日本一無口な絵描き「たけ」の世界
たけさんのメッセージでいっぱいポストカードや複製画など、特別価格で速攻発送
やっぱり、『ありがとう』は
宇宙一いい言葉やね。 by たけ
「ありがとう」という言葉は、宇宙一いい言葉だと思います。
いいときに感謝することはあたり前、つらいときこそ感謝する。
「天地に風雨あるが如く、人生また順逆を免れず、
順にして奢らず、逆にして尚その逆たることに感謝したい」
僕はひまわりが大好きです。なんか元気をもらえる気がするんです。
深い絶望の時、新しい、絵という「表現方法」を発見して、
心がちょっと落ち着いた時でした。
落ち着いたら、生かされている自分に、そして家族、友達、神様に
「ありがとう」と感謝の気持ちが湧き上がりました。
日本一無口な絵描き「たけ」の世界
世界中に伝えたい、たけさんからのメッセージ
ボクラは『ありがとう』『ごめんなさい』とちゃんと言えた子供だった
ありがとう
ありがとう
Thank you,
「ありがとう」という言葉は、宇宙一いい言葉だと思います。いいときに感謝することはあたり前、つらいときこそ感謝する。「天地に風雨あるが如く、人生また順逆を免れず、順にして奢らず、逆にして尚その逆たることに感謝したい」僕はひまわりが大好きです。なんか元気をもらえる気がするんです。
この絵の原点は3年半前、リハビリ病院のベッドの上でのこと。深い絶望の時、新しい、絵という「表現方法」を発見して、心がちょっと落ち着いた時でした。落ち着いたら、生かされている自分に、そして家族、友達、神様に「ありがとう」と感謝の気持ちが湧き上がりました。絵の上に文字を書いたことも初めてでした。以来、このスタンスは今も続けています。この絵は、ポストカードも原画も一番売れますが、この絵以上の作品を書くことが表現者の僕の課題です。
おつかれさん
おーい おつかれさん 今日も一日がんばったね あなたのその姿はよくわかってるから でもね あせらなくていいんだ あなたが元気なら それだけでいいんです。
Hey, good job. You did your best all day today too The way you look - I understand how you feel But It's ok to take it easy As long as you're in good spirits That's enough
働く女性が支持してくれる作品のようです。いらいら、せかせかしながら仕事したら、ほんと疲れる。スローでいいんじゃないですか?がんばっているすべての人に捧げます。
ありがとうと思えば
ありがとうとすべて思えばこんなに幸せな毎日が来るのです
If we were grateful for everything.We would have such happy days.
これは以前作った歌詞からとったものです。
前に、こんな話を聞きました。二本の試験管に水を入れる。一本は「ありがとう」と書いて、別の一本に「ばかやろう」と書く。それぞれの水の結晶を見るとぜんぜん違うらしいです。感謝の波動は、みな好転すると思います。たぶん、宇宙は「ありがとう」で、つながっているんだと思います。
つまらぬことで
つまらぬことで、また今日も嘘ついてしまいました。ささいなことで、また人を疑ったりもしました。まだまだ器の小さな人間なのです。
I lied about something petty again today. Once again I doubted someone over some trivial matter. I'm still just a person of low caliber.
自分の器の小ささに嫌になるときがありませんか?我欲が強い僕はよくあります。日々反省ですな。
人生とは
人生とは計算できぬものだなぁ
Life is not something that can be calculated.
人生設計って難しいですね。進路や仕事や、恋愛も計算通りにいかないもんですね。判っているのに、つい計算することは人間の業かも。
この作品は初期のもので、入院している時に描いたものです。当時の2001年はちょっと悲惨(苦笑)でしたが・・・そんな時の気持ちを込めて出来た作品です。当時、それまで経営していた自営業を廃業して、新しい会社に就職したがリストラ。廃業とリストラをダブルで経験して、「これで今年はもう悪いことは起きないだろう」と思っていました。音楽活動と就職活動を頑張って、かなり就職活動に苦労したが、外資系の生命保険会社に内定をいただきました。
音楽の方も、有名ミュージシャンの前座、ワンマンライブの予定と調子が良くなっていっていた。「ちょっと人生上ったかな?」と思った時、まさかの発病・・・まさに「人生とは計算できぬものだなぁ」でした。
あなただなぁ
あなただなぁ いつもやさしくなれるのは
You are the one Who can always be kind
あなたがいるから。ほんとあなたに出会えてよかった。自分の口説き文句を聞かれたみたいで恥ずかしいです。(笑)
大丈夫
大丈夫 きっと 良くなる
It's ok. Things are bound to get better.
療養中、リハビリ中に人に捧げます。
なんの根拠もないけど、「大丈夫」と言われたら、不思議にそんな気がする。僕もそうだった。発病して、突然人生が変わった。もちろん僕は絶望しましたが、母も食べられない、眠れない、泣いてばかり(らしい)。でも僕が安定してくると、母は泣かなくなり、「大丈夫!何とかなる!」と力強く言い放ち、落ち込みがちになる僕を逆に励ましてくれるのです。何を根拠に言っているのかわかりませんが、母にそう言われると何となくそんな気がしてくるのです。
僕の知り合いに、同じように病気で中途障害を持ってしまった人がいます。その人は障害のある自分を受け入れ、もう一度歩き出すことに8年もかかりました。それは本人だけでなく、家族も一緒になって泣いてばかりいたからだそうです。周りのものが明るく、前向きに考えていけば一番辛い本人も自然と「大丈夫、きっと良くなる」と思い、良い結果が生まれるような気がします。
ただ今修行中
ただ今修行中、君もそうだろう?
At present In the process of training You are too, right?
NHK教育テレビの出演にあわせ描きました。うつむき加減で口元に手を添え、微妙にほほえんだ弥勒菩薩半跏思惟像に、強い意志を感じた。「修行」のテーマにする作品にぴったりと感じました。バックはめらめらと燃え上がる炎を描き、修行の厳しい現実を表現しました。
すごく苦しかったね
すごく苦しんだね よくがんばった
You suffered a lot, huh? Good job hanging in there.
僕は京都でストリート(路上販売)をやっていますが、言語障害のため、コミュ二ケーションは筆談です。そのためお客さんが書いてくれたノートは何冊もあります。応援してくれる人もいますが、苦しみを告白してくれる人もたくさんいます。「人っていろいろな状況で一所懸命なんだなぁ」と感じました。
だれにでも、苦しいことがあります。歯をくいしばって、みんながんばっている。僕も死ぬほど苦しかったときがありました。そんな時、「よくがんばった」と、どこまでも優しい春の月がそう言ってくれたような気がしました。
なんのこれしき
なんのこれしき これごときで 負けたりはしないのです
This is nothing! I'm not going to lose to something As insignificant as this.
新幹線のようにスマートじゃないけど、不細工だけど、力強く前に前にと進むSLが自分とダブる。人生って、急に方向が変わったり、思わぬ事が突然起こったり、頭を抱えて途方にくれてるときも、苦しいときも、まようときもありますね。でも、大きい大きい困難も逆境も「何のこれしき これごときで」と思えば大丈夫。あなたならきっと超えることができるよ。
わかってると思うけど
わかってると思うけど愛している
I think you already know this, but…. I love you.
「愛してる」って日本人はなかなか言わないですね。恋人間、夫婦間、子供間でも。ストリート(路上販売)で一番好きなことは、お客さんとコミュニケーションを取れることです。作品の感想も言ってくださる。
このポストカードを、あるお母さんが買ってくれて、「私は、反抗期の高校生の娘がいます。その娘は○回の入院生活、○回の自殺未遂、まだまだ通院中です。親子共々辛い日々を送っています。これから、どれ位、家族で頑張っていかなければならないかわかりませんが、そんなトゲだらけの私の心を落ち着かせてくれたのが、このポストカードです。娘に黙って渡します。」と筆談ノートに書いてくれました。
反省
すべてあなたのせいにした小さな私を許してください
I blamed you for everything. Please forgive me.
これは以前の僕の部屋から見える夜の景色でした。月を見て、常々の想いを反省した。ほんと僕は都合のいいときだけ感謝するけど、逆のときはだれかのせいにしたり、怒ったり。まだまだ器が小さな人間なのです。
まぁるいこころ
まぁるい まぁるい 心のあなたがすき
I like you and your round round heart.
発病して、昨日まで普通にできていたことも、今日からはできなくなり、絶望の渦の中にいた僕は、見舞いに来てくれた友達の前ではカラ元気、一番心配してくれていた母、妹に当時は反抗ばかりしていました。そして、絵を描き始めて、自分の表現で生きていくと必死のときにも、一緒に仕事をしてくれたスタッフに冷たい態度を取っている自分がいました。
なぜ、もっと感謝の気持ちを素直に表すことができなかったのか自責の念に駆られることがあります。体が不自由になったことも、表現で生きることも、僕の人生では初めてのことでしたが、当時は、いい年をして「とがったこころ」だらけでした・・・この作品はそんな自責の念を込めて描きました。
こんにちは 天使さん
こんにちは 天使さん 生まれてくれて ありがとう
Hello angel Thank you for being born.
僕の好きな著作に、福島大学助教授の飯田先生の「生きがいシリーズ」という不思議な、「人生って、そうか、そういうことだったんだ」と納得する本があります。その「生きがいの本質」によれば、「赤ちゃんはまだ身体を持たない意識体として存在していたときに、自分の意志で、ともに生きる家庭を選んで生まれてきた」とあります。
この絵は無償の愛を実践している母性愛と、母親として選ばれた嬉しさと、赤ちゃんの素晴らしい存在をうたいました。
君がいるから
君がいるから ぼくはちゃんとやれる 改めて ありがとう
Because you're here I can do everything I have to. Thank you, from the bottom of my heart.
誰でも、恋人・夫婦・子供・親・先生・友達というありがたい存在がいるから、仕事を、勉強を、家庭をまじめに「ちゃんと」やれるのだと思います。僕の場合は、母がいるから「ちゃんと」やれる。昔から決してまじめじゃなかった僕。高校生の時、ある事件を起こし、母に辛い思いをさせてしまったことがありました。元気な母でしたが、髪が抜けるくらいすっかり塞ぎこんでしまいました。そんな母を見て「俺は何てバカなことをしたのか」と申し訳なくて、申し訳なくて猛反省しました。母を悲しませるようなことはもうしない。まじめに「ちゃんと」生きようと思いました。
やっと逢えたね
やっと会えたね
I finally got to see you.
これは昨年の7月7日の七夕から始めた愛媛県の西条市の個展のために、描きました。
7月7日七夕の夜は、天の川を隔てて輝く、1等星アルタイル(牽牛星)彦星と1等星ベガ(織女星)織姫が 一年に1度だけ逢うことを許された夜。このお話は中国で生まれ日本に語り伝えられた伝説ですが、僕はこの絵に、運命的な出会いをした不思議とありがたさを歌いました。人生において起こる全ての出来事に、出会いに、壮大な宇宙の仕組みの大きな理由が存在していることを知った時、人との出会い一つ一つに思わず感謝しないではいられなくなるのです。こう考えたら「この無限の宇宙の中であなたに会えてよかった」とほとんど同じの意味かもしれないですね。
ボクラは
「ボクラは『ありがとう』『ごめんなさい』とちゃんと言えた子供だった」
We used to be kids that had no trouble saying "Thank you" "I'm sorry"
若いママ達の話や子供のしつけの本などを見たら、「ありがとう」、「ごめんなさい」をきちんと言える子供にしたいとみんな言いますね。
そう、僕らはこのように教育を受けてきて、「ありがとう」、「ごめんなさい」がちゃんと言える子供だったみたい。僕らは究極の感謝と反省の気持ちを持っていた。
しかし、こんな素直な気持ちは どこに行ったのかな。自己愛、自尊心、自負心、自惚心、言い訳などをたくさん持っている大人になってしまった。「ありがとう」と「ごめなさい」か~、究極の感謝と反省するいい言葉や。
幸せとは
気づいてほしい あなたの幸せは
目が見えること 耳が聞けること
話をできること 手が動くこと
足で歩けること 呼吸ができること
心臓が動くこと うんこもできること
事故も起きず 大きな病気もせず
何事も特別なことが起きず
なんでもないことが とても幸せなこと
今の幸せを数えたら きっと数えきれない
幸せとは 手に入れるものでなく 望むものでなく
気付くもの
I want you to realize that you are lucky because You can see ,you can hear ,you can talk, You can use your hands, you can walk, you can breathe Your hearts beats, you can poop, you have no accidents, No serious illness, nothing goes wrong but just okay. And nothing special is very lucky. Happiness might be countless if you try to count. Happiness is not something you can gain But it's something you come to realize
気づいてほしい。私はこの障害で気付いた。普通に話ができることかどれほど幸せか。普通に歌を聴けることがどれほど幸せか。普通に手を動くことがどれほど幸せか。普通に生活ができるがどれほど幸せかと。すべてありがたくてありがたい。それで、闘うこと、抜きん出ることも、争いことも、比べることもどんどん無くなってきた。必要なものは全部頂いているかも、と気づいてしまった。私はいまのままで十分幸せです。
多分あなたも……
不器用ながら
不器用ながらまっすぐ生きる
Even if clumsily, we'll live and grow straight.
不器用ながら、竹のように…まっすぐ生きる。「勝つ組」「負け組」僕は嫌いな言葉です。そないに勝負にこだわらなくても……と思うんだけど。僕は人生に勝ち負けはあるのかな? と思います。どうやら、僕らは生まれてから、勝ち負けという競争のなかで生きているようです。しなくてもいい競争や戦いを、つねに強いられている。
企業もそうですね。特に、世の中に貢献し、経済を支えてきた企業も、いまや、不祥事、事件を続発。明るみになる利益優先体質。粉飾決済、データねつ造・改ざん。欠陥商品隠ぺい。あまりにも簡単に、人を傷つけ、裏切っている。中には人のいのちを奪っている。そんな渦中にいて、誰ひとり忠告する人がいなかったたんだろうか?「いま、私たちがやっていることは間違っている」と。
出世はできないかもしれない。
クビになるかもしれない。
お金や損得にこだわらなくてもいいと思います。
愚痴や不満、不平を言わず。まっすぐ生きたい
難があるから
「難」が「有る」から「有難う」ですね。苦しい時こそ「ありがとう」ですね。
Because "difficulties" "exist" there is "thanks" Trying times are when you should say "thanks" the most. *If you combine the characters for "difficulties" and "to exist" in Japanese. You get the word "thank you"
僕の根幹になる考え宇宙学にはこんな言葉があります。
与えられたことを 感謝して受けよ
与えられぬことを 感謝して受けよ
与えられたことを 拒む これ欲なり
与えられぬことを 欲する これ欲なり
僕の場合は病気も障害も与えられたことだから、感謝して、その事実を受けいれることが大事だと思います。与えられたことに、すべて感謝したいです。
師匠
私の周りは師匠だらけありがたいですな。
There are nothing but teachers all around me. I really appreciate it
尊敬する人も、大好きな人も、嫌いな人も、苦手な人も、みんな何か教えてくれるありがたい人ですね。謙虚でありたいですね。空海は「一木一草、師ならざるはなし」と言いました。親鸞は「弟子はいない。すべて師匠だ」も言いました。自分は大したものではない。すごい人だと思わない。選ばれた人だと誤解しない。
神様はそういう人を好むようです。どこまでも謙虚でありたい
アホのブルース
いつも仲良くしてもらっている「しゅん画伯」が恐竜を描いて、その上に、たけがファーバーカステルの色鉛筆を使って、色を塗り、墨で「アホのブルース」を書きました。いや~子供は絵の天才やね~「しゅん画伯」せんきゅゆー!
僕等はわざわざ難しく生きてきたかもしれないね。
自分はたいした者じゃない・すごい人じゃない・賢い人じゃない。
無敵・素敵なアホになったら、楽に生きれますよ。
がんばらなくてもいいよ
がんばらなくてもいいんですよ
感謝のみですな
北海道の富良野町の奥のなだらかにつづく丘をスケッチしました。
青空、白い雲、ポプラの木、ジャガイモ畑、なだらかな丘の曲線・・ ・・。この染み渡る富良野町の風景を見ていると優しい気持ちになった。もともと楽天的なB型の僕も、発病した時はホントに辛かった。周りから「がんばれ!」と言われ続けた。僕も頑張ったら障害や病気が治ると思ったし、治らないのは自分の努力が足りないせいだと、余計なプレッシャーを感じて頑張りすぎた。でもなかなか回復しない障害にイライラして、「これ以上どう頑張れというのか?」と心が叫ぶ絶望の日々だった。だから僕は、病気の人や絶望を感じている人には「がんばって」と言わず、「がんばらなくてもいいんです。そんな我(が)を張(は)らなくいいんですよ。その病気・出来事にまず感謝しましょうか?」というような言い方をするようにしています。
「がんばりすぎ」は医学的にも良くないみたい。
がんばりすぎると交感神経が緊張して、リンパ球が減り、免疫力の低下につながる
し、逆に、心がリラックスすると、副交感神経が刺激されて、リンパ球が増え、免疫力を高める。
笑顔・幸せ・楽しい
あなたの人生が笑顔にあふれて、数多の幸せに気づいて喜びに満ちている楽しい日々になるようにお祈りします。
この絵の原画のご注文の多さに自分ながらびっくりします。
文中の「あなたの人生が~」を「○○家の人生が~」と変えて、結婚祝いや新築祝いとかプレゼント用にたくさんご注文いただきました。
ただいま おかえり
「ただいま」と言うと「おかえり」と言ってくれる
人がいる
有り難さかな
尾道の日本一短いフェリーを日本一無口な絵売りが描く
地元の人の足になっているフェリーを見ているとなぜか優しい気持ちになった。それぞれ家があり、帰りを待ってくれる家族がいる。 普段から当たり前と思っていることが、実はほんまに幸せなこと。「ただいま」「おかえり」というなんでもないことがとてもありがたいこと。幸せとは気付くものですね。
尾道とたけ
尾道は海に面した坂の町です。
山に家・お寺がへばりついたみたいです。
さぞ、地元の人は不自由だろうと思う。
でも、この美しい坂の街並はたくさんの映画・CMに登場してる。
全国から人が来るのです。
弱点と思えるところが、実は最大の売りなのだ。
自分が思える欠点が案外、最大の長所かもしれないね。
たけもそうでした。
「死んだ方がましじゃ!」と思った障害(利き手まひ、言語全般不自由)に、
ムリやり感謝しました。
「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」と言い続けて・・・・
今
左手で絵を描き、
自分の言葉を、人様に売り、身を立ててます。
そう、自分が思う欠点が最大の長所だったのです。
この美しい尾道を見て、こんなことを思い巡らしました
尾道の千光寺公園の山頂の展望台から見た風景を描きました。
ここは尾道市内が一望できるとともに、瀬戸内海の島々が眺められ、天気の良い日には四国連山をも遠望することが出来ます。
自分の作品に「たけ」と書いたのは、初めてですけど、こんなことを思い巡らしました。実は、欠点と長所は紙一重なのだ。
逆に自分が強みと思っていたことも、ふっとした瞬間に実は弱みだったと感じることもありますね。なかなか自分の短所を長所だと思いにくいけど、ありがとうと言い続けたら、そうなりました。欠点は長所だと、ピンチはチャンスだと、腹の底から思えたら、人生恐いものなしですね。
愛
相手のあるがままの「心」をド真ん中に、まるごと「受」け入れたら、
それは「愛」といいます。
「愛」という漢字を見たら、「愛」の本質がよくわかりますね。
「心」と「受」
目の前の人、夫・妻・親・子供・恋人・友達・仲間・・・自分の思い通りに・気に入るように変えたいと思うから、ケンカが起きるのでしょう。
過去、環境、考え方、生き方、価値観は自分とは違うとまるごと認める。
相手の「心」をまるごと「受」け入れる。
「あなたはあなたのままでいいよ」私はまるごと受け入れるよ。
それは「愛」になりますね。
自分の思い通りに・気に入るように変えたいと下心がある限り、「恋」かもしれない。
ちなみに、宇宙の中心は「愛」だそうです。
霊位というものは「多くの愛を実現したか」で判断される。
その考えでは、マザー・テレサは、かなり霊位が高い方ですね。
人のことをいちいち批判していたら、人を愛することを忘れてしまう。
by マザー・テレサ
このお言葉も「愛」の本質そのままですね~
笑いなさい(シーサー)
笑なさい
笑おうよ
笑顔が笑顔を連れてくるから
「投げたものは自分に返ってくる」という宇宙の法則がありますし、自分は笑顔なら笑顔の人がやってくる
僕が、ストリート(路上販売)している時、最初は「怒ってると思った」とよく言われた。しゃべれない僕はそう思われてしまう。
「やばい!」と無理やり、路上で笑顔を作った。
そして、ずっと笑顔を続けているとそのうちに、心から楽しくなって、自然に笑顔になりました。そしてまた、笑顔が笑顔を連れて来る。
笑いなさい
笑顔になるような出来事がやってくるから
その病気に感謝
その病気に感謝したことがありましたか? 病気は敵ではありません。
だから大切なご自分の体の中で闘う必要はどこにもありません。
病気とは「あなたの生き方にどこか間違いがありますよ」という神さまからのありがたいメッセージなのです。
病気は、文字通り「気を病む」と書きます。 「気を病む」とは、宇宙の示す方向、すなわち「元の気=元気」に逆行した結果なのです。すなわち病気は自分の御法度の
心から来ます。 ある東京のお医者さんは、肩が痛いと患者が来たら「この肩に感謝しましたか?」と聞くそうです。
感謝は「謝る」という意味もあります。 こんな心を起きて「ごめんなさい」、 「肩さん、たくさん働かせてごめんなさい」 などと、身体におわびして、 神様にご法度の心があったことにおわびするのです。がんさえも闘う必要がどこにもありません。
ある末期ガンの方は1日1000回「ありがとう」と言い続けてたら、半年後完治した例もあります。
病気にかかっても、「ありがとう」を唱えましょう。
感謝の「ありがとう」は「ごめんなさい」を含みます。
ありがとうは宇宙一
どうにもならないことも「ありがとうございます」と言い続けてみて下さい。
たけがそうであったように見えないサポートが必ずあります。
自分の口から発するコトバが人生をつくるのです。
やっぱり「ありがとうございます」は宇宙一いいコトバなのです。
「与えられたことに感謝して受けよ」
普通、苦しい時や病気や困難な時に感謝は出来ませんね。それでも「感謝して受けよ」と言われる。感謝とは「ありがとう」や「ありがとうございます」という波動を発する(言う)ことなのです。
僕も障害を頂きました時、ムリヤリ「ありがとう」と言い続けた。すると、全く新しい道(絵と詩で表現する)を頂きました。(絵を書くことは小学校の図工以来なのに)それ以来、自分の表現で生活しています。よく考えれば、とっても不思議です。
見えない存在がサポートしてくれたみたいです。その見えない存在とは守護神、守護霊、指導霊といわれる善な背後神霊さまの存在です。
世の中、大事故にあっても怪我がなかった人とか、危く難を逃れた人とか、逆にわざわざ災難に遭うために行ったような話がたくさんありますね。
これらが背後神霊さまによるご加護で有無厚薄に係るのです。背後善霊さまがよく加護(まもり)してくださるひとつは、「ありがとうございます」の感謝報恩の心なのです。
それをしたら、見えないサポートがあります。大難が小難になって、小難が無難になります。宇宙最強の言霊「ありがとうございます」を連呼しましょう。
ぜひ習慣にしてみてください。この「ありがとう」の五文字や、「ありがとうございます」の十文字が最強の言霊で、強力な「祝詞(のりと)」なのです。
夢などなくてもいいよ
夢など別になくてもいいよ。
あなたがこの世にいてくれる、それだけですばらしいのです。
夢とか希望とかは非常に前向きなコトバと言われる。僕もそう思った。理想の自分になる為に努力する。 人生の目標を達成するため、生まれてきたと思った。 夢や希望
を持たなければならない。 何事も思いどおりにするために、人の倍、五倍、十倍努力をしなさいと学校で習ってきた。 「もっと、もっと、まだまだ」 「あれが足らん」
「これがほしい」とように・・・・
でも僕はこの障害で気付いた。 夢って、 幸せって、 今、自分がおかれている日常そのものかもと。
普通に話ができることかどれほど幸せか。
普通に歌を聴けることがどれほど幸せか。
普通に手を動くことがどれほど幸せか。
普通に生活ができるがどれほど幸せかと。
すべてありがたくてありがたい。すべて夢のよう。
必要なものは全部頂いているかも、と気づいてしまった。
私はいまのままで十分幸せです。 私はいまが夢のよう。
ありがとう階級
誰かに何かやってもらう時、ありがとうと言うのが初級
嫌なこと、くるしい時、病気さえも、ありがとうと言えるのが中級
何もない普段の生活にも、ありがとうと言い続けられるのが上級
あなたは何級?(^▽^)
出会ってくれてありがとう
出会ってくれてありがとう
関わってくれてありがとう
この無限の宇宙の中であなたに会えてよかった
大切な人に、感謝の気持ちと共に贈ってみてはいかがですか?
幸せ者
大病した者は これ幸せ者でございます
当たり前が どれだけありがたいものだったかと悟ったから心を病む者は これ幸せ者でございます
がんばらない勇気を知ったから
ガンをわずらった者は これ幸せ者でございます
正しい心の持ち方と正しい食事を知ったから
商売を失敗した者は、 これ幸せ者でございます
商売とは人様に喜ばれるものだったと気づいたから
幼い子供が逝った親は これ幸せ者でございます
神に近い魂と一緒に暮らせたのだから
苦難を背負っている者は これ幸せ者でございます
今までの自分が発した悪想念(業)を清算してくれたから絶望を体験した者は、これ幸せ者でございます
この世に乗り越えられない試練はないと知ったから
本当の幸せは、先に、不幸の形でやってくるのでございます。
ゆえにこの世で『不幸』と言われるものはないのであります。
いま、さまざま苦しみ・悩みを背負っている方は、それは、その人自身の魂の修行であります。 魂も磨かねば光らないのであります。いろんな体験を積むのは魂を磨くためのものであります。
人間は体験しなければ判ろうとしないからです。 たけもそうでした
苦しみの中から生まれる体験こそ、これが、魂の向上となり、進化するという神の図いこそ神の大愛であります。 洵に有難いお仕組みでございます。
ありがとうございます
難があるから、「ありがとう」
おかげさまで作家活動5周年
5周年を記念して、「ありがとう」
無口な絵売りたけです。
言葉全般(話す・聞く・書く・読む)に障害を持った私は発病当初、「これからどうして生きていけばいいだろう」と絶望の真っ暗闇にいました。
しかし、私はこの障害に感謝し、「ありがとう」と毎日言い続けました。すると、この障害は私に、言葉の重みと美しさを教えてくれていることに気付きました。
人生、何が幸いになるかわかりません。
意味のない出来事は一つもないと思います。
そして、下手な絵と、自分の文字を描きつづけ、今年で5年が経ちました。
おかげさまで、全国の方々に絵を見ていただける機会を数多くいただいています。
「ありがとう」のパワーを実感した5年でした。
私のテーマである「感謝」の表現、そして、私という人間の存在がどんな形であれ、あなたの心に少しでも残ったならば、本当に嬉しい限りです。
今日あなたとこうして出会えたことに感謝します。
僕は、「日本一無口な絵描き」
たけさんプロフィール
たけさんと一緒に・・・プレマスタッフ大集合♪
それは、職を転々としながらも、ミュージシャンとしての階段を登り始めていた矢先の発病でした。2001年の秋、突然襲われた脳梗塞の後遺症で、聴覚障害に失語症、さらに利き手の右手が麻痺。音楽を聴くこと、ギターを弾くこと、歌を歌うこと・・・自分にとって一番大切だったものが奪われてしまったたけさんは、「もう死んだ方がましだ」という絶望に繰り返し襲われ、命を救ってくれた友人にさえも、「どうしてあのまま死なせてくれなかったんだ!」と心の中で叫ばずににいられなかったといいます。
ところが、数ヶ月後まだ絶望の真っ暗闇にいたたけさんに、突然一筋の光として入り込んできた映像。それは、以前観た北野武監督の「HANA-BI」の中で、半身不随になった警察官が絵を描いていたシーンでした。実際には、ビートたけしが原付事故後に描いたという、その力強い絵を鮮明に思い出したたけさんは、「そうだ、絵を描いてみよう」とスケッチブックに筆を走らせてみました。すると・・・・信じられないことに、利き手ではない左手でスラスラと絵を描くことができるではありませんか。
その時の感動は今も忘れることができません。なにもできなかった自分に、「絵が描ける!!」。嬉しくて嬉しくて、毎日毎日描きました。
さらに、たけさんを救ったもうひとりの存在は、小林正観さんでした。発病前から宇宙と人間のつながりを探求していたたけさんは、正観さんの著書も読んでいたものの、実際に教えを実践するには至っていませんでしたが、病に倒れ、すがるものもないまま、ただひたすら「ありがとう」の言葉を繰り返しました。「難」があるから「有り難う」。困難の時こそ「ありがとう」。最初は言葉ばかりの「ありがとう」が、実践するうちに、その言葉のパワーに触れ、感じ、本当にこころから感謝の気持ちが溢れてくるようになったといいます。
そして今、たけさんは日本一無口な絵描きとして、感謝のこころを絵と詩で表現し、生きているということの素晴らしさ、"有り難さ"を私達に伝えています。京都市内でのストリート販売から、今や全国各地で個展や「日本一無口な」講演会を開くなど大活躍中のたけさんは、とにかく明るくってユーモアいっぱい。そんな生き方に多くの人々が共鳴し、たくさんの元気と勇気をたけさんの描く絵からもらっているのです。
「小さな子どもの頃から、ありがとうのパワーを知ってほしい。だから、小学校や中学校、高校などに無償で講演に行っています」というたけさん。無口なたけさんのメッセージは、絵と詩と、そのこころに乗せられて、大きく大きくどこまでも広がっていくようです。
「たけ」さんが母校の小学校で講演をしてきました。
「たけ」さんの、世界一無口な母校での講演会の原稿をダウンロードの上、ぜひ一度お読み下さい。
たくさんの気づき、たくさんの喜び、たくさんの幸せがそこに詰まっています。(約267KB)
たけさんと妹の感動の闘病日記
【命の鍵】
親友でクリエイティブジュエリー及びシルバーアクセサリーを製作販売する人がいる。彼の家に行ったら、新作の銀の鍵を見せてくれた。「うわぁぁーかっこいい!」これを車やバイクの鍵に加工したらかっこいい銀になる。加藤さんのセンスとアイデアに一目惚れした僕は、その場で注文した。ボロ家の合鍵を渡した。
この合鍵は後で自分の命を救う合鍵になった。
【発病2日前】
苦労した就職活動に末、研修が始まった。ただし、木金は休み。月曜日から正式登社になった。体がしんどい。
【発病1日前】
会社の研修の中身を家で自習。なぜか集中できない。ボロ家の風呂が壊れた。明日に大阪ガスの人が来る。
夜、エボニーで「かめ」とミーティング。この頃「たけかめ」が調子がよい。日曜日には上田正樹の前座だ。明日の金は、ミューズホールの責任者にワンマンライブの会議する予定だ。
「かめ」と別れ、風呂へ行く。後、四川ラーメンを食べた。明日は夜に「かめ」と会議だけ。ゆっくり寝よう。マネージャーの「りえ」と電話で報告する。でも、なぜかろれつが回らない。なぜ?
1階のこたつで寝る・・・・・
【発病の日】
体の異常で起きる・・・・
「何じゃ!?これ!!」
パンツに中で大量のうんこ!うんこ!
体の内の排泄物がすべて出たようだ。(汚い話でごめんね)
しゃれにならんな。しゃーない。
とにかく風呂へと思った。「よっこいしょ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「何じゃ!?これ!!」起きられない。右半身で鉛みたいだ。
立ろ上がろうと試みたが、バタバタ 暴れるから、うんこが畳に落ちた。
「何でやろう?」
途方に暮れたが、這って浴室に行った。眠い・・「しまった!お湯出ない」しょうやないから、寝ながら冷たい水を浴びた。
部屋に帰った。ボーとする。眠い・・とにかく落ち着こうと思った。タバコに火をつけた。
この1本が高校以来長い喫煙生活の最後になった。眠い・・
時計を見たら7時。
大好きなダウンダウンの「ごっついええ感じ」の時間だ。ビテオに撮ろうと思ったが、チャンネルが変えられない。テレビは「ドラえもん」が映るだけ。
「かめ」と約束が気になるけど、汚い部屋が気になるけど、とにかく今は眠い
意識が薄れる・・・・・・・・・
【命の鍵II】
加藤さんが玄関から入ってくるのが見えた。
何で入れたんやろう?そうか、合カギを渡してた。
「たけちゃん、救急車よぼか?」と言った気がする。救急車って、大げさなヤツやなぁと思った。
救命士が着く。話合ってけど、全く聞こえない。それも声も出ない。なぜ?
救急車に乗る。意識が薄れる・・・
病院に着いたらしい。美人の先生の顔を見る事ができた。
僕のベットの中心に慌ただしい、忙しいようだ。シャツ、パンツをバサバサとはさみで破っていた。すっぽんぽんで恥ずかしい。
誰かなんぞはかしてくれっと思ったら、「オムツ」をはかしてくれた。「ノー!オムツも恥ずかしい」 意識が薄れる・・・
【ここはどこ?】
病室いるみたいだ。「ここはどこ?」
妹が泣いているのを見た。大げさなヤツやなぁ。
「あれ?」見渡すと友達が泣いているヤツもいる。
特にクールな横田さんが泣くのが見て
「もしかしたら・・・もしかしたら・・・俺・・・死ぬかも・・・やばいの?」
皆は泣くけど、とにかく、眠い・・・意識薄れる・・・
【自覚】
やっと、おれは声が出ない、耳が聞こえないと自覚した。
「どうした?俺は・・病気の一時のショックだろ?」
筆談が始められた。相手の言った事は理解できたが、自分の言いたい事が書けない。
「あいうえお」も書けない。忘れた。「どうした?俺は・・アホになったの?」
鏡を見て、またショック。顔半分がまひしている。まるでバイク事故後のビートたけしの顔のようだ・・
【厳しい現実】
コミニケーションは何とか筆談できる。
病気を説明された・・・
「脳梗塞!?何ケ月も入院!?リハビリ!?」厳しい現実を聞いて、声を上げて泣いてしまった。
「片手片足でオシで聾で生きるより死ぬ方がましだ。
家族に迷惑をかけるだけ。死ぬ方がましだ」
・・・・・・
34歳で俺の人生は終わった・・・
これ以上生きたとしても、いい事が何ひとつないだろ・・・
繰り返し深い絶望が襲った・・・・・
【絶望】
失したものを数えてばかりだけ。
音楽を聞く耳、歌を歌う声、ギターを弾く右手、詩を考える言葉、俺にとってめちゃ大事なものをわざわざ選んで持って行ってしまったみたい。
毎日仲間がたくさん来てくれるが、やっぱりつらい。助かったことを後悔した。
命の恩人のかと-さんに「どうして救ったんだ!このまま 厳しい現実を知らないまま、眠るように死んでいきたかったのに・・・」
【苦しい時こそ感謝せよ】
僕の考えの中に、「宇宙学」という教えがあります。この宇宙学の教えをいつも心に置いていました。
その教えの中に「苦しい時こそ感謝せよ」という言葉があります。
が、発病した時は、さすがに思えませんでした。
「何を感謝しろというのだろう?命が助った事か?はいはい確かに命が助った。
が、それに代わる大きな障害が残った。どこに感謝しろというのだろう?
「これからどう生きたらいいのやろ?」尿道のチョ-ブが取れて、おむつが取れたが、まだ心の中は絶望。
そんな中で自分の足で立つ事が出来た。すらすらと歩く事ができた。トイレで自分の足で用をたせた時は嬉しかった。
聴力は「あすは聞こえるやろ」「今日はダメだった」「明日こそ聞こえるやろ」毎日そんな気持ちの連続。
ヘッドホンを耳に付け、寂しそうに首を振る姿に家族は心を痛めている様子でした・・・
【たけさんの妹が書いた闘病日記より】
2001年10月13日
始まりは突然でした。
仕事中の私の携帯に友人・加藤さんからの電話。
『たけちゃんが倒れた。脳梗塞、すぐ来て!』
20001年10月14日
お兄ちゃんは紙に”朝”と言う字を書きました。明日から会社の研修が始まる予定だったので気にしています。本当に残念です。
『悔しい、悔しい!悔しい!!』
2001年10月16日
お兄ちゃんは”宇宙の神様”を信じていました。
『強く 正しく 明るく 我を折り、宜しからぬ欲を捨て 皆仲良く 相和して感謝の生活をなせ』
いつもこの言葉を心に置き、実行していました。病気になった今も感謝しているのでしょうか?
2001年10月18日
耳がやっぱり聞こえないらしく、検査の結果、耳の神経に異常はないが脳に伝達する所で止まってしまっているとの事。お兄ちゃんは音楽を愛するロックンローラー(自称)。音のない世界なんて!!頑張れ脳細胞!!
2001年10月19日
足の方は大分しっかりしてきました。ベッドの上でバタバタと暴れる様に運動しています。しゃべれないので、伝えたい事は紙に書くのですが、ひらがなが思い出しにくいのか、丸いので書きにくいのか漢字や英単語が多いです。
何を書いているのか解らない字がほとんどですが・・・。
2001年10月20日
晩10時頃、点滴部から出血。シーツ、パジャマが血だらけになりました。二人で顔を見合わせ「ビックリしたねー」と大笑い。
この時、初めて家族だけの前で声を出して笑ってくれました。いつものお兄ちゃんです。
2001年10月21日
病院にずっと居て看護婦さんの仕事の大変さ、有難さが良く分かりました。
特にこの病院は、先生、看護婦さん、皆とても優しく、そして若くて美人です。お兄ちゃんは無意識の内にこの病院を選んだのかも。
とにかく感謝、感謝です。
2001年10月22日
昨夜は”音のない世界”ってどんなの?とテレビの音を消してみました。一生懸命想像してみたら何となく分かる気がしました。
お兄ちゃんは父に、顔のマッサージをしてもらいながら涙を溢しました。申し訳ない気持ちで一杯だったんだと思います。
私も父の後姿とお兄ちゃんの涙を見て、涙が溢れ出てきました。ちょっぴり切ない夜でした。
2001年10月23日
リハビリが待ち遠しくて、言語療法の先生が約束の時間に少し遅れると、紙に先生の名前と時間を書いて見せます。母は先生の名前すら覚えていなかったのに...。”治したい”と言う想いが本当に強いです。
2001年10月24日
脳細胞というのは、一度破壊されると再生しないと云われていますが、最近ではそうではないと言う説もある。脳外科の先生でも分からない事が多く、いわゆる奇跡が存在する世界だとの事。
どうかどうかお兄ちゃんの身に奇跡が訪れますよう、強く、強く祈ります。
2001年10月25日
お兄ちゃんはノートに”お母さん あいうえお”と書きました。”ありがとう”と書きたかったみたいです。”お母さん あいうえお”いい言葉だなぁ。
2001年10月27日
同室の方が言って下さいました。『神様は見捨てません。皆に平等にチャンスは来るから。絶対に来るから大丈夫です。』
2001年10月28日
来て下さった方をエレベーターまで見送るのがお兄ちゃんの仕事のようで、調子にのってスキップしてみせたりします。
ただ話し声が聞こえないので、時々寂しそうな表情をします。そんな顔を見るのは切ないです。
2001年10月29日
今日、母が徳島に帰りました。入院した日からずっと兄に付き添い、絶望から希望へと自らを導いた母に脱帽です。お疲れ様、ありがとう。
2001年11月2日
お兄ちゃんは失語のことをずっと心配しています。
忘れたものは、また思い出せばいい。思い出せないものは、また覚えればいい。私は思っています。
2001年11月3日
お見舞いに頂いたお花が、すごく長持ちしてて、兄を励ましてくれています。
入院して7日目に頂いたお花の枝から新芽が出てきました。寒い季節の切花なのにちょっと感動です。
それは兄の生命力にもつながるようで、嬉しくてしばらくながめていました。いつもと違う環境の中で、小さな生命がすごく愛しく思える日々です。
2001年11月4日
お見舞の人達をエレベータまで見送る時に今まで左手で握手していたのが右手に変りました。皆に握手をしてもらってパワーを頂いています。
私もこの年になって、こんなに堂々とお兄ちゃんの手を握れるとは思っていなかったです。今のうちにいっぱい触っておきましょう。
2001年11月5日
手話で「ありがとう」を覚えました。何回も何回も「ありがとう」と言ってくれました。
騙されるな
個展で、実演したら、よく「たけさんの一番好きな詩を書いて」と言われる。
そんな時は、「ありがとう」と書きますが、ほんまに一番好きな詩がこれなのだ。
(たけさんのある日の日記より)
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人は何か一つくらい誇れるものをもっている
何でもいい、それを見つけなさい
勉強が駄目だったら、運動がある
両方駄目だったら、君には優しさがある
夢をもて、目的をもて、やればできる
・
・
こんな言葉に騙されるな
・
・
何も無くていいんだ
人は生まれて、生きて、死ぬ
これだけでたいしたもんだ
byビートたけし
◎【出典】「僕は馬鹿になった。―ビートたけし詩集」ビートたけし著(祥伝社)
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うん。真理でしょう。
12年前、おいら宇宙学を知って、京都の鞍馬にいろいろ教えてくれる老夫婦に会った。
未だ心の師匠やけど、当時、納得できないこと(教え?)があった。
「夢とか希望とか持つことはあんまりいいことじゃない」と老夫婦から言われた。
当時のおいらは、すごく反抗した。
「いや、それはちょっと違う。人は、理想の自分、生活になる為に努力する。
人生の目標を達成するため、生まれてきた」と思った。
夢や希望を持たなければならない。
何事も思いどおりするために、人の倍、五倍、十倍努力をしなさいと学校で習ってきた。
「もっと、もっと、まだまだ」
「あれが足らん」
「これがほしい」とように・・・・
この12年間、いろいろあったが、最大な出来事は、障害者になったことだろうね。
一見したら不幸な出来事だった。本人の僕もそう思った。
小便はチューブ、大便はオムツの中、排泄は人任せ、食事は鼻からチューブ。
ベッドの上でぶざまな姿を見せるだけ。出来ないことの多さに人生終ったと絶望した。
・・・・・
今は、障害は残ったけど、元気にしてる。
当時は食事は鼻からチューブだったし、今、おいしいものを食べれるって夢のよう。
当時はオムツだったし、今の、自分で歩いて、トイレでうんこ出来るって夢のよう。
当時は車いすだったし、今の、車を乗って全国に行けるって夢のよう。
当時は仕事なく、住んでるところもなく、人生が終ったと思ったし、
今の、自分の表現で生活出来るって夢のよう。
おいらはこの障害で気付いた。
夢って、
幸せって、
今、自分がおかれている日常そのものかもと。
そんな状態で、また、「夢、希望ない」と言う人が現した。
宇宙に法則をわかりやすく教えてくれる小林正観さんだ。
今なら小林正観さんが言う「夢、希望ない」をよくわかる。
普通に話ができることかどれほど幸せか。
普通に歌を聴けることがどれほど幸せか。
普通に手を動くことがどれほど幸せか。
普通に生活ができるがどれほど幸せかと。
すべてありがたくてありがたい。すべて夢のよう。
必要なものは全部頂いているかも、と気づいてしまった。
私はいまのままで十分幸せです。
私は今が夢のよう。
夢をもて、目的をもて、やればできる
・
・
こんな言葉に騙されるな
・
・
何も無くていいんだ
人は生まれて、生きて、死ぬ
これだけでたいしたもんだ
「たけ」さんにもらったもの
たけさんとのご縁
大切なことに気づいた
山下です。今回私は、たけさんにお会いすることができたおかげで、
たくさんの大切なことに気づくことができました。
それらはすべて、元々自分の中に備わっていたもので
ただ、今までその存在に心を配ることがなかったものです。
たくさんの愛情、たくさんの感謝の気持ち
勇気、決意
たくさんの、幸せの原形
そしてもうひとつ・・・、「気づく」という能力の存在に、気づきました。
気づくとは、どういうことか。
なんて、正直あまり深く考えたこともなかったのですが、
せいぜい、「今まで知らなかったことに気がつくこと」程度に思っていたので、
自分の外側にある物事の存在を認識して
新たに自分のものとして内側に取り込むこと
的な感覚で言葉を捉えていたように思います。
でも、たけさんに会って、考えるようになりました。
気づくとは、もっともっと内的なもので、
もっともっと、神聖なものであるということ。
自分自身が、覚醒していく能力。
気づくって、すごいことです。
そして、それは誰もが持っている能力なのです。
「気づき」
それがもたらすものに価値があるのではなく、今は、そのものにとんでもない価値を感じます。
気づきの瞬間をイメージするだけで呼吸が深く長くなっていきます。
気づくという能力があるかぎり、人は進化し続ける。
本来の私たちのあるべき未来の姿へ・・・。
経営戦略室 山下喜代己
「たけ」さんの壁画がショールームにお目見え!
「お客様に商品を実際にご覧いただいたり、試していただけたらいいなぁ」
来てくださった方がほっこりとくつろぎ、心から笑顔になっていただける、そんな楽しい空間があればいいなぁ・・・と長年夢みていたことが、ようやく実現しました!
はじめは何にもないがらんとした空間。
そこに立って、たくさんの方がワイワイがやがやと楽しく集っている様子をイメージしたときに、ふっと「たけさん」のことが頭に浮かびました。
たけさんは、34歳という若さで脳梗塞に倒れ、その病はたけさんの体に失語症と言語障害、聴覚障害、右手麻痺という重い後遺症を残しました。
後遺症を残しながらも、残った左手を使って絵と詩で表現することを始めたたけさん。
障害を受け入れ感謝の気持ちを持つことで絶望の淵から立ち上がり、今では多くの方に勇気と「ありがとう」のパワーを伝えている「日本一無口な絵描き」さんです。
超大作!
無限の宇宙プレマオリジナルバージョン(^^)
たけさんの作品の中にある、「この無限の宇宙の中であなたに会えてよかった」
そう、ここにお越しいただいたみなさまに私がお伝えしたいこと!
無限の宇宙プレマオリジナルバージョン
超大作!無限の宇宙プレマオリジナルバージョン(^^)
さっそくたけさんに依頼し、特注サイズの大きな大きな絵を描いていただきました(^^)v
ここでしか見られない、たけさんの超特大サイズの原画です。
京都にお越しの際には是非足をお運びください!
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ちなみに、太秦広隆寺駅構内にある弊社本社では・・・
古都京都に残る唯一の路面電車(京福電鉄)は、「嵐電(らんでん)」という愛称で呼ばれ、庶民の足として活躍しています。また、沿線には見所がたくさんあり、レトロでモダンな車両は観光シーズンになると終日満員になるほど人気があります。
そんな嵐電の「太秦広隆寺」駅構内がプレマ発祥の地。現在は、弊社の事務スペースとなっているのですが、ここにたけさんのメッセージがあれば、車窓から楽しんでいただけるのでは?ということで、シャッターにも描いていただきました。
電車で行き交うみなさまに、たけさんのあったか~いメッセージが届きますように。
おーい
おつかれさま
今日も一日
がんばったね
あなたのその姿
よくわかってるから
でもねあせらなくて
あなたが元気なら
それだけでいいんです
経営戦略室 河原佳子