ヤマヒル被害を減らしたい!「ヒル下がりのジョニー」
登山やキャンプ・山菜採りなどのお供にぜひ。あなたをやさしく守ります。
ヤマヒルと格闘すること三年・・・
「ジョニー」で安心、楽しい野外活動を
登山やキャンプの際、ヤマヒルの被害にあったことはありませんか?
野生動物の増加、里山の荒廃、地球温暖化などが原因でヤマヒル生息数が増え、
生息範囲も拡大しています。
登山、キャンプ、山菜狩り、渓流釣り、ハイキング、森林ボランティア…
楽しい野外活動ですが、山ヒルの活動期でもあるんです。
「ヒル下がりのジョニー」を持参して、楽しい時間をお過ごしください。
「ヒル下がりのジョニー」は、自然界で生分解される材料だけで製造し、
化学薬品は使用していませんので、どなたでも安心してお使い頂けます。
『子どもヤマビル研究会』とは
知らない間に血を吸う嫌われ者の「ヤマビル」。そんなヒルの習性を小中学生の子ども達が研究の場として活動しています。
彼らは、山でヤマビルの数を数え、ときに自らの血を吸わせて育て、そして、解剖までするのです。そして、「ヤマビルはとてもかわいいいきものです」とまで言い切れるように。「ヒルは木から落ちてこない」という一冊の本にもなりました。
頼もしい子ども達を守るべく、このヒル下がりのジョニーも一役買っています。。
ヤマビル被害軽減にかける想い
西村さんが語る「ヒル下がりのジョニー」開発秘話
ヤマヒルと格闘すること三年…
私は自然が大好きです。
とりわけ釣りが大好きで、数年前から岩魚釣りを始めました。
いつも岩魚釣りの師匠と行くのですが、どうしても気が進まない季節があります。
ヤマヒル(ヤマビル)襲来の季節…
ヤマヒル(ヤマビル)が血を求めて活動する時期です。でも、どうしても釣りに行きたい…マムシを食ってしまうほどの獰猛な尺岩魚を…師匠とともに決死の覚悟で渓谷へ向かいました。足を滑らせないように登っていきます。登り始めること5分…
足元にすでに 4匹のヤマヒル(ヤマビル)が付いていました。ヤマヒル(ヤマビル)は地肌を求め、這い上がってきます。
想像以上に早いのです!手で叩き落としながら登っていくのですが、10歩進んだら2・3匹付いているような状態です。初夏の暑さ、前日の雨による湿気、ヤマヒル(ヤマビル)の攻撃で気分は最悪です。ヤマヒル(ヤマビル)は、この数年間で爆発的に増殖しています。
繁殖の理由は
○地球温暖化 ○野生動物の増加 ○里山の荒廃
つまり、人間による環境破壊や今まで大切にされていた自然との共生を放棄したために起こっていることなのです。こんなにひどい状況なのか…以前、私は元国会議員の秘書を経験し、自らも市会議員に立候補していました。そして、演説では当然のように自然環境改善を訴えていました。
しかし、ヤマヒル(ヤマビル)増殖の現実を体験したことにより、自らの演説が机上の空論であることを思い知ることになりました。
岩魚釣りの帰り、車の中で師匠と話しました。
「こんなにヤマヒルが増殖していたら、山が好きでも寄り付けませんね」
師「・・・」
「森林作業者の人はかなり困っているのではないですかね」
師「・・・」
「登山や渓流釣り愛好者はかなりヤマヒル被害にあっているだろうな、 何とかならないですかね」
独り言のように話していたその時、師匠がつぶやきました。
師「開発しようか…、実は、数年前から試行錯誤を繰り返しているんだ」
師匠はかなりのアイデアマンで、数々の商品を開発・販売している会社の社長でもありました。
「やりましょう!!」
私は即答しました。
即答した瞬間、私の母方の祖父は静岡県清水市三保町(現在は静岡市清水区)で魚粉飼料を製造する会社を経営していましたが、その記憶が呼び起こされたことを今でも憶えています。
私は平気でしたが、母は学生の頃、祖父が仕事から帰ってくると凄く臭かったようで、その臭いのせいで昔はよく、からかわれたと話してくれました。その後、話してくれたのが「おじいちゃんの口癖はね、『人が困っていることや嫌がることを快く引き受けることも大切なことだ』なんだよ」
その言葉を思い出した私は、自分でも理解できないぐらいに興奮していました。
その時の興奮がヒル開発をするきっかけで呼び起こされ、早速、事務所に戻りヤマヒル(ヤマビル)に関する情報収集を始めました。
渓谷にポリタンクを持参し、捕獲しては、試作した(数十種類)溶剤でヤマヒル(ヤマビル)の忌避効果を試しました。
噴霧して、ヤマヒル(ヤマビル)の駆除にはなるが、即死するような溶剤ではいけません。人体や自然環境に影響がない溶剤でなければ意味がありません。ディートを無添加にしている根本の理由はそこにあります。
師匠にアドバイスを受けつつ、試行錯誤を繰り返した結果、少しずつ忌避効果も向上していきました。
秋も深まり、ヤマヒルがなかなか見つからない時は渓谷をハシゴしました。
森の中で一人ヤマヒル(ヤマビル)を取っているとき、通りがかりの人に「何してるの?」と聞かれ、「ヤマヒルを捕っている」と答えると、笑われもしました。
こんなことをしていて良いのだろうかと、疑念を持つこともありましたが、「絶対、良いものを開発してやる」と割箸でヤマヒル(ヤマビル)を捕獲し続けました。
そして2007年秋、ついに満足できるものが・・・
「やった!ついに完成した。」
株式会社エコ・トレード
代表取締役 西村隆宏
私の奇行?を心配していた友達は祝福してくれました。そして、命名してくれたのです。
「ヒル下がっていく、ヒル下がる…、ヒル下りの情事…、ヒルサガリのジョージ、西村の『ニ』をつけて、ヒル下がりのジョニーだな!」名前のことなど考える余裕もなかったので、友達に感謝しつつ、そのまま商品名としました。
どうぞ、皆さん愛用してください。そして、山の自然を楽しみましょう!
私は、もっともっとヤマヒル(ヤマビル)被害を軽減できるように努力します。長い文章を読んで頂いてありがとうございました。
ディート(虫避剤)って怖いの?
夏、外で遊ぶ子ども達はもちろん、ハイキングや花火大会やバーベキューなどに出向くとき必要なのが虫よけスプレー。
でも、どんな虫よけスプレーを使っていますか?
一般的な虫よけスプレーは、「虫避剤(ディート)」が含まれている物がほとんどです。
その「ディート」の成分をご存じですか?
化学名をジエチルトルアミドといって、昆虫忌避剤として用いられています。日本の厚生労働省は生後6ヶ月未満の乳児への虫よけ剤(ディート含有)の使用を禁止しています。
ディートは、1964年に米軍が兵士用に開発しました。
蚊やダニやブヨやアブといった吸血害虫や、またその害虫が媒介する病気(ツツガムシ病や日本紅班熱等)を防護するために非常に優れた薬剤として使われています。
現在、スプレータイプやポンプタイプ、液体タイプやティッシュタイプなどいろいろな形態で、海やハイキング・キャンプや屋外での活動等、広範囲に便利に使用されています。
また、殺虫剤や農薬ではなく、忌避剤という名称を用いているため、ディートは無条件に安全であると信じて不注意な使い方をしがちです。
「ヒル下がりのジョニー」の使い方
- 足元に・・・
- ヤマヒル被害の70%は地表から這い上がってくるものです。長靴、地下足袋などにたっぷりスプレーしてください。
もし、ヤマヒルが付着した場合、直接スプレーする方法でもお使いいただけます。