯上がりに何かテクスチャー(材質感)の良いものを肌に付けて
セルフマッサージを行うと、リラックス効果がより高まりそうです。
このほかにも花王株式会社が、
「1秒間に5cmくらいの速度でゆっくりやさしくなでるとオキシトシンがより分泌しやすくなる」
と発表しています。
ですから例えば入浴中、あるいは体を洗うときや湯上がりに、
ボディソープやボディローションなどを塗り、ゆっくりとやさしく皮膚をなでて
オキシトシンを分泌させることができれば、さらに入浴による幸福度が上がることでしょう。
時間は5分以上が推奨されています。
mi so so gi の泡で体全体を手で洗うことで、
セルフマッサージ効果でオキシトシンが分泌すると考えられるのです。
泡で汚れを押し出す!究極の3STEPを実践する
「肌に対し手を垂直に動かすだけ」という、
泡で洗う際のおすすめの洗い方の3STEPをご紹介します。
*日本テレビ「スッキリ」で話題のトータルビューティーサロンRiche代表
石井美保さん推奨の洗顔術をもとにご紹介しています*
1.洗顔もクレンジングも“6プッシュ泡で押し洗い”【洗う・30秒】
摩擦や洗浄成分による刺激を最小限にするには、
クレンジングもできる濃密な泡洗顔料がベストです。
まずたっぷりの泡を両手にとったら、顔全体に泡をギュギュッと押しつけるように広げます。
このとき手を横にすべらせたり、くるくるするのはNG。
泡の圧で汚れを押し出すイメージで、もふもふと垂直に押すのがポイントです。
2.ぬるま湯で30~50回“あてすすぎ”【すすぎ・2分】
洗浄成分が肌に残るとバリア機能を壊し、乾燥をすすめてしまうもとに。
すすぎはしっかりとおこないましょう。
ぬるま湯を手にすくい、洗い流すというよりも、肌をこすらないように優しくあてるだけ。
正面10回、顔を横に傾け左右各5回ずつ。
額にも同様に5回あて、フェイスラインなどに泡が残っていたら追加します。
≪摩擦レスすすぎの心得≫
・シャワーを直接あてるのは、刺激が強すぎるので論外!
・お湯もダメ。必ずぬるま湯=冷たくない水ですすぐこと
・手にすくい、肌に水を優しくあてるだけ。これを繰り返す
・フェイスラインは顔を横に向けて、同じようにあてるだけ
・必ず鏡を見て。泡が残っていたら同様に水をあてて、落とす
3.ふわふわタオルでぽんぽんふき
洗いとすすぎの段階では完璧でも、拭くときに肌をこすっては台無し。
バスタオルや手ふきを流用せず、顔専用に肌あたりのやわらかいふわふわタオルを用意して。
ぽんぽんと優しく肌にあて、水滴を吸い取るように拭いていきます。
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「幸せホルモンが溢れ出す!泡の真の力を引き出した極上の洗い方」
いかがでしたでしょうか。
mi so so gi の極上の泡を体験される皆様には、
ぜひ今回ご紹介した泡で洗うことの様々なメリットを十二分に享受いただけますと幸いです。
mi so so gi で、「あわあわライフ」を、レッツスタート!!
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